2009年04月17日

医学部での臨床実習を1500時間行うことを義務化する。

臨床実習1500時間義務化、在学中に実施…文科省検討会合意

 医学教育のあり方を検討している文部科学省の専門家検討会(座長・荒川正昭新潟大名誉教授)は13日、医学部在学中の「臨床実習」について、1500時間以上行うことを義務づける方向で大筋合意した。

 医師不足の一因になったとされる卒後の臨床研修は事実上、半分に短縮される形になったが、同研修で行われてきた基礎的な部分を卒前研修に組み込むことを狙ったという。同省は今後、大学設置基準の見直しなどを行い、新たな臨床研修制度と同様に2010年度スタートを目指す。

 臨床実習は、医学部5年目から始まるが、全国医学部長病院長会議の07年度の調査では、2250時間以上行っている大学が7大学ある一方、1500時間に満たない大学が27大学あるなど、大学によってばらつきがあった。特に、6年目は医師国家試験の受験対策に追われ、実習そのものが形骸化していると指摘されてきた。

 見直し案は、臨床実習の時間を増やすほか、内科や外科などの診療科目の実習を充実させ、実習終了時の到達目標を明確にする。

 また、臨床研修制度で必修から選択必修になる小児科や産婦人科などの分野についても在学中から体系的に学ぶこととし、卒業までに医師としての総合診療力を身に着けさせることを目指すとしている。

 一方、臨床実習に入る前に知識の習熟度を測る「共用試験」については、統一的な合格基準を設け、学生の質を担保する。



 卒前にいくら実習しても、卒後の研修とは全く別ものですからねぇ。。。

 とはいえやはり実習をやってみてわかることも、かなりありますからね。大学病院の外来に行ったり、入院したりすると、学生がいることがあります。医の道は教育が柱という面もあるので、大学病院は教育の場の1つでもあるのです。

 彼らは一生懸命に学ぼうとしています。臨床の場でふざける生徒というのはほぼ皆無です。患者さんから多くのことを学ばせてもらい、その実習内容がきっかけで今まで全く考えていなかった道へ進むということもしばしばあります。

 1500時間程度でしたらどこの大学も・・・って案外達成していないんですね。いやでもそれは「1日7,8時間」みたいな規定に則った報告をしてるからではないでしょうか。どこの大学でも手術と重なれば12時間を越える実習を行うでしょうし。

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posted by さじ at 00:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大学
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