2013年08月13日

減胎手術を施行し、発表した医師に拍手を。

減胎手術の半数は08年以降…長野の産科医  主に不妊治療による双子や三つ子の多胎妊娠で、異常のある胎児を選んだ減胎手術を行ったことがわかった諏訪マタニティークリニック(長野県下諏訪町)の根津八紘院長は8日、大分県別府市で開かれた日本受精着床学会で、実施例の詳細を発表した。  胎児の異常を理由に行った36件のうち18件(半数)が、日本産科婦人科学会(日産婦)が、体外受精での多胎予防を強化した2008年以降の5年間に行われていた。  超音波検査などの出生前診断の..
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2012年12月19日

ダウン症出生前検査、何故か35歳以上に限定される。

「体制整った施設に限定を」ダウン症検査で指針案  胎児がダウン症かどうか高い精度で分かる新たな出生前検査について、日本産科婦人科学会は、「カウンセリングの体制が整った限られた施設にとどめるべき」とする指針案をまとめました。  新たな検査は、妊婦の血液から胎児のダウン症など染色体の異常が高い精度で分かるもので、アメリカではすでに実施されています。日本産科婦人科学会は15日、この検査に関する指針案を取りまとめました。  日本産科婦人科学会・小西郁生理事長:「本検..
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2012年10月10日

出生前の親子鑑定診断ビジネスが日本でも広がっている。

出生前、血液で父子判定 国内2業者、1年で150件  妊娠中に母親の血液中に含まれる胎児のDNAを調べ、父親を特定する親子鑑定の出生前診断ビジネスが、日本でも始まった。母親と、父親と考えられる男性の血液を調べれば、父親かどうか、10日間で99%以上の確率で分かるという。手軽な検査で中絶につながれば、倫理的に問題があるとして、日本産科婦人科学会は会員が原則として協力しないよう指針を改定する。  この鑑定ビジネスは米国の検査会社が昨夏から始めた。日本では東京と沖縄の2..
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2012年07月15日

不妊の原因の半分は、卵子の老化による。

不妊原因「卵子の老化」が約半数  多くの夫婦が不妊に悩む原因や背景を探るため、NHKが全国の専門医療機関に調査を行ったところ、女性が年を重ねる とともに妊娠しづらくなる、「卵子の老化」に原因がある患者の割合が半数近くに上ることが、初めて明らかになりました。  専門家は「卵子の老化が知られていないことが、不妊に悩む夫婦の増加に拍車をかけている」と指摘しています。 不妊の検査や治療を受けた夫婦は6組に1組に上り、より高度な不妊治療である体外受精の件数は年間で21万..
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2012年01月09日

産婦人科の医師数、久々の増加へ。負の連鎖、断ち切れるか。

産婦人科・産科の医師「増加に転じた」−厚労省・三師調査  厚生労働省は6日、2010年医師・歯科医師・薬剤師調査(三師調査)の結果を公表した。それによると、産婦人科・産科の医師数は10年末現在1万652人で、08年の前回調査から2.5%(263人)の増。医師不足が特に指摘される産婦人科・産科だが、前回の3.1%増に続き微増となったことで、厚労省は「増加傾向に転じた」との見方を示し、「診療報酬や補助金などによる医師不足対策の効果が出ているのではないか」とした。  医..
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2011年08月29日

入院中のお見舞いで持ってこられて迷惑だった物まとめ

 以前、入院中、お見舞いに持ってきてほしい物をまとめたところ、かなりのアクセス数がありました(今でも結構あります。毎日100人ぐらい見ていただいているようで)  検索ワードでも、「入院 お見舞い」などのように、何を持っていくのがベターか調べられている方が多いようです。  そこで、今回は「入院中のお見舞いで持ってこられて迷惑だったもの」をリストアップしてみました。  まぁ普通に考えれば持ってこないだろうというものばかりですけれど、中には「なるほどそういう理由で..
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2011年08月15日

入院中の男性看護師との思い出について語ろう

 男性看護師。  おそらく世間の人にとってみたら、奇異な存在としてうつるのでしょう。  ですが近年は全く珍しい存在ではなく、むしろなくてはならない存在です。  病院の中において、医療従事者の立場からみれば、男性看護師がいることで円滑に仕事が進む部分があるのを数多く感じます。  少し前まではただの力仕事頼みだったかもしれませんが、今は違う。  それでは、  実際に入院した人は、男性看護師についてどう思っているのでしょう。 男性看..
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2011年05月12日

どうしたら当直明けの勤務がなくなるのか。偉い人たちで議論してみた。

医師の長時間勤務、交代制の評価で解決可能か 実態調査の実施へ、「診療報酬での対応は限界」との指摘も  厚生労働省の中央社会保険医療協議会総会が3月2日に開催され、「病院医療従事者の負担軽減(その1)」について議論した。  中でも重点課題として上がったのが、長時間連続勤務への対応。同省保険局医療課長の鈴木康裕氏は、各種調査などを基に、勤務医の長時間労働や当直明けの勤務などが問題になっている現状を紹介、特に産婦人科、救急、外科などで厳しい状況が続いているとした。その上..
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2011年05月03日

東日本大震災、被災地の妊婦について神戸大病院医師に聞く。

災地の妊産婦は 派遣の神戸大病院医師に聞く   東日本大震災で被害が大きかった宮城県石巻市で、神戸大医 学部付属病院産科婦人科(神戸市中央区)の医師2人が妊産婦らを支援した。石巻市ではすべての産婦人科医院が被災し、石巻赤十字病院に妊産婦が集中。同病院で診療や手術に当たった2人は「家を失ったことなどが影響して、入院中の産婦が体調を崩すこともあった」と活動を振り返った。  石巻市では4カ所ある産婦人科医院がいずれも被災し、派遣時はうち1カ所がようやく外来や分娩を再開。..
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2011年04月27日

日本産婦人科学会、性同一性障害の子供、嫡出子と認められず。

性同一性障害  日本産科婦人科学会は26日、性同一性障害のため女性から男性に戸籍上の性別を変えたうえで結婚した人に対しては、第三者の精子を使って妻との間に子供をもうける「非配偶者間人工授精」の際、嫡出子と認められないことを説明するなど、重な対応を求める通知を発表した。  兵庫県宍粟市で2009年11月に生まれた男児が、「父親が戸籍上は男性でも生物学的に女性」だとして、嫡出子と認められなかった。法務省も「嫡出子とは認められない」との見解を示したため、同学会が会員への..
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2011年04月26日

三つ子の出産割合、6倍に。体外受精の影響か。

多胎児の出生割合  三つ子の国内での出生比率は約40年前の約6倍、双子は約2倍とそれぞれ大幅に高まっていることが、南山大学の尾崎俊治教授(信頼性工学)らの研究でわかった。体外受精や排卵誘発剤など生殖補助医療による妊娠が増えたためと考えられるという。  尾崎教授によると、1968年では出生数全体に対する双子の割合は1.09%、三つ子は0.0106%。ところが2005年になると、双子が2.21%と約2倍、三つ子は0.061%で約6倍に増えていた。  双子などの出..
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2011年04月20日

妊婦の超音波検査は遺伝学的検査になりうると産婦人科学会が認定

妊婦エコーは遺伝学的検査 学会、慎重な扱い求め指針案  日本産科婦人科学会は23日までに、胎児が順調に育っているかを調べる妊婦の超音波検査(エコー)は、出生前に胎児の病気や異常を把握する「遺伝学的検査」になりうるとして、検査結果の慎重な取り扱いを求める倫理指針改定案をまとめた。4月の総会で正式決定する。  超音波検査では胎児が入っている胎のうや心拍の様子などをみるが、奇形などが偶然見つかって染色体異常が疑われる場合があり、遺伝学的検査にもなるとしている。  ..
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2010年08月02日

手術の醍醐味を伝える、金沢大学病院の手術体験会

醍醐味 伝えたい 金大病院の手術体験会  「子どもたちに、医療の素晴らしさを実感してもらいたい」−。七月二十六日に金沢大病院で開かれた子ども手術体験学習会。医師不足、偏在が社会問題となる中、企画した同病院心肺・総合外科の渡辺剛教授は「医師自ら小中学生に手術現場を伝えることで、志を持って医療の世界に入ってくる若者を増やしたい」と話す。後進の育成へ、医師側からの発信も注目されている。  電気メスや超音波メス、自動縫合器を実際に使ったり、内視鏡手術をテレビモニター上で疑..
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2010年06月13日

子宮頚がんと子宮体がんを区別して理解しよう

「子宮がんと呼ばないで」 頸がんと体がん、区別要望  子宮頸がんと子宮体がんの総称に使われる「子宮がん」について、日本産科婦人科学会(理事長=吉村泰典・慶応大教授)は12日、この呼称の廃止を求める要望書を長妻昭厚生労働相に提出することを決めた。頸がんと体がんはまったく違う病気として扱うべきだという。  子宮頸がんは子宮の入り口に生じ、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染から引き起こされる。子宮体がんは、胎児が育つ子宮内膜のがんで女性ホルモンのバランスの崩れが原..
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2010年03月02日

奈良妊婦搬送死亡事件で、産科救急の充実が求められる

奈良・妊婦転送死亡:賠償訴訟 「救急充実願う」大阪地裁判決言及   奈良県大淀町立大淀病院で06年8月、同県五條市の高崎実香さん(当時32歳)が分娩中に意識不明となり、19病院に受け入れを断られた末、転送先で死亡した問題を巡り、遺族が町と産科医に約8800万円の賠償を求めた訴訟の判決が1日、大阪地裁であった。大島真一裁判長(島村雅之裁判長代読)は遺族の請求を棄却した。しかし、3時間以上も転送を待たされた経緯に触れ「産科救急医療の充実を願う」と付言した。  原告は、..
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2010年01月13日

栃木県で産婦人科、小児科を目指す医学生に奨学金制度。

県の医学生修学資金貸与 5人程度募集  県保健福祉部は、医学生を対象にした修学資金貸与の募集を始めた。医師不足や地域偏在などが問題となっている産科や小児科の医師確保対策で、今回で3回目。昨年は募集枠10人に対し貸与決定者は7人にとどまったため、今回は実績を踏まえ「5人程度」の募集とした。  応募対象者は産科医か小児科医を目指す医学生、または医大合格者。新入生の場合は入学金100万円、ほかに授業料など月25万円が貸与される。大学卒業後は県内で初期臨床研修を行うほか..
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2009年12月26日

産婦人科医、10年ぶりに増加の傾向に。

産婦人科医10年ぶり増…研修制度見直し効果  全国の産科・産婦人科の医師数が昨年、10年ぶりに増加に転じたことが17日、厚生労働省の2年に1度の調査でわかった。訴訟リスクや過酷な勤務条件による医師の産科離れが指摘されているが、厚労省は「臨床研修制度の見直しなどで、新人医師が産科・産婦人科を選ぶ割合が増えている」としている。  調査によると、2008年末の産科・産婦人科の医師数は1万389人で、前回調査(06年末)の1万74人から315人(約3%)増えた。しかし10..
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2009年12月18日

出産後の入院期間の短縮でベッド数不足を改善する

産後の入院短縮 広がる  出産後の入院期間を、現行の1週間前後から3〜6日に短縮する取り組みが広がっている。東京の日本赤十字社医療センターでも、来年1月から早期退院制度を導入。出産を扱う医療機関が不足する中、「お産難民」の解消策として期待される。  横浜市の主婦山田満希子さん(35)は10月末、同市の神奈川県立汐見台病院で次男を出産した。入院日数は、出産した日を含めて4日。長男(3)を同病院で出産した際は7日入院したが、今回は、2007年7月に同病院が導入した早..
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2009年11月21日

海堂尊原作「ジーン・ワルツ」が映画化。菅野美穂が主演

菅野美穂、美ぼうの産婦人科医に!医療界のタブーにメス!  大ベストセラー「チーム・バチスタの栄光」「ジェネラル・ルージュの凱旋」の作家、海堂尊原作の「ジーン・ワルツ」が菅野美穂を主演に迎え映画化されることがわかった。現代の日本医療が抱える問題を生んだ体制(システム)に、反旗を翻す女性医師が主人公の医療ドラマだ。  「Tomorrow〜陽はまたのぼる〜」「働きマン」など、最近ではさまざまな働く女性役で視聴者を魅了してきた菅野美穂が演じる。現代医療の問題と矛盾が噴出す..
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2009年11月19日

診療報酬の底上げに対しての見解。

診療報酬の全体的な底上げを−TKC指標基に日医が見解  日本医師会は11月18日の定例記者会見で、TKC全国会がまとめた「TKC医業経営指標(M−BAST)」に基づく動態分析結果を示し、病院、診療所共に保険診療収益が微増にすぎなかったなどと指摘した。その上で、その原因である受診日数減少などを踏まえた診療報酬の検討や全体的な底上げが必要との考えを示した。  日医が公表したデータによると、昨年度の医業収益は前年と比べ病院で1.7%増、診療所で1.1%増。このうち保険診..
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2009年11月17日

不育症でも専門外来を使えば8割以上が出産できていた。

「不育症」治療で8割出産できた 厚労省研究  妊娠した女性の4割が流産の経験があり、流産を繰り返す不育症も16人に1人の割合でいることが、厚生労働省研究班による初の実態調査でわかった。不育症の女性の4割は強い心のストレスを抱えていた。一方、専門外来で検査、治療した人のうち8割以上が無事、出産できていた。研究班は夫婦だけで悩まずに専門医を受診するよう呼びかけている。  研究班には、富山大、名古屋市大、慶応大などが参加。発生頻度は、名古屋市大の杉浦真弓教授らが調べた..
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2009年10月18日

子宮頚がんワクチンを11〜14歳に優先的に接種か。

子宮頸がんワクチン、11〜14歳へ優先接種を 産婦人科学会提言  日本産科婦人科学会(吉村泰典理事長)などは16日、同日に正式承認された子宮頸がんワクチンについて、11〜14歳女子への接種を優先し、その接種費用は公的負担すべきだとの提言を発表した。ワクチン接種で子宮頸がんの発生は7割以上減り、接種費用を負担しても医療費の抑制になるとしている。  提言は日産婦のほか、日本小児科学会(横田俊平会長)と日本婦人科腫瘍学会(稲葉憲之理事長)も参加した。  子宮頸..
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2009年09月28日

子宮頚がんワクチン、日本でも承認へ。

子宮頸がんワクチン承認へ 接種年齢、費用負担など課題も  国内で年間約3500人の女性の死因となっている子宮頸がんを予防するワクチンが、29日に開かれる厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の薬事分科会で承認される見通しとなった。頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)が原因。感染前のワクチン接種によって、頸がんの原因の約7割を占めるHPVの感染予防が期待できる。女性にとっては朗報であると同時に、接種開始年齢や費用など解決すべき課題も多い。  子宮頸がんは世界で年間約5..
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2009年09月19日

新型インフルエンザにおける妊婦さんの対応。

新型インフルエンザ 妊婦は? 免疫低下し重症化も  妊婦は新型インフルエンザに感染・発症しやすく、重症化もしやすい。出産を迎えるまでの期間、予防や感染拡大防止に注意点がある。医療機関側も妊婦の出産時の対応策をまとめ、受け入れ準備を進めている。   「急な発熱やのどの痛み、せき、頭痛など新型インフルエンザの症状に十分注意してください」  東京都練馬区の豊玉保健相談所で開かれた妊婦対象の「母親学級」。全国的に感染が広がった九月初旬、当初予定していた妊婦体操に加え..
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2009年09月13日

上地雄輔が医師役のドラマ「ギネ〜産婦人科の女たち〜」

上地雄輔、医師役挑戦「必死に勉強中」  俳優、上地雄輔(30)が10月14日スタートの日本テレビ系「ギネ〜産婦人科の女たち〜」(水曜後10・0)で医師役に初挑戦することが8日、分かった。主演の藤原紀香(38)演じる指導担当医から冷たく手解きを受ける、優秀だが生意気な大学病院勤務の新人産科医役。  上地は「専門用語が多いセリフを理解しないと説得力がないので、必死に勉強してます」とおバカキャラを返上。「命をあずかる役なので無責任ではいられない」と役作りで金髪から黒く..
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2009年09月08日

聖隷三方原病院で静岡県内初の院内助産所を開設する。

聖隷三方原病院で県内初の院内助産所 医師の負担も軽減  病院内に助産所を設ける画期的な取り組みが、浜松市北区の聖隷三方原病院を皮切りに静岡県内でも始まっている。分娩を仕切るのは、産科医ではなく助産師。役割分担で医師の負担を軽減し、妊婦には家庭的な出産環境を提供できる。いざとなれば医師が駆け付けるため、安心感も強く、お産の選択肢が広がった。  「初めてのお産だから、機械に囲まれた分娩室より、畳の上がよかった」。8月5日、同病院の院内助産所「たんぽぽ」が3月に開所して..
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2009年05月27日

神奈川県助産師会立の助産院「とわ助産院」が開院する。

産科医不足に助産師会立ち上がる 来月、鶴見区に助産院開院  産科医不足が深刻化する中、神奈川県助産師会立の助産院「とわ助産院」(横浜市鶴見区、山本年映院長)が6月1日に開院する。助産師会による助産院は全国的にも極めてまれといい、周産期医療の厳しい現状を打開する切り札の一つとなるか注目される。  「昭和30年ごろまでは自宅出産が主流で助産師会も地域で大きな役割を果たしていた。バトンを受けた私たちは、次代の助産師につないでいく役割があると認識している」−。同会の山本..
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2009年05月27日

日本でも第三者機関が医師の配置を行うようになるかも

医師配置、新機関で…厚労省研究班が提言  医師不足や地域、診療科による偏在を解消するための抜本対策として、医師の計画配置がクローズアップされている。  多くの先進国が何らかの計画的な医師配置策を取っているなか、厚生労働省研究班(班長=土屋了介・国立がんセンター中央病院院長)もこのほど、日本でも第三者機関が診療科ごとの専門医数などを定める計画的な医師養成を行うべきだとの提言を打ち出し、さらに論議が高まりそうだ。  厚労省研究班は、舛添厚労相の諮問機関である「安..
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2009年05月20日

早発閉経の新治療法を聖マリアンナ医科大学が開発する。

早発閉経に新治療法 妊娠例も、聖マリ大など  通常より若い年齢で卵巣が機能しなくなる「早発閉経」の女性の卵子を発育させる新たな治療法を、聖マリアンナ医大の石塚文平教授(不妊内分泌学)とIVFなんばクリニック(大阪市)の森本義晴院長らのチームが開発し、患者19人中5人(26%)で体外受精卵ができたと、同教授が12日明らかにした。うち30代半ばの1人は、妊娠4カ月を迎えた。  患者は全員が早発閉経の診断から4年以上経過。こうした患者で卵子採取や受精にこぎ着けたのは非..
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2009年04月03日

医師を全国に適正配置する第三者機関をつくる。

医師配置に第三者機関を  地域や診療科の医師不足問題について、厚生労働省「医療における安心・希望確保のための専門医・家庭医のあり方に関する研究班」(班長=土屋了介・国立がんセンター中央病院院長)は、医師を適正配置するための第三者機関創設を要望する報告書の骨子をまとめた。今月、報告書を厚労省に提出する。  骨子では、欧米諸国の多くには医師を適正に配置する仕組みがあるのに対し、日本のように診療科や勤務地を自由に選ぶのでは「医師の配置は最適化されない」と、指摘。医学部卒..
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2009年04月01日

労働基準法を守れないため愛育病院の指定返上を都が打診。

愛育病院の「指定返上」波紋広がる 医師不足と労基法の溝深く   リスクの高い妊婦を24時間体制で受け入れる「総合周産期母子医療センター」の指定を受けている愛育病院(東京都港区)が、指定返上を都に打診した問題について、波紋が広がっている。返上の理由は労働基準監督署から医師らを長時間働かせた労働基準法違反で是正勧告を受けたため。周産期医療の維持が、過酷な医師の勤務実態の上に成り立っていることを改めて浮き彫りにした格好で、病院側は「国が医師の労働環境を改善しないのに、労基法..
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2009年02月19日

医師は保険会社への書類書きに追われている。

【産科医解体新書】(25)書類の多さにうんざり  医師の仕事は患者さんを診療するだけではありません。患者さんが出産一時金や保険金を受け取るための書類を書くのも、若手医師にとっては大事な仕事の一つ。1人で2、3枚の書類を持ってくる患者さんはざらにおり、忙しい業務の合間にこの書類を書くのは結構な負担にもなっています。ちなみに、大学病院などで中堅以上の医師は、この業務は慣例的に免除されています。なぜなら、他の書類を書くのに忙しいから。  当直明けで連続60時間勤務の後..
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2009年02月18日

医師臨床研修を1年短縮したいという厚生労働省の暴挙

医師臨床研修:1年短縮へ 「短い」「甘い」現場反発  医師不足の原因ともいわれる新人医師の臨床研修制度を見直す動きが、現場で波紋を広げている。厚生労働省と文部科学省は10年度から、人手確保のため研修期間の実質1年短縮を認める意向で、18日にも専門家検討会で結論をまとめる。しかし「1年で十分に学べるのか」と懸念する医師は多く、見直しの目的である医師不足解消にも、効果を疑問視する声が出ている。  「専攻する気のない科の研修は、意欲をそぐ」(大学病院医師)  「や..
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2009年01月21日

複数の病院で臨床研修医を育成する「病院群制度」

臨床研修医の育成 福島県、病院群制度活用へ  深刻な医師不足を改善しようと、福島県は新年度、複数の病院が連携しながら臨床研修医を育成する病院群制度による研修システムの導入を検討する。19日の県地域医療対策協議会で、県が緊急医師確保対策プログラム(素案)の目玉事業として示した。  病院群制度による医師研修は沖縄県の公立、民間合わせて29病院が参加する「群星沖縄」が先駆的だ。1カ所だけでなく、いくつもの病院で研修することで多様な症例に接することができるため、多くの研修..
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2009年01月16日

島根大学医学部の地域枠に志の高い医学生が集まる

「地域枠」医学生 高い意欲  「将来は医師になってこの島に戻ってきます」  島根大医学部3年の高梨俊洋さん(20)が力強く語ると、拍手が巻き起こった。島根県隠岐の島町で昨年10月に開かれた「地域医療教育シンポジウム」。パネリストの一人、高梨さんは地元出身だ。町で授産施設を運営する斎藤矗一さん(67)は「島に帰ってきてくれれば本当にうれしい。崩壊寸前の離島の医療を支えてほしい」と期待する。  人口約1万6300人の町では、昨年4月から四つの診療所のうち一つが医..
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2009年01月13日

小児科医不足を補うため医師不足の病院に研修医を派遣する

医師不足の病院に研修医派遣 県立こども病院  県立こども病院(安曇野市)は、小児科医が不足している県内の病院に専門研修(後期研修)の研修医を派遣する事業を本格的に始める。各病院と協力しながら、小児科医不足の緩和につなげるとともに、高度医療を専門とするこども病院では研修しにくい軽症患者の診察などを学ぶ狙いだ。  後期研修は、医師免許取得後に義務付けられた2年間の臨床研修を終えた後、さらに専門性を高めるために任意で3年ほど各病院で学ぶ制度。同病院は集中治療など小児の..
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2009年01月13日

現状をみて、短期的な医師不足の応急処置は「集約化」すること。

「集約化」で医療資源の有効活用と過重労働の軽減を 江原朗さん(北大大学院医学研究科客員研究員)  「医師不足を根本的、長期的に解決するには医師の絶対数を増やすしかないが、短期・中期的な応急措置としては“集約化”が有効だ」―。  こう話すのは、北大大学院医学研究科客員研究員で小児科医の江原朗さん。医師は「不足」しているのではなく「偏在」しているだけと言い続けてきた厚生労働省も、昨年2月の政府答弁書で「医師不足」を認めた。さらに昨年は多くのメディアで、医師不足に..
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2009年01月11日

長野県立須坂病院に常勤の産婦人科医師が2名配属。

南郷、前医師を採用〜産婦人科は4人常勤に  県立須坂病院(斉藤博院長)に昨年11月から非常勤で勤務する産婦人科医師2人が1月1日付で常勤採用され、5日、県庁で辞令が交付された。南郷周児医師(46)と前和幸医師(36)は6日、取材に対し抱負を語った。5日、仕事始めの式で斉藤院長は「対話を忘れず、介護・福祉と連携を密に一人ひとりを大事にする医療を」と職員に訓示した。今年の標語はパートナーシップ。病院機能評価の更新や地方独立行政法人への移行準備が予定される。  南郷..
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2009年01月09日

インフルエンザワクチンは不活化ワクチンなので妊婦もOK

インフルエンザワクチン「妊婦さんもOK」  妊婦がインフルエンザワクチンの接種を希望する場合は接種してよいという日本では初の公式見解が、日本産科婦人科学会と日本産婦人科医会が作った「産婦人科診療ガイドライン産科編2008」(日本産科婦人科学会発行)に明記されている。インフルエンザは妊婦がかかると重症化しやすいとされており、予防の選択肢の一つとして期待が高まりそう。  3人目の子供を妊娠中の三重県に住む育子さん(36)=仮名=は12月、インフルエンザの予防接種を受け..
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2009年01月05日

徳島県で自治医大卒の医師の25%は県外へ流出している。

県職員に期限採用へ 「県内勤務」終了の自治医大出身者  医師不足で地域医療の存続が危ぶまれる中、徳島県が二〇〇九年度から新たに取り組む医師確保対策がほぼ固まった。県内勤務の義務年限を終えた自治医科大学(栃木県)出身の医師を三年の期限付きで県職員に採用、うち一年を国内外での研修に充てることができる制度を新設する。産婦人科・小児科の後期研修医に月十万円の研修資金を貸与し、将来、県内で勤務すれば返済を免除する制度もスタートさせる方針だ。  県出身の自治医大卒の医師は毎年..
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2009年01月03日

3000万円を支給する産科医療補償制度、1月1日より開始。

出産事故1月1日から補償 重度脳性まひに3000万円  出産時の医療事故で脳性まひになった子どもに、医師の過失がなくても総額3000万円を支給する「産科医療補償制度」が1月1日から始まる。  医師の過失の立証が困難で、訴訟が長期化しやすい出産時の事故について、早期解決と被害者救済を図るのが目的。訴訟件数が減れば、産科医不足対策にもつながると期待されている。  制度は厚生労働省の外郭団体・日本医療機能評価機構が損害保険会社6社と契約して運営。1月1日以降に生..
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2008年12月30日

開業医と勤務医が選んだ、2008年10大医療ニュースランキング

m3.com会員が選んだ、2008年10大ニュース  2008年も残すところあとわずか。医師不足問題や救急医療、後期高齢者医療制度など、何らかの問題が起きるたびに、医療の話題が新聞やテレビで取り上げられた1年でした。  では、医療者はこの1年をどう見ていたのでしょうか。  m3.comは、医師会員を対象に「2008年の10大ニュース」についてアンケートを実施しました。  勤務医・開業医ともに、第1位は「福島県立大野病院事件で担当医に無罪判決」。また、..
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2008年12月18日

受精卵の遺伝病を調べる着床前診断は出生率が低い

「着床前診断」低い出生率…44件実施で誕生3人  日本産科婦人科学会(吉村泰典理事長)は13日、体外受精した受精卵で遺伝病の有無などを調べる「着床前診断」について、全国で過去3年間に行われた件数と結果を公表した。  同学会に報告した8医療機関では44人の女性に受精卵64個を戻したが、生まれた子供は3人と少なかった。着床前診断の実施成績が明らかになったのは初めて。  着床前診断は生命の選別につながるとして賛否両論がある。そのため同学会では、実施を望む医療機関か..
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2008年12月07日

新生児集中治療室を国立大学の全病院に作る計画。

新生児集中治療室、国立大の全病院に 文科省計画  脳出血を起こした東京都内の妊婦が大学病院を含む複数の病院に受け入れを断られ、出産後に死亡した問題などを受け、文部科学省は5日、国立大学病院の周産期医療体制を充実させる「整備計画」を発表した。09年度から4年間ですべての国立大学病院に新生児集中治療室(NICU)をつくり、半数の病院でNICUなどの病床を20床に増やす計画だ。  現在、NICUがない国立大学病院は、弘前、山形、千葉、東京医科歯科、福井、山梨、岐阜、佐..
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2008年12月01日

「妊娠の心得11か条」から、妊娠や出産について学ぼう

「出産は死の危険さえあります」 医師作成「妊娠の心得」大反響  産婦人科医がブログに書いた「妊娠の心得11か条」が、ネット上で大反響を呼んでいる。背景には、「飛び込み出産」の例のように、リスクに無知な人が増えていることがあるらしい。どうしてこんなことになったのか。 「神様から授かったら、それがどんな赤ちゃんでも、あなたの赤ちゃんです」  こんな当たり前とも思える「妊娠の心得」。それを「11か条」にまとめたのが、岡山県の川崎医科大学附属病院で産婦人科医長をして..
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2008年11月24日

「或る病院の一生」から、病院というものについて考える

『或る病院の一生』がネットで反響 病院の内情を克明に  現在ネット上で「或る病院の一生」という文章が小さな話題を呼んでいる。  この文章はもともと或るブログ上に「病院のライフサイクル」という題名で2005年4月にアップされたものに加筆修正を加えたもののようだ。  文章の書き出しは、新しい病院への需要が高まり200床ほどの小さな病院が開業するところから始まる。最初は診療科を増やしどんどん患者数を増やしていくこの病院だが、徐々に患者が高齢化し経営の雲行きが怪しく..
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2008年11月21日

医学生の従事したい診療科。1位内科2位小児科3位整形外科

医学生の従事したい診療科、「内科」がトップ  医学生や初期研修医らが「将来従事したい診療科」のトップは「内科」であることが、全国医学部長病院長会議などが実施した「臨床研修に関するアンケート調査」の速報値で明らかになった。11月18日に開かれた厚生労働省と文部科学省の「臨床研修制度のあり方に関する検討会」で公表された。  同調査は、臨床にかかわる現場の医学生、研修医、指導医などの意識を把握するため、全国医学部長病院長会議と臨床研修協議会が共同で実施。医学生や初期研修..
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2008年11月17日

福岡大学医学部が弁護士を研究職の教員として採用する。

福岡大医学部、弁護士を教員採用へ  医療訴訟などの増加を受け、福岡大学医学部(福岡市)は来年度から、弁護士を研究職の教員として採用する方針を決めた。  この教員は、トラブルが起きれば、病院、患者双方から意見を聞き、病院側の過失も指摘しながら法的問題を説明して訴訟などを防ぐ。中立性の確保が課題となるが、裁判以外の解決を探る取り組みとして注目を集めそうだ。文部科学省は「医学部が弁護士を教員に採用するのは初めてではないか」としている。  福岡大病院では、訴訟まで発..
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2008年11月16日

妊婦受け入れ拒否問題での二階経産相の失言について

妊婦受け入れ拒否、夫が再発防止訴え  東京都内で相次いで明らかになった、妊婦の受け入れ拒否。三鷹市の杏林病院から受け入れを拒否された妊婦の夫がインタビューにこたえ、「二度とこうしたことが起きてはならない」と訴えました。  先週金曜日。東京の都立墨東病院には、意識不明となっている妻を見舞う男性の姿がありました。  「心配ですし、会いたいので来てるんですけど。『うん』とか言ってくれればうれしいが、(返事は)まだない・・・」(搬送拒否された妊婦の夫)  出産..
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2008年11月09日

医療事故で家族を亡くした人と医師が対話をする。

シンポジウム:患者と医師「対立より対話を」−−奈良女子大  医療事故で家族を亡くした人たちが、患者と医師の対立を超え、医療のあるべき姿を考えるシンポジウム「医療事故遺族が求める真実とは」が3日、奈良市の奈良女子大であった。福島県立大野病院で04年に起きた帝王切開中の医療事故で死亡した女性(当時29歳)の父の渡辺好男さん(58)が約70人を前に「娘が入院した25日間の真実を知りたい」と心情を吐露した。  シンポジウムは福島県立大野病院の執刀医に対する福島地裁の無罪判..
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2008年11月09日

産婦人科医は月平均300〜500時間も拘束されている。

産科医、月300時間の拘束 過酷勤務明らか、初の実態調査  全国の一般病院や大学病院に勤める産婦人科医が、診療や待機などで拘束されている時間は月平均で300時間を超え、中には500時間以上の医師もいることが、日本産科婦人科学会による初の勤務実態調査の中間集計で31日分かった。  単純に1カ月30日として割ると、300時間の場合は休日なしで毎日10時間、最長の例では同16時間拘束される計算になる。  学会は「過酷な勤務の一端が数値で示された」とし、厚生労働省..
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2008年11月09日

済生会宇都宮病院に正常分娩を対象とした院内助産所を作る

済生会宇都宮病院に院内助産所 産科医の負担軽減へ  産科医の負担軽減を図ろうと、済生会宇都宮病院(中沢堅次院長)は五日、正常分娩の妊婦が対象の院内助産所「バースセンター」を宇都宮市竹林町の同病院九階に開設した。県内の中核病院では二番目の院内助産所。同病院によると、産科病棟とは別の場所に設置し、助産師が独自に運営する施設としては全国で初めて。  同センターは、妊婦が陣痛から出産、産じょく期までを過ごす個室四室や、マタニティーヨガなどを行う多目的スタジオなどを整備。..
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2008年10月27日

医学ちょっといい話7「ベテラン助産師の卒業」

60年で赤ちゃん6千人、ベテラン助産師「卒業」 高松  約60年間で6千人の赤ちゃんを取り上げたベテラン助産師が引退した。高松市多賀町3丁目の平野艶子さん(86)。戦時中は無我夢中でへその緒を切り、70年代のベビーブームには寝る間もなく妊婦の元に駆け付けた。小さな体から力いっぱいの産声が上がるたび、「命の尊さ」を実感した。引退を機に、自宅近くに子どもたちの安全と健康を祈る「お地蔵さん」を建て、毎日手を合わせている。  1942年11月、20歳で香川県西部の三豊郡..
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2008年10月25日

救急たらい回し問題で、舛添厚労相と石原都知事がバトル。

舛添厚労相「週末の当直医1人だけ」 石原知事「医者増やすのは国の責任」  脳出血を起こした東京都内の妊婦が8病院に受け入れを断られ、出産後に死亡した問題で、舛添厚生労働相と石原慎太郎・都知事が24日、互いに記者会見で、国と都の責任を批判し合った。  口火を切ったのは舛添厚労相。午前の閣議後会見で、都立墨東病院がいったん受け入れを断ったことについて、「週末に当直医が一人しかいない。これが(重症の妊婦の緊急治療に対応する)周産期センターといえるのか」としたうえで、「と..
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2008年10月09日

女性産科医の過半数は、妊娠をしても当直は減らず。

女性産科医:過半数、妊娠中も当直減らず 育休制度4割なし  産婦人科で働く女性医師の3分の1は妊娠・育児中であるにもかかわらず、病院が子育て支援のために当直を減らしたり、院内保育所を設けているケースが半数以下であることが、日本産婦人科医会の実態調査で分かった。法律で義務付けられた育児休暇制度も約4割の分娩施設が「ない」と答えており、医会は「女性医師は医師不足にあえぐ産科の貴重な戦力なのに、管理者の意識が低すぎる」と嘆いている。  産婦人科の女性医師の割合は2割を超..
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2008年09月14日

妊婦は原則としてシートベルトを着用すべきである。

妊婦もベルト着用を=指導を開始へ−警察庁  警察庁は11日、妊婦にもシートベルトを着用するよう警察官が指導する取り組みを始めると発表した。  現行法令で、妊婦は場合によってベルト着用が免除されているため、着用を控える人が多かったが、専門家の見解を踏まえ、広報啓発や安全教育に乗り出す。取り締まりではなく、原則として指導にとどめる。  今月中にも、交通ルールやマナーを解説した交通教則を改正し、都道府県警に通達を出す。
 免許取得時によくある問題でシート..
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2008年09月14日

出産育児一時金を3万円引き上げ、無過失補償制度に。

出産一時金3万円上げ=産科補償制度スタートで−厚労省  厚生労働省は12日、出産時に妊産婦に対し公的医療保険から支払われる「出産育児一時金」を35万円から38万円に3万円引き上げる方針を決めた。  分娩時の事故で赤ちゃんが脳性まひとなった場合に、医師の過失に関係なく3000万円を補償する無過失補償制度が来年1月からスタートするのを踏まえた措置。社会保障審議会(厚労相の諮問機関)医療保険部会に提示し、同部会は大筋で了承した。
 いよいよですね。  ま..
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2008年08月31日

福島大野病院事件、地検が「控訴しない」ことを発表する

帝王切開した医師の無罪確定へ 福島地検が控訴を断念  福島県立大野病院で帝王切開手術を受けた女性(当時29)が死亡した医療事故で、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた執刀医を無罪とした福島地裁判決について、福島地検は29日、「控訴しない」と発表した。これにより執刀医で同病院の産婦人科医、加藤克彦医師(40)=休職中=の無罪が確定する。  控訴断念の理由について同地検の村上満男次席検事は、判決を覆すために必要な証人や鑑定といった「新たな証拠を出すことは不可能」..
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2008年08月22日

福島大野病院事件、加藤克彦医師に無罪判決が出る。

大野病院医療事件:帝王切開の医師に無罪判決 福島地裁  福島県大熊町の県立大野病院で04年、帝王切開手術中に患者の女性(当時29歳)が死亡した事件で、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた同病院の産婦人科医(休職中)、加藤克彦被告(40)に対し、福島地裁は20日、無罪(求刑・禁固1年、罰金10万円)を言い渡した。鈴木信行裁判長は、最大の争点だった胎盤剥離を途中で中止し子宮摘出手術などへ移行すべきだったかについて「標準的な医療水準に照らせば、剥離を中止する義務はなかっ..
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2008年08月11日

インドで代理出産するも、子供は帰国できず。

代理出産の女児、帰国できず…父母が離婚、国籍なし  日本人夫婦が、インド人女性に代理出産を依頼して女児が生まれる前、離婚したため、子供の母親や国籍が不明になっていることが7日わかった。  離婚した元夫は子供を引き取る意向を示しているが、外務省は、出産女性を母とする日本の民法の判例に従い、日本人としての女児の出生届は受理できないという判断を元夫に伝えている。  元夫が、子供を引き取るにはインド、日本国内の養子縁組に関連する法律の手続きを踏む必要があり、子供は現..
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2008年07月19日

産婦人科や小児科に特化した臨床研修プログラムを大学病院で

臨床研修で産科、小児科特化も 研修医制度で厚労省方針  若手医師の臨床研修制度の見直しを検討していた厚生労働省は18日、大学病院に限り医師不足が顕著な産婦人科や小児科などに特化した研修プログラムを認める方針を決めた。来春からモデル事業として始める。  地方の大学病院で研修希望の若手医師が減っていることから、プログラムを柔軟にすることで人を集め、特定の診療科や地方の医師不足を解消するのが狙い。同日開かれた医道審議会部会に提案し、了承された。  厚労省によると..
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2008年07月15日

産科医療補償制度、来年元旦に生まれた子供から対象に。

出産事故で脳性まひ、補償3千万円 来年元旦から新制度  出産時の事故で重い脳性まひになった子の救済制度は、来年1月1日に生まれた子から対象に始まることが14日決まった。補償額は、一時金600万円と子が20歳になるまで毎年120万円で、計3千万円になる。  制度を運営する財団法人・日本医療機能評価機構が同日、産科医療補償制度運営委員会を開き、方針を決めた。  補償対象は、原則妊娠33週以降に体重2千グラム以上で誕生した子。医師の過失の有無にかかわらず支払わ..
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2008年06月27日

藤枝市立総合病院が藤枝市出身の医学生に送る「市長の手紙」

藤枝市立総合病院:医学部生Uターンを  藤枝市立総合病院の産科医不足問題で、同市の北村正平市長は25日、全国の大学に通う同市出身の医学部5、6年生全員に、地元での就職を勧める「市長の手紙」を近く出す方針を明らかにした。産科だけでなく幅広い診療科を募る予定だ。  現在分娩受け付けを休止している同病院産科は、来月から医師1人体制で再開する。ハイリスク出産は扱わず、月間10人限りなど大幅に規模を縮小する。北村市長は産科医は最低4人は必要として、「将来病院が目指す姿も手紙..
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2008年06月17日

山形大学病院が産科医に分娩リスク手当てを支給する。

産科医に「分娩リスク手当」 山形大病院が創設  山形大病院(山形市)は12日、分娩に従事する医師に対し、一律に特別手当を支払う「分娩リスク手当」を創設したことを明らかにした。医師の仕事への意欲を高めるのが狙いで、深刻化している産科医不足の解消につなげたい考えだ。  急変などのリスクを伴い、医師の負担が大きい分娩については、東北でも夜間の出産時などに手当を上乗せする病院が出ているが、山形大病院によると、勤務時間の内外を問わず分娩業務に手当を支払うのは、大学病院として..
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2008年06月16日

富士市立中央病院の産科に数年勤めれば開業時に1億の助成。

産科開業時に1億助成 富士市 市立病院勤務が条件  富士市立中央病院産婦人科の派遣医引き揚げ方針を受け、医師確保に奔走する同市は13日までに、医師誘致の基盤整備の一環として、同病院の産婦人科に一定期間勤務した医師が市内に分娩取り扱い医院を開設する場合に、最高1億円を助成する制度を設ける構想を固めた。  勤務医の確保で富士地域の産科拠点の維持を図るとともに、中期的に通常分娩を担う開業医を増やし、地域の産科医療体制の拡充を目指すのが狙い。市は関係者の理解を得ながら、..
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2008年05月31日

非配偶者間人工授精を行う施設が半減する。

第三者精子の人工授精、実施施設ほぼ半減   男性側に不妊原因がある夫婦のため、第三者の男性ボランティアが提供した精子を使う「非配偶者間人工授精(AID)」の実施施設数が全国で14となり、5年前と比べほぼ半減したことが24日、共同通信の調査で分かった。日本ではAID初実施から今年で60年。全国で1万人以上が生まれたとされる。精子提供者(ドナー)を匿名とする方法が「子供の福祉」と矛盾するとしてドナー開示論議が高まる中、精子の確保が難しい実情が背景にある。  3〜5月..
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2008年05月18日

福島大野病院事件、8月20日に判決が言い渡される。

帝王切開で失血死、治療の事故の過失責任がどこまで  福島県大熊町の県立大野病院で2004年、帝王切開手術で女性(当時29歳)を失血死させたなどとして、業務上過失致死などの罪に問われた産婦人科医加藤克彦被告(40)(求刑・禁固1年、罰金10万円)の公判が16日、福島地裁で結審した。  医師が決めた治療方針の結果として起きた事故の過失責任がどこまで問われるのかを争点にした裁判は、8月20日に判決が言い渡される。  無罪を主張する加藤被告は「精いっぱいのことをした..
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2008年04月27日

産婦人科の女性医師が40代で激減する理由。

女性医師つなぎ止めろ 産婦人科 出産、子育て…離職  「産婦人科は近年、女性医師のなり手が急激に、しかも一貫して増えているのだが…」。横浜市内で今月開かれた日本産科婦人科学会の総会・学術講演会。シンポジウムで壇上に立った北里大学医学部産婦人科学の海野信也教授は、こう切り出した。  学会所属の医師を性別でみると、20代で約70%、30代で50%は女性が占めており、産婦人科医のなり手は女性が圧倒的に多いのが最近の傾向だ。ところが、40代では逆転し、女性は約30%に激減..
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2008年04月26日

体外受精での妊娠後の流産に、ストレスが関与している。

体外受精 流産にストレスが関係  卵巣機能障害や体外受精後の流産には、ストレスが関与する可能性があると、ウィメンズクリニック神野(東京都調布市)の神野正雄院長が、日本産科婦人科学会で発表した。  神野院長は、ストレスに関係するコルチゾールというホルモンに注目。卵巣機能障害の患者157人について、唾液に含まれるコルチゾール量の1日を通しての変化(日内変動)を調べた。  コルチゾールの濃度は通常、朝が最も高く、夜寝る前に低くなる。ところが、卵巣機能障害がある人の..
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2008年04月13日

富士市立中央病院の産婦人科医が慈恵大に引き上げる。

産婦人科、閉鎖の危機 富士市立中央病院  富士市立中央病院(同市高島町、山田治男院長)に医師を派遣している東京慈恵会医科大(東京都)が、産婦人科の医師を来年3月末で大学に引き揚げる方針を病院に伝えたことが、12日までに分かった。産婦人科が実質的に閉鎖になれば地域の産科医療に及ぶ影響は甚大。病院や市は大学に方針転換を要請するとともに、科の存続へ対応に追われている。  同科は38床を備え、医師4人が所属する。18年度で554件の分娩を扱い、通常分娩とともに、主に異常..
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2008年04月07日

医師不足や経営悪化を理由に141の診療科が入院休止。

公立93病院で入院休止、経営悪化や医師不足など理由…読売調査  地方自治体が設置している公立病院のうち、2004年度以降に少なくとも93病院の141診療科が、医師不足などを理由に入院の受け入れ休止に追い込まれていたことが、読売新聞の全国調査でわかった。  さらに少なくとも49の公立病院が経営悪化などで廃院したり診療所への転換や民間への移譲など運営形態を変えたりしたことも判明。公立病院を拠点とする地域医療が、各地で崩壊しつつある実情が浮き彫りになった。  地方..
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2008年03月28日

兵庫県で、麻酔科や産婦人科へ医療秘書を配置する。

県:麻酔、産科医の待遇改善 手当新設、秘書配置も  県は26日、県立病院の医師確保対策として、全身麻酔を施す麻酔科医やハイリスクの分娩管理に従事する産科医への手当の新設など、待遇を改善すると発表した。麻酔科医に同様の手当を支給している都道府県はないという。  麻酔を専門とするベテラン医師が全身麻酔をかけた場合、麻酔時間の長さに応じて1回3800円〜6800円を支給。キャリアが短くても1回1900円〜3400円を支給する。年収で120万〜240万円の増額が見込まれる..
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2008年03月24日

福島大野病院事件の加藤医師に禁固1年求刑。

帝王切開手術で失血死、医師に禁固1年求刑  福島県立大野病院で2004年、帝王切開手術のミスから女性(当時29歳)を失血死させたなどとして、業務上過失致死と医師法(異状死体の届け出義務)違反の罪に問われた産婦人科医加藤克彦被告(40)の論告求刑が21日、福島地裁(鈴木信行裁判長)であった。  検察側は「基本的注意義務に著しく反し、過失の程度は重大」として禁固1年・罰金10万円を求刑した。  論告などによると、加藤被告は04年12月17日、同県内の女性に対する..
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2008年03月07日

友人や姉妹から提供された卵子で体外受精を行う。

友人や姉妹からの提供卵子で体外受精承認  全国21の不妊治療施設で作る「日本生殖補助医療標準化機関」(高橋克彦理事長)は1日、友人や姉妹から提供された卵子を使う非配偶者間の体外受精について2例実施すると正式に発表した。  同機関は独自の指針を6月までに作り、この2例以外にも進める。  非配偶者間の体外受精は、実施した長野県の根津八紘医師が日本産科婦人科学会(日産婦)から除名処分された経緯もあり、今後論議を呼びそうだ。  実施するのは、妻が比較的若い年齢..
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2008年03月03日

札幌市産婦人科医会が二次救急からの撤退を通告する。

重症救急撤退を通告 札幌市産婦人科医会 市に「夜間の負担増」  札幌市の産婦人科の救急医療で、重症患者を診る二次救急を引き受けている札幌市産婦人科医会(遠藤一行会長)が「各病院の負担が重く、これ以上は担いきれない」として、二次救急からの撤退を市に申し入れていたことが、二十六日分かった。市は医師や住民による協議会を三月中に設置し、負担軽減策を話し合う考えだが、同医会は具体案が出ない場合は、九月で撤退すると通告している。市内では現状でも妊婦のたらい回しが起きており、撤退とな..
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2008年02月20日

激務で麻酔科医全員退職→年収3500万で募集中

報酬年3500万円、麻酔科医を募集 大阪・泉佐野市  関西空港の対岸にある大阪府泉佐野市の市立泉佐野病院で、激務などを理由に麻酔科の常勤医が一斉退職する見通しとなり、後任の医師を確保するため、病院側が最高で年3500万円の報酬を雇用条件に提示していることがわかった。麻酔科医が不在になれば、救急対応を含む大半の手術ができなくなる。拠点病院としての機能低下を防ぐ窮余の一策としている。  同病院の麻酔科には現在、4人の常勤医師がいるが、いずれも3月末で辞職する可能性が..
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2008年02月18日

我々は福島大野病院事件で逮捕された産婦人科医師の無罪を信じ支援します

新小児科医のつぶやき 医師にとって2.18日本の医療のターニングポイントになりました。 我々は福島大野病院事件で逮捕された 産婦人科医師の無罪を信じ支援します 「やぶ医師のつぶやき」  その日を境に、日本では  産科医が1人で出産を扱う病院は激減しました。 さあ 立ち上がろうー「美しい日本」にふさわしい外科医とは  どうして、こんな事態に陥ったのか・・・  誰が溝を深め、..
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2008年01月27日

無過失補償制度、出産時の母体死亡も対象に。

出産時の母親死亡も補償、新制度の対象を拡大  舛添厚生労働相は24日、産科医不足対策の一環として、出産時の医療事故で脳性まひとなった障害児を対象とした「無過失補償制度」の対象を、妊産婦の死亡事故などに拡大することを検討する考えを表明した。  同補償制度は来年度中にも始まる予定で、医療機関などが負担する保険料をもとに、脳性まひの障害児が20歳になるまで、介護費用などの名目で民間保険会社が分割払いで計3000万円近くを支払う内容だ。  脳性まひの事故は、医師の過..
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2008年01月22日

舛添厚労相「医者を増やしすぎるとホームレスになるよ」

「医者増やすとホームレスに」  舛添要一厚生労働相は十九日、長野県飯田市での国民対話集会で、医師不足問題について、「医者は十年後にしか育たない。仮に、いま足りない医師をばーんと増やしたら、十年たったら余って医者のホームレスが生まれることになる」などと述べました。  参加者から出された「地域から産科医がいなくなってしまう」「医師の過酷な勤務をなんとかしてほしい」という要望に答えるなかで、発言したもの。日本の人口千人当たりの医師数はOECD(経済協力開発機構)加盟三十..
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2008年01月21日

舛添厚生労働相「産科医増員対策!」

産科医増員へ追加対策  舛添厚生労働相は19日、長野県飯田市内で記者会見し、産科医不足が深刻化している問題について、「全国のどの地域でも産科医の不足が極めて深刻だ。優先順位を付ければ、まず産科医対策だ。来年度予算で医師不足対応の予算を倍増するが、次の手が打てるかどうか首相、官房長官と協議したい」と述べた。  政府は来年度予算案に産科のある病院への財政支援などを盛り込んでおり、産科医の増員に重点を置いた追加対策を検討する考えを表明したものだ。  その上で、厚労..
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2008年01月09日

産婦人科医の書いたケータイ小説が書籍化

「性」学べる携帯小説 産科医が出版  東京の産婦人科医、須藤なほみさん(31)が、中高生に人気のケータイ小説サイトで書いた初の小説が書籍化された。産婦人科勤務の傍ら、3年前に性教育の携帯サイト「Dr.なおみのラブ&バディカフェ」を自費開設。10代の不幸な妊娠を招かないため、そこで伝えたかった「自分をもっと大事にして」というメッセージが作品になった。  「ラブ・コミュニケーション」で、うたい文句は「まじめなエッチのケータイ小説」。女子高生の主人公カナと大学生リュウ..
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2007年12月17日

政府与党が、診療報酬を0.2%増やす方針へ。

診療報酬0.2%増で調整、産科・小児科に手厚く…政府・与党  政府・与党は12日、2008年度の診療報酬改定で、医師の治療の技術料などに充てられる「本体部分」を0・2%を軸にプラス改定とする方向で最終調整に入った。深刻化する医師不足などに対応するためには、財政難でもプラスにせざるを得ないと判断した。  財源は最大160億円程度となる見通し。本体部分の引き上げは8年ぶりとなる。  診療報酬改定は、08年度予算編成の焦点となっている。厳しい財政事情の中、財務省..
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2007年12月02日

医学生の3割が産科医を志すものの、訴訟が多く考え直す現状

医学生の3割1度は産科医目指す 『勤務実態』や『訴訟』考え挫折  医学部の学生で過去に産婦人科医を志したことのある人は全体の29%いるにもかかわらず、現在第一志望にしている学生は全体の4%、第三志望まで含めても14%にとどまり、多くは「勤務実態」や「訴訟リスク」を理由に挫折していることが十五日、横浜市立大の医学部学生が実施した調査で分かった。  志望しない人が「産婦人科医になってもいい条件」として挙げたのは「適正な当直回数」や「刑事責任に問われない」が多く、医療を..
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2007年12月01日

産婦人科医不足の市で、助産師による助産院を開設

産科医不在受け市が助産院 遠隔健診で通院負担を軽減  産婦人科医の不在に悩む岩手県遠野市が1日、市立助産院を開設する。出産は扱わないが、盛岡市などの医療機関が実施するインターネットを通じた遠隔健診の手助けを助産師がするほか、お産が迫った時はそれらの医療機関にスムーズに救急搬送できるよう連携し、「妊婦が安心して安全に子供を産める」(遠野市)環境づくりを進める。  厚生労働省によると、独立した公立の助産院は全国でも珍しく、東北地方で初めて。医師不在の地域でも産科の医療..
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2007年10月20日

金沢大学が画期的な産科医不足対策を行う。

医療 産科医不足に挑む(中)学生確保へ試行錯誤  臨床研修で医学生と病院の取り次ぎを行う「医師臨床研修マッチング協議会」(東京都港区)が昨年行った調査によると、「将来的に進みたい診療科」(回答数2224人)に、産婦人科を挙げた医学生(一部卒業生を含む)は131人。最も多かった内科(743人)の5分の1以下だ。  背景は何か。産科医につきものの「過酷な労働条件と高い訴訟リスク」以外に、医学生が指摘するのは、産科が「主流ではない」という点だ。  医学生は通常、..
posted by さじ at 00:08

2007年10月08日

妊婦の緊急受け入れを行った病院には診療報酬を優遇するよ

妊婦緊急受け入れ診療報酬で優遇へ…厚労省検討  奈良県で救急搬送中の妊婦が9病院に受け入れを断られ死産した問題などを受け、厚生労働省は5日、妊婦の緊急受け入れに応じた病院を診療報酬で優遇できるよう検討に入った。  2008年度の診療報酬改定を議論している中央社会保険医療協議会(中医協)の診療報酬基本問題小委員会で提案された。  緊急に受け入れた妊婦に何らかの異常があった場合、病院が「受け入れ料」などとして診療報酬を加算できる方法を検討する。自然な出産に至った..
posted by さじ at 21:42

2007年09月20日

急増する「飛び込み出産」

妊婦健診受けず、受け入れ拒否の一因に  陣痛や腹痛を覚えて初めて救急車を呼んで医療機関に駆け込み、いわゆる「飛び込み」で出産する事例が増えている。  その多くが、妊婦健診を一度も受けたことのない「未受診妊婦」という。各地で救急搬送中の未受診妊婦が受け入れを拒否されるケースが相次いでおり、専門家は「赤ちゃんと自分の健康のためにも、妊婦健診を受けて」と呼びかけている。  「今年になってすさまじい増え方です」。横浜市大付属病院産婦人科教授の平原史樹医師は、「飛び込..
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2007年09月08日

一度も産科にかからず救急車で運ばれてくる妊婦とは

妊婦搬送:大阪でも19病院拒否、自宅で出産 06年7月  奈良県橿原市の妊婦(38)が同県と大阪府の計9病院に搬送を断られて死産した問題と同様、大阪市でも06年7月、産気づいた妊婦が19病院に受け入れを断られていたことが7日、分かった。妊婦は、かかりつけの産科がなく、搬送先を探している最中に自宅で出産。母体と新生児は20カ所目の同府内の病院に運ばれ、母子の命に別条はなかった。  通常のお産では、妊婦は健診のため産科に通い、陣痛が始まった時に運ばれる医療機関は決まっ..
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2007年08月16日

先天性障害の発症リスクを下げる「葉酸」を知らない妊婦が多すぎる。

「葉酸」妊婦の摂取進まず 先天障害リスク低下させる効果  先天障害の発症リスクを低下させる効果があるとされる、ビタミンB類の一つ「葉酸」について、妊娠前から積極的に摂取していた妊婦はわずか1割台にとどまることが、横浜市立大などの調査で分かった。厚生労働省は2000年、妊娠を計画している女性に対し、1日当たり0・4ミリ・グラム以上の摂取を推奨したが、同省の呼びかけが浸透していない実態が浮き彫りになった。  同大市民総合医療センターの高橋恒男教授(産科)らは、05年9..
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2007年06月28日

医学部定員の削減案を見直すべきとする、民主公明共産社民国民新党。

医学部定員:「削減」の閣議決定、5党が「見直すべきだ」  医師不足が深刻化する中、「医学部定員の削減に取り組む」とした97年の閣議決定について、民主、公明、共産、社民、国民新党の5党が「見直すべきだ」と考えていることが、毎日新聞の主要政党アンケートで分かった。自民も「今後の検討課題」とした。医師数の現状については、民主、共産、社民が「絶対数が不足」と回答し、自民と公明、国民新党は「地方や診療科によって不足」と認識に差があるものの、各政党が医師不足への危機感を示したことで..
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2007年06月26日

15歳未満のエホバの証人信者に対しては、親が拒否しても輸血を行う。

親拒んでも15歳未満輸血、信仰より救命優先…学会指針案  信仰上の理由で輸血を拒否する「エホバの証人」信者への輸血について、日本輸血・細胞治療学会など関連5学会の合同委員会(座長=大戸斉・福島県立医大教授)は、15歳未満の患者に対しては、信者である親が拒否しても救命を優先して輸血を行うとする指針の素案をまとめた。  「信教の自由」と「生命の尊重」のどちらを優先するかで悩む医療現場の要請に応えて検討を始め、「自己決定能力が未熟な15歳未満への輸血拒否は、親権の乱用に..
posted by さじ at 17:43

2007年06月13日

不妊に悩む女性の1/3が、他人の受精卵による出産を認められないと主張

不妊悩む女性は血縁重視?3人に1人「第三者受精卵」ダメ  不妊に悩む女性の3人に1人が、第三者の夫婦から受精卵の提供を受けて妻の子宮に移植するなど、親と血のつながりがない子供が生まれる不妊治療法は社会的に認められないと考えていることが、民間調査研究機関の第一生命経済研究所の調査でわかった。  一方で、第三者の女性の子宮に、夫婦の受精卵を移植して子どもを産んでもらう「代理出産」を認められないと答えた女性は18・2%にとどまり、生まれた子と両親の血縁関係が維持される代..
posted by さじ at 21:20

2007年05月30日

筋ジストロフィーの患者の38%が、着床前診断に賛成している。

筋ジス患者38%が着床前診断に賛成  生命の選別につながると賛否両論がある「着床前診断」について、筋ジストロフィー患者の約4割が、賛成していることが、日本筋ジストロフィー協会が2005年に実施した調査でわかった。  筋ジストロフィーは、遺伝子の異常による病気で、全身の筋力が衰える。日本産科婦人科学会は、筋ジストロフィーの中でも「デュシェンヌ型」などは、遺伝子を調べ正常な受精卵を選んで子宮に戻す着床前診断の実施を承認している。  調査では、回答した1292人の..
posted by さじ at 23:37

2007年05月09日

災害時に妊婦を優先的に救助するための指針を学会が作成

災害時救助:「妊婦優先」配慮を 学会が指針づくり  災害時に妊婦や胎児をどう救護するかを示す指針づくりを、日本産科婦人科学会と日本産婦人科医会が共同で進めていることが分かった。大規模被災地では多数の母児が被害を受ける可能性があるが、負傷者救助の優先順位を決める「トリアージ」の区分には、要救護の女性が妊婦である場合が考慮されておらず、改善を求める声が挙がっていた。指針には、妊婦なら優先順位を上げることや、搬送・処置にあたっての注意点が盛り込まれる予定だ。  ガイドラ..
posted by さじ at 02:40

2007年05月01日

友人の卵子を用いた体外受精が倫理委員会で認められる

友人の卵子体外受精へ…西日本のクリニック  西日本の不妊クリニックが、友人から提供を受けた卵子を使う不妊治療を計画していることが29日、わかった。  日本産科婦人科学会が会告(指針)で禁じている方法だが、この施設を含む20の不妊治療施設で作る「日本生殖補助医療標準化機関」の倫理委員会が先月、実施を認めたという。  厚生労働省の審議会部会が2003年にまとめた報告書では、匿名を条件に他人からの卵子提供を認めるとし、同学会の倫理審議会も同様の答申を出している。だ..
posted by さじ at 04:54

2007年04月29日

19病院に受け入れを拒否され死亡した妊婦の診療情報が流出

転院断られ死亡の妊婦、詳細な診療情報がネットに流出  奈良県大淀町の町立大淀病院で昨年8月、高崎実香さん(当時32歳)が出産時に脳内出血を起こし、19病院に転院受け入れを断られた後、死亡した問題で、高崎さんの診療経過など極めて詳細な個人情報がインターネット上に流出していることがわかった。  情報は医師専用の掲示板に、関係者らしい人物が書き込んだとみられ、「転載して結構です」としていたため、同じ内容が、医師や弁護士など、かなりの数のブログに転載されている。  ..
posted by さじ at 12:50

2007年04月26日

産婦人科と救急医の当直回数は、他の部門の2倍近くある

宿直多いのは産科・救急医 平均のほぼ倍 医労連調査  産婦人科と救急部門で働く勤務医の宿直回数は月平均5回を超え、全体の平均2・8回の2倍近いことが24日、日本医労連が加盟単組の医師らを対象に実施したアンケートで分かった。  調査は昨年11月から今年3月に、全国の医療機関約180カ所に勤める医師を対象に実施、1355人が回答した。内訳は常勤医が1124人、非常勤91人、研修医130人、不明が10人。  「前月に何回宿直をしたか」との質問に対する常勤医の平..
posted by さじ at 01:34

2007年04月22日

妊婦向けに毛髪中の水銀濃度を検査するサービスを開始

ら・べるびぃ予防医学研究所、妊婦向けに毛髪中の水銀濃度検査を開始  妊婦の魚介類の食事を通じた水銀摂取は胎児に影響を与えるということで、厚生労働省より平成15年、17年と2回にわたり、注意事項が発表されています。特に17年の発表では妊婦・妊娠の可能性のある方を対象に1日のメチル水銀耐容摂取量を体重1kgあたり0.292μgとし、具体的な摂食量目安も公表しています。(例えばクロマグロやキンメダイであれば1週間に刺身1人前(80g程度)の範囲)  これまで妊婦の体内水..
posted by さじ at 22:20

2007年04月21日

体外受精は、胎盤や臍帯に異常が発生する可能性が高くなる

「リスク告げるべき」体外受精、妊娠異常多い  体外受精による妊娠は、胎盤や臍帯に異常が発生する頻度が自然妊娠を大幅に上回るとの調査結果を、聖路加国際病院(東京)の酒見智子医師らがまとめた。京都市で開催中の日本産科婦人科学会で16日、発表する。  それによると、胎盤が子宮から早くはがれてしまい、胎児に危険が大きい「胎盤早期はく離」は自然妊娠の約5倍。酒見医師は「体外受精をするカップルに、こうしたリスクがあることを知らせるべきだ。医師も経過を慎重に観察する必要がある」..
posted by さじ at 12:03

2007年04月17日

諏訪マタニティークリニックの根津院長を学会が処分

根津院長 学会が処分へ  長野県下諏訪町の諏訪マタニティークリニックの根津八紘院長が、「代理出産」のボランティアの公募や、亡夫の精子で女性が妊娠・出産する「死後生殖」を行った問題などをめぐり、日本産科婦人科学会(理事長・武谷雄二東大病院長)は14日、京都市で開いた臨時理事会で、根津院長を厳重注意することを決めた。  根津院長は「(処分に)憤りを感じる」と反発している。  代理出産について、同学会は2003年に会告(指針)で禁止。死後生殖も14日午後開く総会で..
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