[内分]の記事一覧

2007年08月27日

東国原知事、甲状腺腫瘍であることが判明。

宮崎・東国原知事、「ポリープがある」と公表 関係者は「甲状腺に腫瘍」

 宮崎県の東国原知事が21日、ポリープがあると公表した。東国原知事は21日、「ちょっと、このへん(のどのあたり)にポリープが。悪性か良性かで、まだ(結果は)2週間後なんですけど。心配なところですね。はつらつとしてますけどね」と語っていた。

 東国原知事は14日に、たった1日の貴重な夏休みに人間ドックを受けた結果、わかったという。22日、宮崎空港で、東国原知事を直撃すると、「ここに4mmぐらいの(ポリープが)あるとかないとか。検査に出して結果がわかると。(違和感は?)ないですね」と語った。

 関係者によると、実はポリープではなく、甲状腺に腫瘍のようなものがあり、くわしい診断結果を待っているという。

 日本医科大学の清水一雄教授は「良性と悪性の判別をしなくちゃいけない。良性だったら、小さければ放っておいてもいいし。大きくなっていくようだったら、気管を圧迫したり、食道を圧迫したりすることもあるかもしれない。大きくなるようであれば、手術も必要」と語った。

 人間ドックを受けたあとの東国原知事のブログには、「結果はやはり、いろいろな個所にガタがきていた。もう50歳だ」、「満足に走れていないこと。各種ストレス、疲労、激務、飲酒、食生活などが原因とみられている」とつづられていた。



 知事、働きすぎのような気もします。マスコミも依然として追いかけてきますし。知事の素質十分だったかもしれません。

 甲状腺の腫瘍には色々なものが考えられます。甲状腺から分泌されているホルモン(T3,T4)の関係もあり、甲状腺疾患は全身に症状を来たします。とはいえ、記事をみるに、ホルモン異常はなさそうですが。良性であることを祈ります。

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2007年08月18日

東京都内の小・中学生のU型糖尿病、初めての減少へ。

小・中学生の糖尿病、東京では初の減少傾向

 東京都内の小・中学生に増えていた糖尿病(2型)の発症率が00年以降、減少に転じたことがわかった。日本大学医学部の浦上達彦講師(小児科)がまとめたもので、「スポーツクラブに通うなど子どもたちの運動量が増え、食生活も改善されてきたのかもしれない」としている。ただ、「地方では減っていない」との指摘もあり、大都市に限った傾向と見る専門家もいる。

 膵臓にあるインスリンを分泌する細胞が免疫異常などで破壊されて起きる1型糖尿病と違い、2型は遺伝的な要因のほか、食べ過ぎや運動不足など生活習慣が影響する。発症者の8割以上が肥満傾向にある。小さいころは1型が多く、小学生以降に2型が増えてくる。発症率の全国データはないが、一部の自治体は独自にまとめており、都も74年から、小中学生を対象に糖尿病の検査と検診を実施してきた。

 都内の小中学生の糖尿病は80年代に増え、その後、横ばい傾向だった。主な区市町で学校検診などを通じて集計されたデータから年間の発症者数(10万人あたり)をおおよそ5年の平均でみると、74〜80年は1.7人だったのが、81〜85年は3.2人に増加。以降は3.1人(86〜90年)▽2.9人(91〜95年)▽2.7人(96〜00年)だった。これが01〜04年は1.4人となり、明らかに減少した。

 浦上さんは「期待を込めての分析だが」と前置きしつつ、「都市部は肥満やメタボリック症候群への関心が高く、スポーツクラブに入ったりジュースを控えたりするなど意識が変わってきているようだ」と話す。横浜市も減少傾向にあった。

 日本糖尿病学会が5月末に開いたシンポジウムでも、この問題が取り上げられた。ただ、新潟や高知の小児科医らは「子どもの発症者が減っているという印象はない」との見方が多かった。高知市のもみのき病院の岡田泰助・小児科部長は「地方は生活のあらゆる場面で車を使う。最近は通学にも車を使う親が増え、歩く機会は都会より少ないかもしれない」と指摘した。



 都内のほうが減って、むしろ地方のほうが…。最近は地方だから走り回るというより、地方だからこそ乗用車を乗り回し家の中で遊ぶようになっているのかもしれませんね。まぁ食事面などは親の責任が大きいでしょうけれど…これから子育てされる方は、糖尿病に気をつけて下さい。

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2007年08月13日

【全国一位は徳島】糖尿病の受診者は地方圏に多い。

糖尿病の受診に地域差3倍 兵庫は9位

 都道府県別の人口十万人当たりの糖尿病患者による一日の外来受診者が、二〇〇五年は最多の徳島が二百六十二人で、最少の沖縄の八十八人の三倍に上ることが十一日、厚生労働省の調査で分かった。

 受診者が多いのは地方圏に目立ち、これらの自治体では、公共交通機関が発達していないため、近距離の移動にも自動車を使うことが多いなど、運動不足になりやすいことが糖尿病を誘発する一因となっていると推測している。

 徳島は、糖尿病による死亡率も一九九三年から〇五年まで十三年連続で全国一位。県の担当者は「成人の肥満者の割合が全国平均より高いことや、一日当たりの歩行数も全国平均より千歩以上少ないことが関係している」と推測する。

 兵庫は受診者数(二百三人)が九位で、死亡率も全国平均を上回った。県によると、糖尿病による入院・外来は四十代を境に一気に増えており、「ウオーキングや健康的な食生活の推進など、生活習慣の改善につながる支援と啓発に力を入れたい」(県健康増進課)と話す。

 一方、受診者が少なかったのは首都圏で目立ち、神奈川(九十三人)や埼玉(百二十七人)は若い人の割合が比較的高いことを、考えられる理由として挙げた。これらの県では、糖尿病死亡率も全国平均より低い。その他は、特に思い当たる原因が分からないなどとしていた。

 しかし、沖縄は糖尿病による死亡率が平均より高く、担当者は「受診者が少ない理由の分析はしていないが、決して糖尿病の患者自体が少ないとは認識していない」としている。



 地方圏のほうが徒歩で移動するイメージがありましたが、確かに地方圏の公共移動手段を考えると、自家用車でどこにでも行ってしまいますね。逆に混雑している都市圏は電車とバスを利用したほうが早いこともあります。

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日本酒から原料米のDNAを抽出し、品種を判別する技術を開発

日本酒原料をDNAで特定 食品総合研が世界初

 農林水産省管轄の独立行政法人、食品総合研究所(茨城県つくば市)は9日、日本酒から原料米のDNAを抽出し、品種を判別する技術を世界で初めて開発したと発表した。

 日本酒では、原料米のDNAが発酵に必要な酵母やこうじ菌のDNAと混ざってしまうため、原料米のDNAだけを抽出するのは難しかった。

 同研究所は、酵母などの微生物由来ではなく、コメのDNAだけを増幅する検出法を工夫し、微量の原料米DNAを抽出することに成功した。ワインから原料のブドウ品種を判別するのにも応用できるという。

 開発した手法で「コシヒカリ100%」「山田錦100%」などと表示された市販の日本酒を調べたところ、別の品種のDNAが検出された例もあった

 現在判別できるのは、全国33産地のコシヒカリのほか、49品種。大坪研一食品素材科学研究領域長は「今後さらに判別できる品種を増やし、表示に対する消費者の信頼性向上に役立てたい」と話している。



 私も日本酒は大好きなクチですが、まぁDNAレベルではあまり気にしたことがありませんね。でもこの技術を使えば遺伝子組み換えの有無や、更には高級志向の日本酒販売もお墨付で加速しそうです。どこ産の米で作られた●●か、が分かれば日本酒にも広がりが出てきそうですので、歓迎します。

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2007年08月12日

ビスフェノールAが胎児や子供の神経系に悪影響を与える。

子どもの神経系に悪影響か プラスチック原料で米指摘

 米政府が進めている化学物質の毒性評価で、米国立環境衛生科学研究所の専門家委員会は9日までに、プラスチック原料のビスフェノールA胎児や子どもの神経系に悪影響を与える懸念があるとする結論をまとめた。今後、規制につながる可能性もある。

 ビスフェノールAについては、メダカやマウスの動物実験で内分泌かく乱作用(環境ホルモン作用)が確認されているが、日本の環境省の評価では人間に対する危険性は少ないとされている

 専門家委員会は、これまでに発表されたビスフェノールAについての科学論文を評価。胎児と幼児、子どもに蓄積して神経系や行動に与える影響について「いくらかの懸念がある」と結論付け、さらに研究が必要だとした。



 環境ホルモンの怖いところは、顕著に見えてこないことです。更に、将来、その次の代の子供にも影響を及ぼすかもしれません。できるだけ接しないほうがよいのですが、まだまだこの分野に関しての具体的予防策はできそうにありません。

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2007年08月01日

インスリンは、脳内では老化を促進する作用を行っている。

インスリン脳内では「悪役」

 不足すると糖尿病につながるホルモン「インスリン」が、脳内では老化の促進という“悪役”を演じていることが、米ハーバード大の実験でわかった。

 脳内でインスリンを働きにくくしたマウスは、通常のマウスより18%も長生きした。研究成果は米科学誌サイエンスに発表した。

 インスリンは全身の細胞に作用して、栄養の利用などを制御する。田口明子研究員らは、細胞がインスリンを受け取る際に働くたんぱく質を、脳内で半減させたマウスを遺伝子操作で作製。マウスは太り気味だが糖尿病にはならず、936日間生存した。通常のマウスは791日だった。

 研究チームのM・ホワイト博士は「粗食や運動が長寿に良いのは、血中のインスリン量を下げる効果があるからだろう」と説明している。



 ありすぎても困る、ということですかね。まぁ元々質素な食生活だった時代には血糖値を下げる効果を持つインスリンはあまり関与していなかったといいますし。「贅沢する→インスリン過剰分泌→脳内で老化を促進」という流れが一番イメージしやすいですね。

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2007年06月16日

先端巨大症(末端肥大症)の新しいタイプの薬「ソマバート」を発売

ファイザー、先端巨大症の治療薬

 米系製薬のファイザーは5日、下あごや手足などが大きくなり、関節痛や頭痛を引き起こす先端巨大症の治療薬「ソマバート」を発売した。成長ホルモンの過剰分泌を抑える従来の治療薬と異なり、過剰に分泌されたホルモンの作用を抑える治療薬。ピーク時に年間5億円強の売り上げを見込む。

 この病気は成長ホルモンを過剰に分泌して、発汗や視野障害などの症状が出る。脳下垂体と呼ぶ脳の一部にできる腫瘍が原因のため、手術での切除を優先する。ソマバートは手術や他の薬剤で効果が不十分だった患者を対象に投与する。欧米27カ国ですでに承認を取得している。



 成長ホルモンそのものの分泌を抑制するのではなく、成長ホルモンは沢山作られていても、それが機能しないようにする薬、です。

 記事中にもあるように、基本は手術なのですが、それでも成長ホルモンが分泌され続けることはあるので、そういった人には薬で抑えるしかないんですよね。ちなみに先端巨大症という病名は、末端肥大症と一緒です。

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医学処:K-1のチェ・ホンマン選手が末端肥大症と指摘される。
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2007年05月31日

K-1のチェ・ホンマン選手が末端肥大症と指摘される。

<K−1>崔洪万、‘巨人症’波紋広がる

「テクノゴリアテ」崔洪万(チェ・ホンマン、26、218センチ)が‘巨人症’と呼ばれる「末端肥大症」を指摘され、波紋が広がっている

慶煕大学内分泌内科の金成運教授は30日、聯合ニュースと電話で、「崔洪万の場合、身長が2メートル以上あり、顔の形を見れば間違いなく末端肥大症」とし「早い時期に治療をしてこそ長生きできる」と語った。末端肥大症とは、脳下垂体に生じた腫瘍のため成長ホルモンが過剰に分泌され、身体末端部位の顔や手足などの成長が止まらない病気。

金成運教授は「以前、崔洪万に会って精密診断を受けるよう勧めたが、本人は受け入れなかった」とし「腫瘍が大きくなれば頭が痛くなる。 また心臓と手足はずっと大きくなる。 後に大腸がんになる可能性もある」と警告した。

崔洪万は来月3日に米カリフォルニアで開催される「K−1ダイナマイトUSA」大会のメーンイベント試合でプロレススター出身のブロック・レスナー(30、米国)と対戦する予定だった。 しかし崔洪万は大会出場を控えて現地でメディカルテストを受けた結果、下垂体に腫瘍が見つかり、CSACから出場許可を受けられず、レスナーとの対戦もキャンセルされる危機に直面している。



 むしろ今まで気付いてなかったのかという感じもしますが…。成長ホルモン(GH)の過剰分泌で、指や顔の形などが特徴的に変貌します。チェホンマンの場合その特徴を全て兼ね備えているといっても通ると思います。有名な病気ですし、一般の方でも気付いている人はかなり多いと思うのですが。

 検証用画像が出回っていましたので参考までにどうぞ。



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2007年05月24日

糖尿病の男性は、精子が損傷されやすい。

糖尿病の男性は精子が損傷されやすい

 糖尿病により精子が損傷され、男性の生殖能力が低下する可能性のあることが英国の研究で示され、米医学誌「Human Reproduction」に掲載された。

 BBCニュースによると、研究グループは男性56人の精子を分析。その結果、糖尿病の男性では精子DNAの断片化が52%でみられたのに対し、非糖尿病男性では32%であったという。

 また、糖尿病男性では、細胞に必要なエネルギーを産生するミトコンドリアのDNA欠損が高い比率でみられた。精子DNAに欠損があると、男性不妊、妊娠不成功、流産などの原因となるという。今回の研究ではさらに、糖尿病男性の精液量は正常量と比較して有意に少ないが、精子の濃度、構造、運動には差がないことも判明した。

 糖尿病が実際に男性の生殖能力に影響を及ぼしているのかどうかは不明だが、糖尿病患者が急速に増加していることを考えると、この知見は憂慮すべきもので、さらに研究する必要があるとしているとBBCニュースは報じている。



 糖尿病は国民病ともいえるものですが、生殖能力にまで異常が出るとなると、うかうかしてはいられません。

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2007年03月29日

オイボの肝臓を食べてビタミンA過剰の食中毒となる。

「オイボ」の肝臓食べ、富山市で3人が食中毒

 朝日町沖合いなどで捕れるオイボ(スズキ科のイシナギの別名)が原因の食中毒がありました。富山市内の飲食店で、オイボの肝臓を食べた客3人に、顔や手の皮膚が剥がれるなどの症状が出ていたことが11日わかりました

 富山市保健所によりますと、先月23日の昼、市内の飲食店『銀鱗』で、ランチメニューの中のオイボの肝臓の煮付けを食べた60歳から70歳代の女性3人に、頭痛や吐き気、顔や頭、手の皮膚が剥がれるといった症状が出て、2人が医療機関で治療を受けたということです。

 保健所では症状などから、ビタミンAを一度に大量に摂ったことによる食中毒と断定し、この店を11日から13日まで3日間の営業停止処分としました。オイボの肝臓は、ビタミンAを大量に含んでいるため、食品衛生法では食用を禁止していますが、店側は、それを認識していなかったということです。



 ビタミンAは脂溶性ビタミンです。つまり水に溶けないので、オシッコとして排出することが難しく、どんどん身体に溜まります。そのため大量にとると過剰症状を呈するわけです。以下wikipediaより。

過剰障害:脳圧亢進、四肢の痛み、肝機能障害、激しい頭痛(おもに後頭部)、疲労感、奇形の発生

食中毒症状:イシナギ、サメ、マグロ類などの南方魚や鯨、シロクマの肝臓を食べ過ぎると食中毒として起きる。

中毒症状は食べた後30分〜12時間であるが、ほとんどは短時間でおきる。まず、激しい頭痛がある。嘔吐や発熱を呈すこともある。これは早く回復する。次に、1〜6日後に顔面の皮膚が、はがれ落ち、手足、全身に広がる。1月ぐらいで全身の皮膚がはがれる。

関連:医学処 ビタミンA,Eなどの抗酸化サプリメントは死亡率を高める可能性もある
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2007年03月23日

赤色LEDを当てたハーブはビタミンC含有量が9.7倍になる。

LEDで植物すくすく、家庭用ライトスタンドがブーム

 日の差さない部屋の中で植物が育てられたら――。そんな願いをかなえる家庭用の植物育成ライトスタンドが、園芸ファンの間で静かなブームを呼んでいる。大規模な野菜工場で使われるのと同じ赤色LEDが植物の光合成を促すので、観葉植物が元気に長持ちする。台所や食卓で手軽にハーブなどを育てることもできそうだ。

 照明用電子回路メーカー、和光電研(大阪府八尾市)の「マイプラント」という商品で、昨年秋に発売。通販雑誌などで紹介され、これまでに約4000台が売れた。赤色LEDの波長は光合成に適しており、1日12時間使っても電気代は月17円という省電力ながら、日に当てるのと同じ効果が期待できるという。

 同社がハイビスカスで実験したところ、光を当てた鉢はすくすく育って花を咲かせたが、当てなかった鉢は3カ月後に枯れてしまった。

 また、実験に協力してくれた東京家政学院大では、室内で30日間、イタリアンパセリやルッコラなどのハーブを育てたが、光を当てなかったものとのビタミンCの含有量に最大9.7倍の開きが出たという。

 同社は電機メーカーからの受注が多いが、家庭用の製品を作るのは初めて。開発した服部静尚顧問は「実力は折り紙付き。数年後にはこれを使うのが園芸ファンの『常識』になるはず」と期待する。

 大規模園芸店や東急ハンズの店頭にも並ぶ。実勢価格は税込み8000円程度。



 月17円とは驚きの安さ。8000円で購入しても、いずれ元がとれるのではないでしょうか。室内園芸に色々な可能性が出てきそうですね。

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2007年03月19日

医師がメニューを企画したドクターズレストランが人気の兆し

医師が監修 ドクターズレストラン

 医師がメニューを企画し、健康への良さをうたった料理を提供するレストランが増えている。「ドクターズレストラン」と呼ばれ、老化防止や生活習慣病予防などを掲げた料理が特徴だ。

 東京・秋葉原の「東京フードシアター5+1(ファイブプラスワン)」では1月から、通常のフレンチやイタリアン料理に加え、「白沢式アンチエイジング(抗加齢)・クッキングメニュー」が登場した。

 監修したのは、長寿者の遺伝子などを研究している東京都老人総合研究所部長の白沢卓二さん。長寿者の疫学調査や動物実験などから、〈1〉ポリフェノールなど何千種類もあるフィトケミカル(植物化学物質)を含む野菜や果物を多くとる〈2〉不飽和脂肪酸のDHAの多いサバやイワシなどの青魚を食べる〈3〉カロリーを取りすぎない――といった特徴がわかってきたという。

 アンチエイジング・クッキングメニュー(1コースのみ、6000円)では、白沢さん推薦の食材を使い、一流シェフが前菜、スープ、魚、肉、デザート、パンの6品の料理を創作した。

 1月下旬に試食会を開いたNPO「元気な120才を創る会」理事の佐々木道子さん(67)は、「頻繁に食べにくるのは難しくても、食材の知識が普段の生活に生かせれば」と話す。

 東京・四谷の医療施設「四谷メディカルキューブ」では、最上階(7階)に設けたレストラン「ミクニマンスール」で、三国清三シェフが創作し、医師がアドバイスしたアンチエイジング料理を提供。患者以外の一般人も利用できる。

 ランチプレート(2500円)は、月ごとに「抗酸化力」、「骨粗鬆症予防」、「デトックス(解毒)」といったテーマを設定。同施設の管理栄養士森由香子さんによると、骨粗鬆症予防では、骨を作るカルシウムやビタミンDが豊富な食材、体内の不要成分を排出するというデトックスでは、亜鉛などミネラルの多い食材を用いた料理を作った。

 3月の抗酸化力メニューは、細胞を傷つけ動脈硬化や老化を招く酸化を防ぐ働きがあるという、七色の野菜を盛り込んだ。カロリーも一食500〜600キロ・カロリーと抑えめだ。

 糖尿病や肥満対策のため、低カロリー食を掲げたレストランもある。

 大阪市には昨年、糖尿病食専門レストラン「知食旬菜ETSU」がオープン。管理栄養士による栄養指導室や、インスリン注射のための部屋などもある。また、大阪リーガロイヤルホテルのレストランでは、糖尿病患者らの要望に応え、360キロ・カロリーのフランス料理フルコースも登場。味気なくなりがちなカロリー制限食に楽しみを添えている。



 糖尿病食専門レストランは流行りそうですね。一度だけ健康食を味わうのではなく、そこで学んで帰れるのが嬉しい。更にインスリン注射の部屋まで用意してあるとは至れり尽くせりですね。

 健康は食から始まります。知識があって損はしませんよ。

 しかしこのドクターズレストランというネーミングは、どうしてもアルカトラズを思い起こさせますね。医療関係者は3000円割引という刑務所病院レストラン、出てくる料理は高カロリーみたいですのでご注意を。
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2007年03月05日

ニンニクを食べても悪玉コレステロールは減少しないことが判明

生ニンニク半年食べ続けたら…?コレステロールには効果なし

 試験管での実験や動物実験で確認されているニンニクが悪玉コレステロール(LDL)を抑制する効果について、成人を対象に実験してみたところ、とくに効果はみられなかった。被験者の一部は生のニンニクを半年間にわたり食べ続けた。

 スタンフォード大予防医学調査センターのクリストファー・ガードナーさんらが専門誌で発表した。

 それによると、ガードナーさんらは血圧がやや高い192人の成人を4つのグループに分け、生のニンニク(サンドイッチなどで)▽粉状にしたサプリメント▽成分を抽出したサプリメント▽偽薬−をそれぞれ、週6日、1日ニンニク1かけ分、6カ月にわたって食べてもらい、毎月血液検査をしてLDL濃度の変化を調べた。

 だが、LDLのほか、中性脂肪の濃度についても、4グループで目立った違いは表れなかった。ニンニクに含まれるアリシンがコレステロールの生成を抑制することは試験管で確認されており、「生のニンニクはLDL低下に必ず効果があると思っていた」とガードナーさん自身も驚いているという。

 ニンニクのサプリメントは2006年、1億6000万ドル(約192億円)を売り上げた。サプリメント製造・販売の業界団体のボブ・ボリスさんは「ニンニクにはコレステロール濃度の正常レベルを維持する効果はある」と話している。



 毎日生のニンニクを一かけ分食べるって相当キツイ実験だと思うのですが…。それを実践した被験者に拍手です。でもこの実験はにんにく以外の食を何も考慮してないっぽいですね。んーそれでアリシンの効果がないと言えるのかどうか。

 そこまで劇的に効果は上がらない、程度に捉えたほうがいいでしょう。にんにくそのものは、健康にいい食べ物ですから。

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ムコ多糖症の男児を救うため、国内未承認薬を無償提供する

難病男児に新薬効果、国内未承認薬を無償提供へ

 骨の変形や臓器の機能障害が進行する先天性の難病「ムコ多糖症」と闘う岡山県総社市、秋山裕斗ちゃん(5)の治療のため、東京や大阪の医師7人が、国内未承認の酵素製剤を使って臨床研究する「治療検討班」(班長・折居忠夫岐阜大名誉教授)を発足させた。

 製剤は、両親が寄付なども受け月額約400万円をかけて個人輸入してきたが、今後は検討班が米国の会社から無償提供を受ける。柔道整復師の父、武之さん(40)は「経済的な負担が軽くなり、安定した治療への道筋がついて夢のよう」と喜んでいる。

 大阪の医薬品開発会社が国内販売に名乗り出ており、検討班は今後、臨床検査を通じて、製剤の有効性や安全性などのデータを国に提出する。厚生労働省も「承認が迅速に進むよう、最大限協力する」としている。

 同症は、細胞をつなぐムコ多糖を分解する酵素不足のため、余分な糖が蓄積し内臓の機能低下などが起きる病気。7型まであるうち、裕斗ちゃんは国内では4人しかいない6型で、有効な治療法の研究が遅れていた。

 武之さんは、米国で有効な製剤が承認されたと聞き、個人輸入を決意。昨年11月から岡山市内の病院で投与を始めた。半年間変わらなかった身長が約1センチ伸び、滑り台で遊べるようになるなど症状の改善もみられたが、製剤が高額で負担が大きいため、購入費の一部は幼稚園の関係者らが寄付を募って支えてきた。

 検討班のメンバーの国立成育医療センター遺伝診療科(東京)の田中藤樹医師は「継続投与で承認に向けた貴重なデータが得られるはず」と期待している。



 酵素補充療法は効果があるとされている治療法です。まだ臨床試験段階ですが、骨髄移植にとってかわる治療法として期待されています。今回の試みは大変GoodJobです。またこれまで支えていた幼稚園の関係者も素晴らしい。良い人に恵まれているのが幸いしたといえましょう。

 6型ということはMorquio病でしょうか。ムコ多糖症は欠損する酵素によってHurler病やHunter病、Sanfilippo病など異なる名称になります。Morquio病は常染色体劣性遺伝で、典型的な「古典型」では、N-アセチルガラクトサミン-6硫酸スルファターゼの欠損によって、ケラタン硫酸とコンドロイチン硫酸が蓄積します。そのため症状として乳幼児期に胸腰椎の後彎、側弯などを停止、身体に比べて手足が相対的に長くなる「短胴性低身長」となります。

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2007年03月01日

アーモンドは毎日食べても体重が増加しない食品

減量にアーモンド かむことで満腹感 生産団体セミナー

 血糖値やコレステロール低減効果が注目されているアーモンドに、食べてもカロリー分のエネルギー摂取作用がないことが明らかになった。米パーデュー大学食物栄養学部のリチャード・マッテス博士が、カリフォルニア・アーモンド協会主催のセミナーで研究成果を公表した。

 マッテス博士によると、アーモンドには、減量の際に最大の障害となる空腹感を抑える効果が高いという。良質の脂質、タンパク質、食物繊維を豊富に含み、食べる際によく噛むことから、満腹感を感じやすく食べ過ぎを防ぐ効果があるというわけだ。アーモンドを適量(23粒前後=167キロカロリー)毎日食べても体重が増加しないという研究成果も披露。

(1)満腹感を感じるのでほかの食事からのカロリー摂取が抑えられる
(2)アーモンドを食べるとエネルギー消費が増える
(3)皮に含まれる食物繊維が腸での脂質吸収を抑制する
などの理由によって、アーモンド摂取によるカロリーはほとんど体重増加に結びつかないという。

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 へぇー。脂質が多い高カロリー品かと思っていたのですが、意外や意外。もしこの結果が本当ならば、食前に大量のキャベツを食べることによってある程度腹を満たすキャベツダイエットよりも効果がありそうですね。
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男性の汗をかいだ女性は性的興奮、心拍数増加を引き起こす

女にとって男の汗ほど“いい匂い”のものはない!?

 カリフォルニア大学バークレー校の研究グループは、男性の汗に含まれる化学物質の匂いをかいだ女性には、重要なホルモンの値が上昇し、普段よりも性的興奮を覚え、心拍数も増えるなどの変化が見られたと発表した。

 ヒトが異性のホルモンに影響を及ぼす“匂い”を分泌するという、初の直接的な証拠を示す例だという。この研究結果は今週発売の神経科学の専門誌に掲載される。

 研究では、男性の発する伝達物質と見られているアンドロステンジオンに焦点をあてた。これまでの研究で、このアンドロステンジオンの匂いは女性の気分に影響を及ぼし、性的・生理的刺激をもたらし、脳を活性化することが確認されていた。だが、ホルモン値への影響はあまりはっきりと確認されていなかった。テストステロンの前駆体であるアンドロステンジオンは、男性の汗や唾液、精液の中に認められ、麝香のような香りがする

 研究グループのリーダーであるクレア・ワイアート氏は7日、インタビューに対して、「研究結果を見ると、汗の匂いをかぐことでさまざまな反応が引き起こされる可能性がある、ということが分かります」と語った。

 研究グループでは、バークレー校の女性の学部学生48人(平均年齢およそ21歳)に容器に入ったアンドロステンジオンの匂いを20回かがせた後、彼女達の唾液中のホルモン、コルチゾールの値を測定した。コルチゾールは、身体が適切な覚醒や幸福感を維持したり、ストレスに反応したりする機能を助けるために分泌されるホルモンである。

 アンドロステンジオンの匂いをかいだ女性たちのコルチゾール値は、匂いをかいでおよそ15分以内に上昇し、最大1時間高い状態を維持した。また、以前の研究結果同様、女性たちは気分が良くなった、性的興奮を覚えたと報告し、血圧の上昇、心拍数や呼吸数の増加も認められた。

 比較のために、女性たちには製パン用イーストの匂いもかがせたが、同じ効果は見られなかった。研究者たちは、ヒトが分泌した特定の化学物質の匂いがホルモン値に影響する、と示されたのは今回が初めてだと語った。女性たちは、アンドロステンジオンに直接触れることはなかった。

 また、研究に協力してもらった女性は全員、異性愛者を選んだという。これは、同性愛者の女性だとこの男性ホルモンに異なる反応を示すのでは、という懸念があったためだ。

 ワイアート氏は、男性の汗の中の特定の物質が女性のホルモン値に影響を及ぼすと証明されたのは、今回が初めてだとする一方で、汗に含まれる他の物質も似たような作用をもたらす可能性があるとも指摘した。

 研究では、コルチゾール値の上昇によって気分の高揚が引き起こされたのか、それとも気分に変化が生じたことによってコルチゾール値が上昇したのかを確認することはできなかった。

 また今回の研究結果は、アジソン病患者などコルチゾールを必要とする人々に対して、コルチゾール分泌を刺激するより良い方法があることを示唆するものでもあるという。コルチゾールを錠剤で服用すると、消化性潰瘍や骨粗鬆証、体重増加やうつ病などの副作用がある。研究者たちは、この錠剤の代わりにアンドロステンジオンのような化学物質を使ってコルチゾール値に影響を与えることもできるのでは、と考えている。

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 異性の汗が女性にとって好意を引き起こすというのは、以前から言われていたことです。実際日本での実験でも同様の結果が出たんじゃなかったかな。

 しかし、よくわからんのですが、副腎皮質以外の部分から放出されたアンドロゲンに対しては副腎皮質のコルチゾール分泌が増えるということでしょうか?なんかちょっとこんがらがってきました…。

 アジソン病というのは慢性副腎皮質機能低下症のことで、要するに副腎皮質(球状層、束状層、網状層)から分泌されるホルモン(糖質コルチコイド:コルチゾール、鉱質コルチコイド:アルドステロン、アンドロゲン)が分泌低下することによって、慢性的な脱力、易疲労、全身倦怠感、食欲不振、筋力低下、皮膚の色素沈着などがみられる病気です。

 副腎皮質のホルモンは脳下垂体前葉から分泌されるACTHというホルモンによって制御されていまして、普通なら、アンドロゲンが増加したらACTH分泌がネガティブフィードバックで抑制されるためにコルチゾール分泌も抑制されると思うんですが、そう考えるのは短絡的なんでしょうか。んー、少しホルモンについて再度勉強が必要なようです。

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2007年02月26日

ビタミンB3が特定酵素に結合することを妨げれば老化防止に繋がる

ナイアシンの阻害が老化防止につながる

 ビタミンB3(ナイアシン)の一種を阻害するような薬剤が、老化防止に役立つ可能性が示され、医学誌「Molecular Cell」2月9日号で報告された。

 米Wistar研究所(フィラデルフィア)教授のRonen Marmorstein氏らは、ナイアシンの一つであるニコチン酸アミドが、サーチュインと呼ばれる酵素の特定部位に結合し、その作用を妨げることを突き止めた。

 酵母、線虫およびハエなど多種にわたる生物で、サーチュインが活性化されると、有意な寿命延長効果がもたらされる。また、サーチュインは2型糖尿病や肥満のような加齢に伴う代謝障害を管理するのにも役立つ可能性があるという。ニコチン酸アミドがサーチュインへ結合するのを阻害するような薬剤があれば、サーチュインが活性化され、健康増進がもたらされると研究チームは述べている。

 Marmorstein氏によると、今回の知見はサーチュイン活性化薬剤デザインへの新たな道を示すものだという。そのような薬剤がヒトの寿命延長をもたらすかどうかは不明だが、肥満や2型糖尿病などの加齢による健康問題を抑止できる可能性が期待されるとのこと。

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 へえー。しかし難しいことに、このナイアシンを取らなければいいじゃないかというとそういうことではないんですよね。ナイアシンの欠乏は、ペラグラという症状を来たします。ペラグラの三大症状(皮膚炎、下痢、精神神経症状)が起こることを考えると…やはりビタミンB1はとらざるをえないです。サーチュインへの作用部位のみに限定して抑制する薬ができれば、もしかしたら老化を防ぐことが可能になるかもしれません。

 ちなみにナイアシン(ビタミンB3)はカツオ、さば、ぶり、いわし、レバー、鶏ささみ、まぐろ、シラス干し、たらこ、豆類に多く含まれるそうです。

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2007年02月10日

CD38がオキシトシンの分泌を促すことで母親の愛情行動が現れる

認識や愛情行動促す物質を特定、治療へ応用も 金沢大

 相手とのコミュニケーションを取ったり、母親が子どもを守ったりする生き物の「社会行動」に関係するたんぱく質を、東田陽博・金沢大医学系研究科教授(神経化学)らのグループがマウスの実験で特定した。発達障害の治療に応用できる可能性があるという。7日付で英科学誌ネイチャー電子版に発表する。

 東田教授らは、脳などに多い「CD38」と呼ばれるたんぱく質を作れないマウスが、異常な行動をすることに注目。約30匹で実験を繰り返した結果、記憶能力などは正常にもかかわらず(1)雄が雌を認識する(2)母親マウスが巣から引き離された子どもを巣に戻す――といった行動にかかわる能力が、約9割のマウスで欠けていた

 さらに、このマウスでは「オキシトシン」と呼ばれるホルモンの脳内濃度が低くなっていた。注射で補充すると行動が正常に戻ったことから、東田教授は「CD38が脳内のオキシトシンの分泌を促し、母親の愛情行動などを支えていることがわかった」としている。

 オキシトシンは、子宮収縮や母乳の分泌などに関係するホルモンとして知られる。最近になって、このホルモンが脳で働くと、「相手への愛情や信頼感が生まれる」可能性が指摘されている。他人とのコミュニケーションがうまく取れない発達障害との関係も研究されている。

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 謎のオキシトシンブーム。しかしホルモンというのは全身に作用を及ぼしますからね、実際、愛情に関わってくる部分もあるのかもしれません。

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2007年02月02日

トイザらスの幼児向けおもちゃから、環境ホルモンDEHPを検出

おもちゃからフタル酸検出・トイザらスが回収へ

 川崎市は1日、玩具販売大手「日本トイザらス」(同市)が販売しているおもちゃから、内臓への毒性や内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)の疑いが指摘されている化学物質フタル酸ジエチルヘキシル(DEHP)を検出したと発表した。

 同社は販売した約1万7000個の回収作業を進めている。現時点で被害の報告はないという。同社は「商品を製造している中国の工場でDEHPが混入してしまった可能性もあり、原因を調べている」としている。

 DEHPが使われていたのは3歳児以上向けの「JUST LIKE HOME フルーツセット」。果物の形をしたプラスチック製のおもちゃで、全国のトイザらス店と広島県府中町のベビーザらス店の計154店で2005年5月から今年1月末まで販売。商品には「DEHPは使用しておりません」と表示していた。

 DEHPは塩化ビニールを軟らかくしたり加工しやすくする添加剤として使われる。国内では食品衛生法で03年8月から、乳幼児が口にするおもちゃなどでの使用が禁止されている。

 05年4月に同社が行った自主検査ではDEHPは検出されなかった。

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 何でも口に入れてしまう子供向けのおもちゃこそ、細心の注意を払ってもらいたいものです。影響を受けやすい時期に体や心が受ける刺激って、気づかぬうちに大きくなり取り返しがつかなくなります。そういったものから子供を守るのも、親の役目であり義務なのです。

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posted by さじ at 22:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 内分

2007年01月15日

あるある大辞典の納豆特集で全国の小売店が納豆品薄状態

フジ系列で「ダイエット効果」、納豆需要が急増・品薄

 7日夜のテレビ番組で、「ダイエット効果がある」と取り上げられた納豆の売り上げが急増し、全国の小売店で品薄状態になっている。

 放送翌日には品切れ店が続出、全国の納豆生産量の約5割を占めるとされる茨城県では中小メーカーにも新たな注文が舞い込み、増産に追われている。

 番組はフジテレビ系列の「発掘!あるある大事典(2)」。「朝晩に1パックずつ納豆を食べると効果的」などと紹介した。

 「おかめ納豆」で知られる最大手のタカノフーズ(茨城県小美玉市)や「金のつぶ」シリーズのミツカン(愛知県半田市)には、放送後、通常の倍以上の注文が殺到。両社は11日付の各紙朝刊に品薄をわびる広告を掲載した。

 注文は中小メーカーにも。「昔ながらの納豆屋さん」を製造するオーサト(茨城県取手市)では、9日から注文が1・5倍に増加。10日には在庫がなくなった。

 「だるま納豆」のだるま食品(水戸市)にも取引がなかったスーパーなどからも注文がきており、高野正巳社長は「40年近く仕事をしているが、こんなことは初めて」という。

 全国納豆協同組合連合会(東京)は「以前も納豆がテレビで取り上げられ、売り上げが伸びたが、1〜2週間で元に戻ってしまった。今回は影響が続けばいいが……」と願っていた。

 納豆など発酵食品に関する著作のある小泉武夫・東京農大教授は、「健康志向の高まりで、食品がメディアに登場すると消費者が簡単に左右される傾向が強まっている。根拠があいまいな情報が流されることもあり、消費者も慎重になる必要がある」と話している。

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 本当に売り切れてました。日本人って馬鹿なんですかね。納豆が健康に良いというのは常識だと思っていましたが、何故番組を見て買いに走るのかが分かりません。むしろ常食するものでしょう、納豆って。おいしいですし。メディアに惑わされず、昔からある和食をたしなんでいれば健康にもダイエットにも有効ですよ。ジャンクフードみたいなカロリーこってり食ばかり食べていれば太るのは当然です。

 あるある大辞典の「嘘」はこちらを御覧下さい。

「納豆で血液サラサラ」は嘘 「あるある大辞典」とNHKのトリック

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posted by さじ at 01:44 | Comment(2) | TrackBack(0) | 内分
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