2008年07月03日

噛み煙草は口腔癌のリスクを80%も上昇させる。

無煙たばこ、口腔がんのリスクを80%上げる=WHO研究

 噛みたばこや嗅ぎたばこは肺がんとの関連性がないものの、こうした無煙たばこ製品は口腔がんのリスクを80%上昇させるという研究結果を、世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)が1日に発表した。

 IARCの疫学者、パオロ・ボフェッタ氏は、同研究の狙いについて、これまで専門家の見解にばらつきがあった無煙たばこのリスクを数値化しようとしたと説明。

 世界各地で行われた11の研究を調査したところ、噛みたばこや嗅ぎたばこを使用する人々は、食道がんとすい臓がんを発症するリスクも60%高かったという

 同研究結果は英医学誌ランセット・オンコロジーに掲載されている。



 煙が悪いわけではなく、煙草の成分そのものが癌を引き起こすんですかね。

 噛み煙草は日本ではあまりメジャーではありませんけれど、普通の煙草は癌のリスクになるが噛み煙草なら問題ないという誤解をよく見ます。

 実際は、肺に行くことはないにせよ、口腔や食道などには当然煙草の成分がいきわたりますので、癌は出来る、と。

 肺癌は症状としてかなりツライですが、口腔癌は美容上の問題もありますし、何より口関連の機能って高次機能を行う人間にとっては重要ですからね。正直言って口腔癌になるリスクが上がるというだけで、噛み煙草はやりたくありません。。。

参考:口腔癌体験記

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乳房手術した女性専用のブラジャー「リマンマ」を発売する。

乳房手術後の下着 相談会

 乳房を手術した女性のための下着を展示し、試着や採寸、個別相談に応じる装いと下着に関する相談会」が今月から全国9都市で開かれる。

 下着メーカーのワコール(京都市)が行っている相談会で、今年で16年目。同社では、乳がんなどの手術をした女性のための下着「リマンマ」を販売している。

 例えば、ブラジャーの肩ひもの調節金具は背中側に付けて手術跡にあたらないようにするなど、細かな工夫が施されている

 会場では全サンプルを展示。専門アドバイザーがパッドや下着の選び方、着け方の相談に無料で応じ、採寸や試着も可能。当日は商品の販売はしないが、予約を受け付ける。

 会場と日程は以下の通り。

和歌山市(和歌山ビッグ愛)17〜19日

青森市(青森県観光物産館アスパム)9月11〜13日

新潟市(新潟商工会議所中央会館)9月18〜20日

熊本市(レンガヒル・熊本)10月16〜18日

長野市(JA長野県ビル)11月13〜15日

徳島市(アスティとくしま)11月20〜22日

前橋市(12月に予定)

浜松市(1月に予定)

広島市(広島県立総合体育館・2月に予定)

 事前予約が必要。問い合わせは、ワコール・リマンマ事業課(0120・037・056)へ。



 女性ならばかなり高い確率で、乳がんになります。しかし早期発見のためのプロセスを経ていれば、つまり定期的に検診を受けていれば、早期がんで済みますし、切り取るだけで治ることもあります。

 しかし乳房にメスを入れ、切り取るということは、女性ならば誰しも抵抗があるもの。

 現在は再生術も発達していますので、結構満足度は上がってきているようですが、それでも違和感はあるでしょう。

 この、乳がん術後専用ブラ「リマンマ」は、まさに女性のためのブラといった感じです。是非一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

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2008年06月30日

肺癌治療薬イレッサによる副作用は1916件。734件が死亡

イレッサ副作用死、734人に=1年間で28人増−厚労省

 厚生労働省は24日、肺がん治療薬イレッサ(一般名ゲフィチニブ)の副作用と疑われる症例が、2002年7月の販売開始から今年3月末までに1916件報告され、死亡した人は734人に上ったことを明らかにした。

 小池晃参院議員(共産)の質問に対する答弁書で明らかにした。07年度の1年間で、副作用と疑われる症例は119件増え、死亡は28人増えた。



 画期的な「分子標的薬」でしたが・・・副作用が強くては使い勝手が良いはずもないですよね。

 副作用による死亡なのか癌によるものなのかは分かりませんが、副作用だけで2000例近く報告されているので、まぁ今後は難しいかなあと。

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がんの発見の遅れを医療ミスとして1000万円を払う。

がん発見遅れは医療ミス、市が1千万円支払う

 大阪府の東大阪市立総合病院の医師のミスでがんの発見が遅れ、人工肛門と人工膀胱をつけた生活を余儀なくされたとして慰謝料1500万円の支払いを求めた同市内の男性(63)に対し、市側が医療ミスを認め、1千万円を支払って和解した。市が26日明らかにした。

 同病院によると、男性は腹痛などを訴え、消化器科に99年秋に約1カ月、内科に01年春に約10日間入院。その際、便に血が混じっていたり、がんが疑われたりする検査結果が出たが、担当した30代の女性医師と40代の男性医師は大腸ファイバースコープなどを使った精密検査をせず、それぞれ、すい臓炎、細菌性大腸炎と診断した

 男性はほかの病院で直腸がんと診断され、02年1月に手術で膀胱などを摘出。昨年8月に市に損害賠償を求めた。病院が当時のカルテを調べ、退職していた医師2人に事情を聴いたところ、異常を見落としたことがわかり、今年5月、東大阪簡裁での調停で和解に応じたという。

 波多丈院長は「あってはならない医療ミスで、深くおわびする。すべての医師に指導を徹底し、再発防止に努めたい」としている。



 まず癌を疑い、それを念頭において診断すべきところですからね。これは医療ミスですな。

 画像などの検査法が発達した今では、「見落とし」というイージーミスは、あってはならぬことです。特に総合病院などの大きい病院の場合、「病院の中でも最後に行き着くところ」としての責任がありますからね。

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2008年06月19日

ハーバード大学が慢性骨髄性白血病の根治療法を開発する。

慢性骨髄性白血病、根治へ治療法を開発 ハーバード大

 慢性骨髄性白血病の根治につながる治療法を、米ハーバード大医学部の伊藤圭介研究員らが開発した。異常な白血病細胞をつくりだす骨髄中のがん幹細胞をなくし、再発を防ぐことにマウスで成功した。人間の細胞でも同様の効果を確認した。19日付の英科学誌ネイチャーに発表する。

 同大はこの治療法の臨床試験の開始を、すでに決めた。イタリア・トリノ大からも臨床試験の依頼を受け、日本でも計画しているという。

 現在の抗がん剤治療で使われる薬は、白血病細胞のような増殖能力が高い細胞を標的にしている。このため、白血病細胞は殺せるが、増殖をしていないことが多いがん幹細胞には効きにくかった

 伊藤さんらは、まず「PML」という遺伝子が、がん幹細胞を休止期の状態にしていることを発見。さらに亜ヒ酸を抗がん剤と一緒に投与すると、このPMLの働きが落ちて、がん幹細胞の増殖が盛んになり、抗がん剤の効き目があがることを突き止めた。

 慢性骨髄性白血病は、国内では10万人に1〜2人の割合で発症し、成人の白血病の約2割を占めるとされる。



 慢性骨髄性白血病。いわゆるCMLです。フィラデルフィア染色体、BCR-ABL遺伝子、そして治療薬のグリベッグ(イマチニブ)。

 グリベッグの登場により、かなり効果を挙げて来ましたが、今回のこの発見によって、より助かる人が増える可能性が。血液のがんと言われている白血病でも、根治することができるようになる、かも。

参考:慢性骨髄性白血病

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2008年06月04日

移植後の肝がんを防ぐ、NK細胞の培養投与について。

NK細胞で移植後の肝がん防ぐ

 正常な肝臓にある強い抗がん作用を持つナチュラルキラー細胞(NK細胞)を培養・投与することで、肝臓がんで臓器移植を受けた後の患者で、再び肝がんができるのを防ぐことに、広島大の大段秀樹教授(外科学)らが成功した。

 肝臓がん患者に移植を行った後、体内に残るがん細胞で、移植した肝臓に再びがんができる場合がある。

 大段教授らは2年前、移植用の肝臓に通した後の保存液から、強い抗がん作用を持つNK細胞を発見。2日間培養し、肝臓がんを殺す能力を高めたNK細胞の投与を移植患者に始めた。

 その結果、2000〜2006年に移植を受け、NK細胞を投与されなかった患者42人のうち4人に再びがんができたが、細胞を投与した14人には現在、がんはできていない。

 培養したNK細胞の表面には、肝臓がんを殺す働きを持つたんぱく質が多数生成されるという。

 また、肝臓がん患者の7割以上がC型肝炎だが、培養したNK細胞は肝炎ウイルスの増殖を抑えるインターフェロンを作り出す働きも持つ。大段教授らが移植後の患者にNK細胞を投与したところ、何もしない場合と比べ、ウイルスの量を一時100分の1まで減らすことが出来たという。



 これはナイス。

 あ、これはアレですよ、いわゆる免疫療法っていうんですか、癌の患者の免疫細胞を取り出して培養して注入すると治るとかいう、うさんくさい医療(?)とは違います。実際免疫療法ってどこまで効くんですかね。根拠はまるでないですし、末期のがんを免疫で治せたらそりゃどこの病院でも取り入れますし。

 あくまで、肝がんが「出来るのを防ぐ」だけ。がんを治すというわけではないので。
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喫煙者が飲酒すると肺癌の危険率は更にアップする。

飲酒で肺がん危険度アップ=喫煙者の場合「拍車」

 たばこと肺がんの関係はよく知られているが、酒を飲む量が多いとさらに発症リスクが高まることが30日までに、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター部長)の大規模疫学調査で分かった。非喫煙者ではこうした関係がみられなかった

 飲酒と肺がんについては多くの研究があるが、たばこの影響が大きいため、はっきりした結果は得られていない。

 研究班は1990年と93年、東北から沖縄まで全国10地域で、40〜69歳の男性約4万6000人の生活習慣などを調査。2004年まで追跡し、この間に651人が肺がんになった。

 飲酒量で「飲まない」「時々飲む(月1〜3回)」と、1日当たり「1合未満」「1〜2合」「2〜3合」「3合以上」に分け、喫煙者と非喫煙者を別々に解析。喫煙者では、飲む量が多いほど肺がん発症率が高くなる傾向があり、「2〜3合」「3合以上」では時々飲む人の1.7倍だった。 



 実際、酒もがんのリスクにはなりますけれど、肺癌の場合、煙草の害がダントツすぎて今まで調査のしようがなかったというだけでしたからね。

女子中高生が煙草を吸う原因は、母親にあった
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2008年05月15日

抗がん剤の原料となる猛毒の植物。

抗がん剤原料の猛毒もつ植物、なぜ平気? 副作用減に道

 大腸がんや肺がんなどに使われる抗がん剤イリノテカンの原料になる猛毒カンプトテシンをもつ植物が、自らは中毒を起こさない仕組みを千葉大学の斉藤和季教授(植物細胞分子生物学)らが突き止めた。この仕組みを応用すれば、薬を大量生産したり、副作用を抑えたりする方法が開発できる可能性がある。今週の米科学アカデミー紀要(電子版)に発表される。

 イリノテカンは、中国原産の落葉樹である喜樹や南西諸島のクサミズキの葉からカンプトテシンを抽出、精製して製造している。これらの植物は、動物に食べられないためや近くにほかの植物が生えないようにするためにカンプトテシンをつくるよう進化したと考えられる。

 薬の大量生産には酵母や大腸菌の遺伝子に原料の遺伝子を組み込んでつくらせる方法がある。しかし、カンプトテシンができるとその毒で、酵母や大腸菌が死んでしまう

 斉藤教授らは、カンプトテシンをつくるチャボイナモリという植物では、酵素の遺伝子に、特殊な変異があることを見つけた。喜樹の酵素にも同じ変異があった。同じ変異を酵母の酵素に人為的に起こすと、カンプトテシンがあっても酵母は増え続けた。そこで、この方法を応用すれば、イリノテカンを短期間に大量生産できる可能性があるという。



 へぇー。イリノテカンって植物から作っていたんですか。それが腫瘍を攻撃する働きをする薬になるとはねぇー。

 自分の毒で死なない工夫も、遺伝子としてセットされている、と言ってしまえば簡単ですけれど、実際はなかなか難しいですよね。まさしく進化の不思議と言わざるをえません。

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2008年04月24日

乳製品を多く取る男性は前立腺癌になりやすい?

乳製品が前立腺がん促進? 他のがんには予防効果も

 牛乳やヨーグルトなど乳製品を多く取る男性は、前立腺がんになる危険性が、ほとんど取らない人の約1・5倍になるとの疫学調査結果を、厚生労働省研究班が16日、発表した。

 研究班は9府県の45−74歳の男性約4万3000人を平均7年半追跡。この間、329人が前立腺がんになった。牛乳で摂取量が最多のグループ(1日コップ1杯半)は、最少のグループ(ほとんど飲まない)より危険性が1・53倍大きかった。ヨーグルトや乳製品全体でも、最多グループの危険性は、最少グループの1・52−1・63倍だった。

 乳製品は大腸がんや他の疾患を予防するとの報告もあり、研究班の倉橋典絵国立がんセンター研究員は「一概に摂取を控えるべきだとはいえない」として、乳製品の利益と不利益のバランスを明らかにするような調査が必要だとした。



 何ででしょうね。乳製品に含まれる脂肪分か、もしくは内分泌に影響を与えるような何かが前立腺に悪影響を?

 いや、でも、癌ですもんね。そんな理由ではないような気もします。

 まぁ今までどおり食べても平気でしょう。

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2008年04月17日

化学療法前に正常の細胞を副作用から守る方法を発見する

癌化学療法前の絶食が正常細胞を副作用から守る

 癌化学療法の前に絶食することで、強い薬剤による細胞毒性副作用(toxic side effects)から患者を保護し、悪性細胞だけを攻撃する効果が得られることが示された。化学療法による副作用は癌治療の大きな障害の一つ。

 研究を行った米南カリフォルニア大学ノリスNorris癌センターのValter D. Longo氏によると、今回の知見は試験管レベル、および酵母とマウスを用いた実験によるもので、ヒトでは再現されていないが有望だという。この知見は米国科学アカデミー発行の「Proceedings of the National Academy of Sciences(PNAS)」オンライン版に3月31日掲載された。

 Longo氏によると、今回の発想はもともとアンチエイジング(抗加齢)という異分野の研究から得たという。正常細胞にはあらゆる危険やストレスから生体を守る「防御モード」があることを突き止めたLongo氏らは、この特質を利用して、化学療法を実施する際に正常細胞と癌細胞とを区別することができないかと考えた。

 飢餓状態を模倣するよう遺伝子操作した酵母において、ストレスに対する防御が得られることが示された。その後、ヒトおよびラットの癌細胞および正常細胞でブドウ糖欠損を誘発したところ、正常細胞は毒性物質から保護され、癌細胞は保護されないことがわかった

 研究グループは次に、脳腫瘍細胞を注射したマウスを高用量の抗癌薬エトポシドに曝露させ、治療前に48時間および60時間の絶食させたマウスと、絶食させなかったマウスとを比較した。その結果、絶食していないマウスの43%が治療から10日以内に死亡したのに対し、48時間絶食マウスでは死亡は1匹だけだった。また、絶食マウスは治療前に体重が20%減少したが、治療後4日で元の体重に戻ったのに対し、絶食していないマウスは治療後20%の体重減少がみられた。絶食していないマウスにみられた運動障害、体毛の乱れ、姿勢の悪化などの毒性副作用も48時間絶食マウスには認められなかった。

 60時間絶食マウスはさらに高用量の薬剤に曝露させたところ、絶食していないマウスは5日以内に全部死亡したが、絶食マウスには死亡例はなかった。絶食による体重減少は治療後ほぼ回復し、毒性の徴候も認められなかった。Longo氏らは、短期間の絶食により正常細胞が保護され、癌細胞のみ治療することが可能と結論付け、ヒトを対象とする試験を準備しているという。

 別の専門家は、この研究を化学療法の望ましくない副作用を軽減する取り組みとして「理にかなった」もので、極めて興味深く、期待できると述べている。ただし、この方法が誰に対しても有効であるとは限らない点も指摘している。



 これは興味深い!正常の細胞が正常たる点に着目し、不死・増殖という癌の特徴を見事に利用した手法です。

 絶食という、生物にとっては命の一大事となりうる状況を作ることで、正常細胞だけに通常とは違った活性化を与えるという着眼点が素晴らしい。是非とも人での臨床試験で成功させてもらいたいものです。

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2008年04月03日

国立がんセンターの麻酔科医、現場に不満で退職相次ぐ。

国立がんセンターで麻酔医退職相次ぐ 手術も制限

 日本で最大級のがん治療施設である国立がんセンター中央病院(東京都中央区、土屋了介院長)で、常勤の麻酔医10人のうち、5人が昨年末から今年3月にかけて相次いで退職し、手術件数を2割減らす事態に陥っている。全国的な麻酔医不足の波に、がん医療の先端を担う中核病院ものみ込まれたかっこうだ。

 中央病院は、1日当たり約20件だった手術を、3月から15件に減らした。院内に張り紙で手術件数の制限について患者に周知。「(手術を)特に急ぐ必要のある方には都内、あるいは自宅の地域の病院を紹介します」と理解を呼びかけている。

 中央病院によると、退職医師の多くは、給与など待遇の良い医療機関に転籍した。中央病院医師は国家公務員で、30代の中堅で年収700万〜800万円ほど。1千万円を超えることの多い民間病院と比べて低く、より良い待遇を求めたとみられる。また、関係者によると、技術を向上したいという麻酔医らの要望に、中央病院の手術内容では応えられないという不満も出ていたという。

 日本麻酔科学会が05年にまとめた提言では、全国にある1万の病院のうち4千施設が全身麻酔を実施。だが、麻酔医が所属する同学会員が常勤している施設は約2千にとどまっており、手術の安全が懸念されると指摘している。

 全身麻酔による手術件数は年々増えているほか、がん患者らの痛みをコントロールする緩和ケアやペインクリニックも広がっている。手術以外での麻酔医の需要も不足に拍車をかけているとみられる。



 お金の面ではまぁ仕方ないでしょう。むしろ薄給でも最先端のところでやりたいというガッツ溢れる麻酔科医が入っていると思っていました。

 しかし国立がんセンターでは麻酔科医の要求する「技術の向上」に応えられないということだそうで・・・。技術的にも他の病院に行ったほうがいいなら、麻酔科医はまぁいなくなって当然ですよね。ただでさえ麻酔科医は重宝するわけですから。

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2008年03月16日

乳がんの再発予防にハーセプチンが認可される。

ハーセプチン 乳がん再発予防にも認可

 乳がんの再発・転移患者への治療薬「トラスツズマブ」(商品名・ハーセプチン)が、手術後の再発・転移予防を目的とした治療でも使えるようになった

 乳がんの約2割は、HER2(ハーツー)という遺伝子が過剰に働くことで、がんが増殖する。ハーセプチンは、抗体の一種で、HER2が作り出すたんぱく質の働きを抑え、がん細胞の増殖を防ぐ。HER2が過剰に出ているタイプの患者に対し、3週間に1回、点滴で投与する。

 副作用として、2〜4%に心臓の機能低下が起こり、投与中やその直後の悪寒や発熱も報告されている。しかし、病気の原因となる細胞にのみ作用し、正常な細胞は傷つけない分子標的薬なので、副作用は抗がん剤と比べて少ない

 日本はじめ39か国で実施した大規模臨床試験では、手術後の抗がん剤治療の後、ハーセプチンを1年間投与すると、その2年後に再発していない患者の割合は81%で、使わない場合の74%より6・3ポイント改善した。生存率も92%と2・7ポイント改善した。

 日本乳癌学会は昨年、すでに薬物療法の治療指針を改定し、こうした再発転移を予防する目的での投与について「有用」と位置づけ推奨している。



 画期的分子標的薬、ハーセプチンです。その名の通り標的に対して効果を発揮するので、全身に副作用が出てしまう抗がん剤よりも効果が高く副作用も少ないとされています。

 女性にとって乳がんや子宮がんは、天敵です。可能性が高いので早期発見が必要とされていますが、いかんせん乳がんの場合は自覚症状が「しこり」程度ですので、見つけにくいものです。検診で早期発見が必要ですが、難しいですよね。

 術後のの再発の予防のためにハーセプチンを用いることができるようになったというのは大きいでしょう。効果のあるものはどんどん認可してほしいところです。
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2008年03月14日

乳がんの悪性化を引き起こす遺伝子を特定する。

乳がん悪化のカギ遺伝子を発見 米グループ

 乳がんが悪性化する時に決定的な役割を果たす遺伝子を米カリフォルニア大ローレンス・バークリー国立研究所の厚井重松輝美上級研究員らのグループが見つけた。13日付の英科学誌ネイチャーに発表する。この遺伝子はギャングのボスのように多数の遺伝子の働きを変え、がん細胞の増殖と転移を促す。乳がんの悪性度の診断法や治療法の開発につながりそうだ。

 グループは、転移した乳がん細胞で働いているSATB1という遺伝子に注目。SATB1が活発に働くと、患者の生存率が下がる傾向があることを見つけた

 培養した乳がんの細胞でSATB1が働かないようにすると、1000以上の遺伝子の働きが変化し、がん細胞の増殖が抑えられた。マウスのがんではSATB1が働かないようにすると増殖や転移が抑えられ、働くようにすると転移が増えた。SATB1はゲノムの構造を変えて、多数の遺伝子のスイッチを切り替えているらしい。

 「1個の遺伝子が乳がんの転移を決めている可能性がある。この遺伝子を標的にした治療法が考えられるだろう」と厚井重松さん。



 以前、人の遺伝子が解明されれば生まれてから全てのかかる病気が分かる、と言われてきました。まぁあまりにもSFチックですし、実際SFとしてしか扱われていませんでした。

 でも細かい遺伝子が解明されていくにつれて、病気となる可能性は変動するようになりました。遺伝子がある、ない、で病気になりやすくなったり、その進行度が変わったりすることが明らかになりました。

 今回のニュースも、乳がんの発生、ではなく、乳がんの「悪性化」についての遺伝子を発見したというものです。転移を抑制するなど、臨床応用も効くようになりそうですね。

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2008年02月27日

緑茶は胃癌に効果があるが、喫煙者には効果はない。

緑茶たっぷり、胃がん撃退/喫煙者には効果なし

 緑茶の渋味成分であるポリフェノールの一種の血中濃度が高い女性は低い女性に比べ、胃がんになる危険性が約3分の1だとの疫学調査結果を、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)が22日発表した。緑茶を習慣的に多く飲んでいると、血中濃度も上がるとみられる。

 男性も含めて喫煙との関係をみると、ポリフェノールの血中濃度が高い非喫煙者は胃がんの危険性が低いが、血中濃度が高い喫煙者は、危険性がやや上がる傾向も判明

 研究班の井上真奈美国立がんセンター室長は「たばこと緑茶の組み合わせが悪いのではなく、緑茶をたくさん飲んでも、喫煙で効果が打ち消されてしまうためではないか」と分析している。



 日本人が世界最高の寿命を獲得している理由の1つが、緑茶であることは明らかだと思います。緑茶に含まれるカテキンなどの成分が身体を癌やピロリ菌から守ってくれているのです。

 しかし喫煙はそれ以上のハイリスク癌因子です。たとえ緑茶を飲んだところで、煙草を吸っていたら癌になりやすいということですね。

 何故煙草を吸うのか、というと、それはやはり嗜好品ならではの、ストレスを緩和する作用があるためですが、緑茶も嗜好品なのです。緑茶にも同じようにストレスを緩和する作用があると思います。

 美味しい緑茶はかなり高価ですが、煙草では味わえない「ほっ」とする一時を提供してくれる素晴らしい代物です。煙草の代わりに緑茶を淹れて飲む習慣を、つくってみてはいかがでしょう?生活レベルが著しく向上すると思いますよ。なぁに、煙草代を緑茶代に当てれば、かなり高級な緑茶を飲むことができますよ。

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2008年02月25日

がん総合医療を行える認定医、今年三月に誕生。

「がん総合医」養成へ 3月下旬、初の認定医誕生

 「がんにかかった時、どの医師に診てもらえばいいのか」。患者の不安に応えるため、日本癌学会などでつくる法人「日本がん治療認定医機構」が、がんに関する幅広い知識と技術を持つ認定医制度を創設した。昨年十一月末までの初めての募集には、予想を大幅に上回る五千人以上の医師が応募。一回の講習会、試験では対応しきれず、五月にも第二回を開催する。最初の認定医は三月下旬に誕生。同機構は「十年で数万人を送り出したい」としており、全国どこでも同じレベルのがん治療提供に向けた新たな取り組みが動きだした。

 医学系の各学会にはそれぞれの専門領域ごとに専門医や認定医の制度がつくられているが、がんにかかった患者からみれば「どの専門医に診てもらうべきか」など分かりにくいのが現状。また、それぞれの専門医も自分の分野には深い知識を持っていても、それ以外となると最新の知見や進歩が早い技術などを習得するのが難しい。

 今回創設された認定医には、がん治療全般に横断的な知識と技術が要求され、患者が最初にかかる「がんの総合医」的な役割が期待される。認定された医師なら安心して治療を受けることができ、専門外の臓器のがんだったとしても、その分野に精通するほかの適切な医師を紹介することができるという。

 日本がん治療認定医機構は、日本癌学会、日本癌治療学会、日本臨床腫瘍学会、全国がん(成人病)センター協議会という、がんの専門家集団である四団体がつくった。各地にある三十二のがんセンターなどで構成されるがんセンター協議会が入ったことで、制度に臨床現場の声を取り入れたという。

 がん治療の認定医になるには、まず「基盤学会」と呼ばれる内科学会や外科学会などの認定医であることが条件。その上で、がんの症例を多く受け入れ、設備も整っていると機構が認定した医療施設で、二年間の実地研修を受ける必要がある。

 こうした条件を満たした医師約千七百人が一月十三、十四日の両日、明治大で開催された第一回の講習会、試験に臨んだ。

 講習は生物学、疫学、病理学といったがんに関する基本的な分野のほか、インフォームドコンセントなど患者とのコミュニケーションのとり方、国内での体制が不十分で患者団体からの要望が高かった緩和ケアや放射線治療にまで及んだ。

 講習と試験が行われたホールと大きな会議場はどちらも満員。若い医師だけでなく、ベテランの姿も目立った。同機構理事長の今井浩三札幌医科大学長は「緩和ケアや放射線治療などを知らなければ現在の治療に対応できないと知っているからだろう」と分析した。

 「五年もたてば古びてしまう知識や技術がある。がん治療に携わる者は常に新しい知識を得ることが必要だ」と話すのは同機構教育委員長の森武生都立駒込病院長。認定医になっても五年に一回は講習を受けることが義務付けられ、最新の知見を学ぶことになる。



 日々勉強。医師は学ぶ姿勢を諦めた段階で医師ではなくなります。

 日本でも欧米のように、腫瘍内科といいますか、癌に特化した人ができれば、抗がん剤を適切に使って、できるだけ副作用を抑えたり、今ある治療法で最大限の効果を発揮したりできるかもしれません。

 国民皆保険制度があり、全国どこでも安価で最高の医療を受けられる日本。癌医療においても、同じように「どこでも一番効果のある治療法が受けられる」ようになってほしいと思います。

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2008年02月22日

胃癌の診断が主治医に伝わらず、胃潰瘍の治療を続けられる

胃がん患者に胃かいよう治療…厚木市立病院、遺族に賠償へ

 神奈川県の厚木市立病院(田代和也院長)で、胃がんの診断結果が主治医に伝わらず、50歳代の男性患者が1年2か月間も胃かいようの治療を受けていたことがわかった。

 男性は昨年5月、転移した肝臓がんで死亡した。病院は21日、「最初に胃がん治療をしていれば命を救えた可能性がある」として、損害賠償金5800万円を支払うことで遺族と合意したと発表した。

 病院によると、同市内の男性は2003年6月、吐血して救急搬送された。胃の組織を検査した病理医は当初、胃かいようと診断したが、3週間後の再検査で胃がんと判明した

 しかし、男性は入院から2週間後に退院し、胃かいようの投薬治療を続けていた。04年8月の検査で、当初より進行した胃がんを確認。病院は9月に胃の切除手術を行ったが、リンパ節に転移しており、その後、肝臓にも転移した。

 カルテには、病理医による診断結果の訂正書類があったが、その上に別の書類が添付されるなどしていたため、主治医は気付かなかったという。病理医は「口頭でも伝えたと思う」としているが、主治医は「聞いていない」と言い分が食い違っている。



 こんなことって、あるんですねぇ…。

 医療従事者の情報伝達は声であったり紙であったりしますが、それでも命に関わることですから、「漏らさず」に伝えることが大切です。

 今回の事件も、おそらく診断されたときに胃癌対策をしていれば、リンパ節転移はなかったのではないでしょうか。非常に残念な結果になったと思います。伝聞での洩れ、見落としなどのないよう、防止策の構築が必要です。
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2008年02月21日

秋田県が大腸癌の集団検診に内視鏡を導入する

大腸がんの集団検診に内視鏡、秋田・仙北で全国初

 秋田県仙北市が昭和大横浜市北部病院と連携し、40歳以上の仙北市民を対象に、内視鏡による大腸がんの集団検診を定期的に実施することが19日、分かった。

 同病院の工藤進英教授によると、内視鏡を使った大腸がんの集団検診は全国初めて。秋田県の同がん死亡率ワースト1を返上しようという試みで、内視鏡検診の有効性についても研究する。4月以降、同市立角館総合病院で実施する。

 仙北市などによると、大腸がん検診は排せつ物を調べる「便潜血検査」が主流。内視鏡を使った検診は便潜血検査と併用する。内視鏡は直接目で確認できるため、異常を発見しやすいとされる。しかし、健康保険が適用されず、費用が1回1万5500円と高額で、集団検診には導入されていないという

 昭和大横浜市北部病院は、人工肛門を設けるしかないと診断された患者の大腸ポリープを内視鏡的粘膜切除で取り除くなど、大腸がんの診断と治療では国内トップレベルの技術を持つ。集団検診では、工藤教授ら同病院の医師グループが内視鏡を使って検査する。

 市は2008年度一般会計当初予算案に、集団検診のために500万円の事業費を計上。内視鏡を併用した検診の有効性を研究するため、従来の便潜血検査と、大腸内視鏡検査でデータを10年間取り、運動、遺伝子なども調べ、死亡率減少効果を比較する。



 おお凄いですね。こういう市ですと住みたくもなります。理論的にはやったほうがいいんですが、費用の面などでなかなか決定できることではありません。間違いなく大腸癌発生率が減るといっていいでしょう。

 しかし秋田県って大腸癌1位なんですね。確か自殺率も1位だったような気が…。

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2008年02月17日

国立がんセンターの最新手術室が負の遺産に。

国立がんセンター、最新鋭手術室3年で「引退」

 国立がんセンター中央病院(東京)が、巨費を投じて2005年に設置した最新鋭の手術室がほとんど使われず、実施された手術は3年間で10件に満たないことが分かった

 磁気共鳴画像(MRI)装置などを備え、「手術中に体内の状態を確認できる」のが利点のはずだったが、装置の近くではメスが磁気で引っ張られて手元が狂う恐れがあり、代替器具が高額といった欠陥が露呈した。使い勝手が悪いこの手術室は、検査室に格下げされる見込みだ。

 この手術室は、体内を鮮明に映し出すことができるMRIやコンピューター断層撮影法(CT)装置などを備え、「MRX手術室」と呼ばれる。国内で初めて導入された。通常の手術室の2・5倍の広さがあり、厚生労働省の産官学共同プロジェクトの一環で05年夏、同病院9階に完成した。

 費用は10億円以上だが、機器メーカーなどの協力で、国側の負担は5億円弱だった。

 当初は週2、3例の手術を行うはずだった。だが、MRI装置の近くでは、メスなど金属の器具が磁気で引っ張られる恐れがあり、思わぬトラブルを招きかねない。金属の影響でMRI画像が乱れることもある。

 特殊素材の器具導入を検討したが、メスがすぐ切れなくなり、特注すると数千万円かかる。患者が横向き姿勢になる肺がん手術では、体がMRI装置に入らないことも発覚した

 これまでに行われたのは、手指の腫瘍を切除する手術など。患者が多い消化器がんや肺がんなどの手術は「MRIの必要性は高くない」(同病院医師)と、実施されていない。MRI装置は、使わなくても磁場が発生し、通常の手術室としての使用も難しい。土屋了介院長は「当面は検査室として使い、将来は手術に活用したい」と話す。だが院内からは、既に「負の遺産」との声も上がっている。



 なんだか苦笑してしまう話です。

 そもそも設計の段階で予測できたことでは?国のお金をたくさんかけられる東大系列の施設っていうのは、「まず作ってしまおう」というノリが先行するんですかね。

 5億て。

 まぁ失敗から学んで次の医学に繋げてもらえればいいんですけれど。

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2008年01月14日

フィブリン糊を使用しただけで、C型肝炎ウイルスに感染する

フィブリン糊使用で57人が肝炎…自主調査で判明

 東京都内の私立病院で心臓手術時に縫合用接着剤「フィブリン糊」を930人に使い、この中の少なくとも57人がC型肝炎ウイルスに感染していることが12日、わかった。

 薬害C型肝炎集団訴訟の被害者救済法では「糊」も血液製剤「フィブリノゲン」と同様に救済の対象になるが、原告207人のうち「糊」を使用した人は2人にとどまっている。「糊」による感染者は厚生労働省の調査でも50人弱しか判明しておらず、実態把握が大幅に遅れていることが改めて浮き彫りになった。



 縫合するときに使うだけでも、感染してしまうことはあるでしょうけれど、930人のうち57人も、フィブリン糊だけで感染してしまうとは。

 こうなると全国的に、まだまだ実態把握に時間がかかるでしょうね。C型肝炎は慢性化すると、肝硬変や肝細胞癌になる危険性が高いので、注意が必要となる疾患です。

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2008年01月11日

胆石は、胆道癌になる危険を高める。

胆石の病歴、胆道がんになる確率2.5倍

 胆石を患ったことがある人は、そうでない人に比べて胆道がんになる危険性が2〜3倍に高まることが、厚生労働省の研究班(班長=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の大規模調査で分かった。

 また、胆道がんの一種の肝外胆管がんは、体格指数(BMI)が27以上の人は、23未満の人に比べて1・8倍も発症の恐れが高いなど、太っているほど危険性が高まることも分かった。BMIは体重(キロ・グラム)を身長(メートル)で2回割り算して算出する。

 調査は、当初40〜69歳だった秋田、茨城県などの男女10万人を10年以上にわたり追跡調査。この間に235人が胆道がんと診断され、内訳は胆のうがんが93人、肝外胆管がんが142人だった。

 こうした患者と、胆石の病歴、肥満などとの関連を調べたところ、胆石の病歴を持つ人は、2・5倍ほど胆道がんになる確率が高く、特に女性では3・2倍高まることが判明。胆のうがんは3・1倍、肝外胆管がんは2・1倍、それぞれ危険性が高まっていた。

 胆石が胆道がんになる危険性を高める一因だという指摘は以前からあったが、大規模調査で確かめたのは初めて。



 胆石による直接的な刺激が胆管の発がん性を高めるというよりも、胆石によって胆汁の流れが悪くなり、その胆汁の刺激で炎症を起こして発癌母地となるのでしょうかね。詳しいことは分かりませんが。

 胆石にも色々ありまして、例えば高脂血症のときに出来やすいのはコレステロール結石、肝硬変のときに出来やすいのはビリルビン結石です。

胆石が痛み出した暴力団員、救急隊員を殴り逮捕
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