[がん]の記事一覧

2013年08月13日

再建術が発達したため、最近は乳房温存術をむしろやらないらしい。

乳房温存、減る傾向に 乳がん手術、再建の技術向上で

 乳がん手術で、乳腺の一部だけを切除する「乳房温存術」を選ぶ患者の割合が減少傾向に転じた。日本乳癌学会の調べでわかった。人工乳房の普及などで、全摘しても乳房をきれいに再建できるようになったことが背景にある。

 先進的な乳がん治療を進めるがん研有明病院(東京)ではここ数年で温存が2割減り、全摘と温存がほぼ同じ割合になった。7月には人工乳房で公的医療保険が使えるようになり、さらに全摘が増えそうだ。

 日本では1980年代に乳房温存が本格的に始まった。毎年新たに乳がんになる約6万人のうち8割を登録する乳癌学会の調査では、2004年に温存が全摘を抜き、08年には59・7%まで増えた。温存率の高さが優秀な病院の指標と考えられたこともあった。



 へー。

 まあ、確かに、全然わかんないぐらいになりますもんね。

 女性にとっては最も大切な場所の1つですから、癌の術後のサポートも、より手厚く、より寄り添う形で提供していきたいものです。
posted by さじ at 20:30 | Comment(2) | がん

2013年04月14日

尊厳死法に基づきアメリカで24人の尊厳死が行われる。

尊厳死法に基づき24人死亡 米病院、40人に処方

 米ワシントン州の病院で2009〜11年に、尊厳死を求める末期がんの患者40人が自分の意志で致死量の薬の処方を受け、うち24人が薬で死亡したとの報告が、11日付の米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに掲載された。

 ワシントン州では09年に、オレゴン州に次ぎ米国で2番目となる尊厳死法が施行された。

 是非をめぐっては専門家の間でも議論があるが、報告した米フレッド・ハッチンソンがん研究センターのチームは「患者に選択肢を与えるものだ。家族にも好意的に受け入れられている」としている。



 倫理としての問題はあっても、今苦しんでいる患者に今出来る最良のことをしてあげられたというところを評価したいと思います。いつだって苦しんでいる当人にしか分からないことがある。
posted by さじ at 16:12 | Comment(0) | がん

2013年02月02日

緑茶成分カテキンとED治療薬でがん細胞を殺傷する。

カテキン+ED治療薬でがん退治

 九州大農学研究院の立花宏文主幹教授(食品機能化学)らの研究チームは25日、緑茶に多く含まれるカテキンの一種「EGCG」と、勃起不全(ED)治療薬に含まれる低分子化合物を併用して投与すると、がん細胞を効果的に殺傷するという実験成果を得たと発表した。米科学誌「ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーション」電子版などに掲載される。

 EGCGは、悪性度の高いがん細胞表面のたんぱく質と結合し、がん細胞を殺傷する能力があることが分かっていたが、効果が出にくかった。

 ED治療薬には、この酵素の働きを抑える低分子化合物が含まれていることが知られており、ED治療薬とEGCGを併用して乳がんのマウスに投与する比較実験を行った。



 凄い組み合わせ。実際に実施して効果があったのだから、将来的な新薬として期待できそう。
posted by さじ at 09:41 | Comment(0) | がん

2012年12月01日

遺伝性乳がんデータベースを作り、予防治療へ繋げる。

遺伝性乳がん、データベース化 傾向分析、予防治療へ

 遺伝的に乳がんや卵巣がんになりやすい女性のデータベースを作って、患者特有のがんや遺伝子の特徴を調べるプロジェクトが始まる。発症リスクの高い人を明らかにして、がんの早期発見や治療法の確立につなげる。

 データベース作りには、昭和大、慶応大、がん研有明病院などの医師ら約300人が参加する。27日に研究組織を立ち上げ、患者ごとに、がんや遺伝子変異の特徴、治療後の経過、再発率など50項目以上のデータを入力して分析する。

 日本人女性は生涯で16人に1人が乳がんを発症、年間に新たに約6万人が診断される。乳がんの5〜10%は遺伝的な影響が強く、家族性のがんと考えられている。家族性は、若い頃に発症しやすく、卵巣がんも発症する場合が多い。患者の多くに、BRCAという遺伝子の変異がみられる。この変異があると将来、4〜9割が乳がんに、2〜6割が卵巣がんになるという欧米のデータがある。日本人患者特有の遺伝子の特徴がある可能性も指摘されるが、詳しい実態はわかっていない。



 抵抗があるんでしょうけれど、乳がんはホント、日本人の発見が遅れますね。若い世代から定期的な検診をしっかり行う必要があります。癌の中でも、気づいた時には手遅れだったりするので、是非是非、定期検診を。

 しかし医師300人が参加してのデータベース作りとは、かなり力入れてますね。
posted by さじ at 17:00 | Comment(0) | がん

糖尿病治療薬メトホルミンが癌細胞を再発しない細胞に変える

糖尿病治療薬:「がん抑制」実証 細胞変化、仕組み解明−−山形大チーム

 糖尿病治療薬メトホルミンが、悪性脳腫瘍の再発原因とされる「がん幹細胞」を「再発しないがん細胞」に変えるメカニズムを山形大医学部と国立がん研究センターの共同研究チーム(代表・北中千史山形大教授)が初めて実証した。乳がんや肺がんの治療にも応用できる可能性があるという。論文は15日、米科学誌ステム・セルズ・トランスレーショナル・メディシン(電子版)に掲載された。

 研究チームによると、がん幹細胞の維持に糖代謝が関わっていることを発見。マウス実験を重ね、メトホルミンの一時的な投与で代謝調節遺伝子を活性化させると、がん幹細胞内の特定の分子が活性化し、ただのがん細胞に変化する仕組みが解明されたという。メトホルミンについては従来、がんの増殖を抑制する効果が経験的に示されていただけで、がん幹細胞への効果は知られていなかった

 手術でがん細胞を取り除いても、がん幹細胞が残っていれば再発するケースが多いうえ、がん幹細胞は放射線や抗がん剤が効きづらく、治療が困難とされてきた。このため研究チームは「再発しないがん細胞」に変化させることを目標に研究を続けた。



 これって癌治療の根幹に関わってくるんじゃないでしょうかね。癌幹細胞をまずどうにかして、癌細胞を叩けば、再発率とか転移率とか減るんじゃないでしょうか。既存薬による治療、進むといいんですが。
posted by さじ at 16:00 | Comment(0) | がん

悪性リンパ腫の発症に関わる蛋白APOBEC3を京大が特定する。

京大、発がんタンパク質特定 予防や治療に期待

 血液のがんの一種「悪性リンパ腫」の発症の促進に関わるタンパク質を京都大大学院の高折晃史教授のチームが突き止め、13日付の英科学誌サイエンティフィック・リポーツ電子版に発表した。

 タンパク質はヒトの体の細胞内にある「APOBEC3」という酵素。がん遺伝子はがんを起きやすくするが、このタンパク質はがん遺伝子を変異させ、さらにがんを起きやすくする。

 チームは乳がんなど他のがんの発症にも関与しているとみており「このタンパク質の働きを抑えれば、がんの予防や、進行を阻止する方法の開発に役立つ」としている。



 蛋白をターゲットにした治療薬などできれば、治療に難しい疾患も改善することができるかもしれません。今年だけで一体どれだけのたんぱく質がみつかったんでしょう。数年後が非常に楽しみです。
posted by さじ at 11:00 | Comment(0) | がん

胃がんの原因となるたんぱく質、細胞を初期化することが判明。

胞「初期化」、胃がん前兆でも=遺伝子レベルで解明−東大

 胃がんの兆候の一つに、胃に腸の細胞が現れる現象(腸上皮化生)があるが、東京大の研究チームは29日までに、この現象の背景に人工多能性幹細胞(iPS細胞)でみられるような「初期化」が自然に起きていることを突き止めた。論文は近く、米科学アカデミー紀要に掲載される。

 東京大大学院医学系研究科の畠山昌則教授(分子腫瘍学)らは、胃がんや胃潰瘍の原因とされるピロリ菌が胃の細胞内に注入する物質が、本来は腸の細胞で現れるCDX1というたんぱく質を生み出していることに着目。培養したヒトの胃の細胞を使い、細胞内でのCDX1の働きを遺伝子レベルで調べた。

 その結果、CDX1は胃の細胞内で、一度分化した細胞を初期化し、どんな細胞にもなれる能力を持たせる遺伝子群を活性化していることが判明。これらの遺伝子の一種はiPS細胞などの「万能細胞」作製にも使われており、同様の初期化が胃の細胞で起きていることが分かった。



 細胞を初期化。圧倒的に原始的なはずなのにこの凄さは一体なんなんだろう。生物の不思議。
posted by さじ at 08:00 | Comment(0) | がん

肥満だと思われていた女性から28kgの境界悪性腫瘍を摘出

肥満と誤診の女性から28キロの腫瘍摘出

 ドイツ東部ドレスデンの大学病院は26日、60歳の女性から重さ28キログラムもの腫瘍の摘出に成功したと発表した。手術は7時間に及んだが、患者の回復は順調で、既に松葉杖を使って歩けるようになったという。

 病院の発表によると、イルムトラウト・アイクラーさん(60)は別の病院で過度の肥満と診断され、原因は糖尿病と運動不足だとして抗肥満薬を処方されていた。しかし、むくみがひどく立ち上がることもできなくなったため、娘から違う医師のセカンドオピニオンを求めるよう勧められたという。

 大学病院での超音波検査で、縦60センチメートル、横50センチメートルにもなる大きな「境界悪性腫瘍」(良性ではないが悪性度の低い腫瘍)が卵巣に癒着しているのが見つかった。子宮、卵巣、甲状腺も肥大して気管を圧迫し、アイクラーさんは呼吸も苦しい状態だったという。

 手術では腫瘍のほか、これらの肥大していた臓器も摘出された。その結果、危険なレベルまで増えていた体重は40キロ減少したという。



 すげーな…。CTかもしくはレントゲンで診断出来たとは思うんですが、難しいですねぇ。日本だったら簡単にCTとるんでこういうことはないんでしょうけれども。
posted by さじ at 06:00 | Comment(0) | がん

アスピリンが特定の大腸癌に効果があるらしい。

アスピリン、一部の大腸がんに効果? 米ハーバード大

 鎮痛剤のアスピリンが、ある特定の遺伝子に変異がある大腸がん患者については死亡率を減らす効果がある、との論文が、25日付の米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに掲載された。米ハーバード大の荻野周史准教授らが米国の患者を過去にさかのぼって追跡して分析、報告した。今後、実際の効果を確かめる研究を進めることになりそうだ。

 荻野さんらは、医療関係者が参加する健康調査から、2006年時点で大腸がんと診断され、細胞を分析できた964人の経過を追跡した。このうち「PIK3CA」というがんの増殖に関わる遺伝子に着目、その遺伝子に変異があった161人と、遺伝子変異のない803人について、アスピリンを飲むかどうかで予後の違いを比べた。

 遺伝子変異があったグループでは、アスピリンを飲む習慣がなかった95人のうち44人が昨年1月までに死亡、うち大腸がんが死因だったのは26人だった。一方、アスピリンを週に複数回飲んでいたのは66人で、亡くなったのは18人。このうち死因が大腸がんだったのは3人だった。



 昔からあるものが実は新たな効果があるって、面白いですね。薬ってのは身体中に行き渡る訳で、その中には知らないようなこともおこっているのでしょう。そういったことの積み重ねで医学が進歩していったわけですしね。
posted by さじ at 03:00 | Comment(1) | がん

2012年10月20日

大阪市の印刷会社で胆管癌の死亡リスクが2900倍に

日本人男性平均の2900倍=大阪市印刷会社の胆管がん死亡リスク―研究者報告

 大阪市の校正印刷会社で元従業員らが相次いで胆管がんを発症した問題で、同社での胆管がんによる死亡リスクは日本人男性の平均と比べて2900倍に上ることが分かった。当初から調査を行ってきた産業医科大(北九州市)の熊谷信二准教授が明らかにした。21日に開かれる日本胆道学会で報告する。

 同准教授は、1991年から2006年まで同社で1年以上勤務した男性62人のうち、20〜40代で肝内、肝外の胆管がんを発症した6人が11年までに死亡していることを確認。日本人男性が同じ病気で死亡する確率を計算して比較したところ、平均より2900倍高いことが判明した

 これまでは日本人男性の肝臓、胆のうがんでの死亡確率も含めて計算し、500倍とされていた。



 何が…。どんな原因物質がそれを引き起こしていたんでしょうか。

 こういうのの解明も産業医がやるんですねー。凄いですね。
posted by さじ at 00:33 | Comment(0) | がん

内視鏡手術を大幅に向上させる最新支援ロボを九州大学が開発する

内視鏡手術の支援ロボ開発 患者の負担軽減、九大など

 頭と胸、腹の内視鏡手術を支援する高機能ロボットを九州大の橋爪誠教授(消化器外科)らのグループが開発し、九州大病院(福岡市)で4日、公開した。正面だけでなく側面も見回して腫瘍を発見できる内視鏡など、世界初の機能を備え、患者の負担を軽くできる。3〜5年以内の実用化を目指す。

 橋爪教授らによると、手術部位に合わせて内視鏡やロボットアームの種類を交換できるほか、体内の立体(3D)映像をモニターで見ながら、細かな操作ができるのが特徴。

 今回の頭部用ロボットは、側面も360度観察できるため、腫瘍の取り残しが少なく、50%以上の生存率が見込めるという。



 手術の技術も器械の進歩でどんどん向上していきますね。手先の器用さよりフレキシブルな対応や柔軟な姿勢のほうが外科医にとって必要な技術になりそう。そうなってくるとアレですかね、結構テレビゲームを小さい頃にやっていたほうが、手術などもうまくなりそうです。今でもそれは変わりませんが。
posted by さじ at 00:30 | Comment(0) | がん

2012年10月14日

食道がん患者の3割はアルコール依存症の疑いがある。

食道がん男性患者の3割、アルコール依存症の疑い

 食道がんになった男性の約3割にアルコール依存症の疑いがあることが、京都大や国立病院機構久里浜医療センターなどのグループの研究でわかった。19日、札幌市で始まった日本癌学会で発表した。飲酒が食道がんになりやすくするとの報告はあるが、食道がん患者にアルコール依存が多いことを示したのは初めてという。

 2005〜10年、全国16施設で早期の食道がんがわかり、内視鏡でがんを切除した279人の男性について、飲酒する頻度や飲み始めてやめられなかった頻度などを聞く世界保健機関のテストを実施した。

 その結果、29%はアルコール依存症の疑いがあるとの結果が出た。16%は依存症ではないが健康を害する危険な飲酒に分類された



 アルコールのリスクがかなり大きいということは分かっていましたが、依存症が隠されていることも多いとなると、予防としてそちらに関するケアも必要か。実際、アルコール呑み続けてしまう人って、肝臓だけでなく、その影響で食道のあたりも弱りきっていますもんねぇ…。

関連:
医学処:ビール1杯で赤くなる人は、食道がんのリスクが8倍
医学処:アルコールの分解力と酒の強さは関係ないことが判明
医学処:飲酒と因果関係のある癌は、食道がん、乳がん、大腸がん。
医学処:膵臓がんや食道がんに対するワクチン療法、効果あり
医学処:二日酔いの原因はアセトアルデヒドではないかもしれない。
医学処:酒を飲むと顔が赤くなる日本人は食道がんになりやすい。
医学処:熱々のお茶を飲むと食道がんのリスクが2倍になる。
医学処:親友のいない人はお酒を飲むと脳卒中のリスクが上がる。
医学処:歯磨きで食堂がんや頭頸部がんのリスクを下げることが出来る
医学処:自覚症状が出現しない、恐るべき食道がん
医学処:パクリタキセル、食道癌や子宮頸癌などへの保険適用を拡大する
posted by さじ at 02:00 | Comment(0) | がん

2012年10月10日

乳がん検診を訴えるピンクリボン運動、スカイツリーもピンク色に。

スカイツリーにもピンクリボン 柔らかな光で検診訴え

 乳がんの早期発見、早期治療の大切さを伝えるピンクリボン運動に賛同し、東京スカイツリー(東京都墨田区)が1日夜、ピンク色にライトアップされた。

 1936台のLED(発光ダイオード)を点灯。リボンをイメージし、柔らかな光の帯がゆっくり動いているように照らした。

 この日は大阪・通天閣や名古屋城もピンク色にライトアップされた。



 やー、あのピンク色のスカイツリー、綺麗でしたね。遠くからでもやわらかーく照らしてくれて、何だか優しい気持ちにさせられる。

 乳がん検診、ホント、人ごとじゃないんで、皆さんちゃんとするようにして下さいね。ホント、早期発見が何よりですよ。
posted by さじ at 02:00 | Comment(0) | がん

2012年10月09日

肝内胆管がんは、肝細胞が直接がん化して発症する。

胆管がんは肝細胞が変化 九大解明、治療法開発に道

 肝臓がんの中でも治療が難しく、死亡率が増加している「肝内胆管がん」は、肝細胞が直接、がん化して発症することを九州大生体防御医学研究所の鈴木淳史准教授(幹細胞生物学)らが突き止め、米科学誌電子版に2日、掲載された。胆管ががん化するとの定説を覆す発見で、新たな治療法の開発に役立つという。

 肝内胆管がんは治療法が限られ、腫瘍を完全に切除できた場合も5年後の生存率は40%程度。肝臓の内部で胆汁を運ぶ胆管が、直接がんになるというのが定説だった。



 へーー。胆管からじゃなくて肝臓からかー。専門外なんでアレですけれど、ってことは肝臓癌ですよね、治療法も変わってくるんじゃないでしょうか。
posted by さじ at 08:00 | Comment(0) | がん

2012年10月08日

ミトコンドリアの機能が低下すると良性腫瘍の癌化を招く。

ミトコンドリア機能低下、がん化招く=生きたハエで確認−神戸大

 細胞内でエネルギー合成を担うミトコンドリアの機能が低下すると、良性腫瘍のがん化を招くことを、井垣達吏神戸大准教授らの研究チームが生きたショウジョウバエを使って解明した。英科学誌ネイチャー電子版に1日発表した。

 研究チームによると、ミトコンドリアの異常ががん化に関わっていることは知られていたが、生体内でメカニズムが確認されたのは初めて。このメカニズムを抑制すれば、新たながん治療の開発につながる可能性があるという。



 へー。ミトコンドリアが活性化(つっても恐ろしい話ですけど)し続けるような工夫があればいいんでしょうかね。運動とか?ですかね。逆にミトコンドリアが影響しているとすると、癌の遺伝も母方からのほうが多い?
posted by さじ at 18:00 | Comment(0) | がん

2012年04月23日

放射線治療後に癌が再発するメカニズムと遺伝子を京大が発見。

放射線治療後がん再発、原因細胞わかった 京大チーム

 放射線治療後にがんが再発するしくみの一部が京都大チームの研究でわかった。腫瘍内部の血管からやや離れた特定のがん細胞が生き残って増殖していた。17日付の英科学誌ネイチャーコミュニケーションズで報告した。

 胃がんや大腸がんといった固形タイプのがんは、内部にできた血管から酸素や栄養を受け取って増殖している。血管に近く活発ながん細胞は、放射線により敏感で死滅しやすい。一方、血管からやや離れ、十分な酸素を得られない環境に適応したがん細胞は生き残りやすい

 今回の研究で、血管から離れて不活発ながん細胞は、放射線を受けるとHIF―1という遺伝子を活性化させて血管近くに移動し、がん再発の原因となっていることがマウスの実験で分かった。



 今までの癌治療といえば、「癌は血流が豊富だから、血流にのせて抗がん剤打てばいいんじゃないのか」という理屈に基づいたものが多かったんですが、そうすると生き残る細胞が出る、それが困りもんなわけですね。

 うーん、どうしたらいいんでしょうかね。更に放射線治療で活性化して血管近くに移動までするとは…。んん、どうしたらいいんでしょうかね…。根こそぎとれるような強力なものだと、体中にダメージ出てしまいますし・・。
posted by さじ at 00:18 | Comment(1) | がん

2012年03月27日

3D画像にした乳癌診断システムで乳癌診断の精度向上へ

乳がん診断、3D画像で…精度向上に期待

 富士フイルムは21日、マンモグラフィー(乳房エックス線撮影)の画像を3D(立体)で表示する診断システムを世界で初めて発売すると発表した。診断の精度向上や診察時間の短縮が期待できるという。

 新システムは、同社製のがん検査用エックス線撮影装置を使って乳房を2つの角度から撮影する。専用の高精細モニターに画像を映すと、立体的に検診できる。26日に発売し、価格は1500万円。

 2次元型のマンモグラフィーでは、乳腺としこりの重なりを判別するのが難しく、画像分析にも時間がかかるため医師の負担も大きかったという。富士フイルムは、医療事業を強化しており、オリンパスに対して資本・業務提携を提案している。



 これで見落としがなくなり、いわゆる「鑑別」が容易になるのでしょう。技術の進歩で乳癌予防、大事ですね。
posted by さじ at 02:38 | Comment(0) | がん

2012年03月19日

森林の香り成分「αピネン」が癌細胞の増殖を40%抑制する。

森林の香り「がん抑制」 県立静岡がんセンター研究所、マウス実験で実証

 県立静岡がんセンター研究所(長泉町)は、森林浴などで代表的な香りの成分「α(アルファ)―ピネン」を含んだ環境下で、マウスに移植したがん細胞の増殖が約40%抑制された研究結果を医学生物系英文誌「バイオメディカルリサーチ2012年2月号」に発表した。同研究所は「香り豊かな療養環境が、がんの治療に好影響を与える可能性がある」としている。

 実験はヒノキやマツなどに含まれるα―ピネンを用いた。黒色腫細胞を移植したマウス10匹に、α―ピネンを容器内で1日5時間、計6週間にわたってかがせて飼育したところ、香りをかがせていないマウスと比較してがんの大きさが平均約40%抑制されたという。

 同研究所によると、このメカニズムはまだ解明されていないが、α―ピネンをがん細胞に直接添加しても抑制に影響しなかったことから、同成分の直接の効果ではないとみられるという。がんの病臭対策研究などを積極的に進める同研究所の楠原正俊医師は「別の香りや他のがんの種類でも同様の結果が得られるか今後調査したい」としている。



 リラックスとかストレス解消とかそういうものではなく何かあるんですかねぇ。

 要するに鼻腔や肺から吸収されるもので何か良い作用があると。うーむ。信じがたいですけどマウスでは効果あったんで人でも・・・。
posted by さじ at 00:58 | Comment(0) | がん

リンパ球を血管内に入り込ませる作用を突き止める。

免疫細胞を血管へ道案内 研究チームが解明、難病治療にも

 免疫の主体となるリンパ球は、血管の細胞が出す物質を道しるべに血管内に入り全身で働くようになることを国立循環器病研究センター(大阪府)や東北大、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)などのチームがマウスで突き止め、13日付の米医学誌電子版に発表した。

 この物質はスフィンゴシン1リン酸(S1P)。国循センター研究所の福原茂朋室長は「S1Pの分泌を抑える薬剤ができれば、免疫が自分の神経細胞を攻撃する難病の多発性硬化症や、免疫の関与が考えられる動脈硬化症、花粉症などのアレルギー疾患の治療のほか、臓器移植時の免疫抑制剤として使えるかもしれない」と話している。



 どちらかというと免疫をうまーく使うというより、記事にもあるように「自分の免疫が自分を攻撃してしまう病気」に対してうまく使えそうですね。難病治療とか、あと免疫抑制剤やステロイドと違う形の治療薬になりうるかもしれません。
posted by さじ at 00:21 | Comment(0) | がん

2012年02月25日

妊娠中に化学療法を行っても赤ん坊への影響はないらしい。

妊娠中の化学療法、赤ちゃんへの影響なし 欧州研究

 妊娠中に化学療法を受けても赤ちゃんには害がないとする研究結果が、10日の英医学誌「ランセット・オンコロジー(Lancet Oncology)に発表された。

 ベルギーのルーベン・カトリック大学の研究チームは、妊娠中に化学療法を受けた68人から産まれてきた子供70人を対象に調査を行った。母親たちは平均で妊娠18週目にがんと診断され、全員で計236サイクルの抗がん剤投与を受けた。出産は平均で36週目だった。

 その結果、子供の健康が化学療法により損なわれた形跡はなかった。未熟児で産まれてきた赤ちゃんでは認知力がやや劣る傾向がみられたが、こうした問題はどの未熟児にも見られるという。

 論文は、医師は妊婦に抗がん剤を処方することを恐れてはならず、赤ちゃんへの抗がん剤の影響を恐れて早産をさせるべきでもないと指摘する。

 論文によれば、化学療法は妊娠14週目から行うことができる。出産は、骨髄を回復させて母子の敗血症および出血リスクを最小限にするためにも、化学療法のサイクル終了後少なくとも3週間が経過してから行われるべきで、化学療法は自然分娩が始まりそうな35週目以降は行うべきではないと提言している。



 へぇー。いいんですねぇ。結構、妊娠と癌というのもなかなか問題で。女性としては当然産みたいでしょうけれど、それには子供へのリスクがあるのではないか。自分の命と子供の命、どうするべきか、など色々ありましたが、実際には影響ないということで。良かったです。
posted by さじ at 15:21 | Comment(0) | がん
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