2006年05月29日

貧乏な家庭の子供は肥満率が高い

貧しさも肥満の原因=安価なファストフード依存で?−米調査

 「貧しい家庭の子供は肥満の比率が高い」−。米ジョンズ・ホプキンズ大学などの研究チームが米医療協会(AMA)機関誌の最新号で発表した研究報告でこんな傾向が明らかになった。

 米国で深刻化する肥満は、貧困家庭の食生活が安価なスナックやジュース、ファストフードに過度に依存していることも原因の一つという以前からの指摘を裏付けた形だ。 

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 どう、なんでしょう。そもそもアメリカ人全体がスナック、ジュース、ファーストフード漬けで肥満傾向のような気もしますが。

 例えば日本ですと貧困によって食生活がスナックやジュースになるかというと逆に低カロリーになりませんかね。勿論その家庭が貧しいながらも良識をもっている場合に限りますが。

 それとも貧困と精神には何かのかかわりがあるのでしょうか。大平健 著の「貧困の精神病理」という本を見つけたので近いうちに読んでみたいと思います。

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2006年05月24日

食事の大切さを知らないバカ親のせいで子供がどんどん偏っていく

欠食児童:やせ細った新入生…校長、見かねて牛乳飲ます−−都内の公立小

 栄養失調が疑われる児童に、校長がこっそり牛乳を飲ませている小学校がある。「家庭のしつけまで学校が引き受けるのはどうかと思うが、(劣悪な食事の)限度を超えている」。食育基本法が昨年夏施行され、国は朝食を取らない小学生をなくそうと呼びかけるが、法の理念とかけ離れた現実に学校現場から悲鳴が上がっている。

 この学校は東京都内の公立小。校長によると、04年春の新入生に体がやせ細り、元気のない男児がいた。授業中きちんとした姿勢を保てず、ぼんやりしていることも少なくなかった。

 昨年4月、話を聞くと、コンビニを営む両親から販売用のおにぎりや菓子パンを毎日のように与えられているという。校長は栄養を補うため、給食の牛乳を冷蔵庫に保管、他の児童に知られないよう校長室で毎日飲ませた。

 その後も児童の食生活に改善は見られず、児童も好き嫌いがあり、校長がスープを与えても飲まなかった。栄養失調も疑われたため、校長は今年3月、保護者を学校に呼び出した。

 母親は「(食事を)作っても食べない」と戸惑った。「食べるように(食材を)小さく切るなど工夫していますか」とたたみ掛けると、両親は責任をなすり合い、けんかを始めたという。

 同校には数年前、「一日の食事はおにぎり1個」という児童がいたが、栄養状態が切迫したため施設に保護してもらったという。今も男児と別の児童計2人に牛乳を飲ませている。

 都教委の昨年の調査で「朝食を必ず取る」と答えた小学生は79・7%、中学生は70・2%。逆に「食べない」「食べないことが多い」という小学生は5・1%、中学生は11%だった。

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 朝食を必ず取れない小学生は、不幸ですね。何が不幸って、そういう教育を平気でしてしまう両親を持ったことなのですが。

 もうこのレベルまでくると異常です。人格障害といってもいいほどに。たまに深夜のコンビニに3、4歳の子供を連れてくる親がいますが、そもそも子供が深夜に覚醒状態であるという時点で「ちょっと待て」とクレームを付けたいところです。

 子供は親の所有物ではありません。親が愚者であるということはすなわち精神的にも、身体的にも悪影響だということです。もっと子供のことを考えましょうよ。
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2006年05月18日

11歳で妊娠した少女とその母親のコメント

英国最年少の母親になる少女のスゴい人生

 英国で11歳で妊娠した少女が英国最年少の母親になろうとしている。少女は妊娠8か月であるにもかかわらず1日にタバコを20本吸っている。友人達と飲みにいった夜15歳の少年と関係を持ち初体験で妊娠した。15歳の少年は強姦罪で告訴されており、7月10日のエジンバラの州裁判所で裁判が行われる予定。

 彼女の34歳の母親は8か月前に出産したばかり。彼女は娘を「誇りに思う」と語る。来月子供が誕生する頃には彼女は12歳と8か月になる。1997年最年少で母親になったジェニー・ティーグは出産時12歳9か月だった。

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posted by さじ at 01:36 | Comment(11) | TrackBack(0) | 小児

2006年04月07日

一般診療撤回を求め、保護者が起つ!

県立こども病院:患者と保護者、田中知事に「一般診療」の撤回を求める /長野

 田中康夫知事が、高度小児専門医療を担う「県立こども病院」(安曇野市)で、一般の小児科診療などを行う方針を示したことについて、同病院の患者と保護者13人が4日、県庁を訪れ、田中知事に方針の撤回を求めた。

 「県立こども病院」は小児がん治療など高度な医療を提供するため、93年開院。救急患者を除き、原則として医療機関から紹介された患者を受け入れている。現在は小児科、産科などを設け、51人の医師が在籍し、県内外から患者が集まっている。

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2006年03月22日

乳幼児が抗生物質を服用したときのデメリット

抗生物質は「小児ぜんそく誘発」

 1歳になるまでに少なくとも1回、抗生物質を服用した乳幼児は、服用しない子供に比べ、2倍も小児ぜんそくになりやすいことが、カナダ・ブリティッシュコロンビア大の研究者らの調査で分かった。米医学誌に発表した。

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産科不足の煽りを受けた小児高度専門医療

県立こども病院長 一般診療受け入れに反発し退職届

 県立こども病院(安曇野市)の石曽根新八院長(60)は20日、「一身上の都合」として31日付の退職届を高山一郎県衛生部長に提出した。田中知事は今県会の議案説明で、同病院で小児高度専門医療だけでなく一般的な小児科、産科診療も受け入れる意向を表明、「首脳部の一新」も示唆していた。石曽根院長はこうした動きに反発、県衛生部への異動を拒む形で退職を決めた。
 
 石曽根院長は取材に対し「院長の任命権者は知事。知事が新しい人にすると決めた以上、辞めざるを得ない」と説明。同病院で一般的な小児科、産科診療を受け入れることについて「県全体で確立してきた小児高度医療の供給態勢が崩れることを危惧(きぐ)している」と批判した。

 沢田祐介副知事は取材に対し「少子対策にかかわる(県の)仕事を引き続きやってほしいと要請していたが、ご自身の決断であり尊重したい。今後も県の小児医療を支援してほしい」と述べた。後任は、県内出身の国立成育医療センター(東京都)部長が有力視されている。

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 これまた難しい問題ですね。

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posted by さじ at 05:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小児