コーヒー、脳にもおいしい 名市大教授ら解明
コーヒーに含まれるポリフェノールの一種が認知能力の低下を防ぎ、糖尿病の発症を抑えるメカニズムを名古屋市立大大学院医学研究科の岡嶋研二教授、原田直明准教授らと飲料メーカー「伊藤園」(東京都渋谷区)の共同研究グループが解明した。
コーヒーを多く飲む人ほど糖尿病になりにくく、高齢者では認知能力の低下が抑えられる傾向があることが分かっていたが、その仕組みは謎だった。
岡嶋教授らは、健康効果で知られるポリフェノールの1つである「クロロゲン酸」が知覚神経を通じて脳に作用し、糖尿病の抑制などの効果があるタンパク質「インスリン様成長因子−1」(IGF−1)の生成を促しているとみて実験を始めた。
クロロゲン酸は、植物が紫外線から身を守る際に働く物質で、特にコーヒー豆に大量に含まれる。独特の香りや渋味をつくる成分とされている。
クロロゲン酸を多く含むコーヒーと普通のコーヒーを14日間、別々のマウス群に飲ませ続けたところ、多く含むコーヒーを摂取したマウス群で、各臓器のIGF−1濃度が最大で2倍になった。
2種類のコーヒーを、21−51歳の男性14人ずつにそれぞれ2週間、毎食後飲んでもらったところ、クロロゲン酸の多いコーヒーを飲んだ14人の空腹時の血糖値が低下するなどの効果があった。
岡嶋教授は「クロロゲン酸は熱に弱く、深いり豆ではこのような効果は期待できない。焙煎し過ぎないアメリカンを適度に飲むのが効果的」と話している。
日本では深焙り豆が多いんでしょうか。あまり詳しくないのですが結構焙煎しているような気がします。
まぁでもコーヒー豆専門店に行って、焙煎具合を尋ねればお目当ての「クロロゲン酸含有量の多いコーヒー」も買えると思いますので、糖尿病や認知症が気になる方は是非どうぞ。嗜好品といえど身体にも優しいコーヒーの情報でした。
関連
医学処:コーヒーを1日4杯以上飲むと痛風の予防になる
医学処:コーヒーを飲む男性は、膵臓がんになりにくい。
医学処:コーヒーの好みを客観的に算出する方程式
[脳神]の記事一覧
- コーヒーに含まれるクロロゲン酸が糖尿病を予防する。
- 熊本市開新高校で脳振盪直後に強制練習させ急性硬膜下血腫に
- 副腎白質ジストロフィー「ロレンツォのオイル」モデル男性が死去
- 多発性硬化症はNR4A2という遺伝子を抑制すれば症状が軽快する。
- 10代の献血者は失神を起こしやすい。
- iPS細胞を用いて未熟児脳症を治療する。
- 脳血管障害や二分脊椎を予防する、葉酸を積極的に摂ろう。
- 多発性硬化症にインターフェロンで37%が治療中止に。
- 筋ジストロフィーの少年の成長記録を写真集に。
- 脳血管疾患は北日本が高く、肝癌は西日本が高い。
- うつや不安障害に脳内物質アクチビンが関与か。
- ゲーマーは、自分自身が殺されたときに喜びを感じる。
- イチローの集中力は前頭葉前部髄膜が優れているため。
- ハンチントン病の進行に関与する因子を発見する。
- 調節性T細胞を増やして、自己免疫性脳脊髄炎を治す。
- マンモグラフィーで脳卒中のリスクを予見できる。
- ピック病で万引き行為をした人を理解しよう。
- パーキンソン病治療薬の副作用で交通事故が多発。
- 寝すぎても、成績が下がることが判明する。
- 柔道着が青色のほうが勝率が高いという説は都市伝説か
2008年06月26日
熊本市開新高校で脳振盪直後に強制練習させ急性硬膜下血腫に
脳しんとう直後、走り込みさせ重体 熊本の高校空手道部
熊本市の私立開新高校で昨年7月、空手道部の練習中に脳振盪で倒れた当時1年の男子生徒(17)が直後に走り込みをさせられ、翌日に急性硬膜下血腫で倒れ意識不明の重体になった問題で、熊本北署は24日、空手道部長(顧問)の男性教諭(40)を業務上過失傷害と暴行の疑いで熊本地検に書類送検した。
調べでは、教諭は07年7月10日夕、生徒が練習中にあご付近に突きを受け脳振盪を起こして倒れた際、救護措置をとらず練習を続けさせた疑い。また、翌11日の練習前、職員室を訪ねて体調不良を訴えた生徒を突き飛ばすなどした疑い。教諭は容疑を認めているという。
県警や同校によると、生徒は7月10日、突きを受けて倒れた後、グラウンドでタイヤを引いて30メートルの距離を数回全力疾走した。11日は、職員室で頭痛と吐き気を訴え「病院に行きたい」と話したが、教諭は認めず、道場へ行くよう促したところ倒れた。学校からの119番通報はその約40分後だったという。
生徒は重い障害が残ったため、3月に自主退学し、4月から佐賀市内の養護学校に入学したという。両親が業務上過失傷害などの疑いで教諭を県警に告訴していた。父親(46)は「地検には、なぜこのようなことが起きたか調べ、二度と起きないようにしてほしい」と話している。
空手道部は熊本県高校総体で優勝するなどの強豪。田中満生校長は「厳粛に受け止め、地検の判断を仰ぐ。事故当時から生徒と保護者には申し訳ないと思っていた」と話している。生徒の入院費や介護のための自宅改装費などは学校側が全額負担したという。
信じられない。
これはもう殺人と同じくらい酷い事件ですよ。教師がこういうことをしては絶対にいけない。顧問の男性教師は裁かれて然るべきです。
脳振盪を起こして、安静が必要なのにもかかわらず、無理に練習させ、最終的には急性硬膜下血腫。硬膜の下の、脳の血管が破れてしまい血腫が出来て脳を圧迫してしまう状態です。
入院費や自宅改装費は学校が負担したということですが、この男性教師が全額支払うべきです。一生をかけて。
関連
医学処:滋賀県立北大津高での非道な傷害事件で右半身不随と視力低下に
医学処:町立愛知中学校で中学生37人が熱中症になり2名が入院
医学処:中学生に往復ビンタをして鼓膜が破れた。
熊本市の私立開新高校で昨年7月、空手道部の練習中に脳振盪で倒れた当時1年の男子生徒(17)が直後に走り込みをさせられ、翌日に急性硬膜下血腫で倒れ意識不明の重体になった問題で、熊本北署は24日、空手道部長(顧問)の男性教諭(40)を業務上過失傷害と暴行の疑いで熊本地検に書類送検した。
調べでは、教諭は07年7月10日夕、生徒が練習中にあご付近に突きを受け脳振盪を起こして倒れた際、救護措置をとらず練習を続けさせた疑い。また、翌11日の練習前、職員室を訪ねて体調不良を訴えた生徒を突き飛ばすなどした疑い。教諭は容疑を認めているという。
県警や同校によると、生徒は7月10日、突きを受けて倒れた後、グラウンドでタイヤを引いて30メートルの距離を数回全力疾走した。11日は、職員室で頭痛と吐き気を訴え「病院に行きたい」と話したが、教諭は認めず、道場へ行くよう促したところ倒れた。学校からの119番通報はその約40分後だったという。
生徒は重い障害が残ったため、3月に自主退学し、4月から佐賀市内の養護学校に入学したという。両親が業務上過失傷害などの疑いで教諭を県警に告訴していた。父親(46)は「地検には、なぜこのようなことが起きたか調べ、二度と起きないようにしてほしい」と話している。
空手道部は熊本県高校総体で優勝するなどの強豪。田中満生校長は「厳粛に受け止め、地検の判断を仰ぐ。事故当時から生徒と保護者には申し訳ないと思っていた」と話している。生徒の入院費や介護のための自宅改装費などは学校側が全額負担したという。
信じられない。
これはもう殺人と同じくらい酷い事件ですよ。教師がこういうことをしては絶対にいけない。顧問の男性教師は裁かれて然るべきです。
脳振盪を起こして、安静が必要なのにもかかわらず、無理に練習させ、最終的には急性硬膜下血腫。硬膜の下の、脳の血管が破れてしまい血腫が出来て脳を圧迫してしまう状態です。
入院費や自宅改装費は学校が負担したということですが、この男性教師が全額支払うべきです。一生をかけて。
関連
医学処:滋賀県立北大津高での非道な傷害事件で右半身不随と視力低下に
医学処:町立愛知中学校で中学生37人が熱中症になり2名が入院
医学処:中学生に往復ビンタをして鼓膜が破れた。
2008年06月14日
副腎白質ジストロフィー「ロレンツォのオイル」モデル男性が死去
「ロレンツォのオイル」モデル男性が死去
AP電によると、米映画「ロレンツォのオイル」のモデルとなった男性、ロレンツォ・オドーネ氏が30日、肺疾患のため米南部バージニア州の自宅で死去。30歳。父親のオーグスト氏が明かした。
6歳の時に難病の副腎白質ジストロフィー(ALD)にかかり、医師から2年以内に死亡するとの宣告を受けたが、両親が自力でオリーブ油などによる治療に効果があることを発見。実話を基に映画「ロレンツォのオイル命の詩」(92年)がつくられ、世界中に感動を与えた。
ロレンツォのオイル。懐かしいなぁ。もう16年も前の映画なんですね。
あらすじとしては「副腎白質ジストロフィーになった息子を救うために、何も医学的知識のない素人の両親が、論文や学術書を読み漁り、なんと副腎白質ジストロフィーに効果のある特効薬を突き止めることに成功した」という、ウソのような実話を元に作られています。
副腎白質ジストロフィーに効果のある、菜種油とオリーブオイルの主成分を抽出し、「ロレンツォのオイル」と名づけました。
ロレンツォ自身は、投与されるのが遅かったため、症状が回復することはありませんでしたが、2年しか生きられないといわれていたにもかかわらず、30歳まで生きるという効果。しかもロレンツォのオイルを投与された他の副腎白質ジストロフィーの患者は命を救われ、元気に遊べるようになったとか(映画のエンドロールで実際に命を救われた人たちが登場しますが、まさに感動ものです)
あー、書いてたらまた観たくなりましたね。十数年ぶりに。
参考:ロレンツォのオイル
AP電によると、米映画「ロレンツォのオイル」のモデルとなった男性、ロレンツォ・オドーネ氏が30日、肺疾患のため米南部バージニア州の自宅で死去。30歳。父親のオーグスト氏が明かした。
6歳の時に難病の副腎白質ジストロフィー(ALD)にかかり、医師から2年以内に死亡するとの宣告を受けたが、両親が自力でオリーブ油などによる治療に効果があることを発見。実話を基に映画「ロレンツォのオイル命の詩」(92年)がつくられ、世界中に感動を与えた。
ロレンツォのオイル。懐かしいなぁ。もう16年も前の映画なんですね。
あらすじとしては「副腎白質ジストロフィーになった息子を救うために、何も医学的知識のない素人の両親が、論文や学術書を読み漁り、なんと副腎白質ジストロフィーに効果のある特効薬を突き止めることに成功した」という、ウソのような実話を元に作られています。
副腎白質ジストロフィーに効果のある、菜種油とオリーブオイルの主成分を抽出し、「ロレンツォのオイル」と名づけました。
ロレンツォ自身は、投与されるのが遅かったため、症状が回復することはありませんでしたが、2年しか生きられないといわれていたにもかかわらず、30歳まで生きるという効果。しかもロレンツォのオイルを投与された他の副腎白質ジストロフィーの患者は命を救われ、元気に遊べるようになったとか(映画のエンドロールで実際に命を救われた人たちが登場しますが、まさに感動ものです)
あー、書いてたらまた観たくなりましたね。十数年ぶりに。
参考:ロレンツォのオイル
多発性硬化症はNR4A2という遺伝子を抑制すれば症状が軽快する。
多発性硬化症の治療薬に道 発症の仕組み解明
中枢神経の一部が炎症を起こし、視覚や運動などさまざまな障害が出る難病「多発性硬化症」は、特定の遺伝子の働きが高まることで炎症を起こす物質が放出されて発症するという仕組みを国立精神・神経センター神経研究所の山村隆部長らが解明、9日付の米科学アカデミー紀要(電子版)に発表した。
この遺伝子を標的にすれば、病気の進行を抑える薬の開発につながるという。
多発性硬化症は免疫機能の異常で、脳や脊髄の神経細胞を結ぶ細長い軸索を取り巻く「さや」の部分に炎症が起きて発症。リンパ球の一種、T細胞が中枢神経に入り、さやを攻撃することが原因とされるが、詳しい仕組みは不明だった。
山村部長らは、多発性硬化症の患者で働きが活発になっている「NR4A2」という遺伝子に注目。マウス実験などで、この遺伝子がつくるタンパク質が、炎症を引き起こすサイトカインという物質の分泌に関与していることを突き止めた。
この遺伝子の働きを弱めるとサイトカインの分泌が減り、病気のモデルマウスの症状が軽くなった。
最近、人の「病気」に特異的な遺伝子などが色々と見つかっていますね。
しかもその遺伝子を抑制すれば症状が軽減するという・・・。神経の疾患って、最も患者の生活力というか、自立力を奪うものだと思うので、こういった研究は是非とも臨床に体現していただきたいものです。吉報を。
関連
医学処:ビタミンDの摂取で、多発性硬化症を予防できるかもしれない
医学処:多発性硬化症にインターフェロンで37%が治療中止に。
中枢神経の一部が炎症を起こし、視覚や運動などさまざまな障害が出る難病「多発性硬化症」は、特定の遺伝子の働きが高まることで炎症を起こす物質が放出されて発症するという仕組みを国立精神・神経センター神経研究所の山村隆部長らが解明、9日付の米科学アカデミー紀要(電子版)に発表した。
この遺伝子を標的にすれば、病気の進行を抑える薬の開発につながるという。
多発性硬化症は免疫機能の異常で、脳や脊髄の神経細胞を結ぶ細長い軸索を取り巻く「さや」の部分に炎症が起きて発症。リンパ球の一種、T細胞が中枢神経に入り、さやを攻撃することが原因とされるが、詳しい仕組みは不明だった。
山村部長らは、多発性硬化症の患者で働きが活発になっている「NR4A2」という遺伝子に注目。マウス実験などで、この遺伝子がつくるタンパク質が、炎症を引き起こすサイトカインという物質の分泌に関与していることを突き止めた。
この遺伝子の働きを弱めるとサイトカインの分泌が減り、病気のモデルマウスの症状が軽くなった。
最近、人の「病気」に特異的な遺伝子などが色々と見つかっていますね。
しかもその遺伝子を抑制すれば症状が軽減するという・・・。神経の疾患って、最も患者の生活力というか、自立力を奪うものだと思うので、こういった研究は是非とも臨床に体現していただきたいものです。吉報を。
関連
医学処:ビタミンDの摂取で、多発性硬化症を予防できるかもしれない
医学処:多発性硬化症にインターフェロンで37%が治療中止に。
2008年06月09日
10代の献血者は失神を起こしやすい。
十代の献血者は合併症を起こしやすい
米国の血液センターが困難に直面している。現在および将来の重要な献血者である16〜17歳の若者は、献血により内出血や失神などの合併症を起こしやすく、今後、若者による献血が減少する恐れがあるとの研究結果が、米国医師会誌「JAMA」5月21日号で報告された。
米国では2001〜2004年に、輸血量が2%増加したが、献血量は0.2%減少している。西ナイルウイルス感染症やシャーガス(Chagas)病のスクリーニングなど規制が増加しており、成人の献血適格者は全人口の推定38%のみである。幸い、感染症を有する可能性の低い若年者の献血は増加している。2005年には、米国赤十字社(ARC)の献血の14.5%を16〜19歳、8%を16〜17歳の献血者が占めており、その約80%は高校への巡回献血車によるものであった。専門家は、献血者が減少している状況で、この役割は大きいとしている。
16〜17歳の若者での合併症発現率は20歳以上の献血者の3倍であり、初回献血者の合併症発現率は2回目以降の献血者のほぼ3倍、女性は男性のほぼ2倍であった。地域差もみられたという。また、16〜17歳の献血者では、失神に関連した傷害(脳振とう、縫合を要する傷、顎[あご]の骨折など)が18〜19歳の2倍以上、20歳以上の14倍以上認められた。
これらの合併症は、若年者が再度献血をする意欲に影響を及ぼすことも判明した。16歳の献血者のうち1年以内に再度献血を行ったのは、合併症を生じなかった人では73%であったのに対し、軽微なものも含めて合併症を生じた人では52%であった
Eder氏は「これらの安全性のデータを収集することで、基準がわかり、献血者の経験をモニターし、改善することができる」と述べている。なお、献血による合併症を減らすには、たくさん水を飲む、十分に睡眠をとる、献血前に栄養のある食事を摂るなどの方法がある。
日本で献血を行う際には、水分をガンガン摂取するように推奨されていますし、何よりその献血センターで無料ドリンクの自動販売機や、スポーツドリンクを手渡されたりしますからね。
それでも針を刺す以上、失神を起こすことはなくすことはできません。合併症といってしまえばそれまでですけれど、献血が必要なことは代わりありませんので、是非とも、献血してもらいたいです。
関連
医学処:1年間の献血者数が初めて500万人を下回る。
医学処:659回目の献血を行った熊本市の本松さん
医学処:若者の献血離れが深刻。43%から25%へ減少。
米国の血液センターが困難に直面している。現在および将来の重要な献血者である16〜17歳の若者は、献血により内出血や失神などの合併症を起こしやすく、今後、若者による献血が減少する恐れがあるとの研究結果が、米国医師会誌「JAMA」5月21日号で報告された。
米国では2001〜2004年に、輸血量が2%増加したが、献血量は0.2%減少している。西ナイルウイルス感染症やシャーガス(Chagas)病のスクリーニングなど規制が増加しており、成人の献血適格者は全人口の推定38%のみである。幸い、感染症を有する可能性の低い若年者の献血は増加している。2005年には、米国赤十字社(ARC)の献血の14.5%を16〜19歳、8%を16〜17歳の献血者が占めており、その約80%は高校への巡回献血車によるものであった。専門家は、献血者が減少している状況で、この役割は大きいとしている。
16〜17歳の若者での合併症発現率は20歳以上の献血者の3倍であり、初回献血者の合併症発現率は2回目以降の献血者のほぼ3倍、女性は男性のほぼ2倍であった。地域差もみられたという。また、16〜17歳の献血者では、失神に関連した傷害(脳振とう、縫合を要する傷、顎[あご]の骨折など)が18〜19歳の2倍以上、20歳以上の14倍以上認められた。
これらの合併症は、若年者が再度献血をする意欲に影響を及ぼすことも判明した。16歳の献血者のうち1年以内に再度献血を行ったのは、合併症を生じなかった人では73%であったのに対し、軽微なものも含めて合併症を生じた人では52%であった
Eder氏は「これらの安全性のデータを収集することで、基準がわかり、献血者の経験をモニターし、改善することができる」と述べている。なお、献血による合併症を減らすには、たくさん水を飲む、十分に睡眠をとる、献血前に栄養のある食事を摂るなどの方法がある。
日本で献血を行う際には、水分をガンガン摂取するように推奨されていますし、何よりその献血センターで無料ドリンクの自動販売機や、スポーツドリンクを手渡されたりしますからね。
それでも針を刺す以上、失神を起こすことはなくすことはできません。合併症といってしまえばそれまでですけれど、献血が必要なことは代わりありませんので、是非とも、献血してもらいたいです。
関連
医学処:1年間の献血者数が初めて500万人を下回る。
医学処:659回目の献血を行った熊本市の本松さん
医学処:若者の献血離れが深刻。43%から25%へ減少。
2008年06月03日
iPS細胞を用いて未熟児脳症を治療する。
未熟児脳症の治療法開発へ/iPS細胞使い名古屋市大
未熟児の脳性まひの一因になる脳症によって失われた神経細胞を、新型万能細胞の「iPS細胞」や、脳内にもともと存在する幹細胞を使って再生させる研究に、名古屋市立大の沢本和延教授(神経再生医学)らが6月から乗り出す。
この脳症は、主に妊娠33週未満の早産児に起きる「脳室周囲白質軟化症(PVL)」。
脳への血流障害が原因で、脳室の周囲にある運動神経が失われる。生後2週間ごろから画像診断できるが、足のまひなどの症状が出るのは生後4、5カ月ごろから。33週未満で生まれた新生児の約1割がPVLを発症しているという。
現在は治療法がないが、沢本教授は症状が出る前に正常な神経細胞を移植すればまひを防げる可能性がある点に着目。
計画では、慶応大と共同で、ネズミやサルのiPS細胞から神経細胞のもとになる神経幹細胞を作製。それを、脳への血流を一部止めPVLの症状を再現した生後数日のネズミやサルの脳に移植して神経再生を目指す。
iPS細胞の概念上、「新生児+iPS細胞」の組み合わせは、まさに何でもアリな状態だと思います。
神経細胞のもとになる細胞を移植してやれば、生まれたての赤ん坊と同じように、外界からの多数の情報を得て成長していくにつれて、iPS細胞も正常の神経細胞になりうるのでは。
ただ実際はなかなか厳しいんでしょうけれどね。どうやってそれをコントロールするのか、未だに不明ですし。しかし1筋の光であることには違いありません。
関連
医学処:iPS細胞を用いて、脊髄損傷の症状が改善する。
医学処:難病の解明のために、iPS細胞を用いる。
未熟児の脳性まひの一因になる脳症によって失われた神経細胞を、新型万能細胞の「iPS細胞」や、脳内にもともと存在する幹細胞を使って再生させる研究に、名古屋市立大の沢本和延教授(神経再生医学)らが6月から乗り出す。
この脳症は、主に妊娠33週未満の早産児に起きる「脳室周囲白質軟化症(PVL)」。
脳への血流障害が原因で、脳室の周囲にある運動神経が失われる。生後2週間ごろから画像診断できるが、足のまひなどの症状が出るのは生後4、5カ月ごろから。33週未満で生まれた新生児の約1割がPVLを発症しているという。
現在は治療法がないが、沢本教授は症状が出る前に正常な神経細胞を移植すればまひを防げる可能性がある点に着目。
計画では、慶応大と共同で、ネズミやサルのiPS細胞から神経細胞のもとになる神経幹細胞を作製。それを、脳への血流を一部止めPVLの症状を再現した生後数日のネズミやサルの脳に移植して神経再生を目指す。
iPS細胞の概念上、「新生児+iPS細胞」の組み合わせは、まさに何でもアリな状態だと思います。
神経細胞のもとになる細胞を移植してやれば、生まれたての赤ん坊と同じように、外界からの多数の情報を得て成長していくにつれて、iPS細胞も正常の神経細胞になりうるのでは。
ただ実際はなかなか厳しいんでしょうけれどね。どうやってそれをコントロールするのか、未だに不明ですし。しかし1筋の光であることには違いありません。
関連
医学処:iPS細胞を用いて、脊髄損傷の症状が改善する。
医学処:難病の解明のために、iPS細胞を用いる。
2008年04月23日
脳血管障害や二分脊椎を予防する、葉酸を積極的に摂ろう。
「葉酸」 積極的に摂取を 高齢者の脳卒中予防に効果
ビタミンBの一種「葉酸」の十分な摂取が高齢者の脳卒中や認知症の予防に役立つことが、海外の取り組みで明らかになってきた。米国では10年前に穀物に葉酸添加を義務付けたことで、脳卒中の死亡率が激減するなどさまざまな効果が報告されている。一方、日本では他の栄養素と同じ扱いで、必要量を摂取できていない人も少なくない。特に高齢になると葉酸を吸収しにくくなるので、意識的に摂取した方がよさそうだ。
葉酸はホウレンソウなどの緑黄色野菜や豆類に含まれる水溶性のビタミンB群の一種。「造血のビタミン」ともいわれ、主に赤血球をつくる働きがあるほか、胎児の中枢神経系など新しく細胞をつくるときに必要な栄養素としても知られる。
米国では1998年、日本の厚生労働省にあたる米食品医薬品局(FDA)が主食となる穀類への葉酸添加を義務付けた。この結果、新生児の二分脊椎などの「神経管欠損障害」が約2割減少したことが2001年に報告されている。穀物への葉酸添加は現在、カナダやオーストラリア、ニュージーランドなどで行われており、これらの国でも神経管欠損障害の発生頻度を減らす効果を上げている。
一方、葉酸の十分な摂取が、新生児だけでなく高齢者にも恩恵をもたらしていることも分かってきた。米国で1998年を境に、脳卒中の死亡率が10万人中180人から150人へと減少したのだ。また、同年以降、米国民の血中の「ホモシステイン」が減ったことも判明。ホモシステインはアミノ酸の一種で、この値が高いと動脈硬化や認知症のリスクが高くなる。つまり、穀物への葉酸添加で、動脈硬化や認知症が予防できた可能性があるのだ。
日本では厚労省が平成12年、妊娠を計画する女性に1日0・4ミリグラムの葉酸を摂取するよう呼びかけた。しかし、周知されているとはいえない状況で、神経管欠損障害の出生率は日本では逆に増えている。また、成人の必要摂取量は0・24ミリグラムと海外の約半分。ホモシステインを減らし動脈硬化や認知症の予防効果があるのは0・4ミリグラム以上とされており、日本の基準では足りないとの指摘もある。
国としての取り組みが進まない中、埼玉県坂戸市は2年前から脳卒中などを減らすことを目的に「葉酸プロジェクト」を実施、1日0・4ミリグラムの葉酸摂取を呼びかけている。成人式でのパンフレット配布や講習会で葉酸の必要性を周知する一方、企業と協力して葉酸添加のパンやカレーの開発を行ってきた。
市健康づくり政策室の国枝寛室長は「葉酸摂取が脳卒中や認知症の予防につながるというのは海外では常識で、市民の健康のために行政での対策が必要と考えた。長い目でみて医療費削減にもつながれば」と期待する。
女子栄養大の香川靖雄副学長は「日本人の寝たきりの上位3疾患である脳血管疾患、骨粗しょう症、認知症は、葉酸で予防が進むことが明らかになっている。すべての男女に葉酸の必要量摂取を呼びかける必要があるが、特に高齢者は葉酸の吸収が悪いので意識してとるようにした方がいい」と話している。
特に女性の認知度は広げていきたいところです。
妊娠する前から、必要量の葉酸を摂取していないと、胎児が二分脊椎になりやすくなります。
二分脊椎は、生まれつき脊椎の癒合が完全に行われず一部開いたままの状態にあることをいいます。脊髄が形成不全を起こし、様々な神経の障害を生じる可能性も。主に腰椎、仙椎に発生しますが、その部位から下の運動機能と知覚が麻痺したり、合併症として脳に異常を生じたり、さらに膀胱や直腸の機能にも大きく影響を及ぼすことがあります。
正直、脳血管障害とかは自己責任といいますか、なりたくない人は葉酸を多く含まれる食品を食べるように心がけましょう。赤ん坊には罪がないので、妊娠しようと思っている人、生まれたばかりの赤ちゃんをリスクに晒したくなければ、是非とも葉酸の摂取を!
関連
医学処:先天性障害の発症リスクを下げる「葉酸」を知らない妊婦が多すぎる。
ビタミンBの一種「葉酸」の十分な摂取が高齢者の脳卒中や認知症の予防に役立つことが、海外の取り組みで明らかになってきた。米国では10年前に穀物に葉酸添加を義務付けたことで、脳卒中の死亡率が激減するなどさまざまな効果が報告されている。一方、日本では他の栄養素と同じ扱いで、必要量を摂取できていない人も少なくない。特に高齢になると葉酸を吸収しにくくなるので、意識的に摂取した方がよさそうだ。
葉酸はホウレンソウなどの緑黄色野菜や豆類に含まれる水溶性のビタミンB群の一種。「造血のビタミン」ともいわれ、主に赤血球をつくる働きがあるほか、胎児の中枢神経系など新しく細胞をつくるときに必要な栄養素としても知られる。
米国では1998年、日本の厚生労働省にあたる米食品医薬品局(FDA)が主食となる穀類への葉酸添加を義務付けた。この結果、新生児の二分脊椎などの「神経管欠損障害」が約2割減少したことが2001年に報告されている。穀物への葉酸添加は現在、カナダやオーストラリア、ニュージーランドなどで行われており、これらの国でも神経管欠損障害の発生頻度を減らす効果を上げている。
一方、葉酸の十分な摂取が、新生児だけでなく高齢者にも恩恵をもたらしていることも分かってきた。米国で1998年を境に、脳卒中の死亡率が10万人中180人から150人へと減少したのだ。また、同年以降、米国民の血中の「ホモシステイン」が減ったことも判明。ホモシステインはアミノ酸の一種で、この値が高いと動脈硬化や認知症のリスクが高くなる。つまり、穀物への葉酸添加で、動脈硬化や認知症が予防できた可能性があるのだ。
日本では厚労省が平成12年、妊娠を計画する女性に1日0・4ミリグラムの葉酸を摂取するよう呼びかけた。しかし、周知されているとはいえない状況で、神経管欠損障害の出生率は日本では逆に増えている。また、成人の必要摂取量は0・24ミリグラムと海外の約半分。ホモシステインを減らし動脈硬化や認知症の予防効果があるのは0・4ミリグラム以上とされており、日本の基準では足りないとの指摘もある。
国としての取り組みが進まない中、埼玉県坂戸市は2年前から脳卒中などを減らすことを目的に「葉酸プロジェクト」を実施、1日0・4ミリグラムの葉酸摂取を呼びかけている。成人式でのパンフレット配布や講習会で葉酸の必要性を周知する一方、企業と協力して葉酸添加のパンやカレーの開発を行ってきた。
市健康づくり政策室の国枝寛室長は「葉酸摂取が脳卒中や認知症の予防につながるというのは海外では常識で、市民の健康のために行政での対策が必要と考えた。長い目でみて医療費削減にもつながれば」と期待する。
女子栄養大の香川靖雄副学長は「日本人の寝たきりの上位3疾患である脳血管疾患、骨粗しょう症、認知症は、葉酸で予防が進むことが明らかになっている。すべての男女に葉酸の必要量摂取を呼びかける必要があるが、特に高齢者は葉酸の吸収が悪いので意識してとるようにした方がいい」と話している。
特に女性の認知度は広げていきたいところです。
妊娠する前から、必要量の葉酸を摂取していないと、胎児が二分脊椎になりやすくなります。
二分脊椎は、生まれつき脊椎の癒合が完全に行われず一部開いたままの状態にあることをいいます。脊髄が形成不全を起こし、様々な神経の障害を生じる可能性も。主に腰椎、仙椎に発生しますが、その部位から下の運動機能と知覚が麻痺したり、合併症として脳に異常を生じたり、さらに膀胱や直腸の機能にも大きく影響を及ぼすことがあります。
正直、脳血管障害とかは自己責任といいますか、なりたくない人は葉酸を多く含まれる食品を食べるように心がけましょう。赤ん坊には罪がないので、妊娠しようと思っている人、生まれたばかりの赤ちゃんをリスクに晒したくなければ、是非とも葉酸の摂取を!
関連
医学処:先天性障害の発症リスクを下げる「葉酸」を知らない妊婦が多すぎる。
2008年04月20日
多発性硬化症にインターフェロンで37%が治療中止に。
多発性硬化症抑制薬で副作用 37%が治療中止
手足のまひや視覚障害などが出る難病「多発性硬化症」の治療薬インターフェロンベータの使用後に、症状の悪化や副作用のため治療を中止した例が37%にのぼることが、厚生労働省研究班の緊急全国調査でわかった。
日本神経治療学会と日本神経免疫学会は2004年、一時的に症状が悪化しても進行を抑える可能性があるので薬の使用を中止すべきではない、とする治療指針を作成したが、両学会はこの指針の見直しを始めた。
この薬の使用後、手足のまひが急激に進行して歩けなくなるなどの患者が7人いた、との報告があったため、厚労省研究班は全国977医療機関に緊急調査を実施した。治療を受けた患者計308人のデータを分析したところ、37%に当たる114人が治療を中止していた。理由は「副作用(40%)」「効果がない、不十分(19%)」「症状が悪化(11%)」などだった。
中でも、日本人患者の約3割を占める「視神経脊髄型」と呼ばれるタイプの場合、血液検査で抗体が陽性だった17人のうち14人が治療を中止していた。理由は「症状の悪化」が最も多かった。
難病、多発性硬化症の治療法の1つがなくなってしまうかも。まぁ副作用なら仕方ないですけれども。
これに関しては以前も取り上げたことがあります。
医学処:多発性硬化症の視神経脊髄型にインターフェロンを用いて悪化
この時は、まだワカランというアレでしたけれど、どうやら結構な割合で悪くなるらしいです…。
多発性硬化症は、日本では、人口10万人あたり8〜9人程度が発症します。簡単に言うならば、神経がヤラれてしまう病気です。
視神経のみが侵されると、球後視神経炎となります。脳幹が障害されると、目を動かす神経が麻痺してものが二重に見えたり(複視)、目が揺れたり(眼振)、顔の感覚や運動が麻痺したり、ものが飲み込みにくくなったり、しゃべりにくくなったりします。
小脳が障害されるとまっすぐ歩けなくなりちょうどお酒によった様な歩き方になったり、手がふるえたりします。大脳は大きいので少々の病変が起こっても症状を出さないことが多いようです。
脊髄が障害されると胸や腹の帯状のしびれ、ぴりぴりした痛み、手足のしびれや運動麻痺、尿失禁、排尿障害などが起こります。
このように、どこの神経がやられるかによって、出てくる症状が異なるのも、多発性硬化症の1つのポイントといえるでしょう。文章で見るだけでも恐ろしい病気です。これもiPS細胞を使ってなんとかならないものですかね。。。
関連
医学処:ビタミンDの摂取で、多発性硬化症を予防できるかもしれない
手足のまひや視覚障害などが出る難病「多発性硬化症」の治療薬インターフェロンベータの使用後に、症状の悪化や副作用のため治療を中止した例が37%にのぼることが、厚生労働省研究班の緊急全国調査でわかった。
日本神経治療学会と日本神経免疫学会は2004年、一時的に症状が悪化しても進行を抑える可能性があるので薬の使用を中止すべきではない、とする治療指針を作成したが、両学会はこの指針の見直しを始めた。
この薬の使用後、手足のまひが急激に進行して歩けなくなるなどの患者が7人いた、との報告があったため、厚労省研究班は全国977医療機関に緊急調査を実施した。治療を受けた患者計308人のデータを分析したところ、37%に当たる114人が治療を中止していた。理由は「副作用(40%)」「効果がない、不十分(19%)」「症状が悪化(11%)」などだった。
中でも、日本人患者の約3割を占める「視神経脊髄型」と呼ばれるタイプの場合、血液検査で抗体が陽性だった17人のうち14人が治療を中止していた。理由は「症状の悪化」が最も多かった。
難病、多発性硬化症の治療法の1つがなくなってしまうかも。まぁ副作用なら仕方ないですけれども。
これに関しては以前も取り上げたことがあります。
医学処:多発性硬化症の視神経脊髄型にインターフェロンを用いて悪化
この時は、まだワカランというアレでしたけれど、どうやら結構な割合で悪くなるらしいです…。
多発性硬化症は、日本では、人口10万人あたり8〜9人程度が発症します。簡単に言うならば、神経がヤラれてしまう病気です。
視神経のみが侵されると、球後視神経炎となります。脳幹が障害されると、目を動かす神経が麻痺してものが二重に見えたり(複視)、目が揺れたり(眼振)、顔の感覚や運動が麻痺したり、ものが飲み込みにくくなったり、しゃべりにくくなったりします。
小脳が障害されるとまっすぐ歩けなくなりちょうどお酒によった様な歩き方になったり、手がふるえたりします。大脳は大きいので少々の病変が起こっても症状を出さないことが多いようです。
脊髄が障害されると胸や腹の帯状のしびれ、ぴりぴりした痛み、手足のしびれや運動麻痺、尿失禁、排尿障害などが起こります。
このように、どこの神経がやられるかによって、出てくる症状が異なるのも、多発性硬化症の1つのポイントといえるでしょう。文章で見るだけでも恐ろしい病気です。これもiPS細胞を使ってなんとかならないものですかね。。。
関連
医学処:ビタミンDの摂取で、多発性硬化症を予防できるかもしれない
2008年04月13日
筋ジストロフィーの少年の成長記録を写真集に。
写真集:筋ジストロフィー症少年、成長の記録第2弾
全身の筋肉が委縮する難病「筋ジストロフィー症」の加藤慎大郎さん(20)=府中市=が成人したのを記念し、6年間の日常生活を収めた写真集が16日、出版される。母親の道子さん(55)と撮影した元小学校教諭、菊池和子さん(62)は「病気が世の中に認知され、治療薬が一日でも早く開発されてほしい」と訴えている。
「写真、楽しみ」。自宅で目をぱちくりさせ、慎大郎さんがささやいた。菊池さんが相づちを打つと、まゆを上下させて白い歯を見せた。
慎大郎さんは生後2カ月で筋ジストロフィー症と診断され、生まれてから立って歩いたことがない。1年半前、食べ物が流れ落ちないよう気管をふさぐ手術に踏み切り、声帯が使えなくなった。
菊池さんは1999年、当時勤めていた調布市立石原小学校で、6年だった慎大郎さんと出会い、筋ジストロフィー症を初めて知った。担任ではなかったが、車椅子で通学し、感情表現豊かな慎大郎さんと触れ合うなかで、難病への関心を抱くともに、「みずみずしい姿を撮りたい」と思った。慎大郎さんが卒業後に養護学校へ通うようになり、府中市へ転居してからも日常生活に密着してきた。
週3回訪れる通所施設での日々、大好きな電車に乗り込む姿、紋付きはかまで出席した成人式など、15〜20歳までの姿をまとめた。小学生時代の写真集は出版済みだが、菊池さんは「先天性の患者が成人するのは大きな喜び。その記念に」と2冊目の出版を決めた。
慎大郎さんはこれまで40回以上の入退院を繰り返し、救急車で運ばれた数も20回を下らない。道子さんは「同情ではなく、いろいろな人とかかわって楽しく生きていることを知ってほしい」と話す。
写真集は「二十歳になりました−筋ジストロフィーの慎大郎君の日々2」(子どもの未来社、2100円)。B5変型判96ページで約80枚の写真を収録している。出版に合わせ、調布市多摩川5の喫茶店「カフェ大好き」で16日から5月15日まで写真展を開く。
同じ病気で苦しんでいる方、そのご家族にも、励みとなるのではないでしょうか。
病気であるというマイナスのことや、写真集にできたというプラスのことを抜きにしても、「ありのまま」を写真に収めることに、大きな意義があるのかもしれません。
関連
医学処:月経血から、筋肉細胞を取り出して筋ジストロフィーの治療に
医学処:筋ジストロフィーの患者の38%が、着床前診断に賛成している。
医学処:Duchenne型筋ジストロフィーの進行を止める薬の候補を開発
全身の筋肉が委縮する難病「筋ジストロフィー症」の加藤慎大郎さん(20)=府中市=が成人したのを記念し、6年間の日常生活を収めた写真集が16日、出版される。母親の道子さん(55)と撮影した元小学校教諭、菊池和子さん(62)は「病気が世の中に認知され、治療薬が一日でも早く開発されてほしい」と訴えている。
「写真、楽しみ」。自宅で目をぱちくりさせ、慎大郎さんがささやいた。菊池さんが相づちを打つと、まゆを上下させて白い歯を見せた。
慎大郎さんは生後2カ月で筋ジストロフィー症と診断され、生まれてから立って歩いたことがない。1年半前、食べ物が流れ落ちないよう気管をふさぐ手術に踏み切り、声帯が使えなくなった。
菊池さんは1999年、当時勤めていた調布市立石原小学校で、6年だった慎大郎さんと出会い、筋ジストロフィー症を初めて知った。担任ではなかったが、車椅子で通学し、感情表現豊かな慎大郎さんと触れ合うなかで、難病への関心を抱くともに、「みずみずしい姿を撮りたい」と思った。慎大郎さんが卒業後に養護学校へ通うようになり、府中市へ転居してからも日常生活に密着してきた。
週3回訪れる通所施設での日々、大好きな電車に乗り込む姿、紋付きはかまで出席した成人式など、15〜20歳までの姿をまとめた。小学生時代の写真集は出版済みだが、菊池さんは「先天性の患者が成人するのは大きな喜び。その記念に」と2冊目の出版を決めた。
慎大郎さんはこれまで40回以上の入退院を繰り返し、救急車で運ばれた数も20回を下らない。道子さんは「同情ではなく、いろいろな人とかかわって楽しく生きていることを知ってほしい」と話す。
写真集は「二十歳になりました−筋ジストロフィーの慎大郎君の日々2」(子どもの未来社、2100円)。B5変型判96ページで約80枚の写真を収録している。出版に合わせ、調布市多摩川5の喫茶店「カフェ大好き」で16日から5月15日まで写真展を開く。
同じ病気で苦しんでいる方、そのご家族にも、励みとなるのではないでしょうか。
病気であるというマイナスのことや、写真集にできたというプラスのことを抜きにしても、「ありのまま」を写真に収めることに、大きな意義があるのかもしれません。
関連
医学処:月経血から、筋肉細胞を取り出して筋ジストロフィーの治療に
医学処:筋ジストロフィーの患者の38%が、着床前診断に賛成している。
医学処:Duchenne型筋ジストロフィーの進行を止める薬の候補を開発
2008年04月05日
脳血管疾患は北日本が高く、肝癌は西日本が高い。
脳血管疾患は北日本が中心/都道府県別の死因分析
脳血管疾患による死亡率は北日本が高く、肝がんは西日本が高い−。厚生労働省が4日、発表した生活習慣病に関する都道府県別の死因分析結果で、こんな傾向が明らかになった。
同省は「地域によって差がある理由ははっきりしないが、地方自治体などで疾病の予防対策に役立ててほしい」(老人保健課)としている。
調査は2006年の人口動態統計(厚労省)と推計人口(総務省)を基に、年齢や性別による人口構成の違いをなくすよう統計処理した上で、11種類の疾病について都道府県別の死亡率を比較した。
それによると、脳血管疾患による死亡率1−3位は男性が岩手、青森、秋田、女性が岩手、秋田、栃木で、北日本が目立った。肝がんによる死亡率は男性が福岡、佐賀、広島、女性が佐賀、福岡、大阪の順で高かった。
なんででしょうね。
よく言われているのが、農村地方ほど塩分を沢山摂取するために高血圧が多いとか、九州地方のほうがHTLV-1感染率が高いとかですが
何故肝癌や脳血管障害に地域差が出るのでしょう…おそらく生活の中で何らかのファクターがあるはずですし、その根本を発見すればかなり凄いのでは。「何でだろう」と思ったから、HTLV-1も発見できたわけですしね。
関連
医学処:くも膜下出血の治療成績は、開頭手術も血管内治療も同等
医学処:生きがいがないと、病死する確率が高くなる。
脳血管疾患による死亡率は北日本が高く、肝がんは西日本が高い−。厚生労働省が4日、発表した生活習慣病に関する都道府県別の死因分析結果で、こんな傾向が明らかになった。
同省は「地域によって差がある理由ははっきりしないが、地方自治体などで疾病の予防対策に役立ててほしい」(老人保健課)としている。
調査は2006年の人口動態統計(厚労省)と推計人口(総務省)を基に、年齢や性別による人口構成の違いをなくすよう統計処理した上で、11種類の疾病について都道府県別の死亡率を比較した。
それによると、脳血管疾患による死亡率1−3位は男性が岩手、青森、秋田、女性が岩手、秋田、栃木で、北日本が目立った。肝がんによる死亡率は男性が福岡、佐賀、広島、女性が佐賀、福岡、大阪の順で高かった。
なんででしょうね。
よく言われているのが、農村地方ほど塩分を沢山摂取するために高血圧が多いとか、九州地方のほうがHTLV-1感染率が高いとかですが
何故肝癌や脳血管障害に地域差が出るのでしょう…おそらく生活の中で何らかのファクターがあるはずですし、その根本を発見すればかなり凄いのでは。「何でだろう」と思ったから、HTLV-1も発見できたわけですしね。
関連
医学処:くも膜下出血の治療成績は、開頭手術も血管内治療も同等
医学処:生きがいがないと、病死する確率が高くなる。
2008年04月04日
うつや不安障害に脳内物質アクチビンが関与か。
アクチビン:不安障害やうつ病などに関与…三菱生命研解明
不安障害やうつ病などの病気に、脳内で分泌される「アクチビン」というたんぱく質が関与している可能性があることを、三菱化学生命科学研究所(東京都町田市)の研究チームがマウスの実験で突き止めた。2日付の米科学誌電子版に発表した。研究チームは「従来の薬が効きにくい不安障害に対する治療法開発に役立つかもしれない」と話している。
研究チームは、遺伝子操作でアクチビンを働きにくくしたマウスとアクチビンの分泌量を増やしたマウスを作り、行動を調べた。
アクチビンが働きにくいマウスは明るい場所や高い場所を怖がる不安行動が強まったが、アクチビンが増えたマウスはそうした場所を怖がらず、大胆に行動するようになった。
また、うつ病などになると脳内の新たな神経生成が抑制されることが分かっているが、アクチビンを働きにくくしたマウスの脳では、神経生成が正常マウスの2割程度になることも確認した。
世界保健機関(WHO)によると、不安障害やうつ病の人は世界の成人の約1割に達するとされ、うち数割は従来の薬が効かない難治性だという。
井ノ口馨・同研究所主任研究員は「アクチビンの調節が、不安治療の新たなターゲットになる可能性がある」と話している。
うつ病や神経症などは遺伝子も関与していますが、やはり成長過程においての出来事も関わってくるのでしょうね。
アクチビンの量がどのようにして決まるのか。例えば幼少期に起こった出来事によるストレスなどでアクチビンの量が変わってしまうとしたら。
それは病気でなくても、臆病な人とか、活発な人とか、そういう性格(人格?)の問題にも絡んでくると思います。自己啓発なんかは最終的にアクチビンのような脳内物質を多くしているのかな?
関連:うつ病治療薬LuAA21004の第3相臨床試験を開始
不安障害やうつ病などの病気に、脳内で分泌される「アクチビン」というたんぱく質が関与している可能性があることを、三菱化学生命科学研究所(東京都町田市)の研究チームがマウスの実験で突き止めた。2日付の米科学誌電子版に発表した。研究チームは「従来の薬が効きにくい不安障害に対する治療法開発に役立つかもしれない」と話している。
研究チームは、遺伝子操作でアクチビンを働きにくくしたマウスとアクチビンの分泌量を増やしたマウスを作り、行動を調べた。
アクチビンが働きにくいマウスは明るい場所や高い場所を怖がる不安行動が強まったが、アクチビンが増えたマウスはそうした場所を怖がらず、大胆に行動するようになった。
また、うつ病などになると脳内の新たな神経生成が抑制されることが分かっているが、アクチビンを働きにくくしたマウスの脳では、神経生成が正常マウスの2割程度になることも確認した。
世界保健機関(WHO)によると、不安障害やうつ病の人は世界の成人の約1割に達するとされ、うち数割は従来の薬が効かない難治性だという。
井ノ口馨・同研究所主任研究員は「アクチビンの調節が、不安治療の新たなターゲットになる可能性がある」と話している。
うつ病や神経症などは遺伝子も関与していますが、やはり成長過程においての出来事も関わってくるのでしょうね。
アクチビンの量がどのようにして決まるのか。例えば幼少期に起こった出来事によるストレスなどでアクチビンの量が変わってしまうとしたら。
それは病気でなくても、臆病な人とか、活発な人とか、そういう性格(人格?)の問題にも絡んでくると思います。自己啓発なんかは最終的にアクチビンのような脳内物質を多くしているのかな?
関連:うつ病治療薬LuAA21004の第3相臨床試験を開始
2008年03月24日
ゲーマーは、自分自身が殺されたときに喜びを感じる。
「ゲーマーにとって自分の死は快感」研究を考える
こんな説がある。「死」の体験が、ゲーム経験のなかでも、ゲーマー自身にとっては最も楽しいものだったかもしれない、というのだ。
このような非常に興味深い議論が、プレイ中のゲーマーの感情について先駆的な調査を行った科学者、Niklas Ravaja氏の新しい論文で展開されている。この論文は「ジェームズ・ボンドの精神生理:暴力的なビデオゲームでの出来事に対する一過性情緒反応」というタイトルで、『Emotion』誌の2月号に発表された。
この論文のなかでRavaja氏が達した結論は、あまりに直感に反していて驚かされる。ゲーマーたちは敵を射つことが好きなのではなく、自分自身が射殺されたときに喜びに満たされるというのだ。
Ravajas氏は自らの実験で、被験者となる36名のゲーマーたちに複数のセンサーを装着した。これらのセンサーは、主要な顔の筋肉の筋電図活動や皮膚伝導レベルなどを測定し、その感情状態を詳細に記録するものだ。
その後、Ravajas氏はゲーマーたちに『007: NightFire』をプレイさせた。これはジェイムズ・ボンドを主人公とする一人称シューティング・ゲームで、実験当時に存在した中では、かなりリアルなゲームだった。
さて、実験の結果はどうなっただろう? 敵をやっつけたとき、被験者の筋電図活動は急上昇したものの、顔の表情は悲しみとして記録された。
「これは、勝利と成功が喜びをもたらすのではなく、敵を傷つけ、殺してしまうことが苦悩あるいは怒り、またはその両方を引き出すということだ」とRavajas氏は説明している。反対に、ゲーマー自身が殺されたときは、センサーが「肯定的な反応を示す、非常に興奮した感情」を検出した。
つまり、ゲームの中で死ぬことは、ある意味、楽しい経験だというのだ。
Ravajas氏は、ゲーマーたちがこのように感じる理由について、確信はしていないものの、独自の理論を展開している。人間がゲーム内の敵を殺すときに苦悩を感じるとしたら、それは心に植えつけられたモラルに背いた行為だからだというのだ。
つまり、人間は、たとえそれが仮想世界の中であっても、人殺しが悪いことだと認識しているということだ(興味深いことに、この主張は「脱感作の理論」と相反するものだ。仮想上の敵を殺しすぎると暴力に対する感覚が麻痺する、と心理学者らは懸念している。ゲーマーたちがこの感覚の麻痺に抵抗していると思われることに、Ravajas氏は「安心した」と述べている)。
しかし、Ravajas氏の実験結果でさらに奇妙なのは、ゲーム内で自分が死ぬことに興奮を覚えるというところだ。同氏はこの原因を、殺されることが「ゲームへの没入から一時的に開放されること」を意味するからだ、と考えている。一人称シューティング・ゲームのプレイヤーは、非常に緊張した状態にいるので、たとえ自分の身体が粉々に吹き飛ばされたとしても、一時休止できることに喜びを感じるというのだ。
面白い。しかし、何となく、分かります。分かってしまうということはこういう考えもありえると認め始めている証拠なのでしょう。
確かにああいった争う系のゲームは、プレイ中は緊張の連続でしょうけれど、死ぬ、つまりゲームオーバーという一番やっちゃいけないことなのにもかかわらず、若干安堵感は感じているのですね。死が快感かというとちょっとよくわかりませんが、少なからず終わったことへの安堵はあるのでしょう。
関連
医学処:暴力的なテレビゲームは子どもを殺人に駆り立てるわけではない
医学処:PS3での難病究明プロジェクトが、いよいよ始動する。
医学処:DSMにネット中毒やゲーム中毒が精神障害として分類されるのか。
こんな説がある。「死」の体験が、ゲーム経験のなかでも、ゲーマー自身にとっては最も楽しいものだったかもしれない、というのだ。
このような非常に興味深い議論が、プレイ中のゲーマーの感情について先駆的な調査を行った科学者、Niklas Ravaja氏の新しい論文で展開されている。この論文は「ジェームズ・ボンドの精神生理:暴力的なビデオゲームでの出来事に対する一過性情緒反応」というタイトルで、『Emotion』誌の2月号に発表された。
この論文のなかでRavaja氏が達した結論は、あまりに直感に反していて驚かされる。ゲーマーたちは敵を射つことが好きなのではなく、自分自身が射殺されたときに喜びに満たされるというのだ。
Ravajas氏は自らの実験で、被験者となる36名のゲーマーたちに複数のセンサーを装着した。これらのセンサーは、主要な顔の筋肉の筋電図活動や皮膚伝導レベルなどを測定し、その感情状態を詳細に記録するものだ。
その後、Ravajas氏はゲーマーたちに『007: NightFire』をプレイさせた。これはジェイムズ・ボンドを主人公とする一人称シューティング・ゲームで、実験当時に存在した中では、かなりリアルなゲームだった。
さて、実験の結果はどうなっただろう? 敵をやっつけたとき、被験者の筋電図活動は急上昇したものの、顔の表情は悲しみとして記録された。
「これは、勝利と成功が喜びをもたらすのではなく、敵を傷つけ、殺してしまうことが苦悩あるいは怒り、またはその両方を引き出すということだ」とRavajas氏は説明している。反対に、ゲーマー自身が殺されたときは、センサーが「肯定的な反応を示す、非常に興奮した感情」を検出した。
つまり、ゲームの中で死ぬことは、ある意味、楽しい経験だというのだ。
Ravajas氏は、ゲーマーたちがこのように感じる理由について、確信はしていないものの、独自の理論を展開している。人間がゲーム内の敵を殺すときに苦悩を感じるとしたら、それは心に植えつけられたモラルに背いた行為だからだというのだ。
つまり、人間は、たとえそれが仮想世界の中であっても、人殺しが悪いことだと認識しているということだ(興味深いことに、この主張は「脱感作の理論」と相反するものだ。仮想上の敵を殺しすぎると暴力に対する感覚が麻痺する、と心理学者らは懸念している。ゲーマーたちがこの感覚の麻痺に抵抗していると思われることに、Ravajas氏は「安心した」と述べている)。
しかし、Ravajas氏の実験結果でさらに奇妙なのは、ゲーム内で自分が死ぬことに興奮を覚えるというところだ。同氏はこの原因を、殺されることが「ゲームへの没入から一時的に開放されること」を意味するからだ、と考えている。一人称シューティング・ゲームのプレイヤーは、非常に緊張した状態にいるので、たとえ自分の身体が粉々に吹き飛ばされたとしても、一時休止できることに喜びを感じるというのだ。
面白い。しかし、何となく、分かります。分かってしまうということはこういう考えもありえると認め始めている証拠なのでしょう。
確かにああいった争う系のゲームは、プレイ中は緊張の連続でしょうけれど、死ぬ、つまりゲームオーバーという一番やっちゃいけないことなのにもかかわらず、若干安堵感は感じているのですね。死が快感かというとちょっとよくわかりませんが、少なからず終わったことへの安堵はあるのでしょう。
関連
医学処:暴力的なテレビゲームは子どもを殺人に駆り立てるわけではない
医学処:PS3での難病究明プロジェクトが、いよいよ始動する。
医学処:DSMにネット中毒やゲーム中毒が精神障害として分類されるのか。
イチローの集中力は前頭葉前部髄膜が優れているため。
天才打者・イチローの秘密は、優れた前頭葉髄膜。
天才打者・イチローの秘密は、“優れた前頭葉髄膜”?シアトルの地元紙「シアトル・タイムズ」紙の電子版は19日付で、「イチローの秘密を指摘する試みは長年に渡って数え切れないほど行われてきたが、茂木健一郎医師は、それらの説明全てを打ち負かすかもしれない」と報じられた記事の中で、茂木医師は、イチローが「素晴らしい前頭葉前部髄膜」を持っているからだと自信を持って語っているもの。
日本では著名な脳外科である同医師は、NHKテレビのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」のホスト役も務めており、2年続いている同番組の中で、1月、第72話として初めてスポーツ選手が取り上げられ、それが、究極の仕事師、イチローだったと伝えている。
昨年のシーズン中に3度に渡って計70日間、4人のチームがイチローの動きについて研究。日本の視聴者は明らかに興味を示したようで、NHKは、視聴率競争が激化する年末年始のシーズンでも、際立って高い10.4の視聴率を出したと同記事。番組の中では、グラウンドでの動きには全く触れられず、ランチや夕食など球場外でどのように過ごしているかで、イチローは7年間に渡って、シアトルに居る時は毎日、弓子夫人お手製のカレーを食べ、遠征中はピザを昼食に取ると紹介している。
「脳科学の観点からみて、面白い。色々な食物をとる選手は多いし、それも1つの方法だが、イチローのケースは、1つの食べ物に固執している。我々はそれが彼の野球のプレースタイルとも関係していると思っている。同じルーティーンを毎日繰り返すことで、脳の手入れを行い、野球に集中できる。これはイチローのやり方で他の選手はしていない」と同医師は説明。イチローは毎日同じことを繰り返すことで、予想外のことが起こることを極力避けているなど、脳外科の観点から、イチローの能力が分析されている。
へぇー…栄養的に高カロリーなもの食べてますね。まぁスポーツ選手ですから高カロリーなものを食べなければいけないんでしょうけれど。
しかしカレーを。しかも毎日。いや私も、よく人におかしいと言われますけど、毎日でも食べられるものってあるんですよ。どんなに好物でも頑張って1ヶ月が限度、と言われますが、私もカレーだったら毎日でもOKですね。作るのが面倒なので毎日は無理ですが。
ピザは無理ですねぇ。やはり米と、米に合う濃いおかずでないと。チンジャオロースーだったら毎日でもいけると思います。あとはオムライスとか。毎日でも。本当に。ああ、でもイチロー並の集中力を得ようとして、毎日カレーとかピザとかは、成長期の子供はやめたほうがいいです、ええ。野菜を食べましょう。
それが脳とどう関連してくるのかが正直よくわかりませんし、前頭葉前部髄膜とやら…あまり知りませんねぇ。髄膜が脳とどう関連してくるのか。もっと医学的な細かい機序を知りたいですね。
関連
医学処:運動後に冷水浴をしても筋肉疲労回復には効果がない。
医学処:ジョギングするより卓球したほうが医学的にも良いと思う。
医学処:健康関連商品会社ファイテン、大リーグに商品提供
天才打者・イチローの秘密は、“優れた前頭葉髄膜”?シアトルの地元紙「シアトル・タイムズ」紙の電子版は19日付で、「イチローの秘密を指摘する試みは長年に渡って数え切れないほど行われてきたが、茂木健一郎医師は、それらの説明全てを打ち負かすかもしれない」と報じられた記事の中で、茂木医師は、イチローが「素晴らしい前頭葉前部髄膜」を持っているからだと自信を持って語っているもの。
日本では著名な脳外科である同医師は、NHKテレビのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」のホスト役も務めており、2年続いている同番組の中で、1月、第72話として初めてスポーツ選手が取り上げられ、それが、究極の仕事師、イチローだったと伝えている。
昨年のシーズン中に3度に渡って計70日間、4人のチームがイチローの動きについて研究。日本の視聴者は明らかに興味を示したようで、NHKは、視聴率競争が激化する年末年始のシーズンでも、際立って高い10.4の視聴率を出したと同記事。番組の中では、グラウンドでの動きには全く触れられず、ランチや夕食など球場外でどのように過ごしているかで、イチローは7年間に渡って、シアトルに居る時は毎日、弓子夫人お手製のカレーを食べ、遠征中はピザを昼食に取ると紹介している。
「脳科学の観点からみて、面白い。色々な食物をとる選手は多いし、それも1つの方法だが、イチローのケースは、1つの食べ物に固執している。我々はそれが彼の野球のプレースタイルとも関係していると思っている。同じルーティーンを毎日繰り返すことで、脳の手入れを行い、野球に集中できる。これはイチローのやり方で他の選手はしていない」と同医師は説明。イチローは毎日同じことを繰り返すことで、予想外のことが起こることを極力避けているなど、脳外科の観点から、イチローの能力が分析されている。
へぇー…栄養的に高カロリーなもの食べてますね。まぁスポーツ選手ですから高カロリーなものを食べなければいけないんでしょうけれど。
しかしカレーを。しかも毎日。いや私も、よく人におかしいと言われますけど、毎日でも食べられるものってあるんですよ。どんなに好物でも頑張って1ヶ月が限度、と言われますが、私もカレーだったら毎日でもOKですね。作るのが面倒なので毎日は無理ですが。
ピザは無理ですねぇ。やはり米と、米に合う濃いおかずでないと。チンジャオロースーだったら毎日でもいけると思います。あとはオムライスとか。毎日でも。本当に。ああ、でもイチロー並の集中力を得ようとして、毎日カレーとかピザとかは、成長期の子供はやめたほうがいいです、ええ。野菜を食べましょう。
それが脳とどう関連してくるのかが正直よくわかりませんし、前頭葉前部髄膜とやら…あまり知りませんねぇ。髄膜が脳とどう関連してくるのか。もっと医学的な細かい機序を知りたいですね。
関連
医学処:運動後に冷水浴をしても筋肉疲労回復には効果がない。
医学処:ジョギングするより卓球したほうが医学的にも良いと思う。
医学処:健康関連商品会社ファイテン、大リーグに商品提供
2008年03月16日
ハンチントン病の進行に関与する因子を発見する。
理化学研究所、ハンチントン病の進行に関与する転写因子「NF−Y」を発見
独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、神経変性疾患の1つで、認知症や不随意運動、行動異常などを引き起こす、治療が難しい神経病である「ハンチントン病」の進行に関与する転写因子「NF−Y」を発見しました。
これは、理研脳科学総合研究センター(甘利俊一センター長)構造神経病理研究チームの貫名信行チームリーダー、山中智行研究員らによる成果です。
ハンチントン病は遺伝性の病気で、症状としては不随意運動や認知症を引き起こし、歩行障害などの小脳症状も認められます。ハンチントン病や遺伝性脊髄小脳変性症などの病気は、原因遺伝子の3つの塩基配列(C:シトシン、A:アデニン、G:グアニン)の繰り返しが、通常では20回程度であるのに対し、40回以上にも伸長します。
このため、異常に伸びたグルタミン鎖を含む原因遺伝子産物が生じて、神経細胞に蓄積し、神経細胞死や機能異常を引き起こします。異常に伸びたグルタミン鎖が病気の発症に強く関わることから、これらの病気は「ポリグルタミン病」と呼ばれています。ハンチントン病を代表とするポリグルタミン病は、遺伝子発現の異常を引き起こすことが特に知られており、このことが病気の進行に強く関連していると考えられています。
研究グループは、異常伸長を起こしたポリグルタミンが蓄積した凝集体に結合するタンパク質を検討し、この結合タンパク質と遺伝子の発現異常の関連を研究してきました。その結果、遺伝子発現を調節する転写因子の1つである「NF−Y」が凝集体と強く結合しており、このため、正常に働くNF−Yが減少していることがわかりました。
異常な遺伝子由来のタンパク質は、折りたたみがうまくできにくく、タンパク質の折りたたみを調整するHSP70の減少は、この現象をさらに促進することになります。ハンチントン病は、これまでもいくつかの転写因子が重要だと言われてきましたが、このように、ポリグルタミンの蓄積凝集体に結合したタンパク質から直接発見した転写因子が、病態の進行に強く関わっていることを明らかにしたのは、世界で初めてです。
本研究成果は、転写因子NF−Yを制御することで、ハンチントン病の病気の進行を遅らせる新しい治療法の可能性を示し、同様にポリグルタミンの伸長を起こす他の神経疾患の発症予防法の開発にも、役立つものと期待されます。
◇ポイント◇
・発見したNF−Yがハンチントン病のタンパク質凝集体に結合
・ハンチントン病では正常なNF−Yが減少し、シャペロンの発現も低下
・NF−Yがハンチントン病の遺伝子発現異常に関与
<補足説明>
※1 ハンチントン病
ハンチントン病は、主に中年以降に発症する常染色体優性遺伝の遺伝性慢性進行性の疾患である。その臨床症状は、主に不随意運動であり、知能障害、精神症状を伴う。1983年にハンチントン病遺伝子が第4染色体短腕(4p16.3)に存在することが示され、1993年にその原因遺伝子(ハンチンチン遺伝子)が同定された。この原因遺伝子のエクソン1に存在する塩基のC・A・Gリピートの伸長が、発病の直接の原因とされる。
※2 NF−Y
NF−YはA、B、Cという3つのサブユニットから構成され、この3量体でCCAATボックスに結合する。NF−Yノックアウトマウスは致死であり、発生過程に重要な機能が想定されるが、中枢神経での機能はよくわかっていない。
※3 ポリグルタミン病
C・A・Gリピートが翻訳領域に存在すると、C・A・Gがグルタミンに翻訳されるため、グルタミン鎖(ポリグルタミン)が遺伝子産物に含まれる。ポリグルタミン病は、この遺伝子産物の伸長したポリグルタミンの毒性によって発症すると考えられる。ハンチントン病、球脊髄性筋萎縮症、遺伝性の脊髄小脳失調症(SCA1、2、3、6、7、17)、DRPLA(歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症)が、現在知られているポリグルタミン病である。
※4 シャペロン
タンパク質は、正常に働くためには正しく折り畳まれる必要がある。この働きを助ける一群のタンパク質は「シャペロン」と呼ばれ、熱ショックなどで誘導される。HSP70はその1つで、ポリグルタミン凝集抑制効果が認められる。
難病、ハンチントン舞踏病の原因が明らかになろうとしているのかもしれません。
ハンチントン病は、記事中にもありますように、3つの塩基の繰り返し配列が通常よりも長くなっています。こうした3つの繰り返しがある病気を「トリプレットリピート病」と呼びます。(ハンチントン病のほかに、脊髄小脳変性症、歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症、球脊髄性筋萎縮症、Friedreich失調症など、色々なトリプレットリピート病があります)
関連:ハンチントン舞踏病の治療に有力な、蛋白凝集抑制分子
独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、神経変性疾患の1つで、認知症や不随意運動、行動異常などを引き起こす、治療が難しい神経病である「ハンチントン病」の進行に関与する転写因子「NF−Y」を発見しました。
これは、理研脳科学総合研究センター(甘利俊一センター長)構造神経病理研究チームの貫名信行チームリーダー、山中智行研究員らによる成果です。
ハンチントン病は遺伝性の病気で、症状としては不随意運動や認知症を引き起こし、歩行障害などの小脳症状も認められます。ハンチントン病や遺伝性脊髄小脳変性症などの病気は、原因遺伝子の3つの塩基配列(C:シトシン、A:アデニン、G:グアニン)の繰り返しが、通常では20回程度であるのに対し、40回以上にも伸長します。
このため、異常に伸びたグルタミン鎖を含む原因遺伝子産物が生じて、神経細胞に蓄積し、神経細胞死や機能異常を引き起こします。異常に伸びたグルタミン鎖が病気の発症に強く関わることから、これらの病気は「ポリグルタミン病」と呼ばれています。ハンチントン病を代表とするポリグルタミン病は、遺伝子発現の異常を引き起こすことが特に知られており、このことが病気の進行に強く関連していると考えられています。
研究グループは、異常伸長を起こしたポリグルタミンが蓄積した凝集体に結合するタンパク質を検討し、この結合タンパク質と遺伝子の発現異常の関連を研究してきました。その結果、遺伝子発現を調節する転写因子の1つである「NF−Y」が凝集体と強く結合しており、このため、正常に働くNF−Yが減少していることがわかりました。
異常な遺伝子由来のタンパク質は、折りたたみがうまくできにくく、タンパク質の折りたたみを調整するHSP70の減少は、この現象をさらに促進することになります。ハンチントン病は、これまでもいくつかの転写因子が重要だと言われてきましたが、このように、ポリグルタミンの蓄積凝集体に結合したタンパク質から直接発見した転写因子が、病態の進行に強く関わっていることを明らかにしたのは、世界で初めてです。
本研究成果は、転写因子NF−Yを制御することで、ハンチントン病の病気の進行を遅らせる新しい治療法の可能性を示し、同様にポリグルタミンの伸長を起こす他の神経疾患の発症予防法の開発にも、役立つものと期待されます。
◇ポイント◇
・発見したNF−Yがハンチントン病のタンパク質凝集体に結合
・ハンチントン病では正常なNF−Yが減少し、シャペロンの発現も低下
・NF−Yがハンチントン病の遺伝子発現異常に関与
<補足説明>
※1 ハンチントン病
ハンチントン病は、主に中年以降に発症する常染色体優性遺伝の遺伝性慢性進行性の疾患である。その臨床症状は、主に不随意運動であり、知能障害、精神症状を伴う。1983年にハンチントン病遺伝子が第4染色体短腕(4p16.3)に存在することが示され、1993年にその原因遺伝子(ハンチンチン遺伝子)が同定された。この原因遺伝子のエクソン1に存在する塩基のC・A・Gリピートの伸長が、発病の直接の原因とされる。
※2 NF−Y
NF−YはA、B、Cという3つのサブユニットから構成され、この3量体でCCAATボックスに結合する。NF−Yノックアウトマウスは致死であり、発生過程に重要な機能が想定されるが、中枢神経での機能はよくわかっていない。
※3 ポリグルタミン病
C・A・Gリピートが翻訳領域に存在すると、C・A・Gがグルタミンに翻訳されるため、グルタミン鎖(ポリグルタミン)が遺伝子産物に含まれる。ポリグルタミン病は、この遺伝子産物の伸長したポリグルタミンの毒性によって発症すると考えられる。ハンチントン病、球脊髄性筋萎縮症、遺伝性の脊髄小脳失調症(SCA1、2、3、6、7、17)、DRPLA(歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症)が、現在知られているポリグルタミン病である。
※4 シャペロン
タンパク質は、正常に働くためには正しく折り畳まれる必要がある。この働きを助ける一群のタンパク質は「シャペロン」と呼ばれ、熱ショックなどで誘導される。HSP70はその1つで、ポリグルタミン凝集抑制効果が認められる。
難病、ハンチントン舞踏病の原因が明らかになろうとしているのかもしれません。
ハンチントン病は、記事中にもありますように、3つの塩基の繰り返し配列が通常よりも長くなっています。こうした3つの繰り返しがある病気を「トリプレットリピート病」と呼びます。(ハンチントン病のほかに、脊髄小脳変性症、歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症、球脊髄性筋萎縮症、Friedreich失調症など、色々なトリプレットリピート病があります)
関連:ハンチントン舞踏病の治療に有力な、蛋白凝集抑制分子
2008年03月09日
調節性T細胞を増やして、自己免疫性脳脊髄炎を治す。
リウマチ・膠原病・アトピー 免疫高める新治療法
名古屋大学環境医学研究所の錫村明生教授と竹内英之助教を中心とするグループが3日、細胞の増殖に深くかかわる「成長因子」を抑制する核酸医薬を使ったマウス実験で、自己免疫性脳脊髄炎の治療に効果があったと発表した。関節リウマチや膠原病、アトピーなどの自己免疫疾患の新しい治療法として、大いに期待できるという。
錫村教授らは、人体の免疫機能を制御する働きを持つ「調節性T細胞」を増やすことによって、免疫機能を高める研究をしてきた。
通常、がんなどが進行すると、健康体の人にはほとんど見られない「成長因子」と言われる特殊なたんぱく質が、多く現れることがわかっていた。だが、成長因子の働きについてはよく分かっていなかった。
今回、錫村教授らは、実験で成長因子の働きを抑える核酸医薬を化学的に作り、既に自己免疫性脳脊髄炎にかかっているマウスに投与したところ、免疫機能を高める調節性T細胞が増加し、症状が改善された。実験によって、成長因子が調節性T細胞の働きを抑制していることが、初めて明らかになった。自己免疫疾患の治療では、抗体を使った治療が一般的となっている。核酸医薬投与による治療は、核酸の大量生産が簡単で、品質も安定しているなどの利点があるという。発表した研究成果は今週中、米国科学アカデミー紀要電子版に掲載される予定。
直接抗体をどうこうするという治療法ではなく、間接的に、免疫機能に異常を来たしている原因を取り除いてやろうという治療法ですね。
最近こういう治療法の確立が著しいと思います。それだけ身体というものは、お互いにフィードバックしあっているということですね。短絡的ではないからこそ、多様性が生まれ、「生きる」ことを調節しているわけです。
関連
医学処:米ぬか成分がIgE抗体と結合してアレルギー症状を緩和する
医学処:オリゴ糖を食べると免疫力が上がり、アレルギーが抑えられる
医学処:アトピーのかゆみを軽減する下着を開発。その秘密は鉄フタロシアニン
名古屋大学環境医学研究所の錫村明生教授と竹内英之助教を中心とするグループが3日、細胞の増殖に深くかかわる「成長因子」を抑制する核酸医薬を使ったマウス実験で、自己免疫性脳脊髄炎の治療に効果があったと発表した。関節リウマチや膠原病、アトピーなどの自己免疫疾患の新しい治療法として、大いに期待できるという。
錫村教授らは、人体の免疫機能を制御する働きを持つ「調節性T細胞」を増やすことによって、免疫機能を高める研究をしてきた。
通常、がんなどが進行すると、健康体の人にはほとんど見られない「成長因子」と言われる特殊なたんぱく質が、多く現れることがわかっていた。だが、成長因子の働きについてはよく分かっていなかった。
今回、錫村教授らは、実験で成長因子の働きを抑える核酸医薬を化学的に作り、既に自己免疫性脳脊髄炎にかかっているマウスに投与したところ、免疫機能を高める調節性T細胞が増加し、症状が改善された。実験によって、成長因子が調節性T細胞の働きを抑制していることが、初めて明らかになった。自己免疫疾患の治療では、抗体を使った治療が一般的となっている。核酸医薬投与による治療は、核酸の大量生産が簡単で、品質も安定しているなどの利点があるという。発表した研究成果は今週中、米国科学アカデミー紀要電子版に掲載される予定。
直接抗体をどうこうするという治療法ではなく、間接的に、免疫機能に異常を来たしている原因を取り除いてやろうという治療法ですね。
最近こういう治療法の確立が著しいと思います。それだけ身体というものは、お互いにフィードバックしあっているということですね。短絡的ではないからこそ、多様性が生まれ、「生きる」ことを調節しているわけです。
関連
医学処:米ぬか成分がIgE抗体と結合してアレルギー症状を緩和する
医学処:オリゴ糖を食べると免疫力が上がり、アレルギーが抑えられる
医学処:アトピーのかゆみを軽減する下着を開発。その秘密は鉄フタロシアニン
2008年03月07日
マンモグラフィーで脳卒中のリスクを予見できる。
マンモグラムが脳卒中リスクを示唆
マンモグラム(乳房X線写真)で、乳癌を早期に発見できるだけでなく、脳卒中リスクを予測できることが示され、ニューオーリンズで開催された米国脳卒中協会(AHA)国際脳卒中会議2008で報告された。
研究を率いた米ミズーリ大学Ellis Fischel癌センター(コロンビア)のPaul S. Dale博士によると、同大学が実施したものを含め、過去のいくつかの研究から、乳房血管内の石灰化(癌性ではないもの)と糖尿病、心疾患、脳卒中リスクとの関係が認められたという。
今回の研究では、乳癌検診を受けた40〜90歳の女性793人のマンモグラムを検討した結果、86人(約10%)に石灰化が認められた。しかし、脳卒中に罹患したことのある女性204人のマンモグラムを調べたところ、115人(56%)に石灰化がみられたという。脳卒中リスクも、マンモグラムで石灰化が見つかるリスクも年齢とともに増大することから、今回の研究では年齢について調整を行っている。
米レノックス・ヒルLenox Hill病院(ニューヨーク)のSuzanne Steinbaum博士は「同様のことを示した研究はほかにもあるが、心臓専門医として、この情報はありがたい」と述べている。Dale氏らは、石灰化と心血管疾患および糖尿病との関連を調べる研究をさらに続けている。マンモグラムで石灰化が見つかったら医師に相談するようにと患者に勧めるにはまだ早い段階だと同氏はいうが、さらに研究が進めば、いずれはそうする必要が出てくるかもしれない。
いずれ認められれば……マンモグラフィーは検診で用いられるでしょうから、石灰化が見つかると同時に他の疾患の可能性を考えて、二次的な検査を行うことも出来るかもしれません。
結局、全身を診る事が大事なんだなぁと感じました。
/l、
(゚、 。 7
l、~ ヽ
じし' )ノ
関連
医学処:気温などから割り出した「脳卒中予報」を医師会のHPで開始
医学処:果物をたくさん食べれば脳卒中や心筋梗塞になりにくい
マンモグラム(乳房X線写真)で、乳癌を早期に発見できるだけでなく、脳卒中リスクを予測できることが示され、ニューオーリンズで開催された米国脳卒中協会(AHA)国際脳卒中会議2008で報告された。
研究を率いた米ミズーリ大学Ellis Fischel癌センター(コロンビア)のPaul S. Dale博士によると、同大学が実施したものを含め、過去のいくつかの研究から、乳房血管内の石灰化(癌性ではないもの)と糖尿病、心疾患、脳卒中リスクとの関係が認められたという。
今回の研究では、乳癌検診を受けた40〜90歳の女性793人のマンモグラムを検討した結果、86人(約10%)に石灰化が認められた。しかし、脳卒中に罹患したことのある女性204人のマンモグラムを調べたところ、115人(56%)に石灰化がみられたという。脳卒中リスクも、マンモグラムで石灰化が見つかるリスクも年齢とともに増大することから、今回の研究では年齢について調整を行っている。
米レノックス・ヒルLenox Hill病院(ニューヨーク)のSuzanne Steinbaum博士は「同様のことを示した研究はほかにもあるが、心臓専門医として、この情報はありがたい」と述べている。Dale氏らは、石灰化と心血管疾患および糖尿病との関連を調べる研究をさらに続けている。マンモグラムで石灰化が見つかったら医師に相談するようにと患者に勧めるにはまだ早い段階だと同氏はいうが、さらに研究が進めば、いずれはそうする必要が出てくるかもしれない。
いずれ認められれば……マンモグラフィーは検診で用いられるでしょうから、石灰化が見つかると同時に他の疾患の可能性を考えて、二次的な検査を行うことも出来るかもしれません。
結局、全身を診る事が大事なんだなぁと感じました。
/l、
(゚、 。 7
l、~ ヽ
じし' )ノ
関連
医学処:気温などから割り出した「脳卒中予報」を医師会のHPで開始
医学処:果物をたくさん食べれば脳卒中や心筋梗塞になりにくい
2008年03月05日
ピック病で万引き行為をした人を理解しよう。
ピック病理解して/元茅ケ崎市課長を支える会発足
万引行為を理由に懲戒免職処分となった後に、若年認知症の一つであるピック病の可能性が高いと診断された元茅ケ崎市課長の中村成信さん(58)=寒川町在住=を支える会の結成集会が二十日、横浜駅西口近くのかながわ県民センターで開かれた。自治労県本部の関係者のほか、中村さんの窮状を知って駆け付けた市民ら約七十人が参加。中村さんの処分撤回を実現し、若年認知症への社会的理解を広げるため、積極的に活動することを確認した。
会の発足に当たり、代表役員に就任した市民運動家の山中悦子さんは「中村さんの尊厳を守り、多くの人に若年認知症の実態を伝えましょう」と訴えた。また、参加者全員で、「市側の拙速な懲戒免職処分の決定に強く抗議する」とのアピールを採択した。
集会には中村さん自身も出席し、「事件で職も名誉も失った。私と家族の苦しみを二度とほかの人に味わってほしくない」と強調。会の発足については「これほど心強いことはない」と話した。
懲戒免職処分が妥当だったかどうかを判断する市公平委員会の審理は四月から、証人への意見聴取が始まる見通し。
病気がもとで、社会的に葬られてしまうのはさすがによくありませんね。
といってもピック病自体があまり浸透していないので、まさか万引き行為が病気によって引き起こされるものだとは一般の人にはわかりにくいというのもあります。
認知症によって起こる問題ってのは、結構あります。例えば自分でどこかに置いたことを忘れて、そのモノが誰かに奪われたと思い込む「物取られ妄想」もその1つでしょう。記憶の障害が、盗難という犯罪行為に置き換わった瞬間です。
万引きは許されない行為ですが、それは意図的に物を盗んだときのみ、許されないのであって、病気でやってしまった人に懲戒免職は、いかがなものかなぁ。
関連:貴方の家族は、Pick病のせいで万引きしたのかもしれません。
万引行為を理由に懲戒免職処分となった後に、若年認知症の一つであるピック病の可能性が高いと診断された元茅ケ崎市課長の中村成信さん(58)=寒川町在住=を支える会の結成集会が二十日、横浜駅西口近くのかながわ県民センターで開かれた。自治労県本部の関係者のほか、中村さんの窮状を知って駆け付けた市民ら約七十人が参加。中村さんの処分撤回を実現し、若年認知症への社会的理解を広げるため、積極的に活動することを確認した。
会の発足に当たり、代表役員に就任した市民運動家の山中悦子さんは「中村さんの尊厳を守り、多くの人に若年認知症の実態を伝えましょう」と訴えた。また、参加者全員で、「市側の拙速な懲戒免職処分の決定に強く抗議する」とのアピールを採択した。
集会には中村さん自身も出席し、「事件で職も名誉も失った。私と家族の苦しみを二度とほかの人に味わってほしくない」と強調。会の発足については「これほど心強いことはない」と話した。
懲戒免職処分が妥当だったかどうかを判断する市公平委員会の審理は四月から、証人への意見聴取が始まる見通し。
病気がもとで、社会的に葬られてしまうのはさすがによくありませんね。
といってもピック病自体があまり浸透していないので、まさか万引き行為が病気によって引き起こされるものだとは一般の人にはわかりにくいというのもあります。
認知症によって起こる問題ってのは、結構あります。例えば自分でどこかに置いたことを忘れて、そのモノが誰かに奪われたと思い込む「物取られ妄想」もその1つでしょう。記憶の障害が、盗難という犯罪行為に置き換わった瞬間です。
万引きは許されない行為ですが、それは意図的に物を盗んだときのみ、許されないのであって、病気でやってしまった人に懲戒免職は、いかがなものかなぁ。
関連:貴方の家族は、Pick病のせいで万引きしたのかもしれません。
2008年03月04日
パーキンソン病治療薬の副作用で交通事故が多発。
前兆なく眠り、パーキンソン病薬に副作用…交通事故23件
パーキンソン病の治療薬を服用した患者が、車の運転中に突然眠り込んだために起きた交通事故が、1996年からこれまでに23件あったことが、製造販売元2社のまとめでわかった。
うち18件は、日本べーリンガーインゲルハイムが2004年1月に発売した「ビ・シフロール」(一般名プラミペキソール)で起きており、同社は、厚生労働省の指示で医療機関に文書を配り、注意を呼びかけている。
患者が交通事故を起こした薬は、ビ・シフロールのほか、同社の「ドミン」(同タリペキソール)、グラクソ・スミスクラインの「レキップ」(同ロピニロール)で、両社は注意を強めるよう使用説明書も改定した。
日本べーリンガーインゲルハイムによると、3年半にわたりビ・シフロールを服用していた40歳代の女性は、時速50キロ・メートルで走行中に眠り込んでガードレールに衝突し、車は大破してあごにけがをした。事故前から、前兆もなく突然眠ってしまうことがあり、事故後に薬を変えたところ症状は消えた。
この薬の服用開始後、1か月未満で起きた事故は3件、1〜3か月では3件、6か月以上たってからも5件起きていた。承認申請のための臨床試験でも、1件報告されていたという。ドミンでは、1996年6月の発売後4件発生。レキップは、06年12月の発売以来、1件が確認されている。
両社は「服用中には車の運転だけではなく、機械の操作や高い所での作業は控えてほしい」と話している。
まるでナルコレプシーのような症状ですね。
プラミペキソールは、ドパミン神経を作動させる作用のある薬です。これによってパーキンソン病の特徴である「ドパミン不足」を解消することで、パーキンソン病の症状を緩和しようというものですが、副作用として吐き気やイライラ、ほてりのような症状が出ることで知られています。
今回の事故の原因となって「傾眠傾向」も、かなり有名な副作用です。しかし日常生活で必要だからこそ服用しているわけで、当然車にも乗らなければいけないこともあるでしょう。命優先で考えるなら、車には乗るべきではないと思いますが、難しいですね。
関連
医学処:てんかん治療薬「ゾニサミド」がパーキンソン病にも有効
医学処:ES細胞を用いてパーキンソン病の症状を改善することに成功
医学処:パーキンソン病の遺伝子治療、1年たっても効果が持続していることが判明
パーキンソン病の治療薬を服用した患者が、車の運転中に突然眠り込んだために起きた交通事故が、1996年からこれまでに23件あったことが、製造販売元2社のまとめでわかった。
うち18件は、日本べーリンガーインゲルハイムが2004年1月に発売した「ビ・シフロール」(一般名プラミペキソール)で起きており、同社は、厚生労働省の指示で医療機関に文書を配り、注意を呼びかけている。
患者が交通事故を起こした薬は、ビ・シフロールのほか、同社の「ドミン」(同タリペキソール)、グラクソ・スミスクラインの「レキップ」(同ロピニロール)で、両社は注意を強めるよう使用説明書も改定した。
日本べーリンガーインゲルハイムによると、3年半にわたりビ・シフロールを服用していた40歳代の女性は、時速50キロ・メートルで走行中に眠り込んでガードレールに衝突し、車は大破してあごにけがをした。事故前から、前兆もなく突然眠ってしまうことがあり、事故後に薬を変えたところ症状は消えた。
この薬の服用開始後、1か月未満で起きた事故は3件、1〜3か月では3件、6か月以上たってからも5件起きていた。承認申請のための臨床試験でも、1件報告されていたという。ドミンでは、1996年6月の発売後4件発生。レキップは、06年12月の発売以来、1件が確認されている。
両社は「服用中には車の運転だけではなく、機械の操作や高い所での作業は控えてほしい」と話している。
まるでナルコレプシーのような症状ですね。
プラミペキソールは、ドパミン神経を作動させる作用のある薬です。これによってパーキンソン病の特徴である「ドパミン不足」を解消することで、パーキンソン病の症状を緩和しようというものですが、副作用として吐き気やイライラ、ほてりのような症状が出ることで知られています。
今回の事故の原因となって「傾眠傾向」も、かなり有名な副作用です。しかし日常生活で必要だからこそ服用しているわけで、当然車にも乗らなければいけないこともあるでしょう。命優先で考えるなら、車には乗るべきではないと思いますが、難しいですね。
関連
医学処:てんかん治療薬「ゾニサミド」がパーキンソン病にも有効
医学処:ES細胞を用いてパーキンソン病の症状を改善することに成功
医学処:パーキンソン病の遺伝子治療、1年たっても効果が持続していることが判明
2008年02月27日
寝すぎても、成績が下がることが判明する。
眠り浅い?寝過ぎると成績ダウン 京都・八幡市教委が睡眠調査
睡眠が「8時間以上」の中学3年生と、「6時間未満」「9時間以上」の小学6年生は、眠りの浅さなどによりテスト正答率の低さが顕著であることが26日、昨年実施した全国学力テストと学習状況調査を独自に分析した京都府八幡市教育委員会のまとめで分かった。市教委では今後、医師とともに児童・生徒の適切な睡眠の在り方を探り、学力向上につなげる。
分析は昨年、国語と算数・数学の全国学力テストを受けた八幡市内の小6生約600人と中3生約520人について実施。医師や現場の教諭らの声も聞いた。
睡眠時間と正答率の相関関係が顕著だったのは中3。睡眠が「8時間未満」までは大きな差はなかったが、「8時間以上9時間未満」の生徒は「7時間以上8時間未満」の生徒に比べ2〜7ポイント点数が低く、「10時間以上」になると28〜35ポイントも落ち込んでいた。
小6も「9時間以上」から正答率が低下し、「7時間以上8時間未満」に対し、「10時間以上」では1〜6ポイント悪かった。一方で、睡眠不足も影響するようで、「6時間未満」では「7時間以上8時間未満」の児童より7〜13ポイント低かった。
同市教委は「睡眠不足だった子供がそれを解消しようと多く眠っても、眠りが浅くなり、リズムも乱れるというケースがみられる。その結果、脳の活性化が妨げられ、成績にも影響している」と分析している。
眠りの質が大事ということですね。
といっても、どうやったら眠りの質が向上するのか、なんて、体質や生まれつきのものなのではないかと思いますが。
私も小、中学生の頃は、それはそれは寝ていました。あまりに寝るので、バラエティや歌番組を見ることも少なく、クラスの話題についていけないほど寝ていました。
そして夢を見ない日はない、というほど眠りは浅いです。こればっかりはもう、どうやって改善したらいいのか分からぬほどです。
まぁそれでも成績に影響はしなかったので良しとしますけども。いずれ睡眠の質を上げる方法なども解明されるのでしょうかね。いち早く実践してみますよ、その時は。
関連
医学処:週末に朝寝坊する子供は、成績が悪くなる。
医学処:男子学生の学力向上には、音楽とチョコレートの2つが有効である。
睡眠が「8時間以上」の中学3年生と、「6時間未満」「9時間以上」の小学6年生は、眠りの浅さなどによりテスト正答率の低さが顕著であることが26日、昨年実施した全国学力テストと学習状況調査を独自に分析した京都府八幡市教育委員会のまとめで分かった。市教委では今後、医師とともに児童・生徒の適切な睡眠の在り方を探り、学力向上につなげる。
分析は昨年、国語と算数・数学の全国学力テストを受けた八幡市内の小6生約600人と中3生約520人について実施。医師や現場の教諭らの声も聞いた。
睡眠時間と正答率の相関関係が顕著だったのは中3。睡眠が「8時間未満」までは大きな差はなかったが、「8時間以上9時間未満」の生徒は「7時間以上8時間未満」の生徒に比べ2〜7ポイント点数が低く、「10時間以上」になると28〜35ポイントも落ち込んでいた。
小6も「9時間以上」から正答率が低下し、「7時間以上8時間未満」に対し、「10時間以上」では1〜6ポイント悪かった。一方で、睡眠不足も影響するようで、「6時間未満」では「7時間以上8時間未満」の児童より7〜13ポイント低かった。
同市教委は「睡眠不足だった子供がそれを解消しようと多く眠っても、眠りが浅くなり、リズムも乱れるというケースがみられる。その結果、脳の活性化が妨げられ、成績にも影響している」と分析している。
眠りの質が大事ということですね。
といっても、どうやったら眠りの質が向上するのか、なんて、体質や生まれつきのものなのではないかと思いますが。
私も小、中学生の頃は、それはそれは寝ていました。あまりに寝るので、バラエティや歌番組を見ることも少なく、クラスの話題についていけないほど寝ていました。
そして夢を見ない日はない、というほど眠りは浅いです。こればっかりはもう、どうやって改善したらいいのか分からぬほどです。
まぁそれでも成績に影響はしなかったので良しとしますけども。いずれ睡眠の質を上げる方法なども解明されるのでしょうかね。いち早く実践してみますよ、その時は。
関連
医学処:週末に朝寝坊する子供は、成績が悪くなる。
医学処:男子学生の学力向上には、音楽とチョコレートの2つが有効である。
2008年02月19日
柔道着が青色のほうが勝率が高いという説は都市伝説か
柔道着の色 青と白どちらが有利? 英研究チームが分析
青と白ではどちらが有利か――柔道の国際大会で選手が着る柔道着について、青色の方が勝率が高いとの説を覆し、色の違いによる差はないとする分析結果を、英グラスゴー大の研究チームが英王立協会の紀要に発表した。
格闘技の着衣や防具の色をめぐっては、複数の別の研究チームが、アテネ五輪(04年)などの結果から、色による勝率の差を指摘していた。
例えば、柔道では白色より青色の方が勝率が高いとされ、青色と赤色に分かれて対戦するアマチュアレスリングやボクシングでは赤色が有利とする説があった。
詳しい理由は不明だが、青や赤は相手に威嚇的な印象を与えるという見方や、白はよく目立つために動きが読まれやすいといった理由などが考えられていた、という。
グラスゴー大のチームは、96〜05年に行われた柔道の世界選手権やオリンピックの試合のうち、シード選手が青色の柔道着を着るような慣例があり、勝率に偏りが生じかねない試合を除外。決勝戦のみ501試合を選んで分析した結果、青の勝率は50.7%で白とほぼ同じになることを示した。
陸上でも、トラックの色によって速さが違うと言われていますね。青が速いんでしたっけ。
陸上のような短時間の勝負や距離感などの左右する競技では、おそらく色という微細な情報でも影響してくるのではないでしょうか。
柔道は…シード選手が青を着るのならば青が勝ちやすいイメージが脳にすりこまれてもおかしくないような気もします。
医学処:あなたの好みの異性はどの果物が好き?
青と白ではどちらが有利か――柔道の国際大会で選手が着る柔道着について、青色の方が勝率が高いとの説を覆し、色の違いによる差はないとする分析結果を、英グラスゴー大の研究チームが英王立協会の紀要に発表した。
格闘技の着衣や防具の色をめぐっては、複数の別の研究チームが、アテネ五輪(04年)などの結果から、色による勝率の差を指摘していた。
例えば、柔道では白色より青色の方が勝率が高いとされ、青色と赤色に分かれて対戦するアマチュアレスリングやボクシングでは赤色が有利とする説があった。
詳しい理由は不明だが、青や赤は相手に威嚇的な印象を与えるという見方や、白はよく目立つために動きが読まれやすいといった理由などが考えられていた、という。
グラスゴー大のチームは、96〜05年に行われた柔道の世界選手権やオリンピックの試合のうち、シード選手が青色の柔道着を着るような慣例があり、勝率に偏りが生じかねない試合を除外。決勝戦のみ501試合を選んで分析した結果、青の勝率は50.7%で白とほぼ同じになることを示した。
陸上でも、トラックの色によって速さが違うと言われていますね。青が速いんでしたっけ。
陸上のような短時間の勝負や距離感などの左右する競技では、おそらく色という微細な情報でも影響してくるのではないでしょうか。
柔道は…シード選手が青を着るのならば青が勝ちやすいイメージが脳にすりこまれてもおかしくないような気もします。
医学処:あなたの好みの異性はどの果物が好き?
