[移植]の記事一覧

2012年12月01日

脳死臓器移植、201例目。心臓肺肝臓脾臓を移植。

30代男性脳死、201例目移植 済生会宇都宮病院

 日本臓器移植ネットワークは25日、済生会宇都宮病院(宇都宮市)に脳出血で入院していた30代男性が午前11時25分、臓器移植法に基づき脳死と判定されたと発表した。男性は書面で臓器提供の意思を示していなかったが、家族が提供を承諾した。脳死移植は法施行後201例目で、本人の意思不明は93例目。

 心臓は東京大病院で50代男性、両肺は岡山大病院で50代男性、肝臓は広島大病院で40代男性、膵臓は藤田保健衛生大病院(愛知県)で40代男性に移植する。腎臓と小腸は医学的な理由で断念された。



 200例越え。ご家族の決断に感謝の言葉を述べたい。

 ご冥福をお祈り申し上げます。
posted by さじ at 05:00 | Comment(0) | 移植

2012年11月26日

2時間ゲームをする若者は、外科医と同じスキルを養える

ゲーマーは外科医と同レベル!米で驚愕の研究結果

 長時間ジョイスティックを操ってゲームをすることで培われる優れた手と目の連係スキルは、世界最先端のロボット手術ツールを使いこなすのに必要な能力と同じであることが、テキサス大学医学部(UTMB)の最新研究によって明らかになった。

 研究論文の主執筆者であるサミ・キリクは、UTMBで低侵襲性婦人科学を教える准教授だ。同氏は、医師の学会に出席したときに、自分の息子がロボット手術シミュレーターを簡単に使いこなすのを目撃して、この研究を思い立ったという。「最近はロボット手術が普及し始めているが、ほとんどの医師はその訓練を受けていない。どのように訓練するのがよいか検討する必要がある」

 テストに参加した高校生は、TVゲームを1日平均2時間プレイしており、大学生の中には1日4時間という人もいた。彼らの手術スキルはUTMBの研修医たちと同レベルであり、場合によっては上回るケースもあった。ただし、ロボットを使わない腹腔鏡手術のシミュレーションでは、当然ながらUTMBの医師チームに軍配が上がり、ここでは医師が面目を保った。

「学生たちは、ハイテクな世界に浸ることで、視覚空間経験や、手と目の連係を高めている。われわれはこの世代を訓練する方法を考え直すべきだと思われる」とキリク氏は語る。

 なお、大学生たちは高校生より2時間長くゲームをプレイしていたが、ロボット外科手術のシミュレーターの操作スキルに関して、この時間差は特に大学生に有利な結果をもたらさなかったようだという。

 若いゲーマーたちは、ゲームによって役に立つ(少なくともロボット手術には役に立つ)能力を養っていると主張できるかもしれないが、2時間を超えるゲームプレイについては、そうした主張もできないのかもしれない。



 使うもの同じですもんね。テレビゲームに慣れていると、あの画面をみての操作も案外楽に出来るようになるもんです。私もシミュレーターでやったことありますが、少しの練習で感覚つかめたので、外科医を志望する若者はやっておいて損はないかも。
posted by さじ at 02:03 | Comment(0) | 移植

ニプロ、iPS細胞の大量培養装置を開発する。

iPS細胞などの大量培養装置開発 ニプロや京大

 ニプロや京都大学などは22日、様々な細胞に成長するiPS細胞などを再生医療向けに培養する装置を開発したと発表した。特殊な容器を使い他の培養装置に比べ大きさを3分の1とし大量培養しやすくした。密閉した中で安全性を保ち移植治療に必要な分だけ細胞を増やす。再生医療を手掛ける医療機関や大学の利用をにらみ2年後の実用化を目指す。

 再生医療ではウイルスや菌への感染を防ぐため、安全性の高い特殊な無菌室で細胞を作る。設備費に1億円以上かかることが普及への課題となっている。ニプロは特殊な無菌室でなくても利用できるように安全性を高める改良をして実用化する考え。価格は2000万円程度。年5億円の売り上げを目指す。国内外の医療機関や研究機関の需要を見込む。

 将来の再生医療を見込んで、細胞培養装置を手がける企業は増えている。川崎重工業やパナソニック子会社のパナソニックヘルスケア、カネカなども販売している。再生医療関連市場は2020年に1兆円超になるといわれている。



 実用したらドル箱市場なのは間違いないですからね。これ成功したら、もうこりゃ数十年は安泰でしょう。軌道に乗るまでが大変ですが、頑張ってほしいです。
posted by さじ at 01:53 | Comment(1) | 移植

2012年10月24日

肺空気塞栓で腎移植後に死亡、江戸川病院で腎移植中止。

手術後に死亡、腎移植中止を勧告 学会、東京の病院に

 東京都江戸川区の江戸川病院で昨秋、生体腎移植を受けた60代男性が手術から約10日後に死亡していたことが分かった。家族から調査を求められた日本移植学会は今年8月、病院に対して原因が判明するまで腎移植を中止するよう勧告した。勧告に拘束力はないが、極めて異例の措置だという。病院側は調査委員会を立ち上げた。

 遺族から連絡を受けた警視庁が遺体を司法解剖した結果、死因は「肺空気塞栓」と判明。同庁が業務上過失致死容疑で調べている。

 患者側の弁護士らによると、男性は慢性腎不全で、親族から腎臓を提供された後に死亡した。患者の体内に入れていたカテーテル(管)の手術後の処置が原因の可能性があり、患者側弁護士は「血管に空気が入るミスがあり空気塞栓で死亡した」と説明している。



 手術の腕によるものではないと思いますが・・・。

 ですが手術ってのは色々なものを加味してのもの。それは麻酔だけでなく術前の評価や術後の管理も含みます。その一連の流れができないならそれは見直されるべきですからね、前後も含め徹底してやって、改善に繋げていただきたいと思います。
posted by さじ at 23:50 | Comment(0) | 移植

2012年10月13日

劇症肝炎の生後19日の男児に脳死肝移植を実施する。

生後19日の男児に脳死肝移植 国内最年少

 脳死と判定された30代男性の肝臓の一部が19日、東京都の国立成育医療研究センターで生後19日の男の子に移植された。男の子は劇症肝炎だった。同センターによると、国内で脳死の人から臓器提供を受けた患者では最年少になるという。男性から提供された肝臓の他の部分は、名古屋大病院で肝不全の50代女性に移植された。

 日本臓器移植ネットワークによると、ドナーの男性は18日、改正臓器移植法により、千葉県内の病院で脳死と判定された。家族の同意で肝臓のほか心臓、肺、膵臓、腎臓が提供された。



 脳死移植には個人的に賛成のスタンスですが、それはとりもなおさず、助かる命が増えるという現実をみているから、なんですよねー。これは十数年変わらないですわ。この生後19日の子が助かったってところにホント良かったわーと思いますし、この子が助かる倫理上の問題として脳死っていう死が受けいられるかどうかっつーと、私は受けいられますので(異論のある方はいると思いますが)

 脳死移植を受け入れてくれたドナーの方に、ご冥福をお祈り申し上げます。ご家族の方にも受け入れて下さったという感謝を。
posted by さじ at 03:00 | Comment(0) | 移植

2012年05月19日

膝の軟骨を再生医療で復活させる臨床治験を神戸大で開始。

膝の軟骨再生、治験開始へ 神戸大など

 神戸大と先端医療センター(神戸市)は、スポーツや事故などで傷ついた膝の軟骨を自分の細胞を使って再生させる治療について、国の承認を得るのに必要な臨床試験(治験)を今月内に始める。同種の取り組みでは、国内で最も早く保険がきく治療になると期待されている。

 この治療は、自分の膝に残っている軟骨から、数ミリリットルの細胞を注射で取り出して培養し、約10日後に欠損部に移植する。今月内に始める治験は20〜50歳の10人を予定。1年間経過を観察する。

 残った軟骨の一部を切り出して、そのまま移し替えるなどの治療法はすでにあるが、対応できるのは4平方センチ程度の傷。新方式なら、約9平方センチまで治療できるようになるという。

 軟骨の再生治療は欧米では2500例以上の実施例があるが、国内では取り組みが遅れている。責任者の神戸大・黒田良祐准教授(整形外科)は「今後、靱帯損傷を伴う膝のけがや高齢者に多い変形性膝関節症にも広げたい」と話している。



 もともと再生医療の分野において、一番進んでいるのが軟骨の再生ですし、本来ならもっと早くやるべきだったんでしょうけれども。満を持して日本でも導入。膝は色々と傷めやすいところですし、苦しんでいる人も、スポーツをやる若者から高齢者まで多いので、今後の発展が期待されます。
posted by さじ at 03:42 | Comment(0) | 移植

2011年10月31日

卵子と皮膚細胞から万能細胞を作ることに成功する

卵子と皮膚から万能細胞 臨床応用には課題 米チーム

 人間の卵子に皮膚細胞の核を移植し、さまざまな臓器や組織に成長できる「万能細胞」を作るのに成功したと、米ニューヨーク幹細胞財団研究所とコロンビア大の研究チームが、6日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

 作った細胞には染色体が通常より1組多い3組あり、そのままでは臨床応用は難しい。だが、同様に万能性を持つ人工多能性幹細胞(iPS細胞)や胚性幹細胞(ES細胞)の性質を詳しく知る手掛かりとなり、将来の再生医療に役立つ可能性がある。

 チームは、人の卵子に別の人の皮膚細胞の核を入れて培養。この細胞は分裂を繰り返し「胚盤胞」という状態まで成長した。胚盤胞の細胞をマウスに移植したところ、皮膚や骨などさまざまな細胞に育つ能力があることを確認できた。



 手塚治虫の世界が夢物語ではなくなりつつあるのかも。

 確かに臨床応用は慎重にいかんといけないものかもしれませんけれどね。
posted by さじ at 01:13 | Comment(1) | TrackBack(0) | 移植

2011年09月26日

改正臓器移植法から1年。肺、肝臓、膵臓は1年前の8倍に増加している。

<臓器移植>改正法全面施行1年 ドナー不足は変わらず

 日本移植学会などでつくる臓器移植関連学会協議会は10日、改正臓器移植法の全面施行(10年7月)から1年が経過したことを受け、成果や課題を話し合う会合を開いた。移植件数は増加したものの、臓器ごとに異なる課題が浮かんだ。

 改正法はドナー(臓器提供者)不足解消を狙ったもの。臓器提供に関して本人の意思が不明でも、家族の承諾で提供が可能になったほか、15歳未満からの脳死後の提供が解禁された。

 肺や膵臓、肝臓は施行後1年間の移植実施件数が8倍程度に増加。心臓も数倍に増え「海外より国内で心臓移植を受ける人が増えた」という。半面、臓器提供や移植を実施する医療施設の負担が増え、労働過重になっている実態も報告された。

 腎臓は、心停止後の提供を含む移植実施件数が1.5倍の約200件となったが、移植を希望する人は約1万2000人と、圧倒的なドナー不足の現状は変わっていない。小腸移植については4件と低迷。保険適用の対象外となっていることが増加を阻んでいるとの指摘もあった。



 まぁ、ねー。難しいですけども。

 例えば肝臓移植を行うとすると、手術だけで十数時間かかります。深夜に臓器が到着すればそのまま夕方ぐらいまでかかる計算です。それをこなしながら、通常業務を行わなければならないというアクティブさ。外科の先生には脱帽です。

 数は増えてますからねぇ。このまま順調にいきたいところ。

 ちなみに小腸移植が少ないのは、小腸っていうのは、人間の臓器の中でも一番腐っていきやすい場所なので、すぐさま取り出さないと使える小腸にならんからです。小腸移植は子供にとってとても大事なので、数を多くする必要があるのですが、そのためには脳死臓器移植で小腸移植に同意している人を増やすしかないですかね。
posted by さじ at 00:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 移植

2011年08月12日

京都大学がiPS細胞の特許をアメリカでも成立させる。

京大のiPS細胞、米でも特許…日米欧を制す

 京都大は11日、山中伸弥教授らが開発したiPS細胞(新型万能細胞)の作製技術に関する特許が、世界最大の医薬品市場を持つ米国で成立したと発表した。

 京大はこれで市場の8割を占める「日米欧」のすべてを制し、世界でiPS細胞の基本特許を事実上独占する形となった。京大は関連技術を学外でも積極利用してもらう方針で、今後は再生医療や創薬などの応用研究が一層加速しそうだ。

 今回成立した特許は、3種類の遺伝子を皮膚などの体細胞に導入してiPS細胞を作る方法と、2種類の遺伝子と細胞増殖を促す働きなどを持つたんぱく質を体細胞に導入してiPS細胞を作る基本技術。遺伝子を導入するために用いるウイルスなどの「運び役」は種類を問わず、作製に使う遺伝子と似ている「類似遺伝子群」も対象に含めた。



 素晴らしい話です。弁護団も頑張ったんでしょう。

 まぁ発見した日本が特許を取得するのは当然の話ではありますが、それを現実にするのはなかなか容易ではなかったのでは。
posted by さじ at 06:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 移植

2011年08月09日

福岡大病院の脳死臓器移植、肺移植を行った男性が死亡。

<脳死移植>肺移植の男性死亡

 福岡大病院(福岡市)は3日、7月31日に脳死肺移植手術を受けた30代男性が1日に死亡したと発表した。同院の脳死肺移植は過去8例あるが、死亡は初めてという。

 同院によると、男性は約1年半前、閉塞性肺疾患のため日本臓器移植ネットワークに登録。7月30日に佐久総合病院(長野県)で頭部外傷を負った60代男性が家族の承諾で法的に脳死と判定され、31日に両肺を移植する手術を受けた。ところが手術中から血圧が著しく低下し、移植は完了したものの人工肺を切り離すことはできず、手術終了約4時間後の1日午前0時過ぎに亡くなったという。



 ご冥福を御祈り申し上げます。

 難しいですねぇ、やはり・・・。この件を日本全国で共有して、改善点を模索し、次につなげていただきたい。失敗は成功へつなげないと意味が無いですから。糾弾するのも間違いですし。

医学処:臓器移植が増えても、移植を行える外科医が日本には不足している。
医学処:冷却保存した自分の肺を再度戻すことに成功する
医学処:京大病院の脳死肺移植を再開する。
posted by さじ at 20:31 | Comment(1) | TrackBack(0) | 移植

2011年05月21日

iPS細胞なのに拒絶反応が出ることを発見。大きな壁か。

iPS細胞なのに拒絶反応 再生医療応用に課題

 さまざまな臓器の細胞にすることができ再生医療の切り札と期待されるiPS細胞(人工多能性幹細胞)の応用に新たな課題が見つかった。従来は患者の細胞から作れば、移植で戻しても免疫拒絶反応は起きないと見られていたが、拒絶反応を起こす可能性があることが米カリフォルニア大研究チームによるマウスの実験でわかった。

 研究チームは、マウスの胎児の線維芽細胞から作ったiPS細胞を、まったく同じ遺伝情報になるよう操作したマウスの背中に皮下注射した。遺伝情報が同じなら体が「異物」とみなして免疫拒絶反応を起こすことはないはずだ。ところが、実験では移植した複数のマウスで拒絶反応が起きたという。

 iPS細胞の分析では免疫反応に関係する遺伝子が作製の過程で活性化された可能性があるという。

 iPS細胞は京都大の山中伸弥教授が開発した。皮膚などの体細胞にウイルスを使って遺伝子を入れる手法で細胞が神経や心臓などさまざまな臓器・組織になり得る状態にリセットできることを示した。治療への応用に向け、目的の臓器・組織にできるかや、効果や安全性の確認が課題になっている。



 不思議ですよねぇ。機序的には絶対問題ないはずなのに。

 これを乗り越えて達成してほしいです。
posted by さじ at 11:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 移植

2011年05月17日

40代男性の脳死臓器移植、1997年から134例目。

40代男性、脳死での臓器提供へ 134例目

 日本臓器移植ネットワーク(移植ネット)は14日、名古屋市の社会保険中京病院に入院中の40代の男性が、改正臓器移植法に基づいて脳死と判定され、臓器提供の手続きに入ったと発表した。1997年の臓器移植法施行後、脳死での臓器提供は134例目。

 移植ネットによると、13日午前10時16分に同病院から移植ネットに連絡が入り、家族は同日午後2時5分に脳死判定と臓器摘出の承諾書を移植ネットに出した。同病院で男性の脳死判定が行われ、14日午前6時38分に2回目の脳死判定が終わって死亡が確定した。男性はくも膜下出血で治療を受けていた。男性は臓器を提供する意思を示したカードを持っていた。

 家族が提供を承諾した臓器は心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓、小腸。

 心臓は東北大病院で30代男性に、両肺は京都大病院で20代男性に、肝臓は岡山大病院で50代男性に、膵臓と腎臓の一つは藤田保健衛生大病院で50代女性に、もう一つの腎臓は成田記念病院で60代男性に、それぞれ提供される。小腸は医学的理由で断念した。



 最近は結構頻繁にやっている気がしていましたけれども、1997年から2011年までで134件というと、まだまだ少ないなぁっていう印象。

 心臓など、もう何年も待っている方もいますしね。
posted by さじ at 08:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 移植

2011年05月16日

親族への腎臓移植、手術無事終了。長女の経過良好。

<臓器移植>親族へ腎臓移植、手術が無事終了 長女の経過順調

 改正臓器移植法に基づき、親族優先の提供を適用した初の腎臓移植を行った社会保険中京病院(名古屋市南区)で8日、絹川常郎副院長らが記者会見した。移植手術は無事に終わり、死亡した40代の母親から片方の腎臓の提供を受けた20代長女の術後の経過は順調で、約1カ月後には退院できる見通しという。

 絹川副院長らによると、移植手術は7日午前6時40分過ぎに始まり、約5時間後に終わった。

 長女は先天性腎臓病で、小学校低学年の時に父親からの生体腎移植を受けた。その後、再度腹膜透析が必要となり、10代で移植の待機患者として登録した。

 会見に出席した三浦清世美・看護科長は「(母の)死を認めなければいけない複雑な心境だったと思うが、混乱なく手術に向かうことができた」と語った。



 腎臓がしっかり機能して、うまくいくといいですね。
posted by さじ at 03:38 | Comment(1) | TrackBack(0) | 移植

2011年05月04日

臓器移植が増えても、移植を行える外科医が日本には不足している。

現場発:家族承諾のみで脳死判定・臓器提供 深刻な執刀医不足 /岡山

 家族の承諾で臓器提供が可能になった昨年7月の改正臓器移植法施行から、家族承諾のみで脳死判定、臓器提供が行われた手術は40件に達した。年間50件を超えるペースで、これまで脳死臓器移植手術が最も多かった07年、08年の年間13件をはるかに上回る急増ぶりだ。大きな変化に医療現場の医師から「移植が標準的な医療になった。救われる命が増えた」と歓迎する声があがる一方、移植手術の経験がある執刀医が不足するなど手術体制の整備が追いつかない現状が浮かび上がった。

 岡山大病院(岡山市北区)は昨年7月以降、脳死肺移植を6例、肝臓移植を4例実施した。全国トップクラスの移植実績を誇るが、執刀医不足は深刻だ。同病院で肺移植手術を執刀できるのは大藤剛宏医師1人だけ。大藤医師は「法改正前に手術は年間1〜2件しかなく、少人数でも対応できた。だが移植医療が現実的な選択肢となったいま、もっと充実した手術体制を整えないと、いずれ破綻する」と訴える。

 移植手術は「時間との戦い」だ。提供患者が出ると、執刀医には深夜でも日本臓器移植ネットワークから連絡が入る。そこから不眠不休で準備が始まる。患者への連絡、臓器摘出チーム派遣の手配、手術室の確保−−。手術以外の業務まで全てが執刀医にのしかかる。連絡を受けて手術が終わると28時間が過ぎていた。そんなことも頻繁にある。移植と並行して通常の診察、手術もこなさなけらばならない

 大藤医師は昨年末、移植医を希望する若手外科医とともに臓器移植手術件数が多い豪州の病院を訪れた。02年〜07年にかけて大藤医師が勤務していた病院だ。自身の経験を生かし、若手医師に海外で手術経験を積ませる狙い。「ある程度の症例数をこなさないと1人で判断できない。国内だけで育成するのは限界がある」と話す。

 昨年7月の改正法施行後、心臓や肝臓などの脳死臓器移植で実績を積み上げる大阪大病院でも事情は同じだ。阪大病院で肝臓移植を担当する永野浩昭准教授は「通常の手術や医療の間に移植手術が入る。外科医自体が不足し、臓器移植手術増加を前提にした執刀医育成は今後の課題だ」と話す。

 移植ネットワークによると移植を希望する患者は肺だけで153人。新たにネットワークに登録し、移植を待つ患者は増えている。今後、手術件数が増加するのは確実で、病院側の体制整備をどう進めるかが移植医療の定着に向けた急務となっている。



 外科って難しいんですよねぇ。多すぎると症例数が不足して腕を磨くことが出来ないし、少ないとある一定以上の大病院でないとできない手術に対応できないし。

 移植が増えてきて、各病院ごとに行える件数も増えていくのでしょうけれど、それをこなす外科医の数に問題ありと。

 もっと雑用させている若手に、今のうちから経験を積ませておくことが必要だと思いますね。どこの病院も、「オペやりたがりの重鎮」が積極的にオペするようになってしまって、若手の教育がおざなりになってると感じます。

 先を見通せる能力のある人が権力者だと、若手に経験積ませられると思うんですけどね。そういう師とあおぐべき外科医が大病院にいるかどうか。それが今後の外科の運命を分けるのでしょうか。
posted by さじ at 01:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 移植

2011年05月03日

小児脳死臓器移植で提供した家族の勇気をもっと評価しよう。

小児移植「家族たたえて」と話す佐地医師- 「年内にあと3例ほど」

 国内初となる15歳未満の小児の脳死判定が4月12日に行われ、翌13日から各地で移植手術が実施された。改正臓器移植法が施行されて9か月目のことだった。改正法で可能になった小児からの臓器提供では、虐待の有無の確認のためのマニュアル作成など、医療機関に新たな体制整備が求められた。また、小児の臓器提供は家族の同意を得ることも成人に比べ難しく、これまで提供事例はなかった。移植事例が出たことで、小児の臓器移植をめぐる状況は変わっていくのか―。日本臓器移植ネットワークの提供施設で、小児からの臓器提供への体制も整えている東邦大医療センター大森病院で移植医療に携わる佐地勉医師に話を聞いた。

―国内初となる小児の移植事例をどのように受け止めましたか。

 報道で世間にも注目されたので、改正法が施行された昨年のうちに1例は出るかと思いました。9か月かかったということは、改正法の社会的な周知や病院側の受け入れ体制が十分でなかったということだと思います。

―改正法施行から9か月たちますが、小児の臓器提供に対応している施設が少ないように感じます。

 そもそも臓器提供をするには、最大限の救命治療をした結果、脳死という状態になり、その上で脳死判定を適切に2回行うことが必要です。臓器提供の際には、マスコミへの対応なども考えると、事務職員も含めて50人ぐらいのチームが必要になります。そのレベルで、スムーズに対応できる施設はそれほど多くありません。

 加えて、小児の救急医療が可能な施設が少ないことも理由の一つだとわたしは感じます。小児科医が当直していない施設に搬送されても、救命治療や脳死判定には対処できません。仮に小児科医がいても、その専門領域が救急医療にほとんど接しない分野だった場合には、適切な対処はできません。このように、小児の臓器提供に対応できる施設や医師、そして時間も限られてくると思います。

―成人と比べ、小児への対応の難しさは何でしょうか。

 子どもの臓器は成人と比べて小さいだけでなく、特徴的なこともたくさんあります。臓器自体が発達中なので、性質も大人とは違います。単純に大人の“ミニ版”というわけにはいきません。同じ心臓外科でも小児を専門とするかしないかで、知識や技術、そして経験が異なります。普段、小児医療に携わっていない他科の医師は、小児の脳死判定や臓器摘出を「できない」とか「責任を持てない」と返答することも多いと思います。

―小児の臓器移植をめぐっては、虐待の有無の確認の難しさも指摘されています。

 臓器提供の場において「虐待の疑いが晴らせない限り、臓器提供はできません」と、両親が悲しみの極致にある時に簡単に伝えることができるでしょうか。それは臓器提供の意思を多少なりとも否定することになるのではと感じます。今回の小児移植のケースは交通事故でしたが、その点については警察も確認すると思います。臓器提供や司法解剖をすると死因が分かってしまうので、そもそも虐待した親は臓器提供には簡単に同意しないと思います。

 ただ、今まで脳死判定のための虐待の確認をやったことがないから、「できない」と回答する医師や施設がまだ多いのではないでしょうか。経験がないのに、簡単に「できる」とは言えないと思います。

―小児の移植例を増やしていくために、対応できる施設を増やす必要はないのでしょうか。

 個人的には臓器提供施設をそれほど増やす必要はないと感じます。正しく脳死判定するためには、一般の市中病院では難しいのではないでしょうか。医学的なレベルを維持するためにも、総合的な設備を兼ね備え、熟練した医師がいる総合的な施設で対応すればいいと思います。

―小児の移植を進めるためには、どうすればいいのでしょうか。

 移植事例について、学会などで「こういう症例が申請されたけど、どう判断しますか」「移植の適応に合致しますか」など、意見交換する場面がもっとあったらいいと感じます。それは、医師だけでなく、看護師やコーディネーターたちも同様に、それぞれの部門で意見交換すべきだと思います。今回の小児移植事例は、今後、よりスムーズな移植に近づくために何をすべきなのかを議論するきっかけになるのではないでしょうか。

―そのコーディネーターが不足しているという話もよく聞きます。コーディネーターを増やすにはどうしたらいいのでしょうか。

 コーディネーターの研修会を増やし、専門職を与えるなど、地道な努力が必要になると思います。臓器によっても、そしてドナーコーディネーターかレシピエントコーディネーターかでも異なります。ただ、コーディネーターをやりたいという人を増やすには、今回の小児移植事例をはじめとした歴史が引っ張っていかなければならないと思います。小児移植事例が出たことにより、今後、小中学校の授業で、生と死に関して取り上げられるようになるかもしれません。まずは、考える機会を与えるのもいいと思います。中には、授業でやったからコーディネーターになってみようと思う人もいるかもしれないですよね。バランス良くネガティブファクターを減らしていくことが、今は重要だと思います。そういった面では、マスコミの中立な報道も重要だと感じます。

 日本の報道で感じることは、あまり臓器提供をした家族の勇気をたたえていないことです。小児移植の第一例なので、家族にも相当プレッシャーが掛かっていたと思います。それを、「本当に承諾されているのですか」「虐待はなかったのですか」「救急救命措置は行われたのですか」などの質問は、両親が聞いたらどう感じるでしょう。日本での歴史を変えるような勇気を出したのに、それ以外のことで疑惑を投げ掛けられているわけですから。「何人もの子どもの命を助けるために、立派な決断をした」と、たたえる言葉が一言もないのです。わたしは、臓器提供を“密室の協議”などと評するのは腹立たしいと思います。個人的には、一部の報道は中立ではないように感じます。もっと、家族の善意と、大切な臓器を届け移植手術に携わった何百人もの医療関係者をたたえる報道をすべきだと思いますよ。

―小児の移植例は今後増えていくのでしょうか。

 臓器移植はドナー側の問題だけではなく、レシピエント側も含めてさまざまなステップが必要なので、大幅に増えることはないと思います。レシピエント側も、大まかな年齢や病院名など、ある程度情報を公開することになりますし、登録自体をためらう親もいますしね。移植事例が増えていくためには、医療現場だけの問題ではなく、インフラの整備や社会全体の理解、啓蒙などが必要になってくると思います。

 ただ今回の事例を受けて、家族に臓器提供に踏み切る勇気が出てくるとともに、移植への理解も進むと思いますので、わたし個人としては年内にあと2、3例は提供事例が出ると思っています。



 色々考えさせられるニュースでした。

 確かに、提供を決意して下さった家族に対して、日本は冷たすぎる。もともと臓器移植に保守的(それでも自分や家族が臓器を必要とするときになって初めて、臓器移植を考えるんでしょうけれども)な日本で、しかも子供の移植で、もっと家族側の声を重視してほしかったところはありますね。

 医学処は、臓器提供に賛同してくださったご家族を応援しています。
posted by さじ at 16:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 移植

2011年04月26日

豚の体内で完全な豚の膵臓を作ることに東大と明大が成功。

ブタ膵臓:体内で再生、東大と明大成功 大型動物で初
 
 生まれつき膵臓ができないブタの体内で、完全なブタの膵臓を作ることに、東京大と明治大のチームが成功した。大型動物では世界初。東京都内で開かれる日本再生医療学会で3月2日に発表する。

 チームはまず、遺伝子操作で膵臓を作れないブタを作り、その体細胞を利用し「クローン胚」と呼ばれる受精胚を作った。一方、正常な膵臓を作れるブタの体細胞からもクローン胚を作成。この中の細胞を、遺伝子操作ブタのクローン胚に注入した。異なる遺伝情報を持つ細胞が混在した、この状態の胚は「キメラ胚」と呼ばれる。

 このキメラ胚を、代理母ブタの子宮に入れ、出産させたところ、誕生した4匹の子ブタはすべて、正常な膵臓を持ち、血糖値を正常にコントロールした。これとは別に、胎児の段階で子宮から取り出して調べた7匹にも膵臓があり、100%、正常なブタの細胞に由来していた。チームは、本来できないはずの膵臓が正常なブタの細胞によって再生され、機能すると結論付けた。

 責任者の中内啓光・東大医科学研究所教授(幹細胞生物学)らは昨年、同様の手法を使ってマウスの体内でラットの膵臓を作り出すことに成功している。二つの成果を発展させ、膵臓を作れなくしたブタのクローン胚に、ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を注入すればブタの体内でヒトの膵臓ができる可能性がある。しかし現在、国内の規制によって動物とヒトとのキメラ胚を子宮に入れることは禁じられている。



 人間にも応用できるといいですけどねぇ。豚で人間の膵臓を作る事も可能なはず。
posted by さじ at 03:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 移植

2011年04月20日

血管付きの細胞シートの再生培養に岡野教授が成功する。

世界初、体外で血管網付き組織を再生

 細胞シートと呼ばれる薄膜を使い、血管を持った組織を体外で作ることに、東京女子医科大先端生命医科学研究所の岡野光夫教授らが世界で初めて成功したことが26日、分かった。心臓などの大きな臓器を作る可能性を開く成果で、再生医療の普及に弾みがつきそうだ。3月1日から開かれる日本再生医療学会で発表する。

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)などを使った再生医療では、細胞単位や薄膜での移植といった方法で研究が進んでいる。細胞シートを重ね合わせた研究では、ある程度の厚みのある組織を作ることには成功していた。

 しかし、血管がなければ組織自体が生存できないという問題があった。心臓など大きな臓器や組織を移植用に体外で作るには、その内部に酸素や栄養を供給する血管網が不可欠とされている。

 岡野教授は同大の清水達也准教授、早稲田大の坂口勝久助手らと共同で、血管部分をトンネル状にくりぬいたゲル材料に、血管内皮細胞を混合した細胞シートを張り付け、立体構造を持った組織の“型”を作製。トンネルに培養液を流しながら培養すると、内部に血管ができ、厚さ0・1ミリの組織になることを確認した。

 これまで、重ねた細胞シートを背中の皮下など生体に入れると血管ができることは知られていたが、体外で血管の新生に成功したのは初めてという。体外で実施できることで、患者の負担の軽減につながる可能性もある

 移植用の臓器再生では、ブタなどの大型動物の体内でヒトの臓器を作らせる研究も行われているが、感染症や倫理面で課題が多い。

 岡野教授らが取り組んでいるのは、細胞から臓器や組織を人工的に組み立てる「再生医工学」。中核となる技術として、培養した細胞シートを温度変化だけではがせる培養皿の技術の開発を進めている。今回の体外での血管網付き組織再生の成功と合わせることで、生着率の高い臓器再生技術につながると期待されている。



 体外で血管再生できたら、ある程度の厚みをつくった「半臓器」みたいなものを、移植してくっつけることもできますよね。

 たしか大阪大学医学部付属病院では既に心臓に心筋シートを貼る臨床試験やってるんでしたっけね。

 細胞シートを使った再生医療が普及するのも時間の問題か。

 今年も再生医療の進歩から目が離せません。
posted by さじ at 21:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 移植

2011年04月18日

子供の臓器移植、虐待の有無も含めた医療的な課題が山積み。

子供の臓器提供、なお課題

 国内初の15歳未満の子供の臓器提供が実施される見通しになり、臓器移植でしか命が救えなかった子供たちに一筋の光がさした。しかし、専門家は「小児の臓器提供は現状の制度では、年に数例でるかどうか」とみている。

 要因のひとつが、18歳未満の脳死判定を行う際に定められている「虐待」の有無の確認だ。厚生労働省は虐待について「児童虐待防止法で定められているような、身体に対する暴行やわいせつ行為、育児放棄(ネグレクト)など」としているが、現場からは基準があいまいだとの指摘がある。

 さらに、小児の臓器提供を行うことができるとされている施設は平成22年9月末の時点で、大学病院や救命救急センター、小児専門病院など344施設で体制を整えているが、虐待を受けた18歳未満の子供から臓器提供が行われないようにするための虐待防止委員会の設置や対応マニュアルが整備されているのは65施設だけというのが現状だ。

 一方、臓器提供には親の承諾が必要だが、幼いわが子が突然命を失うという事態に陥った親にとって、その判断を下すのは負担が大きい。臓器移植についての説明を行う移植コーディネーターからも「悲しみに暮れる子供の親に対して、臓器移植についての説明をするのは、これまでと違う慎重さが求められる」としている。



 子供だからこそ、現実的に難しいことは多々あります。それでも、それをクリアーして臓器提供できる場合もある。その可能性を少しでも高めるために議論していくべきですし詰める必要性があるのです。
posted by さじ at 03:06 | Comment(1) | TrackBack(0) | 移植

2011年01月19日

家族承諾のみの脳死臓器移植、進む。

意思書面なし、家族承諾のみで29例目の脳死臓器移植

 日本臓器移植ネットワーク(移植ネット)は2日、福井大付属病院に入院中の20歳代の女性が、改正臓器移植法に基づいて脳死と判定され、臓器提供の手続きに入ったと発表した。昨年7月の改正法施行後、本人の意思が書面で残されておらず、家族の承諾だけで提供されるのは29例目。脳死の人からの臓器提供は1997年の臓器移植法施行後116例目。

 移植ネットによると、1日に同病院から移植ネットに連絡が入り、家族は同日、脳死判定と臓器摘出の承諾書を移植ネットに出した。同病院で女性の脳死判定が行われ、2日午前3時3分に2回目の脳死判定が終わって死亡が確定した。女性は頭部外傷で治療を受けていた。

 移植ネットによると、女性は子どもの頃に、緊急入院したことがあり、女性の親は「助けてもらったことを何らかの形でお返しできれば」と考えていたという。

 家族は心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓、小腸の提供を承諾した。心臓は東京女子医大病院で20歳代男性に、肺は岡山大病院で40歳代女性に、肝臓は広島大病院で60歳代男性に、腎臓は福井大病院で60歳代女性に、もう一つの腎臓と膵臓は神戸大病院で30歳代女性に、それぞれ提供される。小腸は医学的理由で提供を断念した。



 すべての関わった人に、感謝。
posted by さじ at 01:33 | Comment(1) | TrackBack(0) | 移植

2010年09月27日

iPS細胞の山中教授、バルザン賞を受賞。

iPS細胞開発の山中・京大教授にバルザン賞

 優れた業績を残した研究者らを表彰しているバルザン財団(本部・伊ミラノ、スイス・チューリヒ)は6日、今年のバルザン賞を京都大学再生医科学研究所の山中伸弥教授(48)ら4氏に授与すると発表した。

 さまざまな組織や臓器に変化するiPS(人工多能性幹)細胞を世界で初めて開発し、難病の解明や治療法の開発などにつながる技術によって医学全般に貢献したと評価された。

 同財団は、伊日刊紙「コリエレ・デラ・セラ」のオーナーだったエウジェニオ・バルザン氏を記念して1956年に設立された。自然科学と人文科学から2人ずつ計4人の研究者が毎年表彰され、人道・平和に貢献した人も数年おきに選ばれる。日本人では、カーボンナノチューブを発見した飯島澄男・名城大教授が2007年に受賞している。

 授賞式は、11月19日にナポリターノ伊大統領が出席してローマで行われる。



 もう世界中の賞を全部受賞してほしいほど凄い、山中教授のiPS細胞。

 そして最後はノーベル賞を受賞してほしい。

 今こうしている間にもiPS細胞の研究をしているかと思うと最高にかっこいい。
posted by さじ at 00:25 | Comment(1) | TrackBack(0) | 移植
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