[生理]の記事一覧

2009年05月31日

放射能に耐性を持った大豆をチェルノブイリで発見する

チェルノブイリで放射線耐性植物、スロバキア科学アカデミーが発見

 1986年に起きた放射能漏れ事故以来、20年超が経過したのにも関わらず依然として高い放射能によって汚染されているチェルノブイリの周辺地域で耐放射能性を持つ珍しい大豆系の植物が繁殖していることが学術専門誌「Journal of proteome research」に掲載された論文「Proteomic Analysis of Mature Soybean Seeds from the Chernobyl Area Suggests Plant Adaptation to the Contaminated Environment(DOI: 10.1021/pr900034u)」によって明らかとなった。

 この大豆は植物内に特殊な酵素を保持することによって外部から取り込まれる有害な放射能や重金属を植物外に排出する機能をもっており、結果として生じる大豆には放射能は蓄積されていないことが判ったとしている

 論文発表を行ったスロバキア科学アカデミーの研究グループでは、この大豆の研究はまだ始まったばかりで、今後は、この植物から生まれた大豆が成長した場合、同じような能力をもつか、研究を継続したいと述べている。



 凄いなぁ。進化の力?

 植物だけは地球最後ギリギリになっても生きながらえるかもしれませんね。藤子F不二雄の短編で、ウイルスによって全生物が死滅した世界、というのがありましたけれど、その中でも植物の多様な進化が描かれたりしていました。

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2009年05月08日

人体に不要な物質に結合する蛋白質「ユビキチン」

ユビキチン:量調節の仕組み解明…難病治療に期待

 人の体にとって邪魔な物質に結合する目印たんぱく質「ユビキチン」の量を調節する仕組みを、東京都臨床医学総合研究所の木村洋子研究員らが世界で初めて解明し、米科学誌セル電子版に発表した。細胞にごみのような不要物質が蓄積するとパーキンソン病やがんなどを発症する。難病治療の薬剤開発につながる成果として注目される。

 ユビキチンは、細胞内で鎖状につながって蓄えられている。必要に応じて鎖がほどけて、目印役として働き始め、不要の物質と結合、その物質の分解が始まる。ユビキチン不足は細胞内にごみをため、病気を起こす。

 研究チームが、ユビキチンの働きがヒトの細胞と似ている酵母の細胞を培養したところ、通常より高温の39度にすると、約1時間で鎖が完全に消えることに気づいた。

 また、酵母細胞が持つ未知のたんぱく質を発見し、このたんぱく質を働かないように操作すると、ユビキチンの鎖が最初から存在しなくなった。一方、過剰に作り出すと、高熱でもユビキチンの鎖が残ったため、たんぱく質が、鎖をほどく酵素の働きを妨げる役割を担っていると結論づけた。このたんぱく質を調節し、病気の原因物質を分解する新たな治療法が開発できる可能性があるという。



 ほう。ユビキチンを用いてパーキンソン病などの難病指定疾患を克服することができるかもしれないというニュース。

 そういえば何年か前にユビキチン関連でノーベル賞あったよなぁと思って検索してみるとwikipediaに載ってました。

 2004年度には「ユビキチンを介したタンパク質分解の発見」の功績により、アーロン・チカノーバー、アーウィン・ローズ 、アブラム・ハーシュコの3人がノーベル化学賞を受賞した。
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2009年04月30日

朝型より夜型のほうが覚醒状態の持続力が強い。

覚醒状態が持続するのは朝型よりも夜型

 夜型生活者に朗報がある。朝型生活者と夜型生活者の脳を調べたところ、早い時間帯では朝型の方が元気だが、持続力は夜型の方が優れているという結果が出た

 ベルギーのリエージュ大学のクリスティーナ・シュミット氏が率いる研究チームは今回、朝型あるいは夜型を自認する被験者の脳の活動を分析するとともに、1時間ごとに唾液を採取して睡眠時のメラトニン濃度も測定した。メラトニンは脳の松果腺から分泌されるホルモンであり、哺乳動物の睡眠サイクルを調節する働きを持つと考えられている。

 実験中はどちらも普段通りの時間帯に眠ることが許されたが、1日の活動時間は同じになるように条件付けられた。

 起床から1時間半後に集中力を要するテストを課したところ、朝型、夜型ともこの時点ではまだ同じ結果を示していた。しかし10時間後のテストでは、朝型の集中力に関連する脳の活動が大きく低下したのである。また、朝型は比較的強く眠気を感じており、テストのはかどりも悪くなっていた

 さらに1日が終わる頃には、体内時計と関連している脳の奥深くの領域で朝型は活動が鈍るようになっていた。体内時計は生物に備わっている時間測定機構であり、毎日の睡眠・覚醒サイクルを調節する働きがある。

 実験の結果、朝型と夜型の分かれ目は、脳内で行われるある種のせめぎ合いにどのように反応するかが、ある程度は影響しているのではないかとの可能性が示された。覚醒時に意識を持続させる概日性ホルモンは、起きている時間が長くなるにつれて眠気を強く感じさせる生理的な誘引(睡眠圧力)に負けることがある。

 今回の研究に参加したリエージュ大学のフィリップ・ペニョー氏は、「実験結果を見る限り夜型の方が午後の睡魔にうまく対処できるようだが、実生活では朝型が社会の動きに適合しやすいのではないか。朝早くに出勤しなくてはならない夜型は睡眠時間を削ることになる」と指摘する。

 今回の研究は、今週発行の「Science」誌に掲載されている。



 朝型のほうが社会的には合理的なんでしょうねぇ。もし個人的に何かをしていいような職業の方ならばあまり気にしなくてもいいのかもしれません。

 脳も身体も結局は慣れによるもので。しかし朝型のほうが1日を有効的に使えるかと思っていましたが、どうやらそうではないようです。難しいところですけれど。あ、ちなみに10代の方は問答無用で朝型のほうがいいです。学校もありますし何より成長のために分泌されるホルモンは夜に寝ないと出ないので。

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問1「人は何歳まで働くことができるのか?」

人は何歳まで働くことができるか

 理想の退職年齢については長年議論されてきたが、米国経済の急激な不況に伴い、「働くのに年を取りすぎなのは何歳か(how old is too old to work?)」という疑問が人々の最大の関心事となっている。住宅ローン問題や株価暴落の影響による退職金の減少が懸念され、90歳を過ぎても働き続けるほかないという冗談もささやかれるが、実際にそのようなことが可能なのだろうか。

 研究者らによると、理想的な退職年齢というものはなく、高齢者でも新しいことを学び、鋭い思考力を保っていれば、雇用市場で引けを取らないことがわかっているという。米メイヨークリニック(アリゾナ州)神経学教授のJoseph Sirven博士は「働くのに年を取りすぎなのは何歳か」という質問への答えは「仕事ができなくなったとき」で、そうなるのを防ぐ方法は多くあるという。健康的に年を取る秘訣は忙しくあり続けること、それも運動や身体的活動ばかりでなく、むしろ精神面、認知面で常に活動的であることが重要だという。

 今日では、高齢者がそれまでの仕事を辞め、自分の技術や経験を活かしつつ年齢の問題も考慮に入れて別の職に転職することも多いという。従来の退職年齢である65歳を超えても仕事を続けたければ、自分の特質と短所を見極める必要があるとSirven氏はいう。高齢者は素早く機敏に動くことはできないかもしれないが、知恵と経験があり、過去の不況を体験している点でも若い同僚から評価される可能性があると同氏は述べている。

 米スタンフォード大学(カリフォルニア州)精神科臨床准教授のJoy L.Taylor氏は、技術を磨き続けることで仕事の実績に差が出ると強調している。同氏は、米国連邦航空局(FAA)が職業パイロットの退職義務年齢を60歳から65歳に引き上げたことを受け、40〜69歳の非職業パイロットを対象に年齢が認知能力に及ぼす影響について検討した。その結果、60〜69歳のパイロットは、最初は若いパイロットに比べて技術が劣っていたが、フライト全体の成績では差が小さくなったほか、時間とともに「回避(traffic avoidance)」能力については若手よりも大きな向上がみられることがわかった。

 この研究は、Sirven氏らによる論説とともに、医学誌「Neurology(神経学)」2007年2月号に掲載されたものである。Taylor氏らは現在、着陸待ち旋回飛行時などの運動技術についての年齢による低下をパイロットへの特別な訓練によって克服できるのかどうかを研究している。

 退職する平均年齢を過ぎても仕事を続けるためには、新しい言語や楽器を学ぶなど、常に新しい取り組みに自分を駆り立てることだとSirven氏は助言している。Taylor氏は、仕事の技術の維持、運動や健康的な食生活を勧めており、認知面と身体面の健康はどちらも同じくらい重要であると指摘している。



 どんな職業であっても、「生涯学習」が大事であると。学ぶことを放棄しているような高齢者は、脳の柔軟性も落ち、新しいことを受け入れられなくなり、更には自分の凝り固まった概念を外に吐き散らすようになる。こういう人がもし無理をして働いた場合、言葉は悪いですがまさしく「老害」です。

 自分の限界を認めることは大切だと思いますし、それでも働きたいというのなら出来るだけ向上するような生活を心がけるべきです。政治家や医療従事者などは、他者の意見を聞いたり新しい考えに対応したりと、求められる能力が高くなっています。それを無視してまで働くことは社会にとって害となるのです。

 できるだけ現役でいるためにも、学ぶ姿勢、そして自分の考えを「再考する」姿勢を心がけていきたいですね。

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2009年04月15日

カエルの精子の動きは動物の精子のそれと異なる。

精子が回転しながら前進 カエル好きの研究者解明

 樹上につくった泡の中に卵を産み付けるモリアオガエルの精子が、らせん状の先端部をコルク抜きのように回転させながら進み、卵子と受精することを京都大の久保田洋准教授らのチームが突き止め、9日発表した。

 動物の精子は尾を振って進むものが多く、回転しながら前進するのは珍しい。久保田准教授は「粘り気が強い泡の中で受精するための巧みな仕組みだ」と話している。

 久保田准教授はカエルの育成が趣味。大津市の自宅で毎年約1万匹のモリアオガエルを育て、近くの山に放している。

 チームは顕微鏡でカエルの精子を観察。先端部につながった尾部が、緩やかなコイル状に縮んだり、真っすぐ伸びたりする動きを短い周期で繰り返しているのを発見した。泡の中ではこれが原動力となり、らせん状の先端部に回転を与えていた。



 都会なせいか、最近カエルみてないです。小さいカエルは可愛いですけれど、幼い頃家の玄関の前に15cmぐらいのカエルが陣取っててえらく怖い思いをした経験があります。

 カエル好きな研究者のおかげで、精子の動きの違いを発見。なるほど水中だとこのほうが合理的なのですね。面白い発見です。

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2009年04月14日

植物にも体内時計があり生長発達に関与している。

植物概日時計とミトコンドリア機能の蜜月な関係を発見

 体内で約24時間周期のリズムを生み出し、生体の行動や生理現象を調節する体内時計の存在が知られています。体内時計は、細菌から人までさまざまな生物に組み込まれており、高等植物でも光合成や植物の生長・発達などに関与し、重要な役割を担っていることが分かってきました。

 遺伝子レベルの解析が急速に進み、時計関連遺伝子やタンパク質が見つかり、これらが相互に連携してリズムを生み出すことなどが明らかになっています。朝方、昼、夕方位相遺伝子の同定も進み、なかでも、低温ストレス応答の遺伝子が昼位相遺伝子に多く含まれていることも分かってきました。しかし、こうした植物の概日時計システム機能の理解も、代謝物のレベルではほとんど未知の状態でした。

 理研植物科学研究センターのメタボローム基盤研究グループは、名古屋大学と協力して植物代謝物を一斉に分析し、細胞内の概日時計と生体活動に必要なエネルギーを産出するミトコンドリア機能とが密接な関係をもっていることを発見しました。時計関連遺伝子を欠損させた変異植物体では、光や時間の条件に左右されず、ミトコンドリアの代謝経路であるクエン酸回路を構成する物質が、劇的に増加していたのです。

 概日時計システムとミトコンドリア機能の関係は、動物や細菌で示唆されていましたが、植物では初めてのことです。システムの理解から、ストレス耐性植物や有用物質産生植物の開発が可能になると見込まれます。同時に、代謝産物の一斉分析を可能にしたメタボローム解析が、複雑な生命現象を包括的に理解する戦術として確かであることが明らかになりました。



 日光を浴び続ける植物にこそ、むしろ体内時計は必要なものなのかもしれません。太陽の光の方向に伸びたり、葉を効率的に日光に当てるようになったりしていますからね。

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2009年04月10日

ガードナー国際賞に山中伸弥教授と森和俊教授

ガードナー賞に京大の山中伸弥教授と森和俊教授

 基礎医学や臨床医学の研究に多大な業績を上げた研究者に贈られる世界的な医学賞「ガードナー国際賞」の今年の受賞者に、京都大の山中伸弥、森和俊両教授が決まり、京都大が31日、発表した。

 受賞者の約4分の1がノーベル賞も受賞しており、日本人ではこれまでに利根川進氏(ノーベル生理学・医学賞)ら6人に授与されている。山中教授は新型万能細胞(iPS細胞)樹立、森教授はたんぱく質の品質を管理する細胞の仕組みを発見した業績が評価された。ガードナー国際賞は、カナダのガードナー財団が、国内外の個人に贈っており、今回は7人の受賞者のうち2人が日本人。



 おめでとうございます!

 普通ノーベル賞というと、受賞するまでほとんどバクチみたいな感じになってますけれど、iPS細胞を発見した山中教授ほど、ノーベル賞に近い人はいないでしょう。ほぼ確実に受賞する、それぐらいインパクトのある研究でした。

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2009年04月06日

何故女性はおしゃべりなのかを科学的に検証する。

科学的に検証。女性が死ぬほど話すワケ。

 日本の女性は「やまとなでしこ」。おしとやかで、周りの空気を読んで、口数が少なく・・・なんて昔の話。「女性=マシンガントーク」といわれるほど今の女性はおしゃべり。南アフリカの研究所では、そんな女性の不思議に科学的立場からメスを入れるという勇気ある研究を行なった。
 
 女性がよく話す理由、それは脳にあった。アフリカ科学会(the SciFest Africa)でマイク・ブルトン教授は、女性と男性の脳の違いから、なぜ女性がおしゃべりなのかを発表した

 ブルトン教授の発表によると、女性と男性の脳には28の違いがあり、それらは性別によるものというよりも経験からできる後天的なものだという。ブルトン教授のチームは、1日の女性と男性の会話の違いを調査した。調査の結果、女性は8千〜1万のジェスチャー、6千〜8千の単語、2千〜3千のサウンドを用いて会話をしていた。一方男性は、ジェスチャーが2千〜3千、単語が2千〜4千、そしてサウンドが千〜2千と女性に比べて格段に少ない。

 また、女性と男性では「話す」という行為の意義も違っているという。女性はストレス発散のためや、他の女性との関係を築き上げるために会話するという。しかも、女性は話しながら相手の話を聞くという能力を持っているので、女性同士でも会話が成立する。一方男性のほうは、情報を交換するために会話をし、順番に話すタイプが多い

 この違いは右脳と左脳を繋いでいる部分が、女性のほうが大きいからだとブルトン教授は言う。この右左脳を繋いでいる部分が女性のほうが大きいので、女性は一度に複数のことをこなせる。また、同じ理由で、脳の障害から回復する可能性が大きいのも女性だという。脳の障害を持っている部分の役割を、障害のない部分が引き継げるからだという。男性の脳には、全体を見る能力が女性より優れているが、全女性の約10%はこの能力が男性と同等だという。



 たまーに、たまーにですけど、ホント余裕のないときには、女性の心底どうでもいい話にイラッとすることもあります、正直。

 私自身も、情報を交換するためにしゃべってる感は否めません。まぁ男の場合は、自分のことばかりしゃべるような人間はかっこ悪いと思っているっていうのもありますけど。

 脳の違いなんですねぇ、やはり。女性のほうが会話1つにしても色々なことを知るという意味では優秀なのでしょう。男は1つの側面からしか判断できない(=頭が固い)のかもしれません。反省すべき点ではありますが、、、脳のつくりが違う以上仕方ないことなのかも(ということで諦めています)
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2009年04月05日

恋に落ちた男性は魅力的な女性を8.2秒見つめる。

8.2秒の壁

 初対面の場合、男性が女性を見つめれば見つめるほど、その女性に興味を持つようになる。凝視の持続時間が4秒程度なら、全く関心を持っていないかも知れない。しかし、8.2秒という第2の壁を突破すると、恋と称するものに落ちてしまうのだ

 しかし、女性には当てはまらない。女性は、相手が魅力的かどうかに関係なく、男性を8.2秒以上見つめ続けられるのだ

 実験では、俳優や女優と会話している115人の学生の視線を、隠しカメラで気付かれないように追跡した。その後、学生は、会話した相手の魅力について評価するように求められた。

 Archives of Sexual Behavior誌に掲載された論文によると、男性は、魅力的だと評価した女優の目を平均8.2秒間見つめていたが、魅力的でないと評価した女優は4.5秒しか見つめなかった

 一方、女子学生では、どちらの俳優も同じ時間だけ見つめていた。研究者らは、男性が相性がよくて繁殖力のある相手を捜すのにアイコンタクトを使うのではないかと考えている。女性については、望まぬ妊娠や片親といった危険があるので、望まぬ相手の注意を惹き付けることに
対して用心深いのではないだろうか。

要旨

 我々は、会話中に異性を見つめる時間が、相手の肉体的魅力によってどれだけ影響されるのかを調べた。

 独身の被験者115人と、肉体的な魅力について「高い」か「低い」にランク分けした協力者を会話させた。交配についての戦略から考えて、魅力的な相手とデートしたいという男性の願望が見つめる時間を伸ばす一方で、女性では相手の魅力に影響されないだろうという仮説を立てた。

 男性が魅力的な相手を有意に長い時間見つめ、女性ではどちらの相手でも有意な差がなかったという結果は、仮説通りだった。デート願望について肉体的な魅力の影響が男女で変わらないという、これまでの先行研究とは異なる結果である。この結果について、求愛中の肉体的に魅力的な相手の好みや会話戦略という観点から考察した。



 確かに自分の好みの女性だとそれぐらいは見つめるかもしれないですね。男性で女性を8秒も凝視するとなると結構よほどのことかもしれません。女性には当てはまらないそうですけど、面白いですねこういうの。意外と誰が誰にホレてるのか、というのは傍から見ていて分かっちゃったりするものですし。

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2009年03月27日

骨細胞増殖に最適な振動数は50ヘルツ。

横浜国大、骨細胞増殖に最適な振動数を特定−iPS細胞に応用も

 横浜国立大学の白石俊彦講師らは、骨を形作る細胞が最も増える振動数を特定した。プレート上の細胞を、ゼロから400ヘルツの範囲で縦方向に振動させて培養すると、骨形成と密接なかかわりを持つ遺伝子が50ヘルツで最も発現し、細胞増殖につながることを発見した。今回の成果は、iPS細胞(万能細胞)などへも応用が期待でき、再生医療の早期実用化に役立ちそうだ。

 骨折を治療する時に、超音波で骨を振動させると回復が早くなることが知られている。一方、振動数によっては、細胞増殖のスピードが遅くなり、逆効果になってしまう時もある。

 白石講師らは加振器を使い、細胞にさまざまな振動を与えて比較する実験を行った。すると50ヘルツで遺伝子の発現がピークを迎えることを発見。



 50Hzがちょうどいいらしいです。

 最近大きな病院ならこの超音波振動による治療は行っているみたいですね。色々な分野が医療に応用されるようになってきたなぁと感じます。
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知能検査で好成績の人ほど心臓病や自殺のリスクは低い。

IQと病気のリスクとの関連

 知能検査で好成績を収められなかった人は、心臓病や重大事故、自殺などのリスクが高いことが分かった。

 研究者らがスウェーデン軍に徴兵された100万人の医療記録を調べて分かった結果である。育った環境の安全性や豊かさを考慮に入れても、IQと死亡率の間に相関が見られたとのこと。

 研究者の一人、David Batty博士は、統計解析の結果「認知能力と死の危険性の間に強い関連性があること」が分かったと言う。

 「IQの高い人ほど、煙草をあまり吸わず、深酒もしません。よい食べ物を選び、運動もします。これが、彼らの死亡率の低さの原因かも知れません。」

 先行研究によると、就学前の教育プログラムと栄養に富んだ食事がIQテストの成績を上げられるとのことだ。IQの高い人は「予期せずして健康面の利益を享受し、生活水準や教育を改良しようとする政府の努力をさらに効果的にする」のではないか、と研究者らは考えている。

 英・グラスゴーにある医療研究委員会(MRC)でウェルカムトラストのリサーチフェローをしているBatty博士は、「もし、IQと死亡率の相関を、低IQの人がよくない行動をするという理由で一部が説明出来るのではないかと考えるならば、健康に関する行動を変えさせるために使われているメッセージが複雑すぎるということになるかも知れません。」としている。

 Batty博士が共著したもう一つの研究では、4000人以上の米軍兵士を15年追跡したデータを用いたが、同じ結果が出たとのことである。



 IQが高いから病気にかかりにくいというわけではなく、頭がいいから健康に良いことをちゃんとしようとするんでしょうね。運動の大切さ、食の重要性を分かっているといいますか。

 逆に言えばどんな人でも運動したり食生活を正しくすれば、こういった病気のリスクはなくせるということですので・・・身体においしい生活をしましょう。
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2009年03月20日

左利きは何故淘汰されなかったのか?

「左利き」はなぜ淘汰されなかったか?仏研究

 ダーウィン(Darwin)の進化論に従えば、人類の生存に不利な遺伝的性質は淘汰され、有利な性質のみが自然選択されていくはずだが、それではなぜ、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領をはじめとする左利きの人びとは、人類の中で圧倒的少数派にもかかわらず現在も淘汰されずに存在しているのだろうか。

 南仏モンペリエ(Montpellier)の進化科学研究所「Institution of Evolutionary Sciences」のヴィオレーヌ・ローラン(Violaine Llaurens)氏らの研究で導き出された理由は「左利きは希少な存在だから」というものだ。

「英国王立協会紀要(生命科学版、Proceedings of The Royal Society B)」の『Philosophical Transactions』掲載のローラン氏らの論文によれば、有史時代の戦闘において、左利きの戦士には右利きの戦士の裏をかくという攻撃上の利点があった。

 さらに左利きの人は、右手も同様に使いこなせる両利きの場合が多い。一方、右利きの人はたいていの作業を右手のみで行ってきたため、両手を使う作業がぎこちなくなりがちだという。

 研究によれば、左利き人口の割合は全人口の5-25%で、重要な地理的変異もみられる。

 左利き遺伝子の特定は非常に困難だが、遺伝性があることは確実だとローラン氏らは指摘する。左利きの両親から生まれた子どもが左利きになる確率は、右利きの両親から生まれた場合の2倍以上だという

 また、母親の胎内のホルモン量など、発育過程での環境も左利きとなる要因の1つとみられている。

 絶対人口の少なさにもかかわらず、一部の分野では左利きが多数を占める。たとえば創造性の高い職種や、知能指数(IQ)131以上の児童、音楽的・数学的才能に秀でた人たちの間では、左利きが多い。

 ローラン氏らは、こうした特長が、左利きの人が社会的地位を築く上で大きな強みとなってきた可能性を指摘する。

 ちなみに、別のある研究によれば、左利きの人は一般的に右利きの人より収入が多いそうだ。

 一方で、寿命は右利きのほうが数か月-数年長いらしいことが、統計で示されているという。



 そうかオバマ大統領も左利きか。左利きの人って優秀なイメージありますね。数学に強い感じがあります。

 矯正する時代はとうに過ぎ去り、むしろ左利きの人でも住みやすい街づくりが必要になってくるかもしれませんね。駅のタッチ部分とか。

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電磁波について中立的立場から情報を提供する活動。

電磁波は危険? 中立的情報提供の動き

 送電線、電子レンジ、携帯電話…。電力設備や電気・電子機器から発生する電磁波(電磁界・電磁場)って健康に影響ないの? そんな不安や疑問を持つ人に中立的な立場で最新情報を提供する活動が始まっている。

 「電磁波を『危ない』とか『安全』と言い切れるだけの科学的根拠は国際的にもまだありません」。明治薬科大大学院客員教授の大久保千代次さんはそう説明する。

 大久保さんは公衆衛生学が専門で、二〇〇七年三月まで電磁波の健康への影響や対応を調査・研究する世界保健機関(WHO)の国際電磁界プロジェクトに従事した。財団法人電気安全環境研究所内に昨年七月設立された電磁界情報センターの所長を務める。

 毎日の暮らしや経済活動に欠かせない電気だが、電力供給や情報通信システム、電化製品・装置などから発生する電磁波の健康への影響を心配する人が増えている。

 「電磁波の健康被害が注目されるようになったのは一九七〇年代末」と大久保さん。米国疫学雑誌に高電流の高圧送配電線に近い住宅の小児はがんによる死亡リスクが高い、という内容の論文が掲載されたのがきっかけ、という。

 その後、各国で動物実験や細胞学実験、疫学研究が行われてきた。だが、「疫学研究で統計的に電磁波と小児白血病との関連性が指摘された。でも、動物や細胞を使った生物学的には裏付けがない。喫煙とがんの関係のような科学的な因果関係は証明されていない」と説明する。

 とはいえ、小児白血病だけでなく、電化製品や高圧線のそばでめまい、耳鳴り、関節痛などが起こる「電磁波過敏症」に苦しむ人がいて、発症の増大が懸念されている。携帯電話基地局の撤去運動なども起きている。

 電磁波への関心は国際的にも高い。送電線や電気・電子機器からの電磁波についてWHOは〇七年、「電磁波と健康被害の直接の因果関係は認められないが、関連は否定できない」として「念のための措置」をとるよう求めた。

 こうしたWHOの動きや電磁波への懸念の高まりを背景に、経済産業省は専門家のワーキンググループ(WG)を設け、電磁波規制のあり方や対策を検討。昨年六月、WGは電力設備(送配電線、変電設備)の電磁波規制や健康への影響についての研究推進の必要性を指摘した。健康への影響の最新情報を提供する活動の充実も求めた。これを受け、電磁界情報センターが発足。十一月からシンポジウムや講演会の開催、文献データベースの構築、ホームページや小冊子での情報提供を続けている。

 東京、大阪に続いて二月十九日に名古屋で開かれた市民との意見交換会では、出席者から「センターの中立性は保たれるのか」「インターネットでは『危ない』という情報ばかり」「偏らず、正確な情報がほしい」などの発言があり、センターへの期待が示された。

 今、センターが注視するのは、急速に普及した携帯電話の健康への影響。WHOのプロジェクトで国際がん研究機関(IARC)が中心となり、研究を進めている。欧州を中心に日本を含む十三カ国が参加、年内には結果がまとまる見通し。

 大久保さんによると、これまで発表された中には、十年以上の携帯電話長期使用者で聴神経のがんを誘発する可能性がある、とのデータも一部あるという。ただ、「思い込みがあったり、電磁波を浴びた量があいまいだったりするので、精査の必要がある。再現性のある結果はいまのところ出ておらず、日本では影響ないと判断している」。

 大久保さんは「電磁波情報の提供や事業者の説明の仕方への不満が、誤解や不信を増大させた面もある」と指摘。今後のセンターの活動について「中立性を保ち、WHOをはじめ国際機関の正式見解など科学的根拠のある情報を分かりやすく伝えていきたい」と話す。



 電磁波を出すものなんて日常生活を送っていればそこらじゅうにありますからねぇ。がんが発生したときに「電磁波のせい」とすることは出来ませんし、逆に「電磁波のせいではない」と断言することもできないでしょう。

 科学的に証明されていない以上、微妙なところですね。普通の生活をしていれば特に意識して避ける必要はないような気がしますが。このブログを書いている私も、毎日パソコンの前で電磁波を浴びているわけですし。
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野球は投げ込みや打ち込み、走り込みなどはやっても無駄。

桑田真澄氏が野球指導者に苦言「そろそろ“気が付いて”もらいたい」。

中略

 こうして指導者とはどうあるべきかを模索中の桑田氏が、同エントリーで日本の野球指導者への苦言も呈した。ボーイズリーグ、麻生ジャイアンツの会長を務める同氏は、現場で多くの「あまりにもひどすぎる」指導者を見てきた模様。その苦言は試合での起用法や選手への接し方、練習方法などに及んでおり、こうした指導者へ向けて「そろそろ『気が付いて』もらいたい」と呼びかけている。

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)韓国戦の解説を務めた桑田氏は、同大会で投手の投球数が70球に制限されていることに注目。プロの投手に制限を与えているにもかかわらず、大学生以下の選手に100〜200球を投げさせている指導者がいることについて「とても恐ろしいこと」「勝利至上主義以外、何物でもないよね」とした。

 また、選手を怒鳴り散らしたり、タバコを吸いながらミーティングをしたり、昼食にアルコールを飲んで練習をしたりする指導者も少なくないようで、こうした指導者に対して「怒鳴らないと理解してもらえないほど、私には指導力がないんですと、周りに言っているようなもんだよね」「自分に甘くそして、優しく、子供達に厳しい指導者は要らないですよ」と一刀両断している。

 さらに練習方法についても、投げ込みや打ち込み、走り込みなどをすべて「迷信」と断言。疲労を蓄積するだけの練習方法をやめ、「効率的、合理的な練習メニューを考え、短時間集中型の練習をして、残りの時間を勉強や遊びに充てるべき」とした。

 競技が異なるものの、スペインの少年サッカー指導者の免許を持つサッカー専門誌「フットボリスタ」編集長、木村浩嗣氏も、指導者勉強会で「技術や体力に特化した反復練習自体が不要」との結論を得たという。どの競技でも指導者がこうした勉強会に参加すること、独学でもスポーツ科学などを学ぶことが、桑田氏の言う「気付く」ことにつながるのは間違いないだろう。

 桑田氏はよほど指導者への不満が募っているようで、「落ち着いたら、指導者について、本を書こうと思う」としている。勉強中の最新スポーツ科学が反映されるであろうこの書籍は指導者必携となりそうだが、果たして「気付いていない」指導者たちが桑田氏のアドバイスに耳を傾けるのだろうか。



 反復練習は不要なのか・・・。

 野球で、言えることなんでしょうかね。

 当ブログをご覧の方はご存知のように、私は卓球が大好きなんですけれど、卓球においていえばむしろ反復練習こそナンボみたいなところあるような気がするんですけれど、もしかするとそういうわけでもないのかも。いやーでもどうなんでしょう。サッカーとか卓球とか、短時間集中型の練習といってもどうすればいいのか正直分かりません。

 野球においても一流と称されている人は反復練習を人の倍以上つんでいるから、なんではないでしょうか。桑田さんほどの一流野球人が言うんだから間違いはないんでしょうけれども。

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2009年02月25日

生物を昔の環境に戻しても、DNAは少ししか逆進化しない。

生物を昔の環境に戻したらDNAは「逆進化」するか?

 ある生物をタイムマシンに乗せて過去に送り届けたら、その生物のDNAは逆方向に進化し、その遺伝情報は先祖返りをするだろうか?その答えが、科学誌「ネイチャー・ジェネティクス(Nature Genetics)」(1月11号)に掲載された。

 実験に使ったハエは、1975年に採集された1つのグループの子孫だ。原生種はその後の数十年間で、さまざまな環境において500回もの世代交代を重ねてきた。

 これまで、さまざまな昆虫を、餌がない、湿度が極めて高いなどの過酷な環境に置く実験が行われているが、こうした経験を経た昆虫は周りの条件に適応するために特定の性質を発達させることがわかっている。

 エンリケ・テオトニオ氏らの研究チームは、多数のミバエを古代の環境で飼育し50回の世代交代ののちに第3染色体のDNAに「逆進化」の痕跡がないかを調査した。

 その答えは「イエス」だった。ただし「ある程度までは」のただし書きがつく。
 
 研究者らによると、ハエがいったん別の環境に順応すると進化の時計の針はそれ以上回らなくなる。「ハエが(研究室で再現された)古代の環境に十分に適応した時点で、逆進化は停止するようだ。この時のハエの遺伝子情報は古代のハエのそれとは一致していないと考えられる」と、テオトニオ氏は説明する。

 「歴史的にみて、進化は遺伝子レベルにおいても偶発的なものだ」と語るテオトニオ氏によれば、この研究は進化は一般に考えられている以上に複雑かつ非直線的であることも示唆しているという。



 不思議ですね。まぁそりゃそうか。一度進化してしまったものは、ある程度環境に順応するように変化はしても、以前のようにはならんのでしょう。

 1万年後、今の人間も何らかの形で変わってるんでしょうかねぇ。頭は大きく、顔は小さくなるといわれていますけれど、果たしてどうなることやら・・・そういえばY染色体も何万年か後にはなくなる運命にあるとか・・・。どうなっていくんでしょうねぇ。

関連:しかしアメリカでは進化論が受け入れられていない。
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2009年02月24日

朝鮮中高級学校の生徒や教員らが献血に貢献する。

朝鮮中高級学校の生徒たちが献血で地域貢献/横浜

 社会の一員として地域に貢献しようと、神奈川朝鮮中高級学校(神奈川区沢渡)の生徒らが二十日、献血に協力した。

 二〇〇七年に開校五十五周年の記念事業として同校生徒会の発案で始まったもので、今年で三回目。同校正面玄関に横付けされた献血車で、高校三年生のほか、教員や卒業生ら約六十人が献血した。

 三年生の李イスルさん(18)は「注射は嫌いだけど、少しでも役に立てたらと思って参加した。これを機に今後も協力したい」。生徒会担当の崔成柱教諭は「卒業前の恒例行事。協力し合う気持ちが芽生えるきっかけになれば」と話した。

 本年度、県内の高校で献血活動を行ったのは同校を含め八校だけ。県赤十字血液センターは「毎回OBも含めて協力してもらい、まとまった量が集まる。大変ありがたい」と感謝していた。



 偉すぎる。ホント、こういう学校はいいなぁと思いますよ。他の高校生も見習ってもらいたい。誰でも注射は嫌でしょう。自分のためになる予防接種や点滴と違って、ただ痛い想いをして血を抜くだけ、ですからね。それを出来るのは、相手を思う気持ちがあってこそ、です。そういう人間に育ちたいものですね。

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2009年02月21日

今の子供は胸の成長に比べてブラジャーの着用が遅い。

ブラジャー:発育に合わせ 胸の成長に比べ、着用遅く

 母親世代に比べて、体格がよくなった小学生の女の子たち。それに伴い、ブラジャーの着用年齢が早まっているが、「恥ずかしい」と拒んだり、サイズが合わない製品を身に着けている女の子もいるようだ。体形が急に変わる娘に、どのような下着を選べばいいのか戸惑う親も多い。

 ワコール人間科学研究所の2000年の調査によると、ブラジャー着用率が6割に達するのは母親世代が中2だったのに対し、娘世代は小6と2年も早まっている

 また娘世代の「胸がふくらみ始めている割合」は小4で2割以上、小5で6割以上、小6で9割に達していた。一方でブラジャー着用率は小4では1割未満、小5で3割、小6でも6割にとどまった。胸の成長に比べ、ブラジャーの着用開始時期が遅い女の子が多いことが分かる。

 原因について、ワコール宣伝企画課セミナー啓発担当チーフの小林知美さんは「母親自身が着用し始めたのが中学生ぐらいの人が多く、小学生では早いと思っているようだ」と分析。小中学生対象の下着講座の講師も務める小林さんは「成長する胸を守り支えるというブラジャーの役割を、親があまり認識していないのではないか」と話す。

 小中学校に下着の出前授業をしているグンゼの和佐谷仁美さんは、「ブラジャーをしたくない」という子には「体の成長は素晴らしいこと。自分をいとおしむ気持ちを持ってほしい」と言い聞かせる。一方で、ブラジャーが必要なのに親に買ってほしいと言えない子も多い。「子どもの体の状態に無頓着な親が増えているのではないか。下着選びを通じて、ぜひ親子のコミュニケーションを図ってほしい」

 「下着をきちんと身に着けることはマナー。そう子どもたちに教えています」と話すのは東京都足立区立上沼田小の養護教諭、渡辺みどりさん。渡辺さんは前任校にいた5年前から、児童を対象にした独自の下着教育を実施している。運動会で、下着を着けないため胸が目立つ状態で動き回る女の子を見たのがきっかけだ。

 発育測定の待ち時間などを活用し、手作りの着せ替え人形を使って、プライベートゾーン(水着でかくれる場所)は他人に見せてはいけないことや、下着の選び方を説明。高学年の女の子には「胸が大きくなってきたらブラジャーを着けよう」と指導する。

 「最近は親子で入浴する家庭が減っているようだ」と渡辺さん。そのため、親が子どもの体形の変化に気づきにくい。時には児童に直接、着用を勧めたり、母親に注意を促す。「親子で下着について話すのは気恥ずかしさもある。お母さん自身、どうしたらよいかわからないという声を聞く」。今後、保護者向けの勉強会なども検討しているという。

 子どものブラジャーを選ぶ目安を、前出の小林さんに聞いた。ワコールはジュニア向けとして(1)乳頭部分が目立ち始めるころ(2)胸全体が膨らんできたころ(3)大人に近づいてきたころ−−の3段階に分け商品を展開している。

 (1)は乳頭が服や下着にこすれて、ちくちくしたり痛いことがある。胸全体を覆うハーフトップのブラジャーや胸の部分が柔らかい素材で二重になったキャミソールがよい。

 (2)は体操服やTシャツの上から胸の形がわかるようになるころ。トップ(ふくらみの一番高いところ)とアンダー(ふくらみのすぐ下)の差が10センチ以上が一つの目安だ。成長が進む時期なので伸縮性のある生地で立体的な裁断のものがよい。「からかわれる」などの理由で、女の子が着用を一番嫌がるのもこのころ。上にキャミソールなどを着れば、透け防止になる

 (3)の時期は、柔らかい樹脂製ワイヤ入りで、包み込むように支えるものを。成長期の子どもの胸は丸いおわん形で、脂肪が少ない。大人用のブラジャーは、脇に流れがちな胸を寄せて上げる機能があるので適さないという。

 小林さんによると、初経の時期と胸の成長にはかかわりがある。(1)は初経より1年以上前、(2)は初経の1年前後、(3)は初経から1年以上たったころが目安だ。「初経の用意をする1年くらい前から、ブラジャーの必要性を理解し、準備してほしい」と話す。



 小学校の、女子だけ体育館に残されて謎の授業をした内容を、又聞きしたかのような、気持ちです(伝わりますかね)

 父子家庭だけでなく、ただ単に母親が戸惑うケースというのもあるのですねぇ。。。確かに下着とか生理用品とかは、自分基準に考えてしまうかもしれませんけれど、子供の成長に気を配って、できるだけ配慮しつつブラ導入を行ってみてください。

 親子のコミュニケーションのようなものですからね、これも。胸が成長してきた女の子に対してはできるだけ早めにブラを着用し身体を守ってやることが大切です。分からなければお店に行けばいいですから。子供だけだと不安に思うところもあると思いますからね。恥ずかしさから言い出せない、ということがないよう、定期的に親から話しかけてみるといいと思います。

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posted by さじ at 20:23 | Comment(13) | TrackBack(0) | 生理

慢性痛を人為的に発症させるメカニズムを開発する。

「慢性痛」解明へ一歩 ラットで人為的に発症、愛知医大

 愛知医科大(愛知県長久手町)の研究チームが、けがや病気が治った後も痛みが続く「慢性痛」を、ラットで人為的に発症させることに成功した。より実態に近い実験モデルを開発したことで、謎の多い慢性痛の発症メカニズム解明へ前進が期待できそうだ。7月の国際生理学会世界大会(京都市)で発表する。

 研究チームは、2003年に日本で初めて開設された「痛み学講座」の熊沢孝朗教授ら。これまで人為的に慢性痛を発症させるには、神経を直接傷つけていた。しかし、多くの慢性痛は、直接傷つかなくても発症し、メカニズムは謎。現在の研究の焦点となっている。

 ラットの足に炎症物質「リポポリサッカライド(LPS)」を注入。1日後に痛みを起こす濃い食塩水を注入すると、神経を傷つけず慢性痛を起こすことができた。さらに、LPSの濃度が低く炎症が弱い方が慢性痛になり、高濃度のLPSで炎症が強い方が慢性痛を発症しないことも分かった。

 LPS、食塩水それぞれ単独では、急性痛しか起こらない。なぜ組み合わせると慢性痛が起きるかは不明だが、濃度の組み合わせやタイミングが合うと異常な痛み信号が出続けてしまい、発症につながるとみられる。熊沢教授は「この実験モデルで、発症前の(炎症などの)状態がポイントであることが分かった。さらに解析を進めたい」と話した。

 九州大医学研究院の吉村恵教授(神経生理学)の話 慢性痛は、神経損傷ではなく筋肉からくる痛みのケースが多い。実態に近いモデルは極めて珍しく、治療法や薬物開発に有効な研究成果だ。



 痛みが続くことで苦しんでいる人というのは実際はかなり多いようです。ペインクリニックという、麻酔科の手法も最近では結構やられるようになってきました。これは痛いところに麻酔薬を注入することで痛みの連鎖を断ち切ってやろうという治療法です。このようにしないと慢性痛はとれないこともしばしばです。その根本的治療の開発ができるかもしれないニュースでした。

【慢性痛】
 急性痛が治まった後、痛覚神経系が何らかの原因で“誤作動”し続けている状態。原因である傷病が治っても痛みが続き、鎮痛薬などが効かない。急性痛が長引いている状態とは違い、決定的な治療法、治療薬はない。研究先進国のアメリカでは、患者数は約7500万人と推計されている。

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2009年02月15日

長寿に関連する遺伝子を日本人だけでなく白人でも発見する。

長寿に関連の遺伝子、日本人だけでなく欧州系の人びとでも確認 独キール大

 日本人に見られる長寿に関連する遺伝子は、欧州の人びとにも見られるとの研究結果が、米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences)の電子版で3日、発表された。この研究結果から、世界中のこうした遺伝子をもつ人びとは長生きできるということを示唆しているという。

 独キール大学(University of Kiel)のAlmut Nebel教授らによって行われたこの研究によると、100歳以上のドイツ人388人と若者731人の遺伝子を比較した結果、高齢者のグループではFOXO3Aという遺伝子の変異体が高い割合で確認できたという

 この結果は、2008年9月に行われた米国での研究結果を裏付けるものだという。米国での研究では、95歳以上の日本人3741人の遺伝子を分析した結果、キール大の研究と同様の結果が出ていた。



 世界中がうらやむ、日本の長寿の秘訣。日本人の場合は遺伝子的にも長寿の条件をかねそろえていながら、食も住んでいる環境も世界有数の素晴らしさというのがあるんでしょうねぇ。伝統的な和食のありがたみってやつです。

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時差ぼけを修正する蛋白質を名古屋大学が発見する

タンパク質が時差ぼけ修正 名古屋大で解明

 試験管の中で再現されたバクテリアの「生物時計」が時差ぼけを修正する機能があることを、名古屋大大学院理学研究科の大学院生吉田拓矢さん、村山依子、伊藤浩史両研究員らのグループが突き止めた。生物時計を構成するタンパク質が外界の温度の変化を感知し調整していた。人間を含む生物全般の生物時計の仕組みの解明が期待され、成果は米科学誌に掲載された。

 生物は睡眠と目覚めを規則正しく行う「生物時計」を持っている。同研究科の近藤孝男教授らは、原核生物のシアノバクテリアの3種のタンパク質KaiA、B、Cが24時間周期で、リン酸の結合・分離を繰り返すことを証明。これら3つを時計タンパク質とし、リン酸を供給するATP(アデノシン三リン酸)とともに試験管内で生物時計をつくることに成功していた。

 これまで時計タンパク質には、光や温度の変化を感じ取るセンサーはなく、ずれを修正する能力はないと考えられていた。

 グループは、リン酸の結合・分離のタイミングを6時間ずつずらした試験管を4つ準備。昼夜の変化と同じように12時間ごとに気温30度、45度の変化を与えると、4日目ですべての試験管でタイミングが一致するようになった。グループは「時計タンパク質が温度変化を感じ取り、生物時計をリセットしている」と結論づけた。

 近藤教授は「過去の研究でハエの生物時計も温度変化でリセットする機能がある。すべての生物の生物時計に普遍的なメカニズム解明につながる可能性がある」と話している。



 ほー。面白い。光によるものだけでなく温度によっても調整されているんですかね。人間に応用すればうまいこと時差ぼけを解消できるかも。昼夜逆転もこの勢いで直せないものですかね。

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