[歯科]の記事一覧

2007年02月20日

東京理科大と大阪大が歯をまるごと再生させることに成功する。

歯の再生:マウスで成功 神経も、入れ歯代替に期待

 歯の再生 歯のもとになる組織(歯胚)から、神経や血管を含め歯をまるごと再生させることに、東京理科大と大阪大のチームが世界で初めて成功した。マウス実験での成功率は80%と高く、将来的に入れ歯やインプラント(人工歯根)に代わる方法として期待される。さらに、開発した技術は他の臓器や器官の再生医療にも応用できるという。18日付の米科学誌「ネイチャーメソッズ」(電子版)に発表した。

 臓器や器官の再生では、胚性幹細胞などを目的の細胞に分化させる課題と、分化した細胞を臓器に形作る課題がある。研究チームはすべての臓器や器官は、上皮細胞と間葉細胞と呼ばれる2種類の細胞が反応しあって形成される点に注目。歯をモデルに両細胞を使って、器官の基になる「器官原基」を生体外で組み上げる技術開発を進めた。

 胎児マウスの歯胚から両細胞を採取。それぞれの細胞に分離したうえ、寒天状のコラーゲンの中に重ねるように入れ培養したところ、高さ0.25ミリの「歯の種」ができた。これを拒絶反応を起こさない種類の大人のマウスの抜歯部に移植すると、約2カ月後には長さ4.4ミリに成長。歯の内部には血管と神経があることを確認した。抜歯部に移植を試みた22回中17回で歯が再生した

 一方、マウスの毛でも同様の方法で培養し、毛の再生にも成功した

 人での実施には、胎児からの歯胚入手という倫理上の課題や、別人からの移植に伴う拒絶反応の問題もある。研究チームは、患者自身の口内や頭皮から、基になる細胞を探していくという。

 辻孝・東京理科大助教授(再生医工学)は「臓器や器官が作られる仕組みを忠実に再現したことでうまくいったと思う。肝臓や腎臓などの再生も試みたい」と話す。

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 おおおおおお。人工的な歯づくりに期待が寄せられます。

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2007年01月29日

重い虫歯を、神経を抜かずに治療する新技術を開発

神経抜かずに重い虫歯治療・産総研など新技術を開発

 産業技術総合研究所と北海道医療大学の研究チームは、神経が露出するほど進行した重い虫歯を神経を抜かずに治療する新技術を開発した。歯に含まれる特殊なたんぱく質を取り出して虫歯部分に加えると神経を覆うように歯が再生する。イヌで効果を確認した。実用化すると歯に通る神経や血管を傷めないため、治療効果を長期的に保つことにつながる。

 開発したのは産総研の植村寿公グループリーダーと同大歯学部の斎藤隆史教授ら。近く虫歯患者で効果を確かめる。

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 あと10年もすれば虫歯も完璧に治すことができるようになるかもしれませんね。歯を再生してしまうことで健康な歯を。あとはデリケートな歯茎の再生ができれば。

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2007年01月06日

親知らずから、歯の幹細胞を取り出し自分の歯を再生する

「親知らず」から幹細胞 歯の再生治療に光/岡山大の園山助手が採取に成功

 岡山大医学部・歯学部付属病院の園山亘助手(35)=補綴学=は26日、発育途上のヒトの親知らずから、新しい生体幹細胞「歯乳頭由来幹細胞」(SCAP)を取り出すことに成功したと発表した。

 ミニブタを使った応用実験で、世界で初めて大動物の歯の咀嚼機能回復にも成功するなど、ヒトの歯の再生治療への応用が期待される。

 園山助手によると、発育完了した歯の歯髄から「歯髄幹細胞」(DPSC)を取り出すことは既に行われていたが、園山助手は、歯茎内に埋まった状態の親知らずの歯根の先から、幹細胞を採取することに成功した。18〜19歳の男女16人から提供を受けた親知らずからSCAPを取り出し、DPSCと比較。3人分のサンプルの平均でDPSCの細胞分裂の可能回数が60回程度だったのに対し、SCAPは70回以上と増殖力があり、歯の象牙質作成能力もSCAPの方が優れていることが確認された。

 同時に、SCAPがミニブタからも取り出せることを発見。ミニブタを使った実験で、SCAPと歯根膜幹細胞(PDLSC)を、歯根の形にした歯のエナメル質の成分の一つ「ハイドロキシアパタイト」と組み合わせ、象牙質と歯根膜を持った人工歯根の再生に成功した。さらに、人工歯根にセラミック製の冠をつけ、失った歯の咀嚼機能や審美性の回復にも成功。

 同研究の成功で、例えば何らかの原因で歯を失った際、あらかじめ抜歯しておいた自分の親知らずのSCAPを利用した歯の再生治療などが可能になるという。園山助手は南カリフォルニア大(米国)に留学中、同大のシー・ソンタオ博士の指導で、ほかの研究員らと同研究を行っていた。「今後は感覚面の回復なども検討し、もっとヒトに近い動物でも実験を重ねたい。最終的には、人工物を使わない歯の再生治療を可能にしたい」としている。

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 人類の夢が、園山亘先生の肩に乗っかっているようなものです。今まで不要と思われていた親知らずを利用した、歯の再生医学。歯根まで再生できるということなんで、かなり期待できそうです。やはりどんなことがあっても差し歯ではなく自分の歯を保っていたいです。事故で失った人にも、その人本来の歯を。

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2006年11月27日

医師は不足しているけど歯科医は多すぎるので削減します。

歯科医増えすぎると質低下?…厚労省「抑制」提言

 歯科医師の資質向上などを話し合う厚生労働省の検討会(座長=斎藤毅・日本大学名誉教授)は21日、2025年には歯科医師が必要数を約1万1000人上回るという推計をもとに、国家試験の合格基準の引き上げなどで、歯科医師数を抑制する必要があるとの見解を示した。

 総人口が減少するにもかかわらず、歯科医師数は毎年1500人のペースで増加しており、検討会は「歯科医師1人当たりの患者数が減少することで、質の低下を引き起こす」と指摘。その上で、国家試験合格者や、歯学部の定員の削減などについて、早急に検討するよう提言している。

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 もう歯科医という職は必要ない、と。まあ仕方ないことですねこれは。どの職業でもこういう波はあるものです。

 で、対策ですが、今までの国家試験で問題がないのであれば、その基準を引き上げるというのは正直おかしな話で。それよりもやはり歯学部の定員数を削減するしかないですねぇ。私立歯学部にとっては死活問題ですが。

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2006年11月18日

妊娠中からキシリトールを摂れば、赤ちゃんの虫歯予防になる

赤ちゃんの虫歯予防!妊婦、出産後もガム キシリトール効果あり

 妊娠中から出産後にかけて、虫歯菌(ミュータンス菌)や歯垢を減らす作用がある天然甘味料「キシリトール」を摂取すると、産まれてくる子どもの虫歯菌感染が抑えられることを、岡山大大学院の仲井雪絵助手(歯科医師)らが突き止めた。

 虫歯菌の感染が遅いほど、虫歯になりにくくなるとされており、母親の心がけが、子どもの虫歯予防につながることを実証した研究成果として注目される。

 虫歯は、虫歯菌が砂糖などを分解する際にできる酸が歯を溶かすために起こるが、キシリトールを摂取すると、酸が生成されないうえ、虫歯菌を、歯からはがれやすい善玉菌に置きかえる作用が確認されている。

 仲井助手らは、虫歯菌が多い妊婦84人を2群に分け、一方には、食後など1日4回以上キシリトール入りガムを5分間かんでもらった。もう一方は、キシリトールを全く摂取しなかった。これを妊娠6か月目から出産後9か月目にかけて続けたうえで、子どもが1歳半になるまで、3か月ごとに口腔内の虫歯菌の量を追跡した。

 その結果、母親がガムをかまなかった非摂取群では、子どもが1歳、1歳半の時に虫歯菌に感染した割合は76・9%、91・7%。これに対し、摂取群は、それぞれ15%、42・9%と感染率は半分以下に抑えられた。

 虫歯菌感染の原因の大半は、虫歯の親が食べ物をかんで子どもに与えたり、親子のはしやスプーンの共有だとされるだけに、仲井助手は「出産前後の母親の口腔状態を改善することが、子どもの虫歯を予防する一つの手段になる」と話している。

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 というか、口移しで食べ物をやらないことを徹底すればいいのでは…?まぁ世の中広いもので、「義理の母親が我が子(つまり孫)に口移しで食べ物をやっているのを目撃した」といった体験談も数多く存在します。自分だけ徹底してもダメ、ということですね。周囲の人間に注意を促せばおそらく大丈夫なのではないかと。虫歯になりやすい・なりにくいというのは新生児のうちに決まってしまうものだと思うので、できれば頑張ってほしいですね。

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posted by さじ at 07:23 | Comment(1) | TrackBack(1) | 歯科

2006年11月10日

虫歯菌などの口腔内の悪玉菌を狙い撃ちする抗菌療法を開発。

口腔内の悪玉菌を狙い撃ちする新兵器

 虫歯の原因菌を見つけ出して破壊する、新しい「高性能」の抗菌治療法が開発された。米国立歯科頭蓋顔面研究所(NIDCR)の助成により開発されたこの治療法は、口腔内の善玉菌には害を及ぼさないという

 この治療で用いられるのは、STAMP(特異選択的抗菌ペプチド)と呼ばれる分子。STAMPは2面性の構造を有しており、その1つは破壊すべき種類の細菌へとSTAMPを誘導するための構造、もう1つは標的となった細菌を破壊する小さな「爆弾」にあたる構造から成り立っている。

 最初の実験室試験では、第一世代STAMPに、近くの無害な善玉菌を傷つけることなく30秒以内に虫歯の原因となる連鎖球菌ミュータンス(Streptococcus mutans)を除去する効果が認められた。この研究は、医学誌「Antimicrobial Agents and Chemotherapy」11月号に掲載された。

 研究チームの1人、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)歯学部のWenyuan Shi博士によると、連鎖球菌ミュータンス用のSTAMPは既にヒトを対象とした研究に入っており、練り歯磨きや口内洗浄剤への利用も可能だという。このほかに、歯周病や口臭に関与する特定の細菌を標的とするSTAMPも開発中とのこと。Shi 氏は、いずれこの技術を医学面で応用する可能性も探っていきたいと述べている。

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 海の向こうで、世界中の人が狂喜するような実験が行われているようです。もしこれが実現すれば歯医者いらずの日も近い?結局のところ菌さえ悪玉菌じゃなかったら、歯を磨かなくても虫歯にはなりませんからね。

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2006年11月09日

上司の口臭が気になるという人が92%にも上る。

上司の口臭が気になる……92%
 
20〜30代の女性会社員305人を対象にした調査によると、上司の身だしなみで気になる点は、トップが「口臭・体臭」で全体の92%。次いで「ふけ」(83%)、「だらしない服装」(76%)なのだそうです(ヤンセンファーマによる調査)。身だしなみに気が回らない「仕事の鬼」では、女性社員に嫌われてしまうんですね。

 トップにランクインしているのが「口臭」であることからも清潔感のある口元はとっても大切だと思いませんか? それに私はお口が清潔なのに身だしなみが良くないという人に会ったことがありません。お口の手入れが出来ている人は、自分管理がきちんと出来ている人で、身だしなみもバッチリなんです。それに対して、とてもお洒落なのに口の中はキタナイという人は結構います。せっかくお洒落をしても口の中が汚かったら、口臭があったら……身だしなみは不合格。嫌われる原因になってしまいます。

(略)

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 中高年になるとどうしても加齢臭がしてしまうように、歯もどうしても衰えてしまうものです。そうすると歯槽膿漏になったりして口が臭くなるわけですが……歯を綺麗に保つのは結構難しいですよね。

 今度当ブログでまとめてみたいと思います。とりあえず、煙草、酒、コーヒーをやめ、規則正しい生活を行い、毎日歯磨きをして、ストレスを溜めず、舌を歯ブラシでこすらない。これだけで結構違ってくると思いますのでお試しアレ。

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2006年10月31日

骨伝導で音楽が流れる歯ブラシに大ヒットの予感

“骨伝導”で音楽が聴ける子ども向け歯ブラシ

 子どもの頃、母親に毎朝毎晩「歯磨きしたの?」と言われ続けていた。大人になった今では「磨く」ことが習慣になっているが、「歯磨き面倒だな〜」と思う子どもたちは多いのではないだろうか。子どもでなくても、疲れ切って眠い夜などはパスしたいものの一つかもしれない。

 そんな人に楽しい歯ブラシがクリスマス商戦を狙ってか、年末に米国トイメーカーの「ハズブロ(Hasbro)」から発売される。その名も「トゥース・チューンズ(tooth tunes)」。歯ブラシにマイクロチップが内蔵され、歯磨きをすると音楽が聞こえる仕組みになっている。歯磨きしながらどうやって音楽を聴くのか、というと、骨伝導方式だという。
歯ブラシの毛先が歯に触れると顎骨から中耳に直接音楽が届くということらしい。

 子ども向けの音楽歯ブラシだもん、きっと童謡かなんかが聞こえるんじゃないの?なんて声が聞こえてきそうだが、ディスティニーチャイルドやヒラリー・ダフのようなアイドルから始まり、懐かしのクィーンやキッスの曲までもがある。来年には、スマッシュ・マウスやブラック・アイド・ピーズなどの曲も加わるというので、iPod世代の若者にも受け入れられるかもしれない。

 一本の歯ブラシに一曲のみ約2分間が入っている。

 この2分間というのは、歯磨き1回に費やす時間の目安で、アメリカ歯科協会が薦めているものだ。歯にブラシをしっかり当てないと、お気に入りの曲もよく聴こえないので、効率よく磨けるというのが利点のようだ。逆に、一曲のみというので同じ曲に飽きる可能性もあるが、あらかじめ何本かそろえておき、その日のムードで曲を選択する(歯ブラシを選択する)というのもありだと思う。

 将来的には曲をダウンロードできる歯ブラシなんてことになるんだろうか。気になるお値段は、日本円で約1200円程。今時点では日本での販売は未定ということだが、Jポップ歯ブラシというのも充分魅力的だと思う。
さて、何の曲の歯ブラシを買おうかな。

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 これは売れる。考えた人頭いいわー。特に曲が2分流れるというのがいい。2分間磨き続けるもんね。これなら。中高年になるとどうしても歯周病になってしまいますから、若いうちから歯茎はしっかりしておきたいものです。小さい頃からの歯磨きを習慣づけることが、大切になってくるでしょう。

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2006年10月04日

喫煙者は歯周病になりやすいため医療費もかかる

★喫煙は歯の健康に影響 宮城県国保連調査

 たばこを吸う人は歯の治療代も高くつく―。宮城県国民健康保険団体連合会が、県内の歯科医療機関で受診した50歳以上の患者についてデータ分析したところ、こんな結果が明らかになった。喫煙は歯周病の危険因子とみられており、医療費の負担増大も招く傾向が浮かび上がった。

 調査には県歯科医師会が協力。2005年7月の診療報酬に関する3万1548人分のデータを基に、東北大大学院の歯学研究科と医学系研究科が歯科医療費と喫煙習慣、保有歯数の関連性などを分析した。

 対象者のうち喫煙者は6093人で、非喫煙者は2万5206人(249人は不明)。分析結果によると、医療費は非喫煙者の1万5015円に対し、喫煙者は1万7059円と約2000円上回った

 歯数と喫煙の関係に一定の傾向は確認されなかったが、ゼロ―19本の場合は医療費が1万6000円前後で、20本以上は1万4479円と、歯数と治療代の関連性は高いことが分かった。

 県歯科医師会の宇根岡実専務理事は「喫煙と歯科医療費の関連調査は全国的にも珍しい。禁煙は歯の健康に加え、医療費の抑制にもつながる」と禁煙を呼び掛けている。

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 年をとるとどうしてもなってしまう、歯周病。それを加速させる危険因子なんですから、そりゃぁ治療費は高くつきますよね。予防が一番ですから、煙草吸ってるはお早めに。

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2006年10月02日

人工甘味料キシリトールは、犬に肝障害を起こす。

甘味料キシリトール、犬には危険=米報告
 
 シュガーレスの菓子類に広く使用されている人工甘味料キシリトールが、犬の肝臓に障害を起こす可能性があり、場合によっては死に至らせる危険もあると、米国の獣医師らが29日、米獣医学協会(AVMA)のジャーナルで警告した。

 この報告を受け、砂糖の代わりとして使用されるキシリトールと肝機能不全など犬の病気との関連を疑う声が強まりそうだ。報告書を共同執筆したグワルトニー・ブラント氏によれば、犬はキシリトールを少量でも摂取すると大量のインシュリンを放出し、その結果血糖値が下がり、命に危険が生じるという。

 同氏は「体重10キロの犬が1グラムのキシリトールを消費した場合でも治療が必要になる」としている。ただ、キシリトールと肝臓への影響を結論付けるにはさらなる研究が必要だとも話した。

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 犬にとってはランゲルハンス島を刺激してしまう物質なのでしょうか。人間は大丈夫のようですが。人工甘味料でインスリン過剰による低血糖って結構珍しくないですかね。

 ちなみにインスリンというのは血糖値を下げることのできる唯一のホルモンです。このホルモンがおかしくなると糖尿病になります。

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2006年09月23日

キノコやワインに含まれるエリスリトールが歯垢を分解する

歯垢を分解する糖類、果物やワインに 花王研究所が発見

 果物やキノコ、ワインなどに含まれている糖類の一種「エリスリトール」に、虫歯や口臭の原因となる歯垢を分解しやすくする働きがあることを、花王の研究者らが見つけた。歯ブラシやうがいの水流程度でも、歯垢がはがれやすくなるような効果が期待できるという。22日に横浜市で始まった歯科基礎医学会で発表した。

 口の中には虫歯につながる病原菌と、いわゆる善玉の細菌などが混在する。こうした細菌が増えて、食べかすなどをエサにして絡み合い、歯につくと、取れにくい歯垢となる。唾液の清浄作用が細菌の増殖を抑えることは知られているが、詳しい仕組みは分かっていないという。

 唾液の働きを研究していた花王ヘルスケア研究所の前田晃嗣室長、矢納義高主任研究員らは、メロンやナシなどの果物や、しょうゆ、みそ、ワインなどの発酵食品に含まれるエリスリトールが、唾液と同じように細菌同士の結合をゆるくする働きを持つことを見つけた。再現した歯垢にエリスリトール水溶液をかけると、歯ブラシが触れなくても、ブラシが起こす水流を再現した超音波があたるだけで、歯垢がはがれるようになった。エリスリトールを使わずに超音波をあてるのに比べ、歯垢は約3分の1まで減っていた

 前田さんは「エリスリトールは、殺菌剤も入れない歯垢内部まで浸透できることを確かめた。細菌同士の結合構造を変化させてゆるめ、ブラッシングなどの小さな圧力で落とせるようになるようだ」と話している。

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 研磨剤としての歯磨き粉の役割の、全般的な見直しが始まりつつあるようですが、何もつけないで磨くよりエリスリトールを使用したほうが良いのかもしれません。このエリスリトール自体が虫歯の原因にさえならなければ、画期的歯周病予防剤になりそうです。

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戦争と虫歯を話し合う、軍所属の歯科専門家サミット

軍の歯科専門家、中国で「戦争の虫歯」を話し合う

 中国陜西省に世界25カ国から軍の歯科専門家240人以上が集まり、「戦争の虫歯」や「大量感染兵器」をどう治療するかという問題を話し合った。

 新華社通信によると、省都西安で開催された「2006年世界軍事歯科会議」は単純な軍事演習ではなかった。出席した専門家たちは、歯科医療サービスの準備、野戦における装備機器、歯科的負傷の治療など様々な問題を話し合った。

 米陸軍の歯科専門家、ティモシー・ジョーンズ中佐は「現代の軍において、歯科医療サービスは極めて重要です。あらゆる国、あらゆるタイプの兵士、あらゆる軍事分野において歯科関連の疾病が発見されたからです」と語った。

 統計によると、軍関係者の20%が1年間の勤務の後、ひどい歯科的疾病にかかるという。

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 戦争と虫歯…。トンデモ本にありそうな項目ですが、彼らは至って大真面目。そう、戦争とは敗北の余地が一点でもあってはならないのです。例え虫歯1つといえど、士気を落とすには充分すぎるほど。

 裏方ではこんなことにも精を注いでいるんだ、というお話。

虫歯関連:医学処 歯科カテゴリー
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2006年09月04日

乳酸菌の働きで虫歯を予防する新しいタイプのガム発売

虫歯予防の新しいチューインガム

 虫歯予防を助ける乳酸菌を含有するチューインガムを、ドイツの大手化学薬品会社BASFが開発し、2007年には販売開始予定だという。

 英ヘラルド紙によると、このガムに含まれる乳酸菌は、歯の表面に貼りつき、エナメル質を溶かす強力な酸を産生して虫歯を引き起こすミュータンス連鎖球菌(streptococcus mutans)に対して作用する。ミュータンス連鎖球菌を凝集させることにより歯への貼りつきを防ぎ、すすぎ落としやすくする。雑誌「Chemistry & Industry」8月7日号掲載の記事では、複数の試験でこのガムが口腔内の有害な細菌の数を50分の1に減少させることが示されたという。

 ヘラルド紙は、BASF社はこのほかにも、練り歯磨き、口腔洗浄液、消臭剤などの関連製品を開発中としている。

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 おー乳酸菌をガムにすることに成功するとは。これは売れそうな予感。ハイドロキシアパタイトがブームになった日本ではなおのことです。

 要するに毎日このガムを噛んでいれば、菌交代現象に近いことが起こって、常在細菌であるミュータンス連鎖球菌がくっつきにくくなるということでしょう。毎日噛み続けるところがポイントになりそうです。さすがに乳酸菌を常在させることはできないでしょうが…。

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2006年09月03日

口内の機能が低下すると、運動能力低下と認知症の進行が起こる

口を健康に 県 介護予防でモデル事業 田辺市などで機能向上教室

 食生活の基本となる「口の健康」に着目し、お年寄りが介護状態になるのを防ごうという県のモデル事業が9月、田辺市と橋本市で始まる。「口腔機能向上教室」と題し、口内、栄養などについて指導する。教室の結果を踏まえ、県内各地で同様の取り組みを広める。田辺市やすらぎ対策課は「注目されている介護予防に関する情報を蓄積するための貴重な機会」と話している。

 田辺市は、同市磯間にある老人憩いの家「松風荘」で、9月中旬から12月初旬まで毎週、いきがいデイサービスの利用者20人前後を対象に指導する。指導するのは市の歯科衛生士、保健師、理学療法士ら。

 口内の機能が低下すると、栄養状態が悪くなるだけでなく、運動能力が低下したり、認知症などの病気が進んだりする場合もあるという。このため、介護予防の分野では口内の手入れが重視され始めている。

 教室では、口や舌の体操や発声練習をしたり、食事を取りながら栄養について学んだり、歯磨きや入れ歯の清掃をしたりする。足の指を鍛える体操など、足腰の筋力向上のための運動も取り入れる。

 同課によると、お年寄りの多くは口内の衰えを意識していない。「まずは自分の口内について知ってもらい、生活習慣の改善とお年寄りの自立を促したい」と話す。

 期間終了後、結果を県と県歯科医師会、県歯科衛生士会に報告し、実施した内容を検証する。来春ごろには結果をまとめ、県内の各市町村に報告する。市は将来的に、要支援・要介護になる恐れのある、特定高齢者などを主な対象にしたいと考えている。

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 歯とその周辺の筋肉は大切です。機能が衰える「前に」予防策として鍛えておくのも良いですが、またそれを「維持」することも大切です。日々リハビリを行うようなものですが、それが残りの人生を豊かにするものと思えば。いつまでも、健康な歯と身体を。

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2006年08月10日

歯を白くする、前歯専用歯ブラシが誕生

「白さ」取り戻す前歯専用歯ブラシ

 サンスターが23日から発売する「オーラツーステインクリア ポリッシュブラシ」は、歯本来の白さを取り戻すための前歯専用歯ブラシ

 弾力性のある毛が、歯の細かな断面に入り込み、歯の表面に付着したコーヒーや紅茶などの色素を取り除く。歯ブラシは縦に持ち、上下に動かして使う。税込み価格は368円。

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 コーヒーや紅茶以外での色素沈着が大半だと思うのですが。テトラサイクリンによる染色にも効くんでしょうか。
posted by さじ at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歯科

2006年07月19日

歯髄細胞を刺激してエナメル質を増やす合成蛋白「デントニン」

歯を再生する蛋白(たんぱく)「デントニン」に期待

 デントニンと呼ばれる蛋白で、虫歯になった歯の構成成分の再生を促すことにより、歯根管治療を回避できるようになる可能性が、オーストラリア、ブリズベンで開催された第84回国際歯科研究学会総会で発表された。

 デントニンは合成蛋白で、歯の外側のエナメル質と中心部の歯髄に挟まれた象牙質という骨に似た硬い組織の再建を助けるように設計されたもの。虫歯になると、エナメル質と象牙質をドリルで削る治療が行われるが、そのため神経が露出し、これが熱いものや冷たいものへの過敏症の原因となり、歯根管治療や、最終的にはインプラントが必要になることもある。

 今回の研究は、米Acologixアコロジクス社(カリフォルニア州)、カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)および米コネチカット大学の研究グループにより、第3大臼歯を2本以上抜歯する予定の患者35人を対象に実施された。抜歯予定の歯の何本かにデントニンを投与し、残りの歯にはプラセボ(偽薬)物質を投与。抜歯後の歯を分析した結果、象牙質の新たな形成を促すデントニンによる効果がみられたという。アコロジクス社の研究開発副部長David Rosen博士によると、デントニンで歯髄細胞が刺激され、象牙質が生成されたことがうかがわれた。

 Rosen氏によると、デントニンは神経が露出する恐れがあるような深い虫歯に最も効果があるという。しかし、有効性を裏付けるにはさらに大規模な第V相(フェーズ3)試験を実施する必要がある。今回の研究では、デントニンにより歯根管治療を避けることができるかどうかは不明だが、少なくとも歯の過敏症を予防できることは期待されるという。

 この知見は、まだ予備段階のもので商品化されるまでには数年かかると思われるが、米国歯科医師会(ADA)のDan Meyer博士は、健康的に象牙質を再生させる方法としてデントニンは有望であるとし、「道のりは長いが、うまくいけば非常に優れた製品になるだろう」と述べている。なお、Meyer博士によれば、ほかにも虫歯によって損なわれた歯の再生を目的とする製品があるとのこと。

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 おっ、これは期待できそうです。無痛の歯科治療に多大なる貢献をしそうな予感。
posted by さじ at 06:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歯科

2006年06月11日

2割の父親が、娘に口が臭いことを指摘されて歯医者に

「お口臭〜い」娘の指摘で父親の2割が歯科医に

 自分の口臭が気になって歯医者さんに行くお父さんの割合はわずか1・5%だが、娘に口臭を指摘されると5人に1人があわてて通い始める、という実態がライオン(本社・東京)の調査で明らかになった。

 お父さんの口臭が気になると答えた娘の割合は39・6%にのぼり、このうちお父さんと会話している時に感じると答えたのが56%と最も多かった。

 一方、お父さんの58・5%も自分の口臭が気になると答えたが、ほぼ半数の49・2%のお父さんは「ガムをかむようにした」と、その場しのぎの対応で済ませていた。しかし、娘に口臭を注意されると、指摘を受けたお父さんの37%は歯磨きを一生懸命するようになり、22・2%は、歯科医院に通うようになったと答えた。

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 パパ…ッ

 日夜頑張るお父さんは歯磨きなんかより大切なことが多いんです。ただでさえ年を取ると歯周病が進行しますしね。でも、でも娘にはクサイと言われたくない!だったら、頑張りましょうよ。1日に10分の歯磨きをするだけで全然違ってきますよ。普段どのくらい歯磨きしていますか?正直な話、歯磨き粉で誤魔化せると思って1分ぐらいになっていませんか?それじゃあ取れませんぜ。

参考:歯周病予防検診室
   歯医者通院の治療前と治療後の画像
posted by さじ at 01:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歯科

2006年06月04日

日本人の2割は、80歳でも自分の歯をしっかり持っている

80歳で20本以上自分の歯、2割超に

 80歳で自分の歯を20本以上持つ日本人の割合が初めて2割を超えたことがわかった。厚生労働省が2日発表した。

 1日の歯磨きの回数は、2回磨く人が49・4%と、ほぼ半数に達した。3回以上も21%に増えた

 20本は、入れ歯なしにほとんどの食べ物を食べられる目安となる本数。同省は「8020運動の成果で虫歯と歯周病予防の意識が高まったことと、悪い歯を抜かずに残す保存治療が普及したためでは」と分析している。

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 実に70%が、一日に2回以上歯を磨いてるわけですね。ただ磨く時は歯磨き粉を付けすぎないほうが良いようです。つけないで磨く時を入れてみると吉。

 8020運動 80歳で20本の歯を残すことを目指した運動。「はち・まる・にい・まる」と読む。高齢化社会の中、健全な食生活の礎となる歯の健康を守るため、1989年に政府と日本歯科医師会が提唱した。2000年に推進財団が設立され、シンポジウムや研究、地域活動の支援などを行っている。
posted by さじ at 14:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歯科

2006年06月02日

歯の成分を高速で吹き付けることで虫歯も元通りになる技術

虫歯も元通り 歯の成分吹き付け再生 東北大で成功

 東北大大学院工学研究科の厨川常元・教授(ナノ加工学)の研究グループは16日までに、同大学院歯学研究科の佐々木啓一、鈴木治両教授と共同で、歯の主成分ハイドロキシアパタイト(HA)の微粒子を歯表面に高速で噴射し、室温、大気圧環境下でHAの膜を歯表面に生成することに成功した

 虫歯治療で切削した部分に歯と同質のHA膜を盛り重ね、ほぼ元の状態に戻すことが可能。新しい歯科治療法として、実用化が期待されている。

 装置は平均粒径が3マイクロメートル以下のHA微粒子を、ノズルから毎秒100―200メートルで噴射することができる。実験では膜が歯表面と十分に密着し、硬度も歯と同等だった。虫歯は通常、切削した患部にレジンを充てんしたり、詰め物を接着するなどして治療している。しかし、これらの物質と歯質は熱膨張率や弾性が異なるため、時間経過とともにすき間ができて脱落する傾向がある。

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 虫歯ゼロの世界へ。でもこれ一般化するんですかね。研究レベルで終わらないことを祈ります。
posted by さじ at 00:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歯科
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