「若白髪は抜いたら増えちゃうから、抜いちゃダメ!」とは、昔からよく聞いた話。でも、最近、自分の頭に白髪を発見し、アレは本当なのか気になった。
そもそも33歳で「若白髪」というのか、かなり微妙なラインでもある。ちょうど個人差が出る年齢なのか、白髪がゼロでツヤツヤのキレイな髪の人も当然いれば、すでに相当白い人もいる。ホントに抜いちゃいけないのか? 美容師さんに聞いてみた。
「抜いたら増えるっていうのは、基本的にはないと思いますよ」良かった……と、一息ついた直後、こんな説明があった。「ただし、ムリに抜くと、毛穴が開いて、太い目立つ白髪が生えてくることはあるかも。それに、頭皮に負担がかかるから、気になるなら、抜くんじゃなく、ハサミでカットしたほうがいいですよ」
さらに、こんな悲しい指摘が続いた。「そもそも白髪を『抜く』ぐらいになってるってことは、けっこう気になってるってことでしょ? その時点で、もう増えてるわけですよ」
ところで、白髪かと思って見ると、途中から白くなっているだけで、根元はまだキレイに黒い髪っていうのもある。これは、ぐったりしてた髪が、途中から元気に復活したってこと?「いや、残念ながら、それはないと思いますね」そこで、聞いたのが、こんな衝撃的な説である。
「これまでいろんなお客さんの髪を見てきて、気づいたことなんですけど……白髪っていうのは、いきなり白い髪が生えてくるわけじゃなく、まず黒い髪の途中に少し茶色いのが混ざるところから始まるようなんです。で、その黒いなかに混ざった薄い茶色っぽいものが、マーブル状に増えてきて、徐々にその間隔が狭まって、最後には薄い色=白髪になるみたいですよ」
つまり、根元は元気な黒+途中から白っぽいという髪は、「途中から元気になった」わけじゃなく、「完全な白髪に移行する前の段階」という指摘である。
これはあくまで美容師さんが「これまで見てきた経験上、共通して言えること」というだけだそうだが、本当にそうだとしたら……。
「根元は黒いから」と喜んでいたのは、ぬか喜び。白髪へのカウントダウンだったという、恐ろしい話です。
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毛髪のことは知識不足ゆえによくわかりませんが、乳房の毛やホクロの毛は抜かないほうが良いみたいです。特にホクロの毛の場合、抜いたときに中の細胞を刺激してしまうので癌になることもあるとかないとか…。迷信かもしれませんけどね。とりあえず推奨されているのは「どうしても毛が気になるのなら、ホクロから5mmほど上の所をハサミで切る」だそうで。
白髪の発生にはストレスや食事なども関係してくるので、豊かな生活を送っていればとりあえずリスクはなくなるかなといったところです。
参考:食事で白髪を防ぐ