[眼科]の記事一覧

2008年02月21日

追起訴された偽眼科医の総収入は2億6000万円也。

診療報酬3700万円詐取、ニセ眼科医を追起訴

 医師免許のない男が本巣郡北方町に眼科診療所を開設し、医療行為を繰り返していた事件で、岐阜地検は18日、詐欺罪で、瑞穂市野白新田、無職K被告(32)=医師法違反罪などで公判中=を追起訴した。

 起訴状によると、K被告は医師の資格がないにもかかわらず、同町の診療所「アイクリニック北方」で患者を診察。2006(平成18)年1月から07年7月までの間、県社会保険診療報酬支払基金(岐阜市)と、県国民健康保険団体連合会(同)に診療報酬明細書などを提出し、診療報酬と福祉医療費の計約3750万円をだまし取った。

 K被告は01年8月から無資格で診療を始め、大垣市の病院などにも勤務するなど医療行為で得た総収入は約2億6000万円に上るとみられる。



 これの続報です。

 書籍で得た知識だけで開業したニセ眼科医を逮捕。

 医学の領域には、ホント果てしないほどの膨大な知識量があります。6年間かけてようやく「基礎」を終える程度です。その後研修し、10年ほど修行してようやく一人前になるのではないでしょうか。

 生理学、生化学、解剖学などの土台が出来ていないと、疾患の病態をイメージすることも難しいですからね。逆に言えばこれらを一通りやっておくと、一般の方でも内科は理解できるようになるんじゃないでしょうか。

 よく一般の方に「理解しやすい本はないか」と聞かれますが、個人的には生理学では「人体機能生理学」、生化学では「トコトン分かる図解基礎生化学」をオススメしたい。どちらも医学生1年生あたりが読む本ですが、読むだけで全体像を把握することができます。特に生化学の本は、生化学を苦手とする医学生にもお勧めしたい一冊です。

 話を戻しますが、こうした積み重ねなしに医療行為を行うなんて、本当に度胸があると思います。まぁ眼科は上記のような生理学、生化学の知識がなくてもある程度知識をつければ対応できなくもないですが…(実際医学部で眼科を学ぶのなんてほんの少しですし、参考書を読めば医学生と同等の知識を付けることはできると思いますが)

 それでも本を読んだだけで2億以上も稼いだとは…。いやはや。そのお金で医学部に入ったらどうですかね。

関連
医学処:コンタクト診療所の請求の60%、600億円近くが不正請求
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posted by さじ at 00:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 眼科

2008年02月19日

GABAには目の動きを止める役割がある

脳内アミノ酸が目の動き抑制、生理学研グループが解明

 もぐらたたきゲームで、素早い動きのもぐらにピタリと視線が止まるのはなぜか――。自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の金田勝幸助教と群馬大(前橋市)などのグループが16日までに、脳内アミノ酸の一種が眼球の動きにブレーキをかけているとの研究結果をまとめた。

 このアミノ酸は脳内で放出される神経伝達物質のガンマアミノ酪酸GABA(ギャバ)」で、神経細胞の活動を抑える働きで知られている。

 金田助教によると、見たい物に目を向ける時、中脳の神経細胞が指令を出して筋肉を収縮させ眼球を動かす。研究グループは目が見たい物できちんと止まる仕組みを調べるため、マウスの脳を使って実験した。

 中脳神経細胞に物を見たことに相当する電気刺激を与えると、即座に多くのGABAを放出した。そこで、GABAの働きを妨害すると、神経細胞の指令が抑制されず、目は動き続ける状態のままだった。このことからGABAには目の動きを止める役割があると考えられるという。



 脳内伝達物質といっても、数はそんなに多くないと思います。ただ亢進させるか抑制させるかで、大部分を調節しています。物を見たときに目が止まるという、生物として当たり前の機能も、脳が抑制物質を放出することから始まるわけです。瞬間的で、非常にミクロの機序ですが。

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医学処:豆知識
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posted by さじ at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 眼科

2008年02月14日

ES細胞で視細胞と網膜色素上皮細胞を再生することに成功

ES細胞から人の網膜細胞 再生医療実現へ一歩

 万能細胞の一つ、胚性幹細胞(ES細胞)から人の目の網膜細胞を効率よく作り出すことに、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)などのグループが成功した。これまで0.01%程度だった効率が一挙に30%近くまで引き上げられ、網膜の病気にからむ再生医療の実現性が高まった。3日付の米科学誌ネイチャー・バイオテクノロジー電子版に掲載される。

 作製に成功したのは、小坂田文隆研究員ら。網膜の主要な細胞である光を感知する視細胞と、網膜に栄養を供給する網膜色素上皮細胞を作った。

 グループは05年、マウスでES細胞から視細胞をつくった。ただ、成分が不明な牛の血清を使うなど人に応用するには安全面の問題があった。今回使ったのは、人のES細胞。培養時間を工夫して問題の成分を使わずに視細胞の前段階まで分化させた。さらに、視細胞への誘導には、レチノイン酸とタウリンが必要なことを突き止め、誘導された細胞のうち30%近くが視細胞になった。

 体のあらゆる細胞になる能力を持った万能細胞では、京都大の山中伸弥教授らが作り出した人工多能性幹細胞(iPS細胞)が注目を集めているが、ES細胞とでは倫理問題や安全性などで長所短所が違う。比較研究をすることで、利点が明確になる上に、両者の万能性に違いがあるのかも確認できる。理研グループは、京大から提供を受けたiPS細胞でも網膜細胞の分化に成功し、すでに機能を比べる段階に入っている。

 網膜は傷むと修復が難しい。今回の成果は、国内に約3万人の患者がいるとされる網膜色素変性や、高齢者の失明原因となっている加齢黄斑変性などの治療法の開発に役立つ見込みだ。



 キましたね。網膜の再生。角膜の再生ならば既に行われているようですが、視細胞と網膜色素上皮細胞を再生することが可能ならば、将来的には様々な疾患に応用できそうです。

 先天的な視力障害では、脳の視力を司る領域が発達しないため、技術が発達しても情報を処理することができないと言われています。しかし後天的な目の病気で失明した場合には、その部分の細胞を再生することで、視力を取り戻すことができるかもしれません。

 難病指定されている網膜色素変性症も、夜盲や視力低下を来たしますが、この技術によってもしかすると、再び光を取り戻すことができるのかも。大いに期待したいところです。

関連
医学処:傷ついた網膜に薬をつけて視細胞の再生を起こすことに成功
posted by さじ at 06:21 | Comment(1) | TrackBack(0) | 眼科

2008年01月28日

東南アジアで、無償の白内障手術を1000件以上行う医師

アジアの貧しい人々に眼科手術、NPOが無償で13年

 神埼市神埼町の眼科医、倉富彰秀さん(51)が理事長を務めるNPO法人「POSA」は、東南アジアで白内障患者らに無償の眼科手術を行う「アイキャンプ」を続けている。昨年末までの13年間で、手術した人は1100人を超えた。倉富さんは「必要とされる限り、活動を続けていきたい」と話している。

 POSAの設立は、開業した翌年の1995年。「Project Operation Sight for All」の略で、「すべての人に光を」との願いを込めている。倉富さんは子どものころ、米国のテレビドラマの主人公で脳外科医のベン・ケーシーにあこがれ、「開業したら、ケーシーのように弱い立場の人を救いたい」と幼心に決めていたという。

 設立から99年まではインド、2000年からは、より困窮しているバングラデシュを年1、2回、訪ねている。必要な器材を日本から持ち込み、メンバーの別の眼科医や看護師、技術士ら計約10人と貧しい村に1週間ほど滞在、地元の医院を借りて診療する。

 昨年と一昨年は、手術を希望する人がそれぞれ約1000人に上ったが、両目とも見えない貧しい人を優先し、合わせて約160人に手術を施した。

 06年から同行している倉富さんの妻の看護師、亜由美さん(43)は「患者のほとんどは白内障。日本では主として70歳以上に見られる病気だが、バングラデシュでは栄養が不足しているためか、働き盛りの40、50歳代に多い」と話す。

 昨年12月23日から31日までのアイキャンプには、06年に続いて倉富さんの2人の娘も同行した。眼科医を目指している長女の東明館高1年、杏理さん(16)はカルテの仕分けなどを手伝ったといい、「地元の人たちに感謝される仕事を誇らしく思った」と、やりがいを感じた様子だった。

 手術後の患者さんを病室に連れて行った二女の神埼小6年、菜々さん(12)は「患者さんの肩に手を回すとガリガリで冷たくて、生活が大変なんだと感じた。笑顔で握手してくれて、うれしかった」と話していた。



 並大抵の意思がなければ続けられることではありませんね。実際こういったアジアでのボランティアは結構あるようです。

 目の前で困っている人を見つけたら助ける、というのは、人間にとって「当たり前」のことかもしれませんが、自ら困っている人のところに赴いて助ける、というのはなかなかできることではありません。

関連
医学処:埼玉医大の米谷新教授が、インドで白内障の無料手術を続ける
医学処:ベルツ賞に、再生医学による重症角膜疾患の新規治療法
posted by さじ at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 眼科

2008年01月06日

モンゴルでメチルアルコール入りの偽酒で死亡事故

新年に偽酒、11人死亡=モンゴル

 新華社電によると、モンゴルのエンフボルド副首相は2日、首都ウランバートルで年明け以降、偽物の酒による中毒事件が発生し、11人が死亡したと明らかにした。

 調査では、同一メーカーの酒を飲んだ52人に中毒症状が表れた。酒には有害のメチルアルコールが含まれていた。現在41人が病院で手当てを受けており、うち3人は重症。

 政府は製造工場を閉鎖し、ウランバートルの市場で販売されているアルコール飲料の品質検査に乗り出した。 



 まるで戦後混乱期の日本のようです…しかし思えば数十年前には日本でもメチルアルコール入りのお酒があったので、よく数十年でここまで発達したなぁというところでしょう。

 まぁ・・・早すぎたために、日本人が経済をうまく使いこなすことができず、バブルがはじけたり、立ち直れなかったりしているのも現実ですかね。

 もう日本ではメチルアルコール入りなんて絶対に存在しないと思いますが、外国ではまだまだ危険なのかもしれません。ご注意を。注意してもどうなるものでもないかもしれませんが…。
posted by さじ at 23:30 | Comment(3) | TrackBack(0) | 眼科

2007年12月30日

医学における7つの誤った俗説についての解説

暗い所で本「目悪くなる」 医学的根拠ない、と米チーム

 「暗いところで本を読むと目が悪くなる」「毛をかみそりでそると濃くなる」など、米国で一般によく信じられている体に関する言い伝えについて、医学的な裏付けがないばかりか、誤りのものもあるとする研究を米インディアナ大のチームがまとめた。22日発行の英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」クリスマス特別号に論文が掲載された。

 米国で医療関係者にも信じている人がいるという言い伝えを七つ選び、文献データベースやインターネットの検索で医学的な裏付けを示す研究があるかどうかを調べた。

 その結果、七つとも医学的な裏付けは見つからず、80年近く前の研究ですでに否定されているものもあったという

 論文は結びで「このような言い伝えを信じるだけなら実害はないが、根拠のない治療法を勧めることは実害をもたらす可能性がある」と、科学的根拠に基づく医療の重要さを指摘している。




1.1日にコップ8杯以上の水を飲むのがよい

→ 食物に含まれる水分を忘れ、必要な水の量だけが伝わっているらしい。普通にジュース、牛乳などを飲んでいれば十分。飲みすぎると逆に有害なことがある。

コメント:水を飲みすぎると身体の中の電解質バランスが崩れてしまいます。場合によっては死の危険も。


2.私たちは脳の10%しか使っていない

→ アインシュタインがそう言ったという説まであるが、脳の画像診断や代謝の研究などから、私たちは脳のかなりの部分を使っていることがわかっている

コメント:頭蓋骨に穴を開けて脳の血流を活性化する手術やそれを題材にした漫画などありますが、実際は元々大部分を使っているそうです。


3.毛やつめは、私たちが死んでからも伸びる

→ 死後に皮膚が乾燥し、張りを失ってそう見えるだけ。本当に伸びるにはホルモンの込み入った働きが必要で、死後は起きない。

コメント:生きているときは生活反応として様々な現象が起きます。死んでしまっては原則として全てストップするというわけです。(早期死体現象などによって肉体が変化することはあります)


4.毛をかみそりでそると濃くなる

→ 1928年に、毛をそっても毛の成長に影響しないと実証した研究があり、最新の研究もそれを裏付ける。ただ、剃った毛の先端は太く、黒っぽく見える可能性はある。

コメント:これは意外でした。髪の毛というのは案外、太さによって数が増えたように見えることはあります。それが他の体毛であっても同様のことがいえるならば「そると濃くなったように見える」のかもしれません。


5.暗いところで本を読むと目が悪くなる

→ 影響はないということで大多数の眼科医の意見は一致している。昔に比べ、最近は夜の照明が明るくなったのに、近視が増えている事実とも矛盾する

コメント:目を酷使することで一時的に視力が低下することはありますが、基準となる視力にはさほど影響しないようです。確かに目の悪くならない(近視にならない)家系の人はいくらパソコンをやろうが暗いところで作業しようが、近視になってませんしね。


6.七面鳥を食べると眠くなる

→ 含まれているアミノ酸・トリプトファンが眠気を催す可能性はあるが、実は豚肉やチーズのほうが含有量は多い。ただ一般的に、食べると脳血流が減って眠くなる事実はある。

コメント:これはあまり日本には馴染みがないかもしれません。イメージですが、食べると消化のために胃に血が集まるので脳血流が減って眠くなるのでは。


7.携帯電話は病院の医療機器に影響する

→ 「計器異常」などの報告があり、多くの病院で使用が禁止されているが、英米の研究では頻度は非常に低い。むしろ医師間の連絡が改善し、医療過誤が減るとの研究もある

コメント:モラル向上のためにも、携帯電話は悪影響だということにしておいたほうが良いでしょうね。ちなみに病院で医師が使っているのは医療用PHSですので、医療機器には影響しません。

関連:
医学処 「便秘がちな人は大腸がんになりやすい」が嘘だと証明される。
医学処 おしりが大きいと安産、という俗説は正しくない。
posted by さじ at 04:55 | Comment(11) | TrackBack(0) | 眼科

2007年12月13日

コンタクトの診療報酬を引き下げる。

コンタクト診療報酬下げ 厚労省が改定案

 コンタクトレンズの検査を主に行う眼科診療所(コンタクト診療所)で診療報酬の不正請求が横行しているため、厚生労働省は、コンタクトレンズ関連の診療報酬を引き下げる改定案をまとめた。12日の中央社会保険医療協議会(中医協)に提案する。

 改定案ではまず、コンタクトレンズの検査料が一般眼科の半額となる診療所の範囲を広げる。現在は、外来患者のうちコンタクトレンズを処方される患者が70%以上を占める診療所で、検査料の診療報酬が一般眼科の半額になるが、今後は、コンタクトレンズの患者が30%以上いれば、診療報酬が半額とされる

 診療所の中には、患者に虚偽の病名をつけ、コンタクト関連患者が70%未満であるかのように装って高額な検査料の診療報酬を請求するケースがあったためだ。

 また、高額に設定されていた初回の検査料の診療報酬を何度も請求するような不正を防ぐため、これまで2回目以降の3倍以上だった初回の検査料を、2回目以降と同額に減額する。

 このほか、同省は検査料請求の仕組みを説明する文書を院内に掲示することを義務付け、患者への情報開示を徹底させる方針だ。



 難しいですね。コンタクト処方もちゃんと真面目にやっている普通の診療所も減額されてしまうわけですよね。なんか全体の診療報酬を下げればいいとかいう話ではないと思うんですが……。

関連
医学処:書籍で得た知識だけで開業したニセ眼科医を逮捕。
医学処:コンタクト診療所の請求の60%、600億円近くが不正請求
posted by さじ at 22:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 眼科

2007年11月22日

入院費滞納の全盲患者を公園に放置した

全盲患者、公園に放置…大阪の病院

 堺市北区の「新金岡豊川総合病院」(豊川元邦院長)の男性職員4人が9月下旬、糖尿病で入院中だった全盲の患者男性(63)を車で連れ出し、大阪市西成区の公園に置き去りにしていたことがわかった。

 調べなどによると、4人は、院長室付渉外係や医事課などの32〜47歳の職員。職員らは男性に退院許可が出た9月21日午後1時ごろ、病院の車に乗せて大阪市住吉区の前妻(63)宅へ搬送したが、「持病があって面倒をみられない」などと引き取りを断られたため、同3時ごろ、西成区内の公園で降ろし放置したという。

 職員らは、放置直後、匿名で「公園で男性が倒れています。目が見えないようだ」と119番通報。数分後に救急隊員が駆けつけ、パジャマ姿でベンチに座っていた男性を保護した。男性は「入院先の病院の職員にほかされた(捨てられた)」と話し、発熱などを訴えたため、別の病院に搬送され、現在も入院している。

 調べに対し、職員らは事実関係を認め、「公園の近くには別の病院があり、ここなら置き去りにしても大丈夫だと思った」などと話しているという。

 病院側によると、男性は約7年前、糖尿病と胃炎の治療で他の病院から転院してきた。最近は約2年間分の入院費用約185万円を滞納していたほか、病室の備品を壊したりしてトラブルになっていたという。



 実際これって病院側も悪いですけど、じゃあその不足金は病院がカバーするのかっていう話ですよね。それはさすがにオカシイ。

 ある程度は国でカバーされるわけですけど、そうではなくて、治療費未払いで、こういう男性のケースは、全額国が支払うべきだと思うのです。勿論ケースバイケースで。

 現実問題として185万円滞納してて、前妻も引き取り拒否している全盲患者を、じゃあどうすればいいのかって話です。ずっと病院に入院させる?そのお金は?

 こんなことを認めてしまったら、病院はいいように利用されるだけです。病院としての機能を果たさなければならない以上、国が何らかの対策を行うべきでは?

 公園に放置というのはやりすぎ、というか、絶対にやってはいけないことですけども。マイケルムーアの「sicko」を思い出しました。

関連:医学処 マイケルムーア監督作品「SiCKO」レビュー
posted by さじ at 03:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 眼科

コンタクト診療所の請求の60%、600億円近くが不正請求

コンタクト診療所で不正請求の疑い、110か所を監査へ

 コンタクトレンズの検査を行う眼科診療所(コンタクト診療所)で診療報酬の不正請求が横行している疑いがあるとして、厚生労働省は、全国の約110か所を対象に、来月初めから一斉に指導・監査に入ることを決めた。

 診療所に併設された販売店員による無資格診療や、虚偽の病名による診療報酬の水増し請求が多いと見られ、同省は保険医療機関の指定取り消しだけでなく、刑事告発も視野に厳しく対処する方針だ。

 コンタクトレンズ販売店に併設されることが多いコンタクト診療所は、以前から、同じ患者に何度も初診料を請求したり、必要ない検査を重ねて高い検査料を請求したりするケースが多いことが指摘されていた。

 このため、同省は昨年4月の診療報酬改定で、コンタクトレンズの検査料の診療報酬を整理し大幅に減額。外来患者のうちコンタクトレンズの処方が70%以上を占める医療機関は、検査料の診療報酬を一般眼科の半分にするなどした。

 しかし、制度改定後も不正請求が続発。愛知県内では、無資格者が検査し、月に数回しか来ない医師の名前を使って処方せんを書いていた診療所があった

 日本眼科医会の吉田博副会長は「コンタクト診療所の請求の60%、600億円近くが不正請求と推定される。厳しい取り締まりが必要だ」と話している。



 すみません、ちょっとここのところ忙しくて更新全然出来ませんでした。にもかかわらず来て下さった方、ありがとうございます。


 60%ということはそこらへんにあるコンタクト診療所の半数以上が不正してるということですよね。なんか凄いことです。

 自分だけ儲かればいいのかって感じですけど、なんていうか、そういう不正がまかり通るようなアバウトさが、医療界にはあるというのが正直なところでしょうね。まあ、ちゃんと労働ごとの基準賃金をしっかり定めれば、そういう不正もなくなるのでしょうが

関連
医学処:コンタクト検査料を割高に請求する眼科医が多いらしい
医学処:経済省&厚労省が、カラーコンタクトの規制を検討中
posted by さじ at 03:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 眼科

2007年10月31日

経済省&厚労省が、カラーコンタクトの規制を検討中

カラーコンタクトの規制導入を検討、経産省など

 独立行政法人「製品評価技術基盤機構」と経済産業省、厚生労働省などは29日、若者に人気のファッション用カラーコンタクトレンズの流通や健康被害の実態を調べる調査委員会の初会合を開いた。

 度が付いていないカラーコンタクトレンズは薬事法の規制が適用される医療機器ではなく、インターネット通販などで簡単に購入できる。機構などには目の痛みなど健康被害の報告が寄せられており、経産、厚労両省は製品の安全性や品質について実態把握を進めるとともに、規制の導入を検討する。



 カラーコンタクトってそんなに流行ってるものでしょうか。よく知りませんが…何色を?赤や青なんかは中学生が好みそうですが、さすがに若者といってもそんな浅はかな色は入れないでしょうし。となると茶か。

 眼はデリケートですからね。角度とか個人でどうこうできる問題じゃありませんし。何のためにコンタクトを「処方」するのか考えればわかると思いますが、定期的な検診が必要なんですよ、コンタクトをするためには。何か眼に異常が出ましたらすぐに眼科へ。

 追記:カラーコンタクトレンズ販売サイトを巡ってみましたが、成る程、黒目を大きくする目的でする人が多いのですね。眼を大きく見せるために。ファッションにも色々あるものですね。

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posted by さじ at 07:52 | Comment(2) | TrackBack(0) | 眼科

2007年10月07日

書籍で得た知識だけで開業したニセ眼科医を逮捕。

ニセ眼科医を逮捕 岐阜・北方、医師法違反容疑

 医師資格を持たない男が岐阜県北方町で眼科診療所を開設していた事件で、県警生活環境課と北方署などの合同捜査本部は二日、医師法違反(無資格者の医業禁止)の疑いで同県瑞穂市野白新田、無職河口哲也容疑者(32)を逮捕した。「母が病弱で父一人で生計を立てており、金もうけをして親を楽にさせようと思った」と動機を話している。

 調べでは、河口容疑者は北方町のショッピングセンター内に開設した眼科診療所「アイクリニック北方」で、二〇〇五年十二月三日から今年七月三十一日にかけて患者十人に二十六回にわたって問診や検眼をし、コンタクトレンズの処方などの診療行為をした疑い。この間、約七千五百人に約一万二千五百回の診療行為をし、約五千五百万円の収入を得ていた。七月末には、とびひだった男児(3つ)を結膜炎として目薬を処方し、症状を重くさせた誤診もあった。

 河口容疑者は大学中退後にフリーターをしていたが、二〇〇一年夏にインターネットで「年収二千四百万円」との眼科医の求人広告を見て、にせ医者を思い立った。インターネットのサイトで見つけた医師免許証の写真をパソコンに取り込み、自分の名前を書き入れるなどして偽造。これを医師免許のコピーとして県に提出した。

 同県関市内の眼科診療所で非常勤医として勤め、〇二年から約二年間は関市内で眼科診療所を開設した。

 その後、同県大垣市内の病院に勤め、〇五年十一月にアイクリニック北方を開設した。眼科医の知識は書籍やインターネットなどで独学して得たという

 県警は免許証偽造について有印公文書偽造・同行使容疑で調べる。河口容疑者は保険医登録もしており、診療報酬をだまし取ったとして詐欺容疑でも追及する。



 よく今までバレませんでしたね…。

 確かに眼科なら、知識といっても「STEP眼科」や「標準眼科学」などの入門といわれる参考書を読めば、かなり網羅できるかもしれません。勿論手技や診察とかは臨床の場で掴むしかないので、素人レベルだったと思いますが、逆に言えば医学部六年生と同様の眼科知識までなら独学で得ることは可能なわけです。

 そしてコンタクトレンズの処方箋の書き方や、検眼の仕方などは、「眼科診療所で非常勤医として勤め」ていたころに学んだのかもしれませんね。

 眼科だけで他の医学知識は何一つ持ち合わせていなくても、眼科だからこそ、バレにくかったといえます。とはいえ命に関わる疾患などもあるので、考えると恐ろしい話ですが。

 しかし考えてみると凄い度胸です。書籍で得た知識だけで、研修もせずに単身、眼科診療所へ行って雇ってもらったわけです。正直知識だけあっても何をしていいかわからないのでは。そこを乗り切ったというのが凄い。更に開業まで。
posted by さじ at 00:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 眼科

2007年08月31日

視覚障害者用の「録音図書」を一般図書館でも作成できるように。

「聴ける図書」身近に・視覚障害者に朗報

 視覚障害者が朗読の録音で読書を楽しめる「録音図書」が、一般の図書館で自由に作成できるようになりそうだ。著作権者の許諾が必要だったが、文化庁が規制を緩和する方向で検討を始めた。「身近な図書館で読める本が増える」と歓迎の声が上がる一方、録音作業に携わる人材が不足するなど、普及には課題も残っている

 録音図書は本を朗読してカセットテープやCDに吹き込んだもので、点字が読めない人も利用できる利点がある。



 点字にするのは確かボランティアでしたよね(業者がやっているのもあるんでしょうけれど)

 1冊の本を朗読するとしたら何時間かかるんでしょう。例えばハリーポッターだとして…。ボランティアでやるとなると結構キツいところがあるかもしれません。慣れてくれば、自分が読みながら声に出せばいいわけですから、趣味とボランティアの一致も可能かもしれませんけれど。

 あ!でも今の時代は、本ってのは全部パソコンデータで印刷するわけですよね?ってことはそのデータファイルを業者から借りて、それを音読ソフトで読み上げればいいんじゃないでしょうか。抑揚は難しいものの、内容を理解する分には問題ないのでは?ダメでしょうか。著作権の問題が厳しいんですかね。

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2007年08月27日

夏に生まれた人のほうが、強度の近視になる確率が大きい。

夏生まれ近視なりやすい? イスラエルの大学が研究

 6月か7月生まれの人は、12月か1月に生まれた人に比べ、強度の近視になる確率が大きいとの研究結果を、イスラエルのテルアビブ大が27日までに発表した。自然光にさらされる時間の長短が関係しているとみられるとしている。

 同大の研究班は16−23歳のイスラエル人約30万人を対象に、近視と生まれ月の関係について調査を実施、相関関係が判明した。6月、7月生まれに強度の近視が最も多く、最も少なかった12月、1月生まれより、近視になる確率が24%高かった。研究班は夏生まれに近視が多い傾向は世界共通とみている。

 研究論文の共同執筆者の1人、ミハエル・ベルキン教授によると、生後間もない時期に光に当たる時間が長いと、体内時計に関係するメラトニンというホルモンの分泌が抑制される。これに他の要因が重なると、眼球の前後直径が伸び、近視になると考えられている。



 本当でしょうか…。生後まもない、紫外線に耐性のないころは目に太陽の光をあまり当てないほうがいいということですかね。まあ紫外線はいつでも、目に当てないほうがいいでしょうけれど。

 近視になるかどうかは、やはり遺伝の問題だと思います。遺伝子的に近眼にならない家系の人は、どんなに酷使しても近視にならなかったりしますからね。

 と、冬生まれにもかかわらず極度の近視の私が言ってみます。

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2007年08月17日

少なくとも4件、眼球下にガーゼを放置した医師。

眼球下にガーゼ放置、女性4人に同じ医師が執刀

 兵庫県伊丹市の市立伊丹病院は6日、甲状腺眼症治療のため眼窩の骨を削る手術を受けた患者の眼球の下付近に、止血用ガーゼを置き忘れる医療ミスが少なくとも4件あったと発表した。いずれも同じ男性医師(55)が執刀した。

 病院は、男性医師が執刀したほかの患者67人のコンピューター断層撮影(CT)画像などを調査。うち37人にガーゼが残っている可能性があり、検査の案内状を送付する。

 4人は平成13年から14年に手術を受けた。いずれも当時10〜30代の女性で、手術後、副鼻腔炎などを発症。うち3人のガーゼは除去し、残る1人も治療中。手術後5年間、3枚のガーゼが残されていたケースもあった。

 男性医師は15年、同病院を退職。「突然出血が多くなったりしてガーゼの数を数えなかったこともあった」と釈明したという。



 ガーゼを数え間違えるどころか、数えてすらいなかったなど……怖すぎです。

 残りの37人次第では大事になる可能性も。

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2007年08月16日

ドライアイスで遊んでいた子供が、失明する事態に。

ドライアイスで遊ばないで!=密閉容器で破裂の危険−国民生活センター

 ドライアイスをペットボトルなどの密閉容器に入れると破裂する危険があるとして、国民生活センターは15日、注意を呼び掛けた。

 同センターには、飲み残しのジュースで炭酸飲料を作ろうとペットボトルにドライアイスを入れたところ、キャップが吹き飛んで目に当たり、失明したなど、6件の被害情報が寄せられている。



 こえー。

 こういう、瞬間爆発系のものはほんと、怖いです。何が飛んでくるか分からないうえに、避けられませんからね。ドライアイスって結構魅惑のアイテムだと思うんで、近くにいる人が注意するなりしないといけません。

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2007年07月19日

とろみをつけた目薬「アスパラ目薬モイストCL」を発売

田辺製薬、とろみをつけたコンタクトレンズ使用者向け目薬

 田辺製薬は19日、コンタクトレンズ使用者向けの目薬「アスパラ目薬モイストCL」を発売する。とろみをつけてあり、コンタクトレンズに膜を作って目の乾きを抑える。

 今年度の売り上げ目標は5000万円。3年後には年間で1億5000万円を目指す。涙の成分「塩化ナトリウム」に粘り気を出す「ヒプロメロース」を配合。様々なコンタクト装用者が使える。価格は15ミリリットル入りで819円。



 目の中に入れるのが難しそうです。すぐ乾燥してしまう人にとってはかなりいい商品かもしれませんね。すごい人は何度も何度も目薬してますから。

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2007年06月23日

アルツハイマー病の治療薬で、緑内障の進行を抑えられることが判明

アルツハイマー治療薬 緑内障の進行抑制

 日本人の緑内障の7割を占める「正常眼圧緑内障」の進行を、アルツハイマー病の治療薬で抑えることに、東京医科歯科大の研究グループが、動物実験で成功した。

 緑内障による失明の予防などにつながる研究成果で、22日の米医学誌電子版に掲載される。

 緑内障は、視神経が損傷し、視野が次第に狭くなる病気。日本人の失明の原因のトップで、国内の患者数は約400万人。眼球の圧力(眼圧)が高くなると発症するタイプと、正常眼圧で起こるタイプがある。

 同大の田中光一教授(分子神経科学)らは、マウスの網膜に、視神経に光の情報を伝えるアミノ酸の一種、グルタミン酸が異常に蓄積すると、視神経が損傷することに着目。余分なグルタミン酸を排除する機能をなくすと、マウスは、人間と同じ正常眼圧の緑内障を起こすことがわかった。

 このモデルマウスに、欧米で認可されているアルツハイマー病治療薬(メマンチン)を1日1回、1週間注射すると、何もしないマウスは網膜の視神経の細胞が20%失われたのに対し、注射したマウスは3%の損傷に抑えられた



 緑内障は目の圧があがる病気だと思われがちですが、むしろ圧は正常のケースが多いらしいです。また、視野が狭窄するといっても、自覚できない範囲で徐々に進行しているので、気付いた時には遅い、という可能性もあります。

 以下の記事を参考にして、正常内圧緑内障の知識を深めましょう!

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2007年06月04日

コンタクト洗浄液「コンプリートアミノモイスト」による角膜炎に注意

<自主回収>コンタクト洗浄液を、角膜炎発症で

 医療機器メーカー「エイエムオー・ジャパン」は1日、同社が製造するコンタクトレンズ洗浄液「コンプリートアミノモイスト」の自主回収を始めたと発表した。

 日本国内に出荷された約270万本のうち60万本が対象。米国内の疫学調査で、角膜炎の患者46人のうち21人が、この商品を使っていたことが判明したため。



 昨年も同時期にコンタクト洗浄液による角膜炎発症がありました。

参考:コンタクト洗浄液による角膜炎、拡大

 眼は大事ですから、異常を感じたらすぐ病院へ。

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2007年05月26日

テリー伊藤氏の斜視の矯正手術成功。お値段は3万円。

テリー伊藤「モテる予感が満々」

 斜視の矯正手術を受けた演出家テリー伊藤氏(57)が23日、治った左目を初公開した。18歳の時に学生紛争で負ったけがで斜視になり、39年ぶりに青春時代の顔を取り戻した。「モテる予感が満々」と新ルックスに満足そうなテリー氏は「これからは早大・斎藤佑樹投手みたいなさわやかな一面もアピールしていきたい」と、大胆なキャラ変更も打ち出している。

 手術から約2週間、テリー氏が照れながら眼帯を外すと、視線がまっすぐになった新しい左目がお目見えした。斜視に見慣れた関係者らが「おお」と拍手でどよめく中、テリー氏は「18歳の自分に再会した感じ。モテる予感が満々だね。ロン毛にする! 胸毛も生やす!」。テレビ番組企画で手術をめぐる一部始終を見守ったカラテカ矢部太郎(29)から「今度は僕の包茎手術を応援してください」と祝福され「よし。夏になったら一緒に湘南にナンパに行こう」と手放しで喜んだ。

 68年の日大闘争でデモ隊の先頭にいたテリー氏は、味方の投石が左目を直撃し、斜視になった。以来39年間治療せずに過ごしてきたが、番組制作の弟子である日本テレビ土屋敏男氏が手掛けるネット動画サイト「第2日本テレビ」と同局の深夜番組「でじたるのバカ2」への出演をきっかけに治療を決断した。

 今月10日に手術し、支払いは約3万円。39年間、手術は不可能と思い込んでいたテリー氏は「術後3日目に眼帯をとってみたら、鏡の中の左目が『お前誰だ。なんでおれを39年間もほっておいた』と僕をにらんでいた。3万円なんて…。安くてショックだよ」。

 テリー氏の斜視は、奇才を象徴するトレードマークにもなっていた。「18歳の時は、就職とか、今後の人生大変だろうと落ち込みもしたが、逆に頑張らなきゃというパワーになった。斜視にもらったファイティングポーズはずっととっていたい」。



 帝京大学病院関連の眼科の先生が手術したんでしたっけ。斜視の角度も50度とかなり大きいものだったのですが、見事手術成功ということで。

 別ソースによると、テリー自身は斜視に対してそれほどコンプレックスを抱いているわけではないそうなんですが、相手が自分と向かい合ったときにまず斜視のことを気付いて気まずくなるのが申し訳なく思っていたらしいです。

関連:医学処:弱視の治療用眼鏡に保険が適用されることになった
posted by さじ at 14:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 眼科

2007年05月15日

紫外線は真昼よりも午前9時ごろのほうが多い。

紫外線、朝も要注意・目に悪影響、金沢医大など調査

 そろそろ紫外線が気になる季節。目が浴びる有害な紫外線の強さは、真昼よりも午前9時ごろと午後2―3時ごろがピークで、午前9時ごろでは真昼の約2倍に達することが金沢医大の佐々木洋教授(眼科学)と医薬品メーカーのジョンソン・エンド・ジョンソンの共同調査で分かった。

 紫外線を長年浴び続けると、手術でしか治せない「翼状片」になり、乱視や視力低下となる恐れがあるという。佐々木教授は「日焼けと目への紫外線対策は別と考え、サングラスや帽子などでケアを」と話している。



 太陽の光が強ければ紫外線が多いってわけではないんですよね。イメージ的にはそう捉えてしまいがちなんですが。面白い話では、曇りの日でも紫外線は多いというものがあります。日本人は白人より若干強いとはいえ、目に受ける紫外線の害は深刻ですから、注意するようにしてください。

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