[眼科]の記事一覧

2009年12月19日

小学生の視力低下が一向に止まらない

小学生の視力低下止まらず 0・3未満が最多

 視力が0・3に満たない小学生の割合が、08年度より0・2ポイント増えて7・3%に上り、過去最多となったことが17日、文科省が公表した09年度学校保健統計調査速報で分かった。

 1979年度の2・7倍に増加。視力低下が止まらない現状が浮かんだ。背景には、幼児期からのテレビゲーム、パソコンの影響があるとみられ、文科省は「以前より目を酷使する機会が増えたのではないか」と分析している。



 現代人っぽいっすね。

 まあ遺伝の関係がある、というか、ほとんど遺伝の影響なんでしょうけれど、それ以上にやっぱりパソコンの影響は大きいと思います。

 ゲームと違って、離れてませんし、何より視点が固定されていますからね。

 まあ、より悪くならないように適切な矯正を心がけるといいでしょう。


posted by さじ at 06:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 眼科

2009年11月27日

レーシック手術は長期的にも安全である。

近視レーザー手術は長期的にも安全

 近視のレーザー手術は、長期的にも角膜内皮細胞に影響を及ぼさないことが示され、医学誌「Archives of Ophthalmology(眼科学)」11月号に掲載された。

 今回の研究では、レーザー屈折矯正角膜切除術(PRK)またはレーザー原位置角膜切開反転術(レーシック、LASIK)のいずれかを受けた患者16人の29眼を対象に、手術前および手術から9年後の角膜内面の細胞(内皮細胞)の写真を撮影。

 内皮細胞の1年あたりの減少率を、レーザー手術を受けていない人の42眼と比較した。その結果、手術から9年後には角膜内皮細胞密度は手術前よりも5.3%減少していたが、1年あたりの細胞減少率(0.6%)は、手術を受けた患者と受けていない患者との間に差がないことが判明した。

 「この結果は、レーシックおよびPRKの後に有意な内皮細胞の減少は認められないとする多数の短期研究の結果を裏付けるものである」と、報告者である米メイヨークリニック(ミネソタ州ロチェスター)のSanjay V. Patel博士およびWilliam M. Bourne博士は述べている。

 「今回の知見で重要な点は、屈折矯正角膜手術(近視手術)後の内皮細胞の減少が正常な眼と変わっておらず、手術を受けた角膜を後に提供組織として表層角膜移植に使用できることが示されたことである」と著者らは結論付けている。



 新しい技術でしたが、ようやく「特別害はない」と分かったようです。これでレーシック受けやすくなったんじゃないでしょうか。

 まぁ、今年はずさんなレーシックを行うところのニュースもありましたし、普及にはなかなか時間がかかるか。。。
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2009年11月20日

ベトナムで無償で白内障治療をする服部医師の講演会。

ベトナムで無償治療の医師が講演 執刀6千人、失明も防ぐ

 医師不足や貧困のため目の病気が失明につながるケースが多発するベトナムで、無償の治療を続ける眼科医服部匡志さん(45)の活動を広く知ってもらおうと、聖マリアンナ医大(川崎市)の学生が22日、服部さんの講演会を大学で開く。

 昨年ベトナムを訪れた主催者の同大5年小徳暁生さん(23)は「困っている人を助けたいとの気持ちで患者に接する姿勢に感銘を受けた。国際医療の在り方を考える機会にしたい」としている。午後3時半から医学部本館で、参加は無料。

 服部さんがベトナムで眼科医療に携わるようになったのは2002年。ベトナム人医師から、経済的理由などで白内障の治療を受けられず失明する患者が多く、眼科医も不足している実態を聞き、支援を求められた。

 月の半分を現地で過ごし、ハノイの国立眼科病院で技術指導をする一方、地方の町で多い時は日に数十人の患者に無償で手術をする。執刀したのは8年間で約6千人。

 小徳さんは報道などで服部さんの存在を知り、大学の仲間と昨年8月、ベトナムに渡って行動を共にした。支援の輪を広げる一助になればと講演会を企画した。



 眼科の凄いところというのは、患者さんのQOL(生活の質)を劇的に向上させるというところです。

 白内障の手術などを行えば、今まで見えていなかった視力が劇的に戻るというところが、眼科、特に手術などを行うスペシャリストの凄いところです。

 発展途上国では日本のように医療を受けることが出来ず、酷い白内障で失明してしまうこともしばしば。治療をすれば一気に完治する病気ですが、治療しないで失明してしまっては日常生活を送ることすらできません。

 22日というと明後日ですが、ご興味のある方は行ってみてはいかがでしょうか。現地で医療に携わっている人の講演は結構面白いと思いますよ。
posted by さじ at 04:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 眼科

2009年11月09日

藻の遺伝子を用いて失明したラットの視力を回復する。

失明ラットが視覚回復 東北大、藻の遺伝子で

 東北大国際高等研究教育機構の富田浩史准教授(分子生物学)らの研究グループは5日、光を感じる緑藻の遺伝子を組み込んだ失明ラットが、正常に近い視覚を回復することが分かったと発表した。4日付の米科学誌プロスワンに掲載された。

 富田准教授は、光を感じる網膜の視細胞が障害を受けてしまう網膜色素変性症などで失明した人の視力回復治療につながる可能性があるとした。

 研究グループは、緑藻に光を感じる遺伝子があることに着目。この遺伝子を組み込んだラットを失明させて実験した結果、ものの動きや色の濃淡の判別などで正常なラットとほぼ同等の視覚を取り戻したという。

 研究グループによると、国内では毎年約1万6千人が難病の網膜色素変性症や加齢黄斑変性のほか、糖尿病網膜症、緑内障などで失明している。富田准教授らは人に近いサルを使った実験を進め、この遺伝子を注入して視力を回復させる治療法の確立を目指していく方針。



 これは先天的な失明(要するに脳の視力をつかさどる部分も発達していない状態)ではなく、網膜などに異常が起こる後天的な疾患で有用です。

 失明の原因は数多くありますが、糖尿病であったり網膜色素変性症であったり、緑内障であったりしても、有効な治療法として確立できそう。

 目が見えないという状態から視力を取りもどす、これこそ眼科の醍醐味です。
posted by さじ at 03:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 眼科

2009年10月15日

網膜視細胞の機能を画像化して診断する技術を開発

網膜状態 映像化に成功 術後の診断容易に 福島医大の飯田教授ら開発

 福島県の福島医大眼科学講座の飯田知弘教授と石龍鉄樹准教授ら研究グループは、視力をつかさどる「網膜視細胞」が正常に機能しているか画像化して診断する技術の開発に成功した。これまで患者本人の言葉で判断するしかなかった治療後の目の見え方を、医師が客観的に評価できる。臨床現場で活用できるレベルの画像化は世界初という。米国の研究誌に掲載され、専門家の注目を集めている。

 視細胞は、目の奥の網膜にある神経細胞。目に入った光を電気信号に変え、脳に伝える。視細胞が正常に機能しないと、目が見えなくなるなど視力にさまざまな影響が出る。

 画像化診断技術は、人が物を見るときに視細胞の中で消費される視物質(ロドプシン)の量を測定するのがポイント。

 視細胞の奥にある「網膜色素上皮細胞」は、特殊な波長の光を照射すると光(眼底自発蛍光)を発する。自発蛍光の明るさは、視細胞がどれだけ機能し、ロドプシンがどの程度、消費されているかで変化することから、この明るさの違いをコンピューターで解析。視細胞の状態が正常または異常と判断される部分を色分けした図に示すことで、網膜の状態を明確に把握できるようになった。

 従来、失明の原因となる「糖尿病網膜症」や「加齢黄斑変性症」といった網膜の病気の診断では、造影剤で血管の状態を見たり、赤外線を照射して網膜の断面の形を見て治療方針を決める。

 術後の回復の具合も同じ方法で判断しているが、機能が本当に回復したかどうかは、患者本人の言葉で判断するしかない。外観の診断で網膜の形が正常に回復していると判断しても、患者が「視界の色合いが悪い」と訴えるケースがある。新しい画像診断法を用いれば、異常個所を容易に把握でき、効果的な治療につなげることができるという。

 飯田教授は「改善の余地はあるが、すでに付属病院の外来で活用している。網膜の形態的変化と機能的変化のデータを結び合わせることで、より良い診療につなげることができる」と意義を説明している。



 これはいいですね。やっぱり客観的に評価できる検査法というのは、優れているものです。

 目や耳の機能というのは本人の主張に従うしかないところはありましたけれど、そうすると患者さん自身にとっても少し不安な面はありますからね。他動的に調べることができれば願ったりですわ。

脳内の長期記憶のメカニズムを映像撮影することに成功
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2009年09月23日

遺伝子治療で色覚を改善し、全ての色を判別可能に。

遺伝子治療で色覚改善 米チーム、サルで成果

 赤と緑の区別がつかないサルに遺伝子治療を施し、すべての色を判別できる色覚を持たせることに成功したと、米ワシントン大などの研究チームが17日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。人の色覚障害の治療につながる可能性がある成果だという。

 人を含む多くの霊長類は、網膜にあり色を感じ取るセンサー「視物質」により、赤、緑、青の「光の三原色」を認識して色を見分けるが、リスザルの雄は生まれつき赤に対応する視物質がなく、赤は緑と同色に見えてしまう

 チームはおとなのリスザルを訓練し、コンピューターの画面に表れた色を識別するテストに回答できるようにした。その上で、赤い光を感知する視物質の遺伝子をウイルスに組み込んで両目に注入、網膜の細胞で遺伝子が働くようにした。

 その結果、約5カ月後にはすべての色を見分けられるように色覚が改善し、効果は2年以上続いたという。



 そういえば右目と左目で色の感じ方って違いません?

 私は右目のほうが若干赤っぽく感じ、左目のほうが青っぽい感じですかね。光の加減程度のささいなものですけど。ネットで検索すると、結構な人がそれを感じているようです。なんだろうなぁ。視力の差かなぁ。

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2009年09月22日

Stevens-Johnson症候群で失明した女性、歯を目に移植して回復。

自分の歯を目に移植、失明から視力回復 米女性

 約9年前に失明した米国人女性(60)が、歯を用いた人工角膜の移植によって視力を回復したと、手術を行った米マイアミ大学バスコム・パルマー眼研究所(Bascom Palmer Eye Institute)の医師らが16日、明らかにした。

 ミシシッピー州在住のシャロン・ソーントンさんは、2000年にスティーブンス・ジョンソン症候群にかかり、失明した。角膜移植や一般的な人工角膜は拒絶反応があったという。

 そこで医師らは、ソーントンさんの犬歯を周囲の骨ごと取り出し、形を整えたのち、穴を開けてそこに光学レンズをはめ込む手法を取った。この手法では、レンズをはめた歯は患者のほおまたは肩の皮下に移植され、歯とレンズがしっかり結合するまで2か月間放置される。こうしてできあがった人工角膜に細かい処置を施した後、目の中心に移植した。

 包帯は2週間前に外されたが、ソーントンさんはその数時間後に物体や人を認識できるようになり、2週間後の今では新聞も読めるまでになった。「まだ見たことのない7人の孫たちの顔を早く見たい」と話しているという。

 この手法は、もともとイタリアで開発されたが、米国では今回が初の実施。患者本人の歯を使用するため、角膜移植への拒絶反応がある人でも大丈夫だという。



 凄すぎる・・・。

 Stevens-Johnson症候群、つまり皮膚や目に炎症が起きてしまう病気で、失明してしまうこともありますが、こんな手法でも視力って回復するんですねぇ。日本じゃ保険の関係で出来ないでしょうな…。アメリカならではって感じです。
posted by さじ at 06:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 眼科

2009年09月21日

低年齢化する近視から、子供の目を守るための注意点は

近視:低年齢化進む 子を守るには

 テレビゲームやパソコン、携帯電話が低年齢層にも広がるにつれて、近視の低年齢化も着実に進んでいる。子どもの近眼を予防するため、親はどのようなことに気を付ければいいのか。

 文部科学省の08年度学校保健統計調査によると、裸眼の視力が1・0未満の子どもの割合は、小学生が29・9%で4年前に比べ4・3ポイント増、中学生が52・6%で同4・9ポイント増だった。幼稚園児はというと、28・9%で全体に対する構成比で小学生とほぼ並び、増加率は8・1ポイントで最も高くなっている。

 東京医科歯科大学大学院の大野京子准教授は「近視の発症には遺伝的な要因もあり、予防は難しい」としながらも、(1)テレビゲームなどの使用はできるだけ控える(2)読書や勉強の際には机から30センチほど目を離す(3)度数の合った眼鏡を使う−−などを予防策として挙げる。なかでも、近視のリスクを高める恐れがあるのは、長時間にわたり、ゲーム機の画面などを見続けることだという。

 眼鏡についての誤解も近視を進行させる恐れがある。

 「子どもの時に眼鏡をかけると近視が一層進む」というのがその一つだ。近視が進行しているのに子どもに眼鏡をかけさせない親もいるが、大野准教授は「適切な時期に適切な眼鏡を使わないと、かえって近視を進行させる恐れがある。さらに、眼精疲労の原因になったり、斜視などさまざまな病気を引き起こす原因になりうる」と警告する。

 度数の合った眼鏡を使うため、体の成長が止まるまでは年に1回、レンズを作り直すつもりでいた方がいいという。度数の強い「過矯正」の眼鏡を使用した結果、さらに目が悪くなるケースもある。大野准教授は「小売店で直接眼鏡を作る人もいるが、眼科専門医の処方せんに基づいて眼鏡を作ってほしい。『最もよく見えて、最も度数が弱いレンズ』を選ぶのが近視の眼鏡を処方するポイント」と話す。

 眼科医で正しい度数を測定するためには、目が疲れている学校帰りなどは避け、午前中の早い時間に検査を受けるのが望ましいという。目が疲れていると、一時的に視力が衰える「仮性近視」の状態になっていることもあるからだ。

 近視の矯正には眼鏡とともにコンタクトレンズも有効だが、大野准教授は「眼鏡に比べて管理が難しいので、使用はおおむね中学1年生以降」と話している。



 近視に対する誤解って結構ありますね。メガネに関することも結構誤解されていそうです。

 近代人は近視が進んでいますが、それは遺伝的にも生活的にも仕方のないこと。ならば最も目を疲れさせないような生活・工夫を行いましょう。視力をめがねで矯正するのも、その対策の1つなのです。

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2009年09月20日

日本の視覚障害者の数が164万人にも上る。

国内の視覚障害者数は164万人―日本眼科医会

 日本眼科医会は9月17日、2007年現在の視覚障害者数は約164万人に上ると発表した。高齢化がさらに進む30年には202万人とピークに達し、医療費に加え、家族の負担や低雇用率、QOL(生活の質)の低下などを金額に換算した視覚障害のコストは11兆円に膨らむと試算。緑内障、糖尿病網膜症など原因疾患の予防・早期診断に対する国民意識の向上、より積極的な治療が必要としている。

 眼科医会は公的資料や疫学研究などを基に視覚障害者数を算出。良い方の矯正視力が0.1超0.5未満の「ロービジョン者」が144万9000人、0.1以下の「失明者」が18万8000人の計163万7000人となった。原因疾患は、緑内障24%、糖尿病網膜症21%、変性近視12%、加齢黄斑変性症11%、白内障7%の順となり、上位5疾患で4分の3を占めた。



 結構いますね。やはり緑内障、糖尿病性網膜症が多いようです。これらの疾患は、定期的な検査などで早期発見することが可能ですので、眼科の定期健診を怠らないようにして下さい。

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posted by さじ at 00:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 眼科

2009年09月14日

「チャート式数学」の完全点訳に筑波技術大が成功する。

「チャート式数学」完全点訳 筑波技術大、無料提供へ

 市販されている中高生用の数学参考書の完全な点訳を、筑波技術大学(茨城県つくば市)の長岡英司教授(情報処理教育)らのグループが完成させた。全部で290巻、約2万2千ページに上る。これまで点字化が難しかったグラフや図も掲載しているのが特徴。数学参考書の完全な点訳は例がないという。

 近く希望者に無料で提供を始める。視覚障害を乗り越えて進学を目指す中高生の大きな後押しになりそうだ。

 点訳したのは、中高生がよく使う「チャート式数学」(数研出版)。各学年版の計6冊を、長岡教授と首都圏の六つのボランティア点訳グループ約90人がほぼ1年がかりで点訳した。

 同大は視覚、聴覚障害者のための国立大学で、「数学を苦手に入学してくる学生が多い」(長岡教授)ことから、作成を思いついたという。

 長岡教授によると、理数系の文書を点訳する場合、グラフや図形が問題になる。立体図形や関数グラフなど複雑な図を、大きさの異なる3種類の点を使って指で触れて読み取れるように表現しなければならない。文章だけの翻訳と異なり、6グループが同じルールで図や数式を点訳しないと、利用者が混乱する恐れがあったため、研修を繰り返しながら、点の間隔を変えて指が感じる刺激を調節したり、図をうまく簡略化したりして作業を進めた。

 厚生労働省によると、18歳未満で視覚障害のある人は全国で約4900人(06年)。一般の学校で学ぶ生徒もおり、完全な数学参考書が待たれていた。長岡教授は「大学進学を目指す中高生だけでなく、数学力を高めたい大学生や社会人にも広く活用されることを願っている」と話す。

 同大は完成した点字版参考書を希望者に無料で提供する。電子データでも配布し、点字用プリンターがあれば出力が可能だという。問い合わせは電子メールで、同大視覚障害系支援課の小野瀬正美(おのせ・まさみ)係長(onose@k.tsukuba-tech.ac.jp)へ。



 成る程。確かに視覚障害がある人は数学に触れることが健常者より少ないのかもしれませんね。幼い頃からそうであると、数学が不得意になるのもうなづけますし、ひいては数学的思考といいますか、論理力の問題にもなってくるのかもしれません。

 そう考えると、この作業は凄い。偉大なる業績です。点字でグラフを表現し、それを中高生が触れることで理解することができる、というのはなかなか難しかったことでしょう。

 今ちょっと思ったんですけど、数学って、方程式を解くためには、解法を紙に書き連ねますよね。それを目でみているわけです。視覚障害者はその領域を頭で行っているんでしょうか?だとしたらかなり凄いです。私なんか、2桁の掛け算すら頭で出来ないですし、3桁の足し算の繰り上がりとかも無理です。

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2009年07月25日

緑内障の早期発見に役立つ遺伝子配列を発見する。

遺伝子配列で緑内障の発症率究明 京都府立医大チーム

 失明の原因にもなる緑内障の発症率の高さが遺伝子配列から判別できることを、京都府立医科大学大学院の田代啓教授(分子生物学)と木下茂教授(眼科学)の共同研究チームが初めて突き止め、21日に発表した。緑内障の早期発見はこれまで困難とされてきたが、田代教授は「発症率が簡単に調べられる血液検査システムの構築が期待され、早期発見に役立つ」としている。研究成果は、21日発行の「米国科学アカデミー紀要」に掲載された。

 研究チームは約4年半前から、緑内障患者と健康な人の計約1600人の血液を検査。それぞれの遺伝子配列を比較したところ、発症患者のみが持つ6つの特徴的な配列パターンがあることを突き止めた。さらに解析などを進めたところ、特徴的な配列パターンを持つ人は、持たない人に比べて発症率が約4倍になっていることもわかった

 緑内障は目の中を流れる水分が排出されにくくなって視神経が障害を起こす病気。日本人の後天的な失明原因の25%を占める。

 田代教授は「緑内障は早期発見すれば失明を防ぐことができる病気。発症後でしか分からない従来の眼底検査に代わる新たな診断が将来可能になるかもしれない」と話している。



異常が起こる前に、治療できる可能性が出てきたわけですね。緑内障は分かりづらいわりには失明という大きな障害を含んでいるので、定期的な眼科受診を。それも必要なくなるような簡便な診断方法が出来れば、失明する人も減るかもしれません。

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2009年07月23日

流行性角結膜炎の新ウイルスを北大が発見する。

「はやり目」新ウイルス発見 北大教授ら 治療薬開発に期待

 北大大学院医学研究科の大野重昭特任教授(眼感染症学)らの研究グループは16日、夏場に全国的に流行する「流行性角結膜炎」の原因となる新型アデノウイルス2種類を世界で初めて発見したと発表した。今後は国内外の研究機関と連携して、ウイルスの誕生過程や流行のメカニズムを研究、将来の治療薬開発に向けた基礎研究を行う。

 グループは大野特任教授のほか、青木功喜・北大大学院客員研究員、診断検査会社「三菱化学メディエンス」(東京)の石古博昭・生体防御研究室長の計3人。

 流行性角結膜炎は「はやり目」といわれ、伝染力が強く、気温や湿度の高い夏場に流行する。充血して、目やにが出て、視力低下を引き起こすこともある。日本では年間60万〜100万人が感染する。



 ほう。アデノウイルスの新しい型が。

 かなり感染力の高いウイルスですが、その型によってなる疾患が異なります。例えばアデノウイルス3、4,7、11型などは咽頭結膜熱(いわゆるプール熱)に。アデノウイルス8、19、37型が流行性角結膜炎に。11型は出血性膀胱炎を引き起こすことも。

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2009年07月09日

片目で物を見続けると脳の神経が変化していく

片目見えないときの脳変化解明=神経活動がシフト−基礎生物研など

 ものもらいで眼帯をしたり、緑内障などで片目が不自由になったりした際、最初は違和感があるが、次第に慣れてくる。

 この際、脳の視覚情報を処理する領域では神経ネットワークが素早く、大規模な変化を起こしていることを、基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)と産業技術総合研究所(茨城県つくば市)、米バンダービルト大の研究チームが30日までにサルの実験で発見した。

 研究成果は、病気や事故で左右の目の機能バランスが崩れた際に、脳がどのように対応するかの解明に役立つと期待される。論文は米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。



 なれるもんなんですかね。慣れといっても脳の神経のつながり方がちょっと変化するためにおこるのでしょうけれど。

 目は大事にしたいものです。定期的な眼科受診ぐらいでしか未然に防げませんけれども。
posted by さじ at 02:40 | Comment(1) | TrackBack(0) | 眼科

2009年04月12日

ブルーベリーが目に良いことを初めて実証することに成功する。

ブルーベリー「目にいい」実証 岐阜薬科大の原教授

 ブルーベリーの実に豊富に含まれる主成分アントシアニンに、目の網膜にある血管や神経の細胞を保護する作用があることを、岐阜薬科大の原英彰教授(薬効解析学)が突き止めた。俗に「ブルーベリーは目にいい」と言われてきたが、動物実験などで実証したのは初めてという。

 原教授が検証したのは、網膜に新しい血管が次々とできて視力を低下させる糖尿病網膜症と、老化や紫外線といった「酸化ストレス」で悪化するとされる緑内障への効果。

 実験では、ヒトの血管細胞に血管を増やす物質を加え、血管の数を2・5倍に増殖させて疑似的に糖尿病網膜症の状態をつくった。これにアントシアニンを加えたところ、血管の増殖が抑えられ、マウスの網膜を使った実験でも同様の結果が得られたという。

 また、ラットの網膜神経細胞に酸化ストレスを増やす物質を加え、細胞の4割を死滅させた上でアントシアニンを加えると、それ以上の細胞の死滅を防ぐことができたという。

 原教授は「アントシアニンにある非常に強い抗酸化作用が関係していると考えられる。ただ、ブルーベリーを果物として食べるだけでは足りないので、サプリメントなどで効率よく摂取するのがいいだろう」と指摘している。



 ブルーベリーといったら目に優しい、目に優しいといったらブルーベリーですが、この働きを実証したのは初めてだそうで。

 昔から言われていた「通説」を科学的に解明した瞬間です。漢方なども最近はそのメカニズムなどが明らかになりつつあります。同じようにして鍼やツボなども科学的に解明する時代が来るのかもしれません。本当に足ツボは全身を良くするのか、など興味は計り知れないものがあります。

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医学処:ブルーベリーの5倍のアントシアニンを含むアサイーに着目
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2009年04月02日

アクションゲームをすると目が良くなるかもしれない

アクションゲームで目が良くなる――米大学が報告

 成人がアクションゲームを多くプレイすると、目が良くなるかもしれない。研究者らが3月29日に発表した。

 彼らは、被験者にビデオゲームトレーニングプログラムを受けさせたところ、グレイの陰影の微妙な差を知覚する能力に優位な向上が見られたと報告している。この発見は、夜間の運転に問題を抱える人々の助けになるかもしれない

 「通常、コントラストの知覚能力の向上は、眼鏡の着用か目の手術――視覚に対する何らかの変更――によってもたらされる」と米ロチェスター大学のダフネ・バベリア氏は語る。同氏の研究はNature Neuroscience誌に掲載されている。

 「だがわれわれは、アクションビデオゲームは脳が既存の視覚情報をより効率的に処理するトレーニングになり、その改善効果はゲームをやめてから数カ月続くことを発見した」

 研究チームは22人の被験者を2つのグループに分けた。1つ目のグループはアクションゲーム(Acitivision Blizzardの「Call of Duty 2」とEpic Gamesの「Unreal Tournament 2004」)をプレイした。2つ目のグループは、手と視覚の連係がそれほど必要でないElectronic Arts(EA)の「The Sims 2」をプレイした。

 2つのグループは9週間にわたって50時間ゲームをプレイした。トレーニングが終わった時点で、アクションゲームをプレイした被験者は、陰影の識別能力が平均で43%向上していた。Simsをプレイした被験者にはそうした改善は見られなかった。

 アクションゲームをかなりやり込んだ被験者は、コントラストの微妙な差を知覚する能力が58%向上したという

 「アクションゲームをプレイすると、視覚処理に関連する脳の経路が変わる。この種のゲームは人間の視覚系を限界まで使い、脳がそれに適応する」とバベリア氏は発表文で述べている。

 同氏は、今回の研究で、アクションビデオゲームトレーニングが視力矯正を補完する上で有用かもしれないことが示されたとしている。



 成人に効果があるようです。

 眼を積極的に動かすことで筋肉のコリをほぐすことができるとか何とか。マジカルアイみたいな本もその一種でしょう。効果があるのかどうかは分かりませんが。

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2009年03月24日

視力を失った人用の、人工眼の試作に成功する。

ギズモード・ジャパン

 「Boston Retinal Implant Project(ボストン網膜移植プロジェクト)」が人工眼の移植の試作に成功したそうです。これは加齢性黄斑変性症という病気で失明した人に対して有効な方法で、眼球の後ろ側にチップを埋め込み、髪の毛よりも細い電線で脳とつなぎ、そこから光信号を脳に送ることによって実現されます。

 現在は全くモノが見えない状態から周囲に何があるかぼんやりと感知できるくらいまでには到達しているそうです。開発者たちはより性能を上げ、人の表情のディテールがわかるくらいまでには到達したいと考えているとか。

 なお、この技術には限界もあります。たとえば生まれつき目が見えない人や、緑内障によって視力を失った人には効果がないそうです。



 素晴らしいニュース。角膜の再生などではなく、丸ごと作ることに成功したという。

 生まれつき目が見えない人は、脳神経の発達がなかったため、これの適応ではないようですが、眼球以前の神経が正常で眼球に異常があって視力を失った人には広く適用となるでしょう。より高度なものが完成すれば。
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2009年03月12日

レーシック手術を受けるためのポイントをご紹介。

レーシック手術、安全に受けるには ポイントを紹介 

 レーザー光線を使って視力を回復させる「レーシック手術」をめぐり、東京都内の眼科診療所でこのほど、器具の滅菌が不十分だったことが原因とみられる角膜炎などの集団感染が発覚した。同手術は眼科手術の中では比較的簡単とされている上、痛みが少なく短時間で済むため、ここ数年で急速に広まっている。手術の仕組みや医療機関側の衛生管理、手術を安全に受けるポイントなどをまとめてみた。

 レーシック手術は海外で開発され、日本では二〇〇〇年に厚生労働省が手術に使用するレーザー装置を医療機器として承認。その後、一般にも普及してきた。日本眼内レンズ屈折手術学会(東京)によると、手術を受けられる医療機関は全国に二百以上あるとみられ、手術件数は推定で年間四十-四十五万件という

 レーシック手術は、レーザーで目のレンズの役割を果たす角膜の一部を削り、屈折率を変えることで近視や遠視を矯正する。目に痛みを感じないよう点眼麻酔をして行い、時間は二十-三十分。

 角膜(厚さ約〇・五ミリ)は、表面から順に、角膜上皮、ボーマン膜、角膜実質、デスメ膜、角膜内皮という五つの層で構成。手術ではまず、角膜実質のごく表面までの層を特殊な器具で薄くスライスし、ふた(フラップ)を作る。次にフラップをめくり、角膜実質にレーザーを照射。最後にフラップを元に戻すと、自然に接着する。保険が利かない自由診療で、治療費は施設によって異なる。普及に伴い、価格競争が激化しているという。

 東京都中央区保健所によると、集団感染が判明した診療所では、少なくとも患者六十七人が感染性の角膜炎や結膜炎を発症。医療器具の滅菌不足が原因とみている。問題はこうしたケースがどの程度発生しているかだが、厚生労働省医政局指導課は「医療機関側に報告義務がないので、分からない」という。

 手術では、角膜の表面に傷を付けるので、細菌やウイルスが入り込む可能性がある。同手術に取り組んでいる、あさぎり病院(明石市)眼科部長の藤原りつ子医師は「細菌などが混入すると炎症を起こし、角膜が白く濁って視力が低下。重症だと角膜移植が必要になる」と解説する。

 このため、医療機関では、クリップやコードなどの器具は高温高圧で滅菌し、角膜をスライスする器具については使い捨てにするのが必須。また通常、滅菌に必要な温度に達したことを示すインジケーターを導入し、滅菌装置の故障や不具合に備えているという。

 藤原医師は「感染症が起こる一般的な確率は、白内障手術で千人に一人なのに対し、レーシック手術では五千人に一人。安全性は比較的高いが、リスクはある。また、簡単といわれるが、手術に変わりない。医療器具の十分な滅菌は基本中の基本だ」と話す。

 一方、東京の眼科診療所で手術を担当した医師は、日本眼科学会が認定する眼科専門医ではなかった。同学会のガイドライン(指針)では、角膜の疾患などに精通した同専門医であることを手術担当者の条件に掲げる。

 同手術を手掛けている遠谷眼科(尼崎市)医師の遠谷茂院長は「目の疾患があったり、角膜の厚みが足りなかったりすると手術を受けられない。適応を見極める必要もある。治療を受ける際には、衛生管理の意識が高いことはもちろん、専門医であることも一つの参考にしてほしい」と話している。

 都道府県ごとの専門医は同学会のホームページから検索できる



 レーシックが広く普及し、価格も安くなってきました。しかし自費治療ということもあって、中にはお金儲けのような施術を行うところも増えています。非常に残念なことです。

 やはり口コミや信頼できるところをみつけてやってほしいですね。

関連:ずさんな滅菌処理を行っていた銀座眼科で感染性角膜炎。
posted by さじ at 02:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 眼科

2009年02月28日

ずさんな滅菌処理を行っていた銀座眼科で感染性角膜炎。

銀座眼科、滅菌装置1度も点検せず

 東京都中央区の診療所「銀座眼科」でレーシック手術を受けた67人が感染性角膜炎などを発症した問題で、溝口朝雄院長が2006年の開院以来、手術器具の滅菌装置を一度も点検していなかったことが、中央区保健所の調べでわかった。

 使い捨てにすべき患者用手術着の使い回しも判明し、区保健所は衛生管理がかなりずさんだったとみて、67人以外にも発症者がいないかどうか確認を指示した。

 今回の集団感染は、角膜の表面を薄く切る道具の先端を高温で滅菌する装置の故障が一因である可能性が高いとされ、メーカーの調査で滅菌温度が十分に上がらない不具合が確認されたという。ところが、溝口院長は区保健所の調査に対し、「点検を行ったことがなく、正常に作動していると思った」と話したという。取り扱い説明書も院内に保管しておらず、区保健所は溝口院長が滅菌装置が適正に動いているか確認する方法さえ知らなかったと見ている。

 さらに、溝口院長は、手袋を着用せずに手術したことがあるほか手洗い用の消毒液についても「薄めて使っていた」などと説明。手術室の清掃は溝口院長が不定期に行っていたという。



 ただでさえ10年後の効果がわからんといわれているレーシックを、何だかよく分からない滅菌技術と、ずさん極まりない操作で行うとは。

 やはり眼科はあたりはずれが大きいんですかね。。。レーシックも、良いところでやれば非常に良いし安全と言われていますけれど、、こういう眼科は怖いです。

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posted by さじ at 18:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 眼科

2009年02月14日

ベトナムで無償の眼科手術を行う日本人を皇太子さまが労う

皇太子さま:ベトナムで服部さんねぎらう 無償で目の手術

 皇太子さまは10日夜、ハノイのホテルで在留邦人代表ら約30人と面会した。ベトナムで目の手術を無償で続ける眼科医、服部匡志さん(45)も出席し、皇太子さまは「日越の友好に頑張っていらっしゃいますね」とねぎらった。

 服部さんは京都府立医科大出身。01年に京都であった学会で、ベトナム人医師から「眼科医が足りなくて中途失明する人が多い」と聞き、ベトナム行きを決意したという。

 従来なら失明していたといわれる増殖性硝子体網膜症の手術では世界トップレベルの技術を持つ。ベトナムでは「神の手を持つ男」と呼ばれ、月の半分はベトナムで手術をし、残りは日本国内の病院の眼科を渡り歩く。ベトナムでの治療はボランティアだ。

 「目が見えず卑屈な思いをしている人が、治療によって自分で歩け、ごはんを食べられるようになる。その時の笑顔が忘れられない」とベトナムでの治療の動機を語る。「医術はお金を稼ぐためではなく、人を助けるためにある。ベトナムは僕にそれを気付かせてくれました」とも。

 ベトナムでの医療活動は7年目。治療した患者は6000人以上にもなる。「皇太子さまにお会いする直前まで病院で手術をしていました。人助けをすると自分も救われる。これからも日本とベトナムの往復かな」と笑顔で話した。



 眼科の、大きな病院等で手術をこなしている方は本当に素晴らしい。視力を回復させるため、視力を温存させるために手術をして、その患者さんの生活の質を劇的に改善させる。眼科の存在は大きいです。

 しかし、皇太子さまもすごいですね。日本だけでなく世界各地で日本国民をねぎらっているとは。皇太子さまの存在も、とても大きいものです。どちらもありがたい存在。

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posted by さじ at 01:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 眼科

2009年01月26日

ガリレオ・ガリレイの失明の原因を探るためDNA鑑定を行う

ガリレオの遺体、DNA鑑定へ 失明の原因解明

 「天文学の父」とされるイタリアの科学者ガリレオ・ガリレイ(1564〜1642)が失明した原因を解明するため、埋葬地を掘り起こして遺体をDNA鑑定することになった。今年はガリレオが望遠鏡で天体観測を始めて400年にあたることから、調査が決まった。

 伊有力紙「コリエレ・デラ・セラ」によると、フィレンツェの光学研究所を中心に英ケンブリッジ大学の眼科の権威やDNAの研究者らが調査に参加。フィレンツェのサンタ・クローチェ教会に埋葬されている遺体の組織の一部からDNAを採取するという。

 ガリレオは若い頃から遺伝性とみられる眼病に悩まされ、晩年に失明。地動説を唱えたことでローマ法王庁の宗教裁判で有罪となり、軟禁生活を送った。死後95年たって同教会に埋葬された。

 ガリレオの指や、実際に使った望遠鏡やレンズを展示するフィレンツェ科学史博物館のパオロ・ガルッツィ館長は「失明原因の解明は科学にとって重要なことだ」と話す。

 一方で困惑の声も上がっている。ガリレオ研究の第一人者でフィレンツェ天文台のフランコ・パッチーニ教授は朝日新聞の取材に「なぜ博物館にある指を鑑定せず遺体を掘り起こしてまで調べるのか。彼も不愉快だろう。そっとしておくべきだ」と語った。



 んー、確かに。笑

 指だけじゃ満足いく結果が得られないと思っているんでしょうかね。眼を直接みたほうが手っ取り早いのかもしれませんが。もしくは、あわよくば全身、特に脳を調べたいとか思っているのかもしれません。

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posted by さじ at 03:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 眼科
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