2008年06月09日

欧州最高齢の112歳男性の長寿の秘訣は酒と煙草と激しい女

欧州最高齢の英国人男性、長寿の秘訣は?

 英国東部リンカーンシャー(Lincolnshire)の空軍基地で6日、欧州最高齢の男性、ヘンリー・アリンガム(Henry Allingham)さんが112回目の誕生日を祝った

 アリンガムさんは英国空軍(RAF、Royal Air Force)の退役軍人で、第1次世界大戦(World War I)で戦った経歴を持つ。基地では、第2次世界大戦で使用された戦闘機による低空飛行などでもてなされた。

 長寿の秘訣を問われると、「タバコとウイスキー、そして『激しい女性』だよ」と答えたという。



 112歳にして、このジョークのキレ味。柔軟な思考をもっていることも、長寿の秘訣でしょうか。

 長寿の秘訣にアルコールと煙草という、2大悪因子を持ってくるあたりも流石。

 まぁ他の人が真似して、過度に摂取しようものなら、112歳どころか60歳も危ういんでしょうけれど、適度、ならストレス発散にも繋がりますしね。そこらへんのさじ加減がうまかったのかもしれません。

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2008年05月27日

高齢者の交通事故死が過去最高に。

高齢者の交通死 3ポイント増最悪47.5%

 政府は27日午前の閣議で、2008年版「交通安全白書」を決定した。昨年の交通事故死者数は5744人(前年比608人減)で54年ぶりに5000人台にとどまったが、このうち65歳以上の高齢者は2727人に上り、全体に占める割合は過去最高の47・5%(前年比3・3ポイント増)となった。

 白書によると、昨年の交通事故件数は83万2454件、死傷者数は104万189人で、いずれも3年連続で減少。一方、自転車と歩行者の事故は2856件に上り、10年前の633件から4・5倍増。警察庁は自転車の通行ルールを再徹底するほか、自転車専用レーンの設置など自転車事故の防止対策に重点を置く方針。

 また、白書では、救急搬送について、福島県で昨年11月、交通事故の負傷者が医療機関4か所から受け入れを断られて死亡した例などを挙げ、「救急患者が何度も受け入れを断られる事案が発生している」と指摘した。



 交通事故というのは、自動車側が気をつけるべき、これは当然です。信号のないところでも、横断歩道を渡っている歩行者が優先されるべきで、そんな歩行者にクラクションを鳴らすなどもってのほか。一発免停でもいいくらいだと思います。でかい鉄の塊に乗っているからといって何様なのかと。

 しかし実際はそんなことすら分からないような運転者が多いので、自分の身は自分で守りましょう。特に高齢者の場合は、以前できたことでも出来なくなっていたりするので、ただ交差点を渡るだけでも、安全を第一に考えて下さい。

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2008年05月06日

アルツハイマー病を、臍帯血細胞で予防する。

アルツハイマー、さい帯血で予防

 へその緒の血液(さい帯血)を静脈に注射する手法で、アルツハイマー病の原因物質を脳内で蓄積しにくくすることに、埼玉医科大総合医療センターの森隆准教授と米国・南フロリダ大のチームが成功した。

 さい帯血移植は白血病などの治療に広く使われているが、高齢社会で増加しているアルツハイマー病の治療にも有効である可能性がでてきた。成果は、米医学誌「ステム・セルズ・デベロップメント」(電子版)に掲載された。

 アルツハイマー病は、脳にアミロイドベータ(Aβ)と呼ばれるたんぱく質が異常に蓄積することで神経細胞が死に、認知障害が出る病気。そのため、Aβの蓄積を抑える薬の開発が世界中で進められている。

 研究チームは、生まれつきAβが蓄積しやすいマウス10匹の静脈に、2〜4週間おきに人のさい帯血細胞を10万個ずつ計8回注射した。すると、さい帯血細胞を注射しなかったマウスに比べ、脳内のAβ量は約7割減少した。



 アルツハイマー病の恐ろしいところは、なんと言っても人格が崩壊してしまう点です。本人は、発症してから病気について苦しむ、といったことはないかもしれませんけれども、自分の人格が変わってしまう、認知機能が低下してしまうということは、人生何十年も歩んできたわれわれにとっては大きなリスクとして不安になりますね。

 βアミロイド沈着を、臍帯血細胞移植で防ぐことができる、そうです。もし人格が失われずにすむなら、と考えると、この実験の成功と臨床への早期応用を願わずにはいられません。

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2008年04月17日

後期高齢者医療制度、案の定パニック状態に。

長寿医療の年金天引き始まる、対象は832万人

 今月からスタートした後期高齢者医療制度(長寿医療制度)で15日、保険料の年金からの天引きが初めて行われた。自治体の窓口にはこの日も問い合わせや苦情が寄せられ、制度の周知不足が改めて浮き彫りになった。天引き額は事前に通知されているが、金融機関の口座に振り込まれた年金額を確認し、険しい表情を浮かべるお年寄りもいた。

 この日、年金から2か月分の保険料を天引きされたのは約832万人。新制度には約1300万人が加入しているが、年金額が少ない約300万人は天引きの対象外。システム整備が間に合わなかったことなどから、東京都新宿区など都内14区、横浜市、さいたま市など計31自治体が10月以降に先延ばしした。

 新制度への移行による負担の増減について厚生労働省は「一般的に低所得者層は負担減、高所得者層は負担増になる傾向になる」と説明しているが、周知不足も相まって、自治体などには問い合わせが殺到。東京都の広域連合では、3月10日に開設した問い合わせセンターにこれまで約1万2400件の問い合わせがあった。

 「もらうべきお金をもらっていないのに」。東京都内に住む女性(79)は怒りが収まらない。

 以前に会社勤めをしていたのに厚生年金が支給されないとして、昨年、年金記録確認東京地方第三者委員会に救済を申し立てたが、まだ結果が出ない。月約5万円の国民年金を受給しているが、介護保険料に加えて高齢者医療の保険料も天引きされることになり、「ずさんな処理をしておいて、持っていく時は有無を言わさずだなんて」と憤る。

 金沢市では15日、天引き開始に合わせて庁舎に問い合わせ用の特別窓口を置いた。窓口には業務開始前から5人が並び、電話は午前9時前から鳴り続けた。銀行で天引き額を確認してから窓口に来たという男性(87)は「天引きされていた保険料が高すぎて納得いかない」と話した。

 長野市役所を訪れた男性(82)は「保険料が1000円高くなった。制度自体はいいと思うが、周知などのやり方がまずすぎる」。86歳と82歳の夫婦も「パンフレットを見ても訳が分からないので、窓口に来た」と話していた。

 東京・江東区役所では、訪れた男性(76)が「保険料を引かれると月6万円くらいの年金収入になる。年寄りは早く死ねということか」と嘆いていた。

 自治体担当者からは「保険料が決まるのが遅すぎた」などと国の対応への不満も漏れる。東京都足立区では昨年12月以降、約40回の説明会を開いてきた。それでも、担当課には問い合わせが殺到。今月上旬は、窓口に直接相談に訪れた高齢者だけで1日平均約100人。保険料を通知した10日以降はさらに増え、「どれが保険料か分からない」という指摘もあったという。

 後期高齢者医療制度 75歳以上の全員と一定の重い障害のある65〜74歳が加入する新しい医療保険制度。対象者は国民健康保険などから移行する。保険料の全国平均は年約7万2000円で、原則、年金から天引きされる。

長寿医療制度 野党共闘で猛批判…与党、釈明に躍起

 後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の保険料の年金天引きが15日から始まるのを前に、民主、共産、社民、国民新の野党4党は14日、「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる東京・巣鴨の地蔵通り商店街で街頭演説を行い、制度の廃止や政府・与党批判を訴えた。

 民主党の鳩山幹事長は「『うば捨て山』よりひどい制度が始まった。やめると政府に言わせるよう戦っていく」と訴えた。医師でもある国民新党の自見庄三郎副代表は「年を取った時に病気をするから医療保険制度はある。金の切れ目が命の切れ目、そんな政治を許してはならない」と白衣姿でアピールした。

 公明党の太田代表は記者団に「(十分な)説明作業が行われていないことが(高齢者の)大きな不安要因だ」と指摘した。



 野党意味ワカランです、正直。

 つまり保険料を他の何かが負担しろということでしょう?

 それって国以外にありえるんですか?

 解決策は何度も申し上げているように、「医療・福祉費を増やす」。これだけです。

 そのために野党が出来ることって何でしょう?土建屋と手を切って、無駄に使われている公共事業費を減らすことでは?

 それをせずして「与党が悪い。与党が悪い」って。そんなんだからいつまでたっても(ry
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2008年04月11日

日中韓が共同でアジア人向け人工関節を開発へ

日中韓大学連携、アジア人向け人工関節開発・3年で実用化狙う

 名古屋工業大学は中国の上海交通大学、韓国の世宗大学などと協力し、アジア人に適した人工関節を共同開発する。関節リウマチや変形性膝関節症などの治療に使う人工関節は高齢化で国内市場も伸びているが大半が欧州からの輸入に頼っている。約3年かけて技術を確立し、日本や中国で実用化を目指す。

 名工大内に5月、共同開発の拠点となる「先端ものづくりテクノ研究所」を開設する。3大学のほかに、名古屋大学、産業技術総合研究所、台湾の陽明大学なども加わる。工作機械メーカーや材料メーカーなど産業界にも参加を呼びかける。



 薬やこういった技術っていうのは、やはり最終的には遺伝子や体型の差で使えなかったりするものです。遺伝子が違えばもっている酵素の活性も違いますし、標準サイズの問題もありますし。

 高齢者になっても、自分の足で動けさえすれば、健康でいられる率は高くなると思います。何より足で歩くことって、生きるってことを実感できますしね。整形外科領域の発達で、高齢化社会を少しでも楽しいものにできれば、と思いますよ。

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2008年04月04日

福田首相「後期高齢者という名前が良くない」

首相「ネーミングよくない」 後期高齢者→長寿に

 「ネーミングがよくないんじゃないか」――。1日に始まった75歳以上が対象の「後期高齢者医療制度」の名称に、福田首相が注文をつけた。首相に指摘され、舛添厚生労働相は通称を「長寿医療制度」とすることを急きょ決めた。

 新制度は、75歳以上の高齢者を対象とした医療保険で、高齢者一人ひとりから徴収する保険料と税金、現役世代からの支援金で運営する。保険料は年金から天引きされ、高齢者だけを従来の国民健康保険などから切り離すことに根強い批判がある。舛添厚労相も記者団に、「お年寄りを前期と後期にわけてもいいのかという意見もある。我々の説明が足りないかもしれない」と話した。

 この日、厚労省と総務省が連携して広報活動をするための実施本部を設置。自治体などを通じて、お年寄りを中心に新制度の周知を図る。通称は、今後リーフレットで正式名称との併記を検討するが、二つの名称が混在し、かえって混乱を招きかねない。「(通称の導入で)混乱しないやり方を考えたい」と厚労省担当者。



 前期と後期に分けたのは医学的に高齢者をより細分化したいがためであって…

 まぁ名前が良くないと高齢者からの理解が得られないというのはありますが…

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2008年03月28日

病を乗り越え、生きている。

【きのうきょう】病を乗り越え

 ■大阪市阿倍野区 乾峰子 77歳 

 今年、私たちは結婚54年を迎えた。亭主殿の病歴を振り返ると、改めて感無量になる。結核、胃がん、術後の腸閉塞、転倒による膝の骨折、バイクにぶつかる事故、ヘルニア、硬膜下血腫…。そして今度は肺炎で入院した。まさに“病気問屋”というほかない。

 そんな夫が病院で「こんなとこで死ぬのはいやや。家で死ぬから帰りたい」と言い出した。駄々をこね、看護師さんに哀願作戦で訴え続けたところ、結局、医師が折れた。「熱も下がったから、まあいいでしょ」。半ば無理やり退院許可をぶんどった。そうして帰ってきたら、途端に食欲が出て元気になった。死ぬのはコロッと忘れたらしい

 そして81歳の今、娘婿の会社で会長兼倉庫係を務めている。毎朝、弁当を持って、いそいそと出勤。若い社員からも重宝がられ、結構お役に立っているらしい。数々の病を乗り越えて、夫は生きがいのある幸せな毎日を送っている。



 どんな病気でも、個人差というものがあります。

 いや、個人差といいますか、どんな病気にかかったとしても、最終的にその人の人生にどのような影響を与えるかは、わからないものです。

 「人生何が起こるか分からない」、そんな言葉が私の口癖になっています。あきらめの言葉に聞こえるかもしれませんが、その言葉の中に、希望も見出せませんか。
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認知症患者相手にミシンを購入させたJUKI子会社に業務停止命令

認知症女性にミシン訪販、JUKI子会社に業務停止命令

 訪問販売先で「修理できない」などとうそを言ったり、認知症の女性を狙ってミシンなどを購入させたりしたとして、経済産業省は19日、特定商取引法に基づき、工業用ミシン最大手「JUKI(ジューキ)」(東京都)の子会社「JUKI家庭製品」(同)に6か月間の業務停止命令を出した。

 JUKIがJUKI家庭製品に訪問販売事業を継承させた昨年3月までの3年間にも違反行為があったと認定された。

 特定商取引法は勧誘でうそを言ったり、判断力のない相手に商品を販売したりする行為を禁止している

 同省によると、JUKIの販売員は06年7月、「ミシンの無料点検に来ました」と女性宅に上がり込み、「古くて交換用の部品がない」とうそを言って居座り、約30万円のミシンを買わせた。同年12月には、別の販売員が高齢の女性に「修理できない」と新しいミシンを勧め、女性が断ろうとしても「既に契約書を書いたので解約できない」と無理やり購入させた。

 同社は約10年前から訪問販売で宝石やアクセサリーなども扱っていたが、神奈川県に住む70歳代の認知症の女性が4年間、同じ販売員から約60点、約2400万円相当の商品を購入させられた例もあったという。

 経産省では「苦情件数が多く、勧誘方法も悪質だったため、業務停止命令に踏み切った」としている。JUKIをめぐっては、全国の消費生活センターなどに04年度648件、05年度447件、06年度338件の相談があったという。

 JUKIの中村和之社長は記者会見して「お客様に多大なご迷惑をおかけした」と謝罪。JUKI家庭製品を4月末で解散させる方針を明らかにし、ミシンを購入させられた被害者からの返品の申し出には、「できるだけ対応したい」と述べた。中村社長と山岡建夫会長は役員報酬の30%を6か月間返上する。



 なんだこれ。恐ろしい話です。

 消費生活センターに来た苦情件数だけ見ても、単独の犯行ではなく組織全体で推奨していたとしか思えない。認知症を喰いものにしようなんぞ、少しでも良識があったら出来るものではないですね。子会社を解散させて別の名前で生きていこうと思ってるんでしょうか。

 JUKIね。覚えておこう。

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2008年03月26日

働き盛りの若年性認知症患者を、地域で支える。

若年性認知症 患者に働く場 地域で支え 生き生きと

 若年性認知症の患者を地域で支える動きが少しずつ広がっている。「社会に役立ちたい」という患者の願いに応え、仕事や生きがい作りにつなげようと、さまざまな工夫をこらしている。

 東京・町田市のデイサービスセンター「おりづる苑せりがや」は毎週土曜日、若年性認知症の患者だけが利用する“おりづる工務店”に早変わりする。

 工務店の仕事は、市内の8保育園と提携した掃除やペンキ塗り。午前10時、出勤するとタイムカードを押す。登録しているのは男性6人。みな名刺を持つ。この日は、床のワックスがけと通用口の清掃の依頼があった。同苑管理者の前田隆行さんは「働き盛りで発症した人たちばかり。実際にはお金にならないボランティア活動だが、なるべく仕事の雰囲気を出すよう努めている」と話す。

 一般に高齢者のデイサービスセンターでは、室内でゲームなどをすることが多い。ところが、若年認知症の利用者は「まだ体が動く」「社会経験を生かした仕事をしたい」という意識が強く、高齢者と一緒のゲームにはあまり興味を持たないという。

 そこで、同苑では、保育園の協力を得て、昨年1月から工務店を始めた。利用者の要介護度は3〜4だが、みな自分のペースで働き、「仕事は楽しい」と話す。家族からも、「家の中でぼんやり座っているばかりだったが、工務店に通うようになって表情が明るくなった」「一日の出来事を自分から話すようになった」といった声が上がる。

 前田さんは「将来は賃金がもらえる仕事ができるように発展させたい」という。「おりづる工務店」の活動は、さわやか福祉財団理事長の堀田力さんら専門家でつくる「認知症になっても安心して暮らせる町づくり100人会議」から、先駆的な活動として今月、表彰された。

 こうした活動は広がり始めている。東京・新宿区にある支援施設「ジョイント」は、NPO法人「若年認知症サポートセンター」が昨秋に開設した。公園の清掃や、ちらしの封筒入れなど「就労型」活動を行っている

 認知症介護研究・研修東京センター主任研究主幹の永田久美子さんは「ちょっとした工夫や支援で、若年性認知症の人たちも地域でいきいきと暮らすことができます」と話している。



 もし今、自身が認知症になってしまったら、と考えると怖いですね。しかも本人が若く、働き盛りであるというのに、今の社会の大半を占める労働ができなくなってしまう。。。

 社会の受け皿部分が発達すれば、若年認知症患者が清掃等の仕事で収入を得られるようにサポートするボランティア、もできるのかもしれませんが、ボランティアという行為がまだまだ馴染みのない日本では難しいかもしれませんね。少なくともアメリカなどのようにボランティアをすることが当たり前のようにならないと。

 若年性認知症

 65歳未満で発症する認知症。働き盛りで発症するため本人・家族の精神的、経済的負担は大きい。患者は全国で数万人いるとみられている。

関連:ピック病で万引き行為をした人を理解しよう。
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2008年03月13日

知的障害者施設でのリハビリで後遺症が残ったとして提訴

提訴:ひざに後遺症 知的障害者、香取学園相手取り /千葉

 東庄町の社会福祉法人「香取学園」(近江谷藤司理事長)の知的障害者施設「瑞穂寮」に入所していた千葉市中央区の林かおりさん(41)が、入所中のリハビリで左ひざに後遺症が残ったのは、学園側の安全配慮義務違反が原因として、同学園を相手取り、慰謝料など1000万円を求める訴訟を7日、千葉地裁に起こした。

 訴状などによると、林さんは86年6月から00年12月まで同施設に入所。99年に屋外で別の入所者に押されるなどして転倒し、左ひざを負傷した。00年4月ごろ、リハビリと称して職員にひざを激しく曲げるなどの行為をさせられ、けがが悪化。後遺症で車椅子での生活を送ることになったとしている。

 県弁護士会館で林さんとともに会見した父康次郎さん(72)は、「学園がリハビリをしていたことすら知らされていなかった。娘が後遺症を負った責任を明確にしたい」と話した。学園側は「訴状が届いていないのでコメントできない」と話している。

 林さんは01年にも「入所中に足を強くけられるなどの虐待を受けた」として、職員ら4人と同学園、県を相手取り、慰謝料など計約2億円の損害賠償を求める訴えを千葉地裁に起こした。地裁は訴えの一部を認め、職員と法人に対し計300万円の支払いを命じた。足のけがに関しては虐待を認定しなかった。



 リハビリねぇ。

 悪化した箇所を早期に回復させるためにも、リハビリは必要ですが、それには医学的知識が必要になってきます。作業療法士や理学療法士などの資格がありますが、この学園ではどうだったのでしょう。

 最近は、障害者施設との軋轢が絶えませんねぇ。いや以前からもあったんでしょうけれど、明るみにされなかったというだけでしょうか。

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2008年03月07日

ゲートボール→リレーション

ゲートボール改めリレーション 「高齢者」イメージ払拭へ

 昨年8月に京都府で開かれた3人制大会(日本ゲートボール連合機関誌「ナイスパル」提供) 日本ゲートボール連合が、2人制・3人制の競技から「ゲートボール」の名を外す方針を決めた。高齢者スポーツ、というイメージが敬遠され、競技人口が大幅に減っているため。5人制は従来通りだが「将来的には名称変更も視野に入れている」と、看板の掛け替えも辞さない覚悟だ。

 2人制・3人制の新名称はチームプレーの良さを強調する「リレーション(関係)」。2人制はリレーション−ダブルス、3人制は同トリプルズとする。同連合は5日に開く各県の加盟団体代表者らを集めた会合で、全国統一の競技要領を発表し、今後の大会で新名称を使うよう理解を求める。

 高齢者スポーツの代名詞として親しまれてきたゲートボールだが、グラウンドゴルフやパークゴルフなど、手軽にできるニュースポーツの台頭などが影響し、国内の愛好者数はピーク(平成2年ごろ)の約600万人から約200万人にまで減っている。高度なチーム戦術や駆け引きを要求されるため、「命令されるようで嫌」「自分のプレーがほかのメンバーに迷惑をかける」と敬遠する人も少なくない。



 確かにゲートボールって、老人スポーツのイメージがありますが、実際はかなり高度な技術を、そして特色でいえば「戦略」が非常に大きなモノをいうスポーツです。若者でも実際やったら異常に面白いと思いますが、いかんせん身体をあまり動かさないし、イメージ的にも高齢者がやるものというのがあるのでやりづらいんでしょうね。

 イメージで負けているスポーツといえばやはり卓球を挙げたいところです。卓球は運動量もある上に、戦略、技術的に他のスポーツを寄せ付けないところがあり、更に用具によって大きく変化するという特色もあります。スポーツはやはり自分でやってナンボです。野球やサッカーは見ていて面白いでしょうけれど、卓球は「やって面白いスポーツ」の中で1番だと思います。

 そして生涯スポーツとしても。60歳のおじいちゃんが卓球歴5年以上の若者に余裕で勝つというのはザラにある話です。運動量以外の要素が大きくモノをいう、まさに理想的な「スポーツ」ではありませんか。

 特に近年、卓球をより高齢者向けにした「ラージボール」が人気を集めています。卓球との違いは、用具の制限、球の大きさ、ネットの高さぐらいです。健康のためにもやってみてはいかが?

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通院の際の交通費支給に制限を加える。

身体障害者や転院など限定 身体障害者や転院など限定 生活保護の通院交通費

 北海道滝川市で生活保護受給者が通院タクシー代として計約2億円を詐取し起訴された事件を受け、厚生労働省は3日、通院の交通費支給に関する実施要領の改正を決めた。

 生活保護受給者は医療費のほかに、一定の条件を満たせばタクシー代などの通院交通費も支給されるが、4月1日からは、審査によって電車などの利用が著しく困難な身体障害者や体の弱い人、医師の指示による移動困難な患者の転院、へき地などから最寄りの医療機関に通院しても交通費が高額になる場合などに限定。いずれも原則として受診するのは福祉事務所管内の医療機関としている。

 支給は離島からの搬送や医師の指示で転院する場合を原則とし、それ以外は「個別に審査し、真にやむを得ないと認められる場合」と定めた。



 今更って感じですけれどね。大問題に発展しないと何も変わらないというのはお役所仕事という感じです。

 これからの時代、問題に発展する前に芽を潰していく、そういう部門ができてもいいような気がします。

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2008年03月04日

たった一人の、老年病専門医。

イラン たった1人の老年病専門医

 テヘラン市内にある診療所で、イラン初の老年病専門医として知られるフーシャング・ベイザイさん(76)を取材した。この日は祝日だったが、取材中も老医師の携帯電話が鳴る。患者の家族から電話がかかってくるのだ。

 「心配いりませんよ。症状がひどくなるようなら、薬を飲ませてください」とベイザイさん。電話を切ると、「高齢者の面倒を見るのが大好きなのです」と、優しい笑みを浮かべた。

 祖父と兄が医師という家庭に生まれ、母の強い勧めで医師の道へ。当初の専門は内科だったが、1970年に渡英し、老年病学に出会った。当時、イランに老年病の専門医はおらず、新しい分野を専門とすることにひかれたという。

 イランは、人口約7000万人の約6割を30歳以下が占める「若い国」。だが、高齢化は確実に進み、10年後には60歳以上人口が1000万人の大台に乗るとされる。大都市では、高齢者の世話を家族がする伝統にかげりがみえる。

 ベイザイさんは帰国後、診察にあたる一方で、ラジオにも積極的に出演。高齢者向け専門医療の必要性を訴えてきた。おかげで、老年病学の講義を行う医学部が増え、保健省に専門部局ができるなど効果は出ている。

 食事に細心の注意を払うなど体調管理に余念がなく、「引退なんて考えたこともない」。医療への情熱は、老いてなお燃えさかっている



 んー、カッコイイです。

 高齢者の社会になる前の段階から、高齢者が増加することを見越して、老年医療の必要性を説いているあたり、賢すぎます。

 日本はというと、結局高齢化の波に飲まれてしまったような感じですね。老年医療は日本でも発達してきましたが、あまりその媒体が育たなかったような気もします。最近になってようやく生活習慣病の予防に力を注ぐようになってきたといいますか。

 どこの科の医師も、この方のように、最後まで医学への情熱を捨てることなく、一生を終えたいものですね。それこそが医師としての最上の幸せかもしれません。

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2008年02月22日

高齢の双子を調査して、老化と環境の関連を調べる

老化進める環境、高齢の双子で探れ 阪大が研究へ

 70〜80歳代の一卵性双生児で、生活習慣や環境の違いが老化にどのような影響を及ぼすのかを探る研究を、大阪大医学系研究科の早川和生教授(健康増進学)の研究グループが始める。09年3月までの研究期間に全国の50組の双子を調べる。阪大の倫理委員会が5日研究を承認した。

 一卵性双生児はゲノム(全遺伝情報)が基本的に同じ。老け方が違うのは、生活習慣や環境に差があり、老化を抑制する遺伝子の働き方が異なるためとみている。

 早川教授らは、約30年前から1万2000組の高齢の双子を追跡調査し、生活習慣病にかかわるライフスタイルなどについて研究してきた。今回は1万2000組の中から体力や脳、腎臓の機能、聴力などで老化の差が大きい一卵性の50組を調査対象とする。

 双子から唾液を採り、クロトーサート1という代表的な老化関連遺伝子の働きの程度を調べる。同時に食生活や運動量、仕事内容、ストレスの程度などの生活習慣、生活環境をアンケートし、どのような要因が、老化関連遺伝子の働きを促進するのかをみる。



 なるほど。遺伝子情報は同じ一卵性双生児でも、その遺伝子が効果を発現するためには当然食事や運動などの環境因子も関わってくるわけで、その違いをつきつめればより老化しにくい環境を想定することが可能、ということですね。

 かなり面白い試みです。結果が非常に楽しみ。

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  l、~ ヽ      
  じし' )ノ 

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やせている高齢者は、糖尿病になるリスクが高い

糖尿病、やせた高齢者もご注意 茨城県で12万人調査

 やせている高齢者は、普通の体形の人より糖尿病になるリスクが高いことが、独協医科大の西連地利己助教(公衆衛生学)らの大規模調査でわかった。肥満が糖尿病を招きやすいことは知られているが、「やせ」との関連が浮かんだ研究は珍しい。

 調査は茨城県の委託で、93年に同県内で住民健診を受けた当時40〜79歳の男女のうち、糖尿病ではなかった約12万7000人に協力してもらい、04年まで健康状態を追った。糖尿病になったのは8400人余だった。

 肥満に当たるBMI25〜29.9では、男性で18%、女性で31%、普通体重の人たちより高かった。やせた人と太った人で、どちらがより危険かははっきりしないという。

 一般に、日本では欧米と比べてやせた糖尿病患者が多く、こうした人は糖を細胞に取り込むインスリンをつくる能力が欧米人より低いと考えられている。

 西連地さんは「やせた人は太ればリスクが減るわけではありません。運動や食事に注意するとともに、年に1回程度は健診を受けるようにして」と助言している。



 糖を細胞内に取り込む際の異常が糖尿病ですから、太るだけでなく「やせる」ことも症状の1つではあります。やせているからといって糖尿病というわけではありません。

 高齢者は代謝能力全般が低下していますから、運動や食事などの面でサポートすることがどうしても必要になってきます。介護保険などで色々と情報は得られると思うので、それを参考にして、自己管理を進めて下さい。

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2008年02月20日

認知症予防のために、日ごろから脳を刺激しよう

予防できる?認知症: 体操、食事など生活習慣改善

 脳の活性化になる、と人気の体操がある。手の動きから「フリフリグッパー」と名付けられた。茨城県利根町の保健センターを中心に、認知症予防策の一つとして始まった。

 認知症と生活習慣には関係があるのか。このテーマを研究する筑波大の朝田隆教授から01年、利根町に協力要請があった。受諾した町は同年、65歳以上を対象に44回の講座を開き、記憶力など認知機能のテストも実施。受講者の一部約400人が翌年から、栄養、運動、睡眠のいずれかの実習に参加した。

 「フリフリグッパー」は、この運動実習で取り入れられた。筑波大の征矢英昭准教授が「血流改善が脳の働きを活性化する」と考案した。栄養実習では動脈硬化を防ぐドコサヘキサエン酸(DHA)の摂取▽睡眠実習では30分程度の昼寝−−などを実践した。

 3年後、参加者は再び認知機能のテストを受け、朝田教授らが実習に参加しなかった住民と比較した。詳細な検証はまだだが、実習参加者では記憶力が改善した人が多く、軽度認知障害(MCI)から認知症へ進む割合も低かったという。

 町は住民ボランティアの協力を得て運動集会を続けることにした。3カ所で月2回、50人程度がボール運動の後、フリフリグッパーをする。夫婦で参加する河野晴哉さん(78)は「体操をすると調子がいい。テストも張り合いになる」と話す。保健センターの村田啓子所長は「運動は一人では続けにくいので、住民が集まる場は貴重」と効果に期待する。

 一方、東京。23区で2番目に人口の多い練馬区は05年度から、住民ボランティアによる認知症予防推進員の育成を始めた。研修を受けた約300人がウオーキングなど自ら企画して活動する。

 宇良千秋研究員によると、アルツハイマー病の予防は運動や食事のほか、知的活動、人との接触なども関連があり、早い段階で脳の機能を鍛えれば発症を遅らせることができると期待する。

 また、愛知県豊橋市は03年度から、住民主導型のプログラムを取り入れている。市介護保険課は「(住民主導型プログラムは)参加者が認知症予防の目的を意識しているので『自力で続けよう』という意欲が強く、自主化しやすい。発症者への理解も深まり、認知症対策に多くの住民を巻き込める」と話す。昨年度までに12グループ90人が参加し、ほとんどが今も自主的に活動を続けている。

 ◇Q&A

 認知症はどういう病気なのか。浴風会病院の須貝佑一精神科診療部長に聞いた。

■認知症は予防できる?

 海外の疫学調査で、予防の可能性を示すデータが蓄積されてきた。食事や運動、頭の使い方などが複雑に関係している。

■もの忘れは認知症の始まり?

 年齢的なもの忘れは、記憶の回路が残っており後で思い出せるが、認知症は記憶全体がすっぽり抜け落ち、ヒントを与えても思い出せない。ただ、最初は家族も気付かないことが多い。

■軽度認知障害(MCI)とは?

 通常の物忘れから認知症に移る期間のことで、早く対策を打てば発症を遅らせられるのではと注目されている。ただ、共通の診断基準がまだなく、MCIの何割が約何年で認知症に移行するかも見解が分かれる。記憶力、注意力、計算力など障害にも複数のタイプがあり、異なる対応が必要だ。

■脳は鍛えるべきか?

 「認知的予備力」といい、社会活動などで神経細胞ネットワークを増やしておくと、病気になっても症状の出方が遅れるとみられている。運動、食事、認知的予備力の3本柱のうち、運動と食事を基本に、計算ドリルなどは楽しめる範囲で。機能が衰えた人に無理強いはよくない。自治体の予防事業も、検診に来なくなった人をどうすくい上げるかが課題だ。



 常日頃から、頭を使うということを意識すべきかもしれませんね。例えばちょっとした買い物の時に、メモをせず、記憶して行くとか。記憶力は衰える一方ですが、その衰え方を減らすためには記憶するしかないんですよね。

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2008年02月16日

介護ベッドの手すりの隙間で3人が死亡する

介護ベッド、手すりで死傷

 介護ベッド用の手すりのすき間に首や手などを挟まれる事故が昨年5月以降、全国で5件発生、3人が死亡していたことが経済産業省の調べでわかった。

 製品の欠陥の有無は不明だが、同省と業界団体は事態を重くみて、メーカー各社に手すり部分などへの警告表示の徹底を指導し、使用者への注意喚起を始めた。

 同省によると、死亡事故は昨年5月〜今年1月に兵庫、愛知、香川県で発生。40〜80歳代の高齢者や身体障害者の男女がベッド脇の手すりの間に首を挟まれ亡くなった。転倒時や身を乗り出した際、首がすき間に挟まったとみられている。

 東京都では昨年11月、立ち上がる際につかまった手すりが動いて女性が転倒、あばら骨を折った。この手すりを製造した「パラマウントベッド」(東京)は、手すりを固定する部品の摩耗が原因として、2001〜07年に販売した同型の手すり約37万台について、新しい部品と無償交換するリコールを同省に届け出た。

 同省製品安全課では「要介護者はいったん姿勢を崩すと、元に戻れず、重大事故に至るケースが多い。自力で動けない場合は、すき間をクッションや毛布などでふさいで使用してほしい」と呼びかけている。



 介護用の商品は、人間工学等に基づいて設計されており、障害のある人でも安心して使えるものでなければなりません。

 健常者が作るとしても、「ここはこういう障害のある人向けにこうしたほうがいいんじゃないか」と、頭の中で考えたり、実際に使ってみて不具合がないか確かめるのでしょう。

 要するに「配慮」の世界。

 今回は、たまたま、手すりの隙間が大きくて死傷事故がおきてしまいましたが、今後、そういうことのないよう、改善していってほしいと思います。

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2008年01月03日

今年も餅を詰まらせた人々。

餅のどに詰まらせ7人搬送1人死亡 東京都内

 東京都内で1日午前0時から午後7時までの間、もちをのどに詰まらせて7人が搬送され、自宅でもちを食べていた大田区の男性(59)が死亡した。昨年12月26日からこれまでに高齢者を中心に10人が搬送されていて、死者は3人となった。

 昨シーズンは26人が運ばれ、4人が死亡している。東京消防庁ではもちを小さく切ってよくかむことや、高齢者や子供が食べるときは家族がそばで見ていることなどを呼びかけている。



 酷なようですが、誰でも年はとりますし、嚥下能力も落ちてきます。まずそのことを認識しましょう!

 今回喉に詰まらせた男性も、59歳ですよ。世間一般でいったら高齢者の定義からは外れます。しかし喉に詰まらせて死亡しているわけです。

 毎年毎年、同じ事故がおきています。正月ぐらい、落ち着いて、しっかり噛んで、食べましょう。

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2007年12月17日

盲人卓球(サウンドテーブルテニス)で障害者と触れ合う

アイマスクで卓球に挑戦

 障害者スポーツや舞台公演、作品展示などを通じ、障害者福祉への理解を深めてもらう「ほかほかまつり」が8日、大津市におの浜4丁目の市立障害者福祉センターと、隣接するにおの浜ふれあいスポーツセンターで始まった。

 今月3日から9日にかけての障害者週間に合わせ、市内の各障害者福祉協会などでつくる実行委員会が開いている。障害者にも活動に参加する意欲を高めてもらおうと、昨年から始めた。この日は約500人が参加した。

 会場には、障害者スポーツの体験コーナーが設けられ、アイマスクをして盲人卓球に挑戦した人たちは「見えない」「難しい」と言いながら何度も取り組んでいた。

 展示コーナーでは絵手紙や似顔絵、毛糸の編み物なども並んだ。絵手紙や編み物を出展した同市坂本7丁目の竹内三彩さん(26)は「作品に思いがこもっていて、みんなうまい」と話していた。

 9日も両会場で開かれ、車いすや点字などを体験するコーナーや舞台発表がある。無料。



 障害者とのコミュニケートで相手を理解することは、社会を形成する上で必要なことです。

 障害者卓球は、車椅子に乗ったりしてプレイする一般的な卓球ですが、盲人卓球は全く別のスポーツといってもおかしくありません。

 今ではサウンドテーブルテニスとも言われているようですが、一般的な卓球と異なる点は、「球を転がし、ネットの下を通して打ち合う」という点でしょうか。勿論通常のピンポン球ではなく、音が出るように金属球の入った卓球ボールを用います。ラケットも、打球音を響かせるためラバーが貼っていないものを用います。

 聴覚のみで平面の空間把握をする盲人卓球ですが、なかなか奥が深く、また、非常に難しいらしいです。

 どこかの大学の文化祭で、この盲人卓球のお試しみたいな催しがあったのですが、残念ながら参加できませんでした。見かけたら是非やってみたいと思います。


11 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/12/10(月) 02:26:20
盲学校卒だが、盲人卓球は信じられん位レベルの高いスポーツだよ。

エアホッケーみたく特製ピン球を打って転がす訳だが、学生(中・高)の球でもめっちゃ早い。プロ野球のピッチャーの球を受けるのと変わらんと思うよ。卓球のスマッシュより早いと考えてくれればいいが、それを音で感じて瞬時にラケットに当てる。あれは見ていて信じられない。あんなに早いのを見ずに当てるのは神業みたく思える。しかも高速サーブがインかアウトか音で分かるらしいし。

審判が育ってないから生徒の方が立場的に上なとこが多いと思うが今も同じなのだろうか...

盲人卓球を体験したことのない人はぜひ一度見てみるといいよ。心眼を見たような感じになるから。


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posted by さじ at 03:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護

2007年11月29日

高齢者介護ロボ「TWENDY-ONE」を早稲田が開発

高齢者を介助するロボット、早大が7年かけて開発

 高齢者がベッドから起き上がるのを助けたり、食事を運んだりできる介助ロボット「TWENDY―ONE」を早稲田大学の菅野重樹教授(総合機械工学)らが開発し、27日公開した。

 7年かけて作られた。身長約1・5メートル、重さ約110キロ・グラム。四つの車輪で自由に動き回り、障害物も自分の判断で避けられる。

 寝ている人が「起きあがらせて」と命令すると、両腕で人の手を支えて立ち上がらせたり、車いすに移るのを手助けしたりする

 柔らかいシリコン製の指先と柔軟な関節という人間に近い指構造を備え、生卵や食パンもつぶさずに持てる。この日の実演では、入力されたプログラムに従い、冷蔵庫からケチャップを出したり、朝食を皿に載せて食卓まで運んだりして働き者ぶりを披露した

 高齢者介助だけでなく、工場での作業などにも利用できる。2015年ごろの実用化が目標。菅野教授は「量産化すれば、1台1000〜2000万円で提供できる」と話している。



 結構大きいですね。むしろドラえもんに近い(129.3cm、129.3kg)

 病院用ではなく、在宅医療用ですね。値段さえどうにかなれば、在宅の高齢者用に便利なんですが…。在宅医療を発展させるには、ネット環境を整備して、医師との連絡がスムーズに取れるようになることですけど、このロボットを発展させれば、実際に医師がそのロボットを介して状態を見たりできるかもしれませんね。何十年先になるのかは分かりませんが、漫画でしかありえなかった世界に1歩近づいてる気がします。

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posted by さじ at 16:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護
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