[介護]の記事一覧

2012年12月19日

カルピス社の乳酸菌飲料で記憶力や集中力が改善する。

乳酸菌飲料で記憶・集中力が改善!?

 カルピス株式会社の発酵応用研究所は、自社保有の乳酸菌「ラクトバチルス・ヘルベティカス(Lactobacillus helveticus)」で発酵させて作った乳酸菌飲料(殺菌済み)の飲用で、ヒトの記憶力や集中力などが改善されることを、中部大学応用生物学部の横越英彦教授との共同研究で確認したと発表した。これまでマウスの実験でこれらの効果を確かめていたが、今回はヒトでの効果を確かめた。研究結果は今月2-6日に米国・ハワイ州で開かれた国際機能性食品学会(ISNFF 2012)で発表した。

 同研究所は、もの忘れを自覚する45歳から70歳までの男女20人(平均年齢50.9歳)に、ラクトバチルス・ヘルベティカスで作った乳酸菌飲料200ミリリットルを1日1回朝食前に飲んでもらい、8週間後に「アーバンス神経心理テスト」を用いて、「即時記憶」「空間認知」「言語」「集中力」「短期記憶」について評価した。

 その結果、飲用前と比べて総合点と言語、集中力、短期記憶で改善効果がみられた。とくに言語では「意味流ちょう性」(野菜や動物の名前をできるだけ挙げさせる)の項目、集中力では「数唱」(読み上げた数字〈1・5・3・4・8など〉を覚えて答えさせる)と「符号」(図形の下の空欄に90秒間内で、対応する数字を記載させる)の各項目、短期記憶では「図形再生」(約20分前に模写してもらった図形を思い出して描かせる)の項目が有意に改善されることが分かったという。



 殺菌してるということは乳酸菌そのものの作用というより発酵してつくられた何らかの物質が良かったということ?より細かいデータがみたいですね。同じことを牛乳でやった時との違いとか。カルピスって文字を見るだけでプレミアムカルピスが飲みたくなるのは私だけではないはず。牛乳割りカルピスとか発売してくれないかしら。
posted by さじ at 05:07 | Comment(1) | 介護

レビー小体型認知症でも脳にアミロイドの蓄積が起こる。

放医研など、アミロイドの蓄積と認知症を伴うレヴィ小体病の関連を確認

 放射線医学総合研究所(放医研)は12月6日、PETとMRIを用いた研究により、認知症を伴うレヴィ小体病の脳萎縮にアルツハイマー病(AD)と同じく異常タンパク質「アミロイド」の蓄積が密接に関連することを明らかにしたと発表した。

 同成果は、放医研 分子イメージング研究センターの島田斉 研究員らと千葉大学大学院医学研究院の桑原聡 教授らによるもので、「Movement Disorders」オンライン版に掲載された。

 認知症は高齢者に多く、65歳以上ではおおよそ13人に1人が発症するとされており、特に高齢になる程発病率が高くなるため、日本でも高齢化に伴い、患者数は増加している。認知症を伴うレヴィ小体病は、三大認知症の1つで、高齢者にも多く、典型的には、近時記憶障害(物忘れ)、幻視(実際には無い物や人が見える症状)の他、振戦(手足の震え)、筋強剛(関節の抵抗が大きくなる症状)、寡動・無動(動作が緩慢になったり、動けなくなったりする症状)、姿勢反射障害(バランスが悪くなる症状)などの様々な症状が認められるが、原因については不明な点が多く、いまだに解明されていない。

 アルツハイマー病ではアミロイドと呼ばれるタンパク質の塊が蓄積し、これにより神経細胞が死ぬことで脳が萎縮し、物忘れなどの症状が出ると考えられており、認知症を伴うレヴィ小体病においても、アミロイドの蓄積が生じる例があることや、脳が萎縮する例があることなどがこれまでの研究から知られていた。

 また、病初期に認知症を伴わないレヴィ小体病患者でも、脳が萎縮している症例では、将来認知症が出てくる可能性が高いということも報告されていたが、認知症を伴うレヴィ小体病における脳内のアミロイドの蓄積と脳の萎縮との関連は、明らかになっていなかった。

 そこで今回の研究では、アミロイドの蓄積を確認する目的で行われるPET検査で用いられる、検査用の薬剤の一種「[11C]PIB」を用いて検査を行い、認知症を伴うレヴィ小体病患者、アルツハイマー病患者および健常者(対照)の脳内アミロイド蓄積を測定し、各群を比較したほか、認知症を伴うレヴィ小体病において、アミロイド蓄積を伴う群と伴わない群にわけ、これら二群とアルツハイマー病患者群、健常対照群において、MRI画像から推定した脳萎縮の程度を比較し、認知症を伴うレヴィ小体病におけるアミロイド蓄積と脳萎縮の関係の調査が行われた。

 認知症を伴うレヴィ小体病患者15名、アルツハイマー病患者13名、および健常対照者17名を対象にPET画像診断を行い、脳内アミロイド蓄積の分布を測定したところ、認知症を伴うレヴィ小体病患者の40%(15例中6例)と、すべてのアルツハイマー病患者で、脳内にアミロイド蓄積が認められた。認知症を伴うレヴィ小体病を、脳内にアミロイドが蓄積している群とアミロイドが蓄積していない群に分けた場合、アミロイドが蓄積している群における脳内アミロイドの分布は、アルツハイマー病における分布と類似していることが確認されたという。



 レビー小体型認知症というのも近年非常にピックアップされてきた疾患の1つです。

 なんといっても、ありありとした幻視が特徴的で、それに加えて認知機能の低下が起こることでオヤッと思います。アルツハイマー病と異なって、アリセプトなどを大量にいってしまうと逆に症状が重くなるので少量処方からがポイントとなりうることでも有名です。
posted by さじ at 04:13 | Comment(0) | 介護

2012年12月02日

認知症の精神科入院、過去最多の5万3千人に。

認知症の精神科入院増加、最多5万3千人に

 精神科病院に入院する認知症の人が、昨年は5万3400人と過去最多に上ったことが、厚生労働省が3年ごとに実施する患者調査でわかった。

 調査によると、精神科病院に入院する認知症の人の数は、1996年に2万8100人だったが、高齢化の進展とともに2005年に5万2100人へ増加。08年は、ほぼ横ばいで5万1500人だった。今回の調査は、東日本大震災の影響で宮城県の3市2町と福島県を除く集計だが、それでも過去最多を更新した。



 そりゃそうでしょ。受け皿がないんだし。

 本来なら施設に入所するような程度の人も、精神科病院に入院しているケースが多いもんなぁ。でもそれって施設が全然少ないから起こってるんじゃないのかなぁ。

 本来なら介護職をちゃんと増やして、賃金も有る程度確保するべきなんだろうけど、なんでか、アレなんだよねぇ、介護職が給料低いというか。不思議なんですよね、やってることは相当もらっていいはずなんだけども。介護潤えば施設でみれる認知症老人も増えて、精神科に入院しなくていいんだけどもなぁ。

 増税して、福祉に使うっていうのは、ホントなんですかね。期待しちゃっていいんですかね。なんか結局公共事業やら訳のワカランことに使われる気がする。結局政治家って、自分の地元が潤えばいいとか、そういう処、あるんじゃないですか?じゃなきゃあんな低レベルな人が地元で祭り上げられて後援会やら出来るはずないもんなぁ、と思うんですけれども。復興予算で作った、変な就職活動用ソフト、ご覧になりました?私が中学の時にやったパソコンのゲーム「ごたく」以下の出来で、それで何千万とか使われたらしいんですが。そういうことばかりやっちゃうからダメだっつーのに、それでも当選してしまうのは国民の民度が低いんですかね。
posted by さじ at 23:51 | Comment(0) | 介護

2012年12月01日

アルツハイマー病をより早期に発見できるかもしれない。

アルツハイマー病の兆候、もっと早期に発見できる可能性も

 アルツハイマー病の早期発見と予防の方法が模索される中、これまでで最も早期の兆候を発見したとする研究が、6日の英医学専門誌ランセット(The Lancet)に掲載された。

 認知症の症例の3分の2を占めるアルツハイマー病。発症率は200人に1人で、高齢化に伴い世界的に患者数が増えている。治療面で大きな問題となっているのが、病気が進行して回復不可能なまでに脳が変化してしまった後でないと症状が現れない点だ。

 米アリゾナ(Arizona)州にあるバナー・アルツハイマー病研究所(Banner Alzheimer's Institute)のエリック・レイマン(Eric Reiman)氏率いる米国とコロンビアの共同研究チームは、親戚関係にありアルツハイマー病の遺伝的素因を持つ18〜26歳のコロンビア人44人の脳を調べた。

 この親族に伝わる遺伝子変異は、老年期になってアルツハイマー病を発症させる通常タイプと異なり、40代で発症させる珍しい変異で、44人中20人に確認された。検査当時の認知能力には全員、何の問題もみられなかった。
 
 被験者たちの脳をスキャン画像で比較したところ、遺伝子変異のあるグループは、ないグループに比べて脳の特定の部位の灰白質が少なかった。また、アルツハイマー病患者の脳に蓄積してアミロイド斑(プラーク)を形成するとされる「アミロイドβ(ベータ)蛋白」の脳脊髄液中の濃度は、遺伝子変異のあるグループのほうが高かった。

 ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ(University College London、UCL)認知症研究センターのニック・フォックス(Nick Fox)氏はこの発見について、「症状が現れる20年以上前から神経変性が始まっていることを示しており、これまでのMRIによる研究で示唆されていたより幾分早い」とコメント。また、ランセット誌も「より早期の発見と予防治療の臨床試験につながると期待される」との声明を発表している。

 一方、今回の研究はアルツハイマー病の従来の進行モデルに疑問を投げかけるものでもある。フォックス氏は「複数の方面から」従来モデルを疑問視した研究だと述べ、中でも「(脳を損傷させる原因とみられている)プラーク蓄積の兆候よりも先に神経変性が起きているようだ」と指摘。また、今回の研究結果は被験者数が少ないため慎重に扱う必要があり、しかも、より一般的な老年期に発現するアルツハイマー病にはあてはまらない可能性もあると述べている。



 実際、画像でアルツハイマーを診断することが多いのですが、アルツハイマーっぽい症状が出てても、画像ではまだそこまで変異しておらず確定診断が微妙なケースというのも結構多いですからね。こういった早期発見が出来れば、よりアルツハイマー治療薬の早期導入も出来るようになるでしょう。
posted by さじ at 09:00 | Comment(0) | 介護

2012年10月24日

医療機関を合併することで、地域の高齢化対策に繋げる。

医療機関の合併、大都市で高齢化に有効−人口問題研究所・西村所長

 国立社会保障・人口問題研究所の西村周三所長は22日、同研究所が主催のセミナーで講演し、大都市が今後のさらなる高齢化に対応するために有効な変化の一例として、医療機関の合併による1機関当たりの医師数増などを挙げた。

 西村所長は、同研究所が2007年に推計した10年と25年の人口の比較から、東京都や愛知県は全世代の人口規模が増加・横ばいで、特に75歳以上の人口が大きく増える一方、大阪府や北海道では、75歳以上の人口が大きく増えても、それ以外の世代の人口は減ると指摘。また、鳥取県や島根県では75歳以上の人口の伸びは小さく、それ以外の世代の人口が減るとして、それぞれの地域の高齢化対策を一律にすることはできないとの考えを強調した。

 その上で、全世代でも高齢者に限っても人口が伸びる大都市の高齢化対策では、「コンパクトという概念が一つのキーワード」と説明。その一例として、医療機関を合併して医師数の多い医療機関に再編、その医療機関への交通網を整備することを提案した。患者側についても、住居を集約した方が、介護サービスを有効に提供できるという統計があると指摘。「『あっちからこっちに移れ』と言うのが簡単でないことは十分知っている」とした上で、「10年計画とかで考えていけたらいいと思う」と述べた。



 これはいい案ですね。ある程度の都市なら集中したほうが、高度かつ最先端の医療を提供できるだけのマンパワーが集まりますし、そこまでの交通の便を整えたほうが、患者にとっても有益でしょう。例えばバスの数を増やすとか、ですね。

 こういう試みがあると、医師もその大型病院に勤めやすくなりますし、何より当直などの負担も減るので、いいことづくめのような気もします。
posted by さじ at 23:54 | Comment(0) | 介護

2012年10月17日

高齢者の手足が震える原因となる遺伝子を医科歯科大が発見する。

手足震えの遺伝子特定=細胞間の情報伝達に影響−東京医科歯科大

 高齢者が字を書いたり歩いたりする際に手足が震える原因となる遺伝子の一つを、東京医科歯科大学の研究グループがマウスの実験で特定した。この遺伝子がないマウスでは、神経細胞間で情報を迅速に伝達するのに不可欠な物質が作られなかった。人間の震えの治療にも応用が期待できるという。研究成果は21日付の米科学誌ジャーナル・オブ・ニューロサイエンスの電子版に掲載された。

 同大学院の鈴木喜晴講師によると、体を動かす際の手足の震えは、日本人では65歳以上の5人に1人が発症している。日常生活に大きな支障があるが、根本的な治療法はないという



 微妙なところですよねぇ。こういう神経系は、絶妙なバランスで成り立っているので、むしろ震えないほうが凄いというか。

 本態性振戦などもこういう機序でうまれるものかもしれませんし、今後の治療に期待。
posted by さじ at 23:56 | Comment(0) | 介護

2012年10月12日

鉄粉を幹細胞に混ぜ、磁石で軟骨や骨折を修復する方法を開発

磁石と鉄粉使って軟骨治療 広島大、臨床研究目指す

 加齢や事故によって損傷した軟骨や骨折を修復するため、磁石を利用した再生医療の研究が27日、文部科学省の研究開発推進事業に採択された。広島大の研究で、3年後をめどに臨床研究の開始を目指す。実用化されれば、従来より効率がよく患者への負担が少ない治療法として期待される。

 採択されたのは、越智光夫教授(整形外科)らの研究。患者の骨髄細胞から培養した幹細胞を、患部の近くに注射して軟骨や骨に変化させて修復する方法だが、幹細胞に鉄粉を混ぜるのが特徴。体外から強力な磁石で幹細胞を患部に誘導するため、人工関節など従来の治療法と違い手術の必要がない

 越智教授らは、これまでブタを使った実験で有効性や安全性を確認。文科省の事業では鉄粉を混ぜた細胞の安全性などをさらに詳しく評価する。越智教授は「3年後をめどに臨床研究を始めたい」と話している。



 高齢者になると、何もかも弱るんですけれど、何が困るかって、「膝が痛い」ってのが、困りますね。結局今後数十年間、整形外科と循環器内科が台頭するのは間違いなさそうなくらい、関節の悩みっていうのは根強い。

 特に関節が悪くなる→歩けなくなる→筋力弱るわ骨ももろくなるわ生活がままならなくなる→抑うつ状態・認知機能低下が続く、というスパイラルが恐ろしいですからね。こういう身体に負担のない治療法が見出されることは、人が最後まで自分の家で生活するための希望なのです。

 広島大最近臨床研究分野で強すぎますね。
posted by さじ at 08:00 | Comment(0) | 介護

2012年10月08日

延命治療について事前に対話しておく試みを始める。

延命に治療について

 終末期に人工呼吸器や胃ろうなどの延命治療を希望するかどうか。高齢者医療の先端治療研究施設、国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)は近く、患者が家族、医療関係者と話し合って最期の迎え方を決め、それに沿った治療内容やケアを行う仕組みを導入する。これまで「無駄な延命」を希望しない意思を事前に示す取り組みはあったが、対話を通じて治療内容や最期の迎え方まで決める取り組みは初めて。

 年齢や病状の重さにかかわらず、全ての入院・通院患者の希望者を対象とする。計画によると、まず患者は、家族を交え、研修を受けた看護師らと面接し、治療の内容や予測される効果などの説明を受ける。その上で、最期の治療方針などを決め、電子カルテなどに記録する。

 延命治療については、心肺蘇生法や人工呼吸器、胃ろうなどの人工栄養などを、希望するかどうか三つの選択肢から選んでもらう。本人が判断できなくなった時、決定をゆだねる家族などの代理人を決めておくこともできる



 死期が迫るとき、一体その人の人生において何が一番大事なことなのか、それを考えなければなりませんね。例え点滴1つにしても、治る可能性がなく苦しませるために生きながらえさせるだけの代物が果たして何の意味があるのか、と常に考えてしまいます。しかし決めるのは医師ではなく患者、という時代が来ております。こういう試みは大変画期的です。エンディングノートなんてものが流行っているようですが、医療現場においても具体的にどのような死をのぞむのか、予め定めておくことも必要なことかもしれません。
posted by さじ at 16:19 | Comment(0) | 介護

大声をあげる認知症患者に布団をかぶせて変死。

認知症の入院患者変死 看護師解雇「布団で頭包む」 大阪・豊中市の病院

 大阪府豊中市城山町の医療法人北斗会「さわ病院」で9月、認知症の入院患者の男性(79)が変死する事件があり、男性看護師(33)が病院側の調査に「声を上げたので薬を投与し、うつぶせにして布団で頭を巻き込んだ」という趣旨の説明をしていることが4日、分かった。

 産経新聞の取材に病院側は「看護師の行為と患者の死亡との因果関係は分からないが、医療行為としてあってはならない」とし、看護師を解雇したことを明らかにした。

 大阪府警豊中署は死亡時に届け出を受けて司法解剖を行ったが、看護師の説明については「把握していない」としており、改めて病院側から事情を聴き、刑事事件として立件できるか判断する方針。

 同署によると、死亡したのは無職、Tさん(79)。司法解剖の結果、死因はのどに何かをつまらせたことによる窒息死だった。外傷はなかったという。

 Tさんは9月22日午後11時5分ごろ、病室のベッドの上で、頭に布団をかぶった状態で死亡しているのを巡回中の女性看護師が発見した。Tさんは約2年前から認知症の症状で入院。ほとんど寝たきりだったが、食事は普通にとれていたという。病院によると男性看護師は同日午後10時ごろ、Tさんが病室で大声を上げたため、医師の指示で睡眠導入剤を飲ませた。だが、Tさんが騒ぎ続けたため、布団で頭を包みうつぶせにしたという。

 男性看護師は病院に対し、以前にもTさんに同様の行為をしたと説明。「ほかの患者に迷惑がかかるのを防ぐため、これまでにも大声を上げて騒ぐ患者に布団をかぶせたことがある」と話しているという。

 発見時は病室にTさんのほか4人の患者がいたが全員寝ていた。発見の約1時間前に別の看護師が巡回した際は、大きな物音や争うような声を聞いた人はいなかったという。同署は当初、こうした状況や死因などから事件の可能性は低いとみていた。

 豊中市保健所は病院から9月24日に報告を受け、翌日に立ち入り検査を実施。安全管理態勢を確認したうえで、改善計画を出すよう指導した。



 こんな病院あっちゃいけないですねえ。声をあげていても管理するぐらいでないと病院としては適切ではないです。行動にうつられたら抑制するしかないですが。どんな病院でどんな役割をしていたのかは不明ですが、、、うーむ。
posted by さじ at 15:58 | Comment(0) | 介護

2012年08月21日

ブルーベリーのアントシアニンに骨粗鬆症予防効果がある。

<ブルーベリーが骨粗しょう症予防…長寿医療研>

 ブルーベリーなどに含まれる色素「アントシアニン」に骨粗しょう症の予防効果があることが、新飯田にいだ俊平・国立長寿医療研究センター室長らのマウスを使った実験でわかった。継続的に食べれば骨の減少を抑えられる可能性があるという。19日から都内で開かれる日本骨代謝学会で発表する。

 薬で骨粗しょう症にしたマウスに、体重1キロ・グラムあたり10ミリ・グラムのアントシアニンを毎日与えた。約2週間後に調べたところ、骨の量は健康なマウスとほぼ同じだった。与えないマウスは、骨の空洞化が進んでいた。

 健康な骨は、骨を壊す破骨細胞と、骨を増やす骨芽細胞の働きのバランスが取れている。骨粗しょう症では、破骨細胞数が増える。アントシアニンを与えたマウスでは、破骨細胞の数が健康なマウスの状態に戻っていた。



 目に優しい以外の売れポイントが出たということで、ブルーベリー関連の人にはワクワクする結果でしょう。

 女性にとっては大敵ですのでね。機会があればうまく摂っていただきたいところです。
posted by さじ at 19:13 | Comment(0) | 介護

2012年06月17日

自治体、大学、企業と連携した「温泉医科学研究所」を開設する。

「温泉医科学研究所」を開設

 温泉療法や気候療法など、自然環境を利用した自然療法などの研究を行っている日本健康開発財団(東京都中央区)は、温泉や入浴に特化した研究拠点「温泉医科学研究所」(同)を開設した。日本人にとってなじみの深い温泉や入浴の効果について、科学的に検証していくという。

 開設は今月1日。温泉療法の専門医でもある早坂信哉・大東文化大准教授(医学博士)が所長を務め、大学や自治体、企業などと連携して研究を行う。

 研究対象は、「温泉」と温泉・家庭の内風呂・銭湯での「入浴」。主任研究員の後藤康彰さんは「日本には世界最大規模の温泉資源、長い歴史を持つ温泉文化がある。日常的に40度程度の湯につかるのも日本人ならではの生活習慣。これらの効果について医科学的な根拠を構築していく」と話す。

 具体的には、温泉地に滞在することによるストレスの緩和▽湯船につかることによる眠りの質改善▽温泉や入浴の長寿への影響−などについて、医学的、疫学的に研究を行う。研究成果を応用し、温泉・入浴などを活用した健康づくりの提案なども行っていく見通しだ。



 そもそも論として、温泉と普通の入浴以前に「熱いお湯」と「そうでないお湯」で医学的に効果があるのかという話をすると、多分「ない」と思うんですけども。

 温泉に入ることでの医学的な効果ってあるんですかね?効果があるとすればそりゃ温泉業界も大々的に宣伝できるんでしょうけれど、多分ないんだよなぁ、残念ながら。や、温泉は好きですけど、それは雰囲気とか、観光として好きなんで。あの「効能」のうさんくささは一体なんなんだろうなぁっていつも思います。「貧血」とかかかれてると、なんだそれと。

 というわけで意外と期待してます。多分効果ないけど。それでも医学的に成果あげられたら画期的なことだと思うし。リラックスって意味で効果あるならそれは温泉街に効果があるんであって温泉と入浴に差はないと思うけども。懐疑的ですみません。
posted by さじ at 00:55 | Comment(0) | 介護

2012年04月28日

明治ヨーグルトR-1がインフルに効くと報道されほしがる人続出

明治のヨーグルト人気、「インフルに効く」報道で広がる波紋

 インフルエンザが例年に増して猛威を振るう中、テレビなどで予防効果があると報じられた明治の機能性ヨーグルト「R−1」が大ヒットとなっている。

 全国のスーパーやコンビニで品薄状態が続き、都内のイオンでは「お一人さま一個限り」と注意書きが張られている。ネットオークションでは、定価の倍以上の値段をつけ転売する出品者も現れた。

 ブームの発端となったのは、有田共立病院(佐賀県有田町)の井上文夫院長が昨年8月に発表した研究結果だ。

 有田町と井上院長は、2010年9月から11年3月まで半年間、明治から無償提供された「R−1」飲料タイプを、町内の小中学生約1900人に給食後1本、継続的に飲ませた。その結果、生徒のインフルエンザ発症率や欠席率が、周辺市町や県の統計の数値のわずか1割程度になったという

 この結果に飛びついたのがテレビ局だ。今年の1月23日、NHKの情報番組「あさイチ」が取り上げると、各局が「R−1はインフルエンザに効く」などと追随した。

 NHKは「番組が特定企業の広告にならないよう、細心の注意を払っている」(広報局)とするが、こうした報道により人気に点火。生産が追いつかず、明治が1月下旬、ホームページ上に「品薄状態に関するお詫び」を掲載するほどの売れ行きとなった。

 だが、あまりの過熱ぶりに、風向きが変わり始めている。

 「私はR−1の持つ可能性を示唆しただけ。しょせんはヨーグルト。皆さんには冷静になってほしい」。うんざりした様子でそう語るのは、前述の井上院長。連日テレビ番組に、「R−1」のインフルエンザに対する有効性を調査した専門家として引用されてきた張本人だ。

 一部の報道では、インフルエンザ予防に効くと断定的な報じられ方がされたが、今回の研究結果が示したのはあくまで「可能性」にすぎない。民放キー局の役員は「テレビ離れが深刻な中、視聴者が食いつくネタがあれば、少しオーバーに報道することもある」と内情を語る。

 さらに別の医療関係者は、実験の有効性そのものを疑問視する。「この試験は通常の臨床試験に必要な条件をクリアしていない。たとえば、被験者には実験の目的を隠さなくてはならないが、そうしなかった。被験者がヨーグルト以外にも生活上でインフルエンザ予防に注意を払えば、それが理由でよい結果が出てしまうこともある」(臨床学に詳しい牧瀬内科クリニックの牧瀬洋一院長)という。

 科学的に立証されていない効能を商品上でうたえば、食品に関し医薬品のように効果を宣伝することを禁じた、薬事法に違反する。消費者庁などから商品の発売停止や回収を命じられる可能性もある。

 消費者庁は「商品に直接、インフルエンザへの効能を書いてはいないため、メーカーを注意することはできないが、冷静な判断をしてほしい」と話す。

 「当社特約店の製作媒体にて薬事法・著作権法等の法令に抵触した内容を指摘された場合、当該ブランドに悪影響を及ぼすばかりでなく、商品の存在自体に影響を及ぼす可能性もある」──。明治では2月初旬以降、自社の営業員に向け「当社特約店に対する薬事法等の法令遵守 指導徹底の件」と題する文書を配布。販売現場で、過熱するテレビ報道に乗っかった違法な売り方が行われないよう、警戒を強めている。同社のある社員は「特約店によっては、実は薬事法に引っ掛かるような宣材物がすでに見受けられたケースもある」と明かす。

 明治は主力のヨーグルト「LG21」が東日本大震災で一部供給ストップを余儀なくされたほか、昨年12月には粉ミルクから放射性物質のセシウムが検出され、回収騒ぎに発展した。目下、業績は大幅に悪化しており、せっかくの明るい材料である「R−1」人気に水を差す事態は避けたい。当面は、神経をとがらせる日々が続きそうだ。



 これはマスコミが悪い。

 医学的に効果がある可能性があるものを、さも確実に効果があるかのように煽る行為がオカシイ。明治も研究した人も困ってることでしょうな。

 つかヨーグルト食べてたらインフルなりにくくなるんじゃないの?健康に良いのはまぁ間違いないような気はしますし。
posted by さじ at 21:52 | Comment(0) | 介護

2012年04月07日

精神科医和田秀樹、次は認知症患者と家族を描いた映画を撮影

精神科医・和田秀樹が再びメガホンを握る! 新作で描くのは認知症患者

 少子高齢化が叫ばれて久しいが、その加速化に伴い日本ではいま1,000万人以上の人が介護に携わっており、様々な介護の問題と日々向き合っている。誰にとっても無視できないこの日本の介護に関する問題を浮き彫りにする、家族の物語『「わたし」の人生(みち)〜我が命のタンゴ〜』が公開されることがこのほど決定した。メガホンを握るのは、精神科医であり高齢者の臨床に携わる和田秀樹。病を通して家族と向き合う人々のリアルな苦悩と希望を描き出す。

主人公は子育てを終え、自らの長年の夢である大学教授への道を歩み始めようとしていた主婦、百合子。その矢先、彼女の父で元大学教授の修次郎が痴漢行為で警察に保護されたとの一報が入る。父の異変を心配した百合子が病院へ連れていくと、そこで診断されたのは「認知症」だった。病気の進行と介護に対する不安が増す中、百合子は同じ状況の家族が集う「家族の会」の存在を知る。そこで出会った患者たちと共に、アルゼンチンタンゴを習い始めた父・修次郎にも次第に変化が訪れ…。

突然の認知症の宣告と介護によって強いられる生活の変化に不安になりながらも、希望を見出していく主人公・百合子を演じるのは、ベテラン女優の秋吉久美子。認知症を患いながらも、新たな出会いを通して変化を見せていく父・修次郎を橋爪功が体当たりで演じる。そして自ら手がけた原作を基に、メガホンを取った和田秀樹監督。20年以上にわたって老年医療の経験を積んできたスペシャリストである。一方で、4年前には癌宣告を受けたカリスマ塾講師と高校を中退した一人の少女の東大合格までのドラマを描いた『受験のシンデレラ』で映画監督デビューも果たしている和田監督。デビュー作にして第5回モナコ国際映画祭で最優秀作品賞を含む主要4部門を受賞するなど世界で高く評価されている異才である。

認知症の高齢者が全国で250万人、介護のために仕事を辞める介護離職者は全国で50万人以上いるという現実を見つめ、医療に携わる者としてのミッションを映画という形で伝えていく和田監督。「今後、さらにそれが増え続ける中で、中高年の女性が『生きていく』ことの意味を、家族の意味を、老年精神科医の目から見つめ直して撮った、私の職業人生のすべてを投影した渾身の一作です」と並々ならぬ意気込みを寄せている。

『「わたし」の人生(みち)〜我が命のタンゴ〜』は8月、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。



あのアレなんでしたっけ、あの認知症の題材にした名作映画。何でしたっけ。あの大学教授みたいなおじいちゃんが認知症になっちゃって、結婚式でスピーチ忘れたり、孫の風呂に乱入してシャンプー飲んだりする・・・。構成から何から素晴らしい映画だったと記憶しています。しかしタイトルを聞かされないまま観てしまった。もう10年ほど前でしょうか。
posted by さじ at 21:59 | Comment(0) | 介護

2012年04月04日

インドネシア、フィリピンの介護福祉士、36人が合格する。

EPAでの介護福祉士、36人合格 合格率38%

 厚生労働省は28日、経済連携協定(EPA)に基づきインドネシアとフィリピンから介護福祉士候補として受け入れた36人が今年の国家試験に合格したと発表した。EPAに基づく外国人の介護福祉士試験の受験と合格者は今回が初めて。専門学校で学び受験が不要の就学コースを修了した22人を含む58人が、介護の現場で働くことになる。

 日本人を含む全体の合格率は63.9%だったのに対し、両国の受験者の合格率は37.9%(受験者数は95人)。ただ、今年の看護師試験で同じEPAに基づく受験者の合格率が約11%だったのに比べると、大幅に高く、厚労省の担当者は「予想以上」としている。

 介護福祉士は介護現場で、一般のヘルパーのリーダー役として働くことが多い。EPAの枠組みで研修生が日本に滞在できるのは最大4年間。受験には介護現場での実習が3年以上必要なため、原則1度しか受験できないが、今回の結果を受けて、政府は一定の点数に達した不合格者47人について、在留資格を延長し、来年も受験できるようにすることを決めた。



 個人的にはかなり期待しています。

 介護領域の最大の問題点は、給料が安いことです。消費税を上げるだのなんだの、野田政権の無鉄砲な謎の税金アップがイマイチなのは、その利用方法が「どうせ変なことに使われる」からであって、もし介護領域で使われるのであれば個人的には消費税10%でもいいぐらいです。

 働けないどころか、自分で動けないような人を、生産性がないと切り捨てるのはこの現代社会においては非道な行為です。ではその人に対する福祉としての「介護」を行う人に、正当な賃金を払わない、というのは正しい行為なんでしょうか?介護は相当な重労働だと思います。しかも思いやりをもって「人と接する」という性格的な面も問われます。それらを満たして、かつ日本で働きたいと言って下さっているインドネシアやフィリピンの人には本当に敬服する。ありがたいことです。こういうやる気ある人と一緒に医療に絡んでいきたいものですね。安い賃金で働けるから彼らを雇うのではなく、やる気があるから雇うのであって、安価な労働力程度に考えてもらっては困りますぜ、日本国民の皆さん。
posted by さじ at 06:48 | Comment(0) | 介護

2012年03月11日

高齢者のほうが睡眠に関する悩みは減っているという研究。

高齢者ほど良く眠れる?定説くつがえす米研究

 高齢者は眠りに問題を抱えがちだと信じられているが、実は年をとるほど睡眠に関する悩みは減り、よく眠れている可能性があるとの研究結果が1日、学術誌「Sleep(睡眠)」に掲載された。

 米ペンシルベニア大学医学大学院で睡眠を研究するマイケル・グランドナー氏らのチームは、20歳以上の米国人15万人以上に電話調査を行い、睡眠状況を自己申告してもらった。その結果、明らかになったのは80代の人々が最も睡眠に関する悩みが少ないということだった。一方、睡眠の悩みが最も多いのは中年の女性だった。

「結果は一般的に信じられているものとは逆だった」とグランドナー氏。「高齢の男性や女性の睡眠に関する、これまでの概念を再考しなければならない」

 米国睡眠医学会によると、米国で何らかの睡眠障害を持つ人は7000万人に上る。

 だが、グランドナー氏は重要なのは「感じ方」だと指摘する。米国人高齢者たちの睡眠が、実際は若い世代よりも質が良くなかったとしても、そういった感覚は年をとると共に改善されていくというのだ。



 なるほどねー。実際不眠になっていても、感じ方という点で差異があると。

 要するに高齢者は眠りがどうであれ、「まぁいいんじゃない」って思えるんでしょうかね。確かに眠れない眠れないと訴えるのは若者のほうが多いような。

 高齢者の場合、眠剤で筋力低下したり、夜間寝ぼけたりして事故に陥ることが多いので、できることなら眠剤は使いたくないものですからねぇ。まずは眠るための生活リズム調整から。
posted by さじ at 20:06 | Comment(0) | 介護

納豆のポリアミンが骨粗鬆症に効果あり。

納豆が骨粗鬆症を予防 金大グループが解明

 納豆などに多く含まれる成分「ポリアミン」に骨量の減少を抑える効果があることを、 金大医薬保健研究域薬学系の米田幸雄教授らの研究グループが1日までに、マウスなどに よる実験で突き止めた。ポリアミンは老化抑制効果が注目されているが、骨への効果が判 明したのは初めて。骨粗鬆症などに対する副作用が少ない予防、治療法の開発 につながるとみられる。

 生物の体内には骨を壊す「破骨細胞」と骨をつくる「骨芽細胞」があり、両細胞がバランスよく働いて骨が生まれ変わっている。骨粗鬆症や関節リウマチは加齢や女 性ホルモンの不足、免疫異常などで破骨細胞が活性化して発症する。いずれも現在、薬剤 治療が中心だが、副作用もあり、有効性は確立されていない。

 米田教授や檜井栄一准教授らのグループは、骨粗鬆症モデルのマウスと、関 節リウマチモデルのラットにそれぞれ28日間、ポリアミンを混ぜた水を投与した。

 骨粗鬆症モデルでは何も与えない場合、骨量が3〜4割減少したが、ポリアミンを投与 したマウスはほとんど減少しなかった。関節リウマチモデルでは、何も与えない場合と比 べ、骨や軟骨が破壊される量が3分の1程度に抑えられた。さらに培養細胞実験で、破骨細胞にポリアミンを加えると、細胞の働きが抑制されるこ とも確認した。

 ポリアミンは納豆や豆腐、みそなど大豆食品全般に含まれている。米田教授によると、 実験の結果を基にした試算では、人間でも毎日約100グラムの大豆を摂取すれば、効果 が得られる可能性が大きいという。



 納豆って異常なほど「うま味」を蓄えているおかずですよねぇ。ただの大豆がなぜあんなに芳醇になるのか。

 そんな日本の誇る納豆ですが、健康にいいことはご多分に漏れず、何と骨粗鬆症にも効果ありということで、女性にとっては大変嬉しい効能も発見されたということですね。

 「昔の日本の食事が一番いい」と言われていますが、ホントその通りなのかもしれませんねぇ。もちろん子供の場合はお肉食べたほうが成長ホルモンなどが出るのでしょうけれど、成人になってからは昔の和食が一番いいのかもしれませんね。飽食の時代、飢餓に耐えられるような我々日本人の遺伝子は、寿命という観点でどれぐらい影響を及ぼすのか。
posted by さじ at 19:57 | Comment(0) | 介護

パーキンソン病を嗅覚検査で診断することを突き止める。

嗅覚検査で認知症早期診断 パーキンソン病患者に

 東北大の武田篤准教授(神経内科学)の研究グループが、パーキンソン病患者が発症しやすい認知症について、嗅覚検査で早期診断できることを突き止め、2日までに国際科学誌で発表した。研究グループは「パーキンソン病患者の認知症の早期治療が可能になる」としている。

 パーキンソン病は脳のドーパミン神経細胞が減ることで、震えや体のこわばりなどが起こる難病。高い確率で認知症も発症。

 研究グループは09年から、パーキンソン病患者で認知症を発症してない44人に12の臭いを識別する検査を実施。このうち重度の嗅覚障害の10人に認知症が出た。嗅覚障害がなかった人は発症しなかった。



 へー。嗅覚に障害がねぇ。脳神経に異常を来すから、なんでしょうかね。これは外来でも簡便にやれそうですし、検査として確立すれば大変有用ですねぇ。
posted by さじ at 05:04 | Comment(0) | 介護

2012年03月10日

パーキンソン病を太極拳で治す。

パーキンソン病の症状改善に太極拳が有効、米研究

 オレゴン研究所のチームは、米オレゴン(Oregon)州の4都市でパーキンソン病患者195人を対象とした無作為研究を行った。被験者は太極拳、筋トレ、ストレッチを行う3つのグループに分けられ、それぞれ該当する運動を週2回60分、6か月間行った。

 その結果、バランステストと歩行時の歩幅において、太極拳のグループは他の運動グループを上回った。転倒の回数についても、太極拳グループはストレッチのグループより少なかった。筋トレのグループと太極拳グループの転倒回数は、ほぼ同じだった。

「この結果は臨床的に極めて重要だ。現在の理学療法に太極拳を加えることで、パーキンソン病の主要な症状のいくつかに対処できる可能性が示されたからだ」と、論文主筆者の李甫中氏は指摘する。特にバランスや歩幅で向上がみられたことは、こうした身体機能の衰えを伴う患者のリハビリに、太極拳を基本とした動作を取り入れることの有効性を示していると、李氏は言う。

 太極拳は、緩やかで柔らかな動作を連続して行う中国武術を基とした健康法で、深い呼吸とリラックスを伴う。儒教や仏教に由来する陰陽思想を根底とし、人間の健康も陰陽の調和によってもたらされると考える。陰陽の均衡が崩れると体調を崩すが、太極拳でこの不均衡を整えることで健康を保てるという。

 パーキンソン病は、運動機能に関連した脳内物質が減少する進行性の病気で、手足のふるえや筋肉のこわばり、バランス感覚の欠如などの症状を伴う。50歳以上で発症することが多いが、若いときに発症する例もある。



 東洋的なところは正直よくわかりませんけれど、ゆっくり動かすことで少しは良くなることもあるのかもしれませんね。脳内のドーパミン濃度とかをうまく調整すればいいので、何か良い効果がもたらされそうな気もしますね。
posted by さじ at 13:55 | Comment(0) | 介護

2012年01月08日

βアミロイドの蓄積を防ぎアルツハイマー型認知症を予防する食材リスト

認知症を予防する食材 かぼちゃ、もやし、ウコン、納豆など

 認知症のうち最多の約6割を占めるのが、アルツハイマー型の認知症だ。アルツハイマー型がどのように発症するかは解明されていないが、最近は、βアミロイドというたんぱく質が脳内に蓄積することで、脳内の神経細胞が衰えて発症する説が有力だ。順天堂大学・加齢制御医学講座教授の白澤卓二さんはこう話す。

βアミロイドの蓄積を抑えるには、野菜などの抗酸化作用の強い食材を摂ることが最も効果的。というのも、βアミロイドは活性酸素がたんぱく質に作用することで発生すると考えられていますが、抗酸化作用の強い食材はその活性酸素を除去する働きがあるからです」

 認知症予防にいいとされるのは、野菜だけではない。例えば、鶏胸肉にも活性酸素を抑える成分が含まれている

 以下に紹介する10の食材は、抗酸化力が高い野菜や、その他、認知症予防に効果的とされる肉や魚など。意識的に食べるようにすることで、脳が元気に保たれるようになる!

■かぼちゃ
 βカロテンのほか、抗酸化作用のあるビタミンC・E、腸内環境を整える食物繊維などが多く含まれる。これらの栄養素が免疫力も高め、病気にかかりにくい体をつくる。

■にんじん
 便利な栄養素βカロテンが豊富。βカロテンは、体内でビタミンAが足りなくなったときに、ビタミンAに変化し、抗酸化作用を発揮する。またビタミンAと違い、熱にも強い。

■アボカド
 アルツハイマー病のリスクを下げることが確認されているビタミンEだけでなく、コレステロール値を下げる不飽和脂肪酸も豊富。

■納豆
 納豆に含まれるムチンは血糖値の上昇を抑え、老化を招くインシュリンの分泌を防ぐ。血液をサラサラにするナットウキナーゼという成分は脳梗塞の予防にも。

■鶏胸肉
 鶏肉のうち胸部分にだけ多く含まれるカルノシンには、活性酸素を除去する抗酸化作用が。また、疲労時に体にたまる乳酸を中和する働きも。

■トマト
 注目すべき栄養素は体内の活性酸素を取り除いてくれるリコピン。血液をサラサラにする効果もあり、脳血管が詰まることで発生するタイプの認知症予防に◎。

■ウコン
 クルクミンというポリフェノールの一種が豊富。インド人のアルツハイマー病の発症率はアメリカ人の4分の1。これは、認知症予防に効果があるクルクミンをよく食べているからと考えられている。

■ブロッコリー
 ファイトケミカルと呼ばれる、抗酸化作用のある植物成分を200種以上含む。ファイトケミカルは発がん性物質の発生も防ぐといわれている。

■もやし
 もやしなどの新芽野菜にたくさん含まれるスルフォラファンというファイトケミカルは、抗酸化作用が強い。有害物質を体の外に排出する解毒作用を高める効果も持つ。

■青魚
 あじやさばなどの青魚に多く含まれるDHAという脂質には、血栓を溶かす働きが。マウス実験では、DHAがアルツハイマー病の予防に効くという研究結果も得られている。



 これは便利。しかもこれらって、コンビニ弁当だけじゃ取りきれないところありますからね。

 最近、ブロッコリーがやけに注目集めてますね。意外と栄養満点だそうです。ただの森のミニチュア版ではなかった。ブロッコリーは嫌いじゃないんですけどね。カリフラワーが苦手でどうも。

 これらを美味しく食べて、体も脳も健康に。
posted by さじ at 13:42 | Comment(0) | 介護

老化した細胞を除去することで、加齢が原因の疾患の発症を遅らせる研究

体の老化した細胞を除去すると

 身体の老化した細胞(body's old cells)を除去することにより、加齢による疾患の発症を遅らせ、老齢期を
元気に過ごせることがマウスの研究で示され、英科学誌「Nature(ネイチャー)」オンライン版に11月2日掲載
された。研究著者である米メイヨー・クリニック(ミネソタ州ロチェスター)教授のJan van Deursen氏によると、
研究グループは、いわゆる“老化(senescent)細胞”(正常に機能しなくなっても体内に留まり、健康な組織を
損傷する細胞)を特定し、除去する方法を突き止めたという。

 van Deursen氏によると、老化の機序には多数の説があるが、そのひとつとして、加齢とともに老化細胞が
蓄積し始め、周囲の正常な細胞の機能を低下させる老化蛋白(たんぱく)やその他の因子を産生するという
ものがある。老化を早めるよう遺伝子操作したマウスの老化細胞を除去すると、残った組織の健康状態が向上し、
性能が改善されることが判明した。

 老化細胞の数は、ヒトの高齢者で最大15%を占める。研究グループは、マウスの老化細胞を除去するため、
p16と呼ばれる蛋白の追跡子(tracer)に着目。「p16は細胞の老化をもたらす一連のステップの引き金
となる可能性があるとされ、若く健康な細胞には発現しないが、加齢とともに組織内に増えてくる」と研究共著者の
James Kirkland博士は説明している。このp16を用いて、老化細胞内の「自殺遺伝子
(suicide gene)」の一種を活性化させた。

 老化を早めたマウス2群を用い、1群はマウスの典型的生存期間である15カ月を通して老化細胞を除去し、
もう1群については加齢による障害が十分に進行するのを待ってから、数カ月間の老化細胞除去を行った。
その結果、生涯にわたり処置したマウスには、白内障、筋肉量や筋力の低下などの加齢による問題がみられ
なかったが、高齢期に老化細胞除去を行ったマウスでも、加齢による健康問題の進行を遅らせることができたほか、
活動レベルの大幅な改善もみられた。「ヒトを対象とする研究は未だ実施されていないが、現時点では動物
モデルで老化細胞を安全に除去できることがわかった」とVan Deursen氏は述べている。

 専門家らはこの知見に期待を示す一方、「健康効果を得るためには、いつ、どのくらい老化細胞を除去すれば
よいのか、また、ヒトを死亡させずにどの程度まで老化細胞を除去できるのかなどの疑問が残る」と指摘している。
別の専門家は、「老化は癌(がん)などに対する防護機構の一種であるとも考えられてきたが、今回の知見は
そうでないことを示しており、さまざまな可能性を開くものだ」と述べている。



 理論的には老人に対しても効くってことかー。なんか壮大だなぁ。

 でも人間みたいな大動物の老化細胞を除去、って、どうやるんでしょうかね。なんかイメージ的に、ブラックジャックの「キャンサー・ハンター」の機械を思い出しました。キャンサーハンターは、日焼けマシンみたいなのに人を入れると、全身から癌細胞を取り除いてくれる装置なのですが、副作用として眼とかに影響があるとかなんとか。この研究も臨床応用できるのかどうか。
posted by さじ at 02:40 | Comment(0) | 介護