2006年05月25日

ネズミウイルスの恐怖

臓器提供者のペット原因か ネズミウイルスで7人死亡

 米国で臓器移植を受けた患者7人がネズミのウイルスに感染して死亡、このうち3人は臓器提供者のペットが感染源である可能性が高いと、米疾病対策センターなどの保健当局者らが25日付の米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに報告し関係者に注意を呼び掛けた。

 感染が起きたのは2003年と05年。それぞれ1人のドナーから患者4人に腎臓2つと肺、肝臓が提供されたが、患者は8人とも移植の数日後から発熱や下痢などの異常を訴え、03年は4人全員、05年の事例では3人が死亡した。

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 臓器提供者のペットから臓器提供者がネズミウイルスに感染し、その後ウイルスを保有した臓器を移植された人が感染、、、と。いささかややこしいですが、これは怖いことですね。移植の際に、新たに注意すべきことがまたひとつ。


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玉川温泉で集団ノロウイルス感染。温泉が原因?

玉川温泉の120人、ノロウイルス感染

 秋田県は24日、同県仙北市田沢湖玉川の旅館「玉川温泉」で、5〜22日の宿泊客100人と従業員20人の計120人が、ノロウイルスによる感染性胃腸炎にかかったと発表した。

 嘔吐などの症状を訴えているが、全員快方に向かっているという。大仙保健所の検査で、客の便からノロウイルスが検出された。

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 温泉の暖かい水で繁殖し、宿泊客全体に広がってしまったのか。もしくは料理か何かの水が原因で…。

 ノロウイルス感染には、死亡例もありますのでご注意。

関連:90歳代の男性がノロウイルスの集団感染で死亡
posted by さじ at 22:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 感染

プール熱(咽頭結膜熱)大流行。高熱や喉の痛みにご注意

プール熱、浦添と那覇で全国の3倍 県、保育所中心に注意

 全国的に大流行の恐れがある咽頭結膜熱(プール熱)の患者が、県中央保健所管内の那覇市と浦添市の定点報告数で、全国平均の約3倍になっていることが県福祉保健部などの調べで分かった。北部、中部、南部、宮古、八重山の5保健所と比べても、中央保健所管内からの報告が突出して多く、小児科医などが注意を呼び掛けている。夏にかけて全県的な患者の増加も懸念され、県福祉保健部では24日にも、保育所などを中心に全県に注意喚起する考えだ。

 那覇市内の小児科「小児クリニックたまなは」の玉那覇康一郎院長は「3、4日高熱が続くケースが2、3カ月前からまん延している。扁桃腺炎タイプが増えている。プール熱などに代表されるアデノウイルス感染症は、39度から40度の高熱が続く風邪で、咳、鼻水、のどの痛みのほか、食欲不振や下痢をともなう場合もある。特効薬がなく、水分・栄養補給と安静が大切。ウイルスの直接接触で感染するので、おむつ交換の際や目やにに注意し、うがいや手洗いを励行して、タオルは共用しないように」と注意を呼び掛ける。

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 プールを介して流行する可能性が高いので「プール熱」と呼ばれている咽頭結膜熱ですが、何もプールに限ったことではありません。今年は特に流行しているようです。

症状:38〜40度の高熱が4〜7日間続きます。熱はなかなか下がらず、元気もなくなります。ノドが赤く腫れ、4〜5日間痛みます。咳が出て、扁桃腺炎を伴うことも多くなります。目が赤く充血し、痛み、目やにが出、目を開けているのがつらくなります。このほかに頭痛、寒気、食欲不振、吐き気、下痢、鼻水などの一般的なカゼの症状が出ることもあります。

参考:プール熱
posted by さじ at 00:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 感染

2006年05月20日

南アフリカでHIV陽性者を対象にした生命保険が始まる

HIV感染者対象の保険 南アで発売、世界から関心

 エイズウイルス(HIV)感染者数が世界最多の南アフリカにある保険会社オールライフがこのほど、HIV感染者だけを対象にした生命保険の販売を始めた。このような保険は世界で初めてという。現在は南ア国内でしか販売されていないが、日本や欧米から多数の問い合わせがあるといい、関心の高さをうかがわせる。

 同社によると、この保険は、HIV陽性だが、免疫機能の目安となるCD4リンパ球数が200以上(健康な成人は800−1500程度とされる)で、まだエイズを発症していない人が対象。加入後、定期的に医師の診察や血液検査を受け、CD4が200以下に下がったら、抗エイズ薬の服用を続けることが条件。

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 「抗エイズ薬の服用を続けること」という条件が厳しすぎると思うのですが…。高価な抗エイズ薬を買い続けられるような人が一体何人いるのかも疑問ですし、何より今の医学で、抗エイズ薬をきちんと服用し続ければ、エイズは発症しないのでは。

 これは検査を受けに行かない南アフリカの人を牽制するのが狙いなのか、もしくは本当にただのビジネスなのか。ビジネスだとしたら現地の人の無知に付け込んだ商法ではないですかね。
posted by さじ at 00:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 感染

2006年05月19日

食中毒の季節、始まる。

食中毒:菊陽町の結婚式場で56人が軽症−−3日間の営業停止 /熊本

 菊陽町の結婚式場「セントジェームスクラブ迎賓館熊本」であった披露宴に参加していた56人が軽い食中毒にかかり、県は17日、同施設の飲食業部分を19日まで営業停止処分にした。

 県によると、披露宴は13日にあり、118人が出席。新郎新婦を含む20〜76歳の56人が下痢などの症状を訴えた。15日に施設から連絡を受けた菊池保健所が調査し、披露宴の食事が原因と断定。原因食材の割り出しや他の参加者の検査などを続けている。

 県健康危機管理課は「暖かくなり食中毒の危険性が高まっている。清潔、迅速、加熱・冷却の予防三原則を徹底してほしい」と呼びかけている。

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 もう食中毒の季節なんですねぇ…。とりあえず生ものに注意して、予防三原則とやらの「清潔、迅速、加熱or冷却」を守って下さい。何かおかしいなと思ったら病院へ。
posted by さじ at 01:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 感染

90歳代の男性がノロウイルスの集団感染で死亡

ノロウイルス:特養ホーム通所の男性、感染性胃腸炎で死亡−−琴浦町

 琴浦町の特別養護老人ホーム「百寿苑」(利用者47人、職員29人)に通所していた90歳代の男性が16日、倉吉市内の病院で感染性胃腸炎(ノロウイルス)による多臓器不全で死亡した

 倉吉保健所の調べでは、百寿苑では8〜13日に80歳代〜100歳代の入通所者21人と職員9人が下痢やおう吐などの症状を発症したが、男性を除く全員が16日までに回復した。県が報告を義務付けた05年2月以降、感染性胃腸炎の集団発生による死亡例は県内で初めて。

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 たかが食中毒とナメてはいけない。以下、引用です。

引用:感染性胃腸炎

 感染性胃腸炎は、患者との接触 (便、吐物など)や、汚染された水、食品によって経口的に感染します。手洗い、うがいを励行し、日常的に清潔を保つことが重要です。

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posted by さじ at 01:24 | Comment(2) | TrackBack(0) | 感染

2006年05月18日

遺伝子を組み替えたヒトのT細胞内のHIVを完全に消滅させることに成功

タカラバイオ、HIVの消滅実験に成功

 タカラバイオは16日までに、特定の酵素を発生させる遺伝子の仕組みを導入したヒトのT細胞に対し、エイズウイルス(HIV)を感染させたところ、2−3週間後にHIVがほぼ完全に消滅したという実験結果を発表した。同社の韓国関連会社とソウル大学分子生物学研究所、米ニュージャージー医科歯科大学との共同研究によるもの。

 詳細を8月24日から同26日まで行われる日本遺伝子治療学会で報告する。実用化すれば、HIVを完治する治療法としては世界初になるという。

 同社によると、HIV増殖には、メッセンジャーリボ核酸(mRNA)が必要だが、大腸菌の一種のRNA干渉酵素(MazF)と呼ばれる酵素は、このmRNAそのものを破壊する作用を持つ。同社などは、このMazFを発生させる仕組みをヒトのT細胞に施したところ、HIVの消滅を確認した。

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 mRNAを破壊する・・・?これは人体に影響がでないのでしょうか。でもこれは実験内容を見ると人体に導入できるようなものではないような気もするし。うーん。
posted by さじ at 01:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 感染

2006年05月17日

茨城、千葉で麻疹が集団感染。ワクチン未接種の人は早急な対応を

はしか、茨城と千葉で集団感染…連休で全国に広まる?

 茨城県や千葉県で4月下旬から大型連休明けにかけて、はしか(麻疹(ましん))の集団感染が発生し、国立感染症研究所感染症情報センターは、連休中に全国に広まった可能性があることから、ワクチン未接種者に接種を呼びかけるなどの緊急情報を出した。

 同センターによると、茨城県では、4月から今月8日までに同県南部の小学校1校と中・高等学校1校の2校で計64人の患者が発生し、13人が入院した。千葉県の高校1校でも、9日までに6人の患者が発生した。

 はしかは空気感染し、潜伏期間は10〜12日。連休中に、人の移動で感染が広まり、今週以降、全国で発症者が増える恐れがあるという。

 「はしかワクチン」の定期接種は、単独接種から今年4月以降、風疹(ふうしん)ワクチンとの混合で、1歳と小学校入学前1年間の計2回接種に変更になった。同センターによると、5〜10%はワクチン未接種で、はしかにかかった経験もないため、感染の可能性がある。はしかは5年おきに流行しやすく、今年は、約3万4000人の患者が報告された2001年から5年目。

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 日本は、何故かワクチン接種率が低い。そのため毎年集団感染などを起こしています。対するアメリカは予防接種が徹底しており、麻疹にかかる人がほとんどいません。先進国なのに予防を徹底しない日本の現状を見て、アメリカ人は「日本人が麻疹を輸入している」と非難するほどです。

 麻疹は、患者のほとんどがワクチン未接種です。自分が打ったことあるかどうか、確認しておくと良いでしょう(血液検査で麻疹の抗体があれば成人になってもまず大丈夫です)

 もしないようでしたら早急なワクチン接種を。麻疹は成人になってから感染すると非常に危険です。肺炎や脳炎を合併し、死に至ることもあります。

 麻疹の症状に関してはここを参照して下さい。前駆期に現れるコプリック斑が決め手となります。

 流行の兆候を可能な限り早くつかむため、患者を診察した医師が自主的に情報を書き込むネット上のデータベースを新設した。

参考:データベース
posted by さじ at 04:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 感染

2006年05月15日

ヘリコバクター・ピロリを乳酸菌で防ごう タイと日本が合同で実験

ピロリ菌、乳酸菌で感染防げるか タイで6月から実験

 胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因で胃がんとの関連も指摘されるピロリ菌の感染を乳酸菌で予防できないか――。そんな「実験」に、東海大と日本医大が6月から、タイで取り組む。ピロリ菌は幼少期に感染するが、日本では衛生状態の改善で感染率が大幅に低下していて効率的にできないため、タイのチェンマイ大も加わり、地元の幼稚園児を対象に臨床試験をすることになった。

 しかし、日本では対象の子どもをかなり多くしなければ効果的な試験ができないことから、同大に協力を呼びかけた。チェンマイの1幼稚園で、事前に検査してピロリ菌陰性の健康な3〜5歳の幼児約300人を選ぶ。二つのグループに分け、特定の乳酸菌を含む食品と、含まない食品を毎日の給食でそれぞれ一つずつ食べてもらう。1〜2年間続けてもらい、再び検査して感染率を比べる。念のため、同大の小児科医らが3カ月に1回、幼児の健康診断を実施。結果は両国で生かされる。

 研究に参加する古賀泰裕・東海大教授(感染症)は「ピロリ菌の感染は学童期までで、その後は感染する可能性がほぼない。小児期だけ乳酸菌を取り入れて感染を予防できれば、低コストで効果的だ」と意気込む。

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 ヘリコバクター・ピロリは非常にユニークな細菌です。過去の学者たちも「胃は強酸だから細菌なんかいるわけねーよwww」と思っていました。ところが、いたのです

 ピロリ菌は、ウレアーゼという酵素を持っています。この酵素によって、胃の中にある尿素をアンモニアに変化させます。このアンモニアが胃酸を中和し、菌の周囲のpHを変化させて、酸に耐えるのです。すごいですねぇ。

 ピロリ菌を除菌すれば胃潰瘍や胃がんのリスクを減らすことができるでしょう。がん大国日本にとっては大きな意義を持った実験です。
posted by さじ at 03:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 感染

2006年05月12日

多剤耐性緑膿菌の院内感染の原因は、トイレのブラシだった

洗浄ブラシで緑膿菌感染 高知大病院、5人に

 高知大病院(高知県南国市、倉本秋院長)は10日、入院患者用の簡易トイレを洗う柄付きブラシを介して、多剤耐性緑膿菌の院内感染が起きたと発表した。

 病院によると、洗浄道具による感染報告例はなく、初めてではないかとしている。

 2月に入院した女性患者がこの菌を保菌しており、4月に別の女性患者も保菌していると判明。両方の菌の遺伝型が一致したため、ほかの患者や院内の設備などを調査した。その結果、さらに4人の女性患者の尿や便から同じ菌が見つかった。1人が発症したが、既に完治した。

 簡易トイレを洗うためのブラシからも同じ菌が検出され、病院は、複数の簡易トイレを同じブラシで繰り返し洗っていたことが原因と判断。1度使ったブラシは処分するなどして、再発防止に努める。

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 ん・・・?えーと、つまり、簡易トイレを掃除していたブラシに緑膿菌がくっつき、そこから何らかの原因で便器以外の場所(例えば水を流す取っ手とか)に付着し、院内感染が起こった、ということかな。

 耐性をもった緑膿菌は、実は結構ヤバイのです。1980年代に緑膿菌対策として開発されたβラクタム薬やニューキノロン薬などにも最近では耐性ができてしまっています。

 そして「メタロ-β-ラクタマーゼ」を産生する緑膿菌という存在が、今後大問題に発展する可能性もあります。現段階の医学では、効く薬が全くないのです。早急に、メタロβラクタマーゼ阻害薬の開発が求められます。

参考:感染症の話
posted by さじ at 03:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 感染

コウモリに噛まれても狂犬病になります

コウモリにかまれた米男子高生、狂犬病で重体

 米テキサス州ヒューストン近郊に住む男子高校生が、自宅で就寝中にコウモリにかまれ、狂犬病を発症して重体に陥っている。男子高生を治療している地元の病院が10日、生存できる可能性は非常に低いと発表した。

 テキサス州ハリス郡の保健当局によると、高校2年生の少年が約1カ月前、眠っていた自室で目覚めたところ、開けていた窓からコウモリが入ってきているのを見つけたという。

 少年はコウモリにかまれていたことに気付かず、普段通りの生活を送っていたが、今月初めになって体調を崩し、入院。狂犬病を発症した。

 保健当局によると、コウモリの歯は非常に小さく、かまれても気付かないことが多いという。また、この時期はメキシコで越冬したコウモリが北へ移動する季節で、テキサス州内ではごく普通に、コウモリが見られるという。

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 狂犬病を媒介する動物は犬だけではありません。猫、アライグマ、キツネ、そして、コウモリ。同じ島国であるイギリスも、狂犬病が根絶できたかと思いきや、コウモリによる感染で死亡者も出ています。狂犬病は、発病すると死亡率がほぼ100%という恐ろしい病気です。早期発見、早期治療によって命を救うことができますので、海外で噛まれたりした方は、すぐに医療機関へ。

参考:感染症の話
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2006年05月05日

エイズを他人事だと思っている馬鹿に寄せる手記

エイズ レソトの男の子に千羽鶴 北海道の女子生徒4人

 アフリカ南部のレソトでエイズと闘う7歳の男の子に、今春中学校を卒業した北海道の女子生徒4人が半年がかりで折った千羽鶴が贈られた。小児病棟を先月訪問した日本ユニセフ協会視察団が手渡した。日本では贈られた人の苦しみや悲しみを癒やし、願い事をかなえるといわれる千羽鶴。その由来を知った男児の祖母は、孫のHIV(エイズウイルス)検査に同意し、病気と真正面から向き合う決意をした。

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2006年04月29日

エイズ感染者増えすぎ。過去最高の1199人

エイズ感染・発症、1199人…2年連続で千人突破

 昨年1年間にエイズウイルス(HIV)に感染した人と、エイズを発症した人の国内での報告数は、過去最高の1199人で、2年連続1000人を突破したことが、厚生労働省エイズ動向委員会の調査でわかった。

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2006年04月28日

川崎病ではなく髄膜炎だった→障害残って訴訟に in多治見病院

誤診で投薬遅れ重度の障害、1億8千万円の賠償命令

 岐阜県立多治見病院で治療を受けた二男(5)に寝たきりになるなどの重い障害が残ったのは、担当医が診断を誤り、適切な治療をしなかったためだとして、岐阜県内の両親らが岐阜県と小児科部長を相手に、総額約1億9300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が27日、名古屋地裁であった。

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2006年04月21日

インフルエンザウイルスはただ殺され続けるだけではない

タミフル耐性ウイルス、人への感染を初めて確認

 インフルエンザ治療薬のタミフル(一般名・オセルタミビル)に耐性を持つウイルスが、国内で治療前の患者から検出されたことを、東京大医科学研究所と、けいゆう病院(神奈川県)などのグループが21日、東京で開催中の日本感染症学会で発表した。タミフル耐性ウイルスの人から人への感染が確認された初のケース。今後、耐性ウイルスが広まれば、タミフルの使用方法を見直す必要が出てくる

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2006年04月10日

E型肝炎は富国強兵政策の一環で持ち込まれた

E型肝炎ウイルス、100年前に土着化…ブタ輸入で

 最近になって存在が確認され、ときおり集団感染を引き起こすE型肝炎ウイルスは、すでに約100年前には国内に侵入し、“土着化”していたことが、厚生労働省研究班(主任研究者・三代俊治東芝病院研究部長)の調査研究でわかった。

 富国強兵政策の一環で、軍人の体力をつけるため英国から輸入したブタによって持ち込まれ、肉食文化の普及で全国に拡大したらしい。

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2006年04月01日

保健所で「無料・匿名・即日」のエイズ検査を実施

エイズ即日無料検査を開始 浜田

 浜田保健所がエイズウイルス(HIV)抗体の即日無料検査を始めた。県内七保健所で初めて。以前は二週間程度かかっていた結果説明が約一時間後にできる。専用の部屋も設けて訪れやすい環境を整え「多くの人に検査を」と呼び掛けている。

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区役所医師「エイズ患者は死んでしまえばいい」

エイズ発言:神戸の区役所医師 中学で「患者は早く死ね」

 神戸市長田区役所の医師で部長級の男性職員(57)が昨年11月、同区の市立中学校で生徒にエイズに関する講義をした際、「エイズになれば、自覚症状がないまま他人にうつす恐れがあるので、(患者は)早く死んでしまえばいい」などと発言していたことが分かった。

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2006年03月23日

鳥インフルエンザが人から人へ感染りにくいワケ

鳥インフルエンザ:人間感染、受容体は肺の奥の細胞に存在

 鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)が細胞に取りつくための手がかり(受容体)に使う分子は、人間では主に肺の奥の細胞に存在することを、鳥取大鳥由来人獣共通感染症疫学研究センターの新矢恭子助教授と東京大医科学研究所の河岡義裕教授らのグループが見つけた。

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結核は、過去の病気ではありません

結核で169万人が死亡 04年、患者増加続く

 世界保健機関(WHO)は22日、2004年に新たに感染した結核患者は892万人、死者は169万人だったとする調査結果を発表した。早期発見と治療により死者は減少傾向にあるが、患者数は依然として増加している。WHOではアジア、アフリカなど被害が深刻な地域を中心に、十分な対策を講じるよう求めている。

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