[精神]の記事一覧

2007年10月29日

ニートの6割が、やっぱり部活動を未経験だった。

ニートの6割、部活未経験…ネット調査で明らかに

 ニートなど定職に就いていない若者は、学校時代に部活、サークル活動など課外活動に消極的で、今でも友人が少なく外出もあまりしない――。読売新聞社が実施したインターネットモニター調査「若者の生活と仕事に関する調査」でこんな傾向が分かった。学力や家庭環境には特に問題は見あたらなかった。社会とのつながりが希薄なことがニートを生む原因とする関係者の見方を裏付けるもので、働く前の段階で様々な支援が必要だと言えそうだ。

 今回の調査は、ニート、フリーターや失業者などの若者の生活を浮き彫りにするのが目的。4月下旬、予備調査でこうした若者が周辺にいると答えた親族や友人などモニター約2万人に、若者たちの過去の学校生活や成績、家庭環境、現在の暮らしぶりなどを質問。地域性などを考慮し、20〜50歳代の男女1500人分の回答を抽出してまとめた。

 学校時代、部活動やサークル活動などの課外活動をしたかどうか質問したところ、消極的なほど、その後の就労経験が乏しいという傾向が見られた。課外活動を「特にしていなかった」とした割合は、1度も働いたことがない未就労者が61・2%で最も高く、以下、就職経験のある無業者(46・5%)、長期アルバイト(33・6%)と、就労経験が豊富なほど消極派の割合は減った。

 未就労者は在学中の就職活動にも不熱心で、「まったくしていなかった」は60・2%。長期アルバイトの27・3%に比べて倍以上だった。友人関係や外出の範囲・頻度についても、未就労者は、フリーターなど働いている若者に比べて活発さに欠けるなど、社会とのかかわりの度合いと就労経験の間に一定の関係が見られた。

 本人の学力との関係を疑う見方もあったが、未就労者の成績は「どちらかというと下位」「下位」が計14・6%に過ぎず、逆に「上位」は「どちらかというと」を含めて29・2%を占めた。学力不足は未就労の主な原因ではなさそうだ。

 調査を監修した労働政策研究・研修機構統括研究員の小杉礼子氏の話「学校生活の段階にニートの兆しがあることがうかがえた。学校運営や地域づくりに参画してもらうなど、若いうちから社会とかかわれるようにすべきだ」

 ニートを支援するNPO法人「育て上げネット」の工藤啓理事長の話「彼らは働く能力がないわけではない。規則正しい生活や友だちづくりなどを少しずつ練習すれば、働けるようになるはずだ」



 部活動をやりたくない人っていますよね。自由な時間が、とか、面倒だから、とか、色々あるとは思いますけど。

 でもそういうことも含めて、部活動をやっていくことで得られるものも多いんじゃないかなと思います。特に中学生の時期に。大学になってしまえば、もう別に得られるものも少ないと思いますが。

 中学の時期に、何もやりたいと思うものがないなら、とりあえず卓球でもやってみてはいかがでしょう。真剣に取り組めばあれ以上面白いスポーツもあるまいと個人的に思います。やり方次第で勝ち上がることもできますし。

 部活動においてリーダーシップを発揮する人、裏方で頑張る人、全体を見渡す人などの役割分担ができれば大成功。部活動においてやる気がなかったりかき乱す人への対応もできれば更に成功。社会に出てもやっていけるでしょう。こういった小社会に溶け込めるかどうかで10年後、20年後も伺えます。

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2007年10月27日

魚も不眠症になる。

米研究チーム、魚も不眠症になることを発見

 観賞魚として飼われることも多いゼブラフィッシュの一部には、人間の不眠症に似た状態をもたらす突然変異遺伝子を持つ種類がいることが分かったとしている。

 この遺伝子を持つゼブラフィッシュは、食欲や睡眠などに関連する神経伝達物質ヒポクレチンの受容体が欠如しており、睡眠時間がほかの仲間に比べて30%少ないという。

 ゼブラフィッシュは、飼育にかかる費用がマウスよりも安価であり、ショウジョウバエにはない背骨を持っているため人間の神経系統を研究する上でより良い実験用生物として人気が高まっている。



 魚が不眠症になるとどうなるんでしょうね。眠れないことに対して何かを思うというよりもただ身体が重苦しいとか疲労感を感じ続けるだけなのでしょうか…。

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精神障害者向けサロン、運営メンバー募集中

運営メンバー不足で募集 栗東・精神障害者向けサロン、30日に講座

 うつ病など「心の病」を持つ人たちの憩いの場として、ボランティアグループが滋賀県栗東市の2カ所で開いているサロンが運営メンバー不足に直面している。サロンの開催に支障が出ないように、新しいメンバーを募っており、30日に活動を紹介する講座を催す。

 サロンは6年前、草津、栗東両市の女性3人でつくる「栗東サロン歩」が、精神障害者の交流や社会参加を促すきっかけとして始めた。現在は栗東市の委託を受け、なごやかセンター(同市安養寺)で週1回、コミュニティセンター大宝東(同市綣2丁目)で月2回、各2時間半開いている。

 毎回10人前後の利用者が会話やカードゲームなどを楽しんでいる。ただ、運営メンバーは現在2人だけ。草津市の同様のサロンから助っ人が来るものの、開催に不安を抱えている。メンバーの小寺千恵子さん(63)=草津市西草津2丁目=は「障害者には外出をためらう人もおり、せっかく外出を思いたった日にサロンが休みという事態は避けたい」と話している。

 講座は、コミュニティセンター大宝東で午後1時半から無料で開く。精神科医の講演もあり、関心のある人は誰でも参加できる。問い合わせは市家庭・障害福祉課TEL077(551)0304。



 精神疾患というのは、糖尿病や下垂体腫瘍などの身体疾患と同様に、誰にでも起こる病気です。ただそれが意識とか、行動という点に症状として現れることで「奇異」にうつってしまうのでしょう。

 もし自分がうつ病になったとき、こういった社交の場は必要だと思いませんか。もしなければ、おそらく、ネット上の掲示板群に閉じこもって、余計に症状を悪化させてしまうでしょう。必要なことを社会があらかじめ整えておくことは、賢明であるといえます。

 ボランティアに興味のある方は是非上記電話番号へ。

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posted by さじ at 14:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神

2007年10月18日

喉が渇いたとして血液サンプルを飲んだ男を禁固刑に

「のどが渇いて」血液サンプル飲んだ香港の男、禁固2カ月に

 先月、香港の病院内から血液サンプルを盗み出し、それを飲んだ男が禁固2カ月の刑となった。16日付の当地の英字日刊紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが報じた。

 記事によると、Li Man-yiu被告(29)は先月13日、負傷した足の治療のため当地の病院内を歩いていたという。監視カメラに、同被告が検査窓口で血液サンプルの入った3本のガラス管を手に取り、そのうち2本を飲み干した様子が映っていた

 同被告は15日の裁判で、犯行当時の状況について「非常にのどが渇いていた」と証言した。

 裁判所は、酒に酔った上での犯行だったことを認定しながらも、窃盗罪を認めた被告に対し禁固刑を命じたという。



 酒に酔っていたとはいえ、ただ喉がかわいていただけで血液なんて飲みますかね。

 血を飲む、といえば、十数年前に起こった「神戸連続児童殺傷事件」を思い出しますね。何とも嫌な事件でした…。詳細についてはこちらをどうぞ。
posted by さじ at 22:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神

振動していない携帯が、振動しているように感じる人

携帯鳴ってる? それとも錯覚?〜モバイル時代の新社会現象

 AP通信によると、中毒症とも言えるほど携帯電話などの端末機器を多用する利用者の中には、機器が振動していないのに振動していると錯覚する人が増えており、社会現象として取り上げられるようになった。

 重度のブラックベリー利用者であるジョナサン・ゼイバックさんは先日、最新型のブラックベリーを友人らに見せている最中に、いつも入れているズボンのポケットから振動を感じて思わず手を伸ばした。ブラックベリーは手で持っているから、ポケットに入っているはずがない。

 利用者の中にはそういった状態を幻肢痛(phantom limb pain)に例える人もいる。医療用語辞典によると、幻肢痛とは、切断後の肢部(手や足)が痛む現象だ。

 腰に付けてあると錯覚して携帯電話のクリップに手を伸ばして取り外そうとしたり、微動だにしない携帯電話の振動を感じるという現象は、専門家たちによって「ファントム・リング効果」または「ファントム振動」と呼ばれたり、あるいは「ringxiety」(ringとanxietyを合体させた言葉)や「fauxcellarm」(fauxとcellとarmを合体させた言葉)といった造語で表現されるようになっている。

 「人は世間から隔離されることに恐怖感を抱いており、そのために社会との連絡網に気づかないうちに依存している」「重度の利用者たちは、携帯電話が自分の身体の一部と感じている」とスタンフォード大学のフォッグ技術研究所所長は指摘する。



 つまり精神的な異常(?)ということでしょうか。

 ファントムペインのようなものだとしたら、何となくファントムペインになる人の気持ちが分かる気も……私は別に携帯依存ではありませんが、たまに「振動したかな」と思うことはありますからね。

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2007年10月17日

開業医はうつ状態になりながらも診療に従事している

開業医も疲弊「うつ状態」27%

 多くの開業医師・歯科医師は、厳しい医療環境の下、心身のストレスで「うつ状態」になりながらも日常診療に従事している−。こうした実態が10月10日までに分かった。勤務医の過酷な労働実態は、国会でも審議される社会問題となっているが、開業医の労働実態や精神状況を明らかにする調査は異例で「もう我慢の限界で、何らかの国家的な施策が早急になされなければ、取り返しがつかない事態に陥る」と指摘している。

 結果を見ると、1週間の平均実労働時間は43.7時間。約65%が40時間を超え、60時間以上も8.8%に上った。「現在、身体は疲れていますか?」という問いに対し、「疲れていない」は16.9%に止まり、何らかの疲れを感じている人が82.5%に達した。うち4.2%は「ほとんど限界」と答えた。「今、ストレスに感じていることは?」(複数回答)では、経営問題が歯科で65.1%、医科で38.3%に達し、従業員問題(36.2%)、診療上の問題(33.6%)も高かった。

 こうした問題も絡めて、「現在の精神状況」について問うたところ、「ややうつ状態」が25.2%、「かなりうつ状態」が2.1%で、27.3%の医師が「うつ状態」にあることが分かった。「医療に関する活動への期待」(複数回答)に関しては、「患者負担軽減などの医療制度の改善」が圧倒的に高い74.0%に至り、「保険請求・審査対策」(51.7%)、「情報提供・広報活動」(39.6%)、「従業員対策・節税など経営税務対策」(34.8%)と続いた。

 調査に当たった保団連は「医師・歯科医師は相当に我慢強いが、もう我慢の限界。何らかの国家的な施策が早急になされなければ、取り返しがつかない事態に陥る」と指摘。「そうなれば国民全体にとっても由々しき事態。世界に冠たる国民皆保険制度を堅持し、健康保険証1枚で、国民が安心して十分な医療を受けられ、また、医師と歯科医師が余裕を持って最良の医療を提供できるように、政府に早急な医療政策を大転換を迫る」必要があると強調している。



 たとえ開業医といえども、いってみれば地方全体を担っているわけですからね。過労レベルは尋常ではないでしょう。

 今現在日本が世界トップクラスの医療を提供できているのも、医療従事者の努力によるものですからねぇ。これで医者バッシングが続いた日にゃ、成り立っていた国民皆保険制度も崩壊しかねません。

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2007年10月08日

うつ病患者の4割は、抗うつ薬を自己判断で増減する

抗うつ薬服用量・回数 4割、自己判断で増減

 うつ病患者の約4割は、抗うつ薬の服用量や回数を自己判断で増減したり中止したりしていることが、製薬会社「グラクソ・スミスクライン」の調査で分かった。

 調査は今年6月、この1年間に抗うつ薬を処方された20〜59歳の患者2955人を対象にインターネットで実施、2666人から回答を得た(回答率90%)。

 その結果、37%の人が、医師の指示なく服用量や回数の増減、中止をしていた。服用をやめた最大の理由は、「抗うつ薬に対して漠然とした不安・心配・抵抗感がある」で24%だった。服用量を減らした人でも21%を占め、最も多かった「症状が改善した」(26%)に次いで多かった。

 抗うつ薬への不安を理由に服用の中止や減量をした人の56%が「抗うつ薬には依存性や習慣性の強い薬があると思う」と回答した。

 同社は「抗うつ薬に依存・習慣性はない。主治医の指示通りに服用することが大切」としている。



 これ、治療の上で一番やっちゃいけないことだと思います。

 インターネットの発達で、情報のやりとりが盛んになった結果、○○という薬を何mg飲んでるとかそういう話になり、何となく、勝手に増やしたり減らしたりしてしまうんだと思います。

 一部の医者を除けば、精神科医は、長い時間をかけてその人に合った薬を最良の量で出したいと思っています。そして症状が落ち着けばだんだん減らしていく、という形に。

 しかし患者側で勝手に薬を減らし、溜め込み、症状が悪化したときに一気に飲み、更に一連の流れを医者には説明しない、というケースでは、治療しようにも治療できません。

 哀しいことに、一部の医者の中には適当な処方しかしない医者もいます。そういう医者だと思った場合には医師を変えても構わないと思いますが、最初から疑わないことです。大部分の医者は、治療に協力的で、時間はかかるけれども症状を安定させようという努力はしていると思います。

 医師から言われた量をしっかり服用し、それによって弊害が起これば医師にしっかり言うこと。ネットの情報に惑わされないこと。医師が合わなかったら医師を変えることも考えること。が重要です。

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2007年09月23日

友人や性生活を犠牲にしてもインターネットを取る人々

米国人、ネットのために友人や性生活を犠牲にする傾向=調査

 米国で19日に発表された調査結果によると、同国の成人の多くがインターネットなしの生活は1週間も続かないと感じており、3人に1人はインターネットのために友人や性生活も犠牲にしていることが明らかになった。

 同調査は、広告大手WPP(WPPGY.O: 株価, 企業情報, レポート)広告代理店子会社JWTが9月7─11日の間に1011人の米国人を対象に実施。「インターネットをせずにどれぐらいの期間過ごせるか」との問いに対し、15%が「1日または1日も持たない」と答えたほか、「2日程度」が21%、「数日程度」が19%、「1週間」が25%だった。

 JWTの幹部はロイターに対し「強制的にインターネットから離されると、人がいかに不安や孤独、退屈さを感じるかが分かる」と述べた。

 回答者のうち48%が「インターネットへのアクセスがないと何か重要なものを失っている気がする」と答えており、生活の中で携帯電話やインターネットがより不可欠なものとなっていることも浮き彫りになった。

 そのほか、「インターネットに割く時間が多いために友達と直接会ったりする時間が少なくなっている」が28%、「インターネットをしているので性生活の時間が少なくなっている」が20%となった。



 インターネットは情報量が多すぎますからね。自分で取捨選択できるという点も大変使いやすいです。ネットが発達してから、テレビをほとんど見なくなった人も多くおられると思います。暇つぶしをしているのと同時に、色々な知識を吸収できるので、もはや生活の一部と化しているのでしょう。

 ちなみに私も、ネットがないと不安なうちの1人です。笑
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2007年09月21日

リタリンの適応から難治性・遷延性うつ病を除外する

向精神薬「リタリン」、適応症からうつ病除外へ

 依存性が高く若者の間で乱用が広がっている向精神薬「リタリン」について、製造販売元の「ノバルティスファーマ」(東京都港区)は、適応症から難治性・遷延性うつ病を除外する方針を固めた。

 同社は、精神・神経関連の学会の了承を得たうえで、近く厚生労働省に削除を申請する見通し。厚労省によると、製薬会社側から適応症の除外を申請されるのは異例という

 同社などによると、リタリンは、中枢神経興奮剤「塩酸メチルフェニデート」の商品名。1958年に販売を開始し、78年に睡眠障害「ナルコレプシー」への効用が追加された。当初は軽症のうつ病が対象だったが、依存性が高く、興奮や覚せい効果をもたらすため、患者が診療所や薬局を渡り歩いて大量服用したり、適応症でない人が乱用するなどの問題行為が90年代から急増、98年に難治性うつ病・遷延性うつ病に適応が限定されている。2006年の販売実績は、3370万錠で02年の1・2倍。

 厚労省によると、今年7月末から、同社と協議を始め、「優れた抗うつ薬はほかにも開発されている」ことなどから、うつ病が適応症から除外される方向性になったという。うつ病でのリタリン処方は医療保険の適用外となるが、医師の判断で処方自体は可能。ただ、乱用者らがうつ病と偽って医師から処方を受けようとするケースなどには、一定の歯止めがかけられる。

 リタリンを巡っては、東京都が18日、過剰処方していた疑いで新宿区の診療所「東京クリニック」に立ち入り検査している。



 これは凄い。製薬会社側から言うなんて。確かにリタリンは悪名高くなりすぎましたね。

 良い抗うつ薬も沢山できていますし、種類も増えていますから、あとはその組み合わせ、個人差、投薬量などを考慮して、患者さんと二人三脚で調整していけば、かなりの効果を期待できます。わざわざリタリンを出す必要もないかな、というのは確かにありますね。

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2007年09月15日

抗うつ薬SSRIと自殺願望について。

抗うつ薬と自殺願望

 うつ病に使う抗うつ薬を服用すると、10、20歳代の若者を中心に、自殺したいという衝動を引き起こすことがある、と指摘されている。薬との因果関係ははっきりしていないものの、専門家は「副作用に留意は必要だが、うつ病を治療しないことは危険。適切に服用することが大切」と話している。

 うつ病は、気分が落ち込む抑うつなどの症状が表れる病気で、「死にたい」という考えが浮かぶこともある。こうした症状を改善するのが抗うつ薬だが、その薬でかえって自殺願望が起きるとは、どういうことなのか。

 問題になったのは、1988年に米国で「SSRI」(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)という抗うつ薬が登場したのがきっかけだった。

 SSRIは、従来の抗うつ薬に比べ、のどの渇きなどの副作用が少なく、急速に普及した。だが、米国で90年、「SSRIを服用中に強い自殺願望が起きた例があった」との報告があり、「SSRIの服用により自殺した」などとする訴訟も相次いだ。

 英政府は2004年、「臨床試験データでは、SSRIの服用で自殺願望などを起こす危険が少し高まることは否定できない」との見解を示した。米食品医薬品局(FDA)も今年5月、「65歳以上では、抗うつ薬で自殺願望などを起こす危険が低下するが、18〜24歳ではこうした危険が高まる」と警告した。

 国内でも昨年、厚生労働省が抗うつ薬メーカーに「18歳未満では、自殺願望を引き起こすことがある」との注意を薬の説明文書に明記するよう求めた。

 うつ病は、脳内の神経細胞の間で信号をやりとりし、感情や思考をつかさどる神経伝達物質のバランスが崩れることが原因と考えられている。抗うつ薬は、神経伝達物質のやりとりをスムーズにし、活力を高める作用がある。だが、自殺願望がある場合、薬で気力が高まるなどすると、実際に行為に及ぶ危険もある。

 杏林大保健学部教授(精神保健学)の田島治さんは「SSRIを服用して衝動的な行動を起こすことは、まれにある。特に若者は脳が発達途上で、衝動を抑える働きが弱いのではないか」と指摘する。

 こうした恐れがあるため、適切な服薬が大切だ。田島さんは、〈1〉服用は少量から始める〈2〉ゆっくり増量し、不安感や焦燥感が増した場合、できるなら前の量に戻して医師に連絡する〈3〉効果が十分な量になったら、それを維持する――の3点を挙げる。

 最初の数日間は、特に注意が必要だが、1か月を過ぎると副作用の頻度は減る。服用して、イライラしたり落ち着かなくなったりしても、薬が効かないと思って増量しない。症状が良くなり、薬を減量する時も、数か月かけてゆっくり行う

 SSRIは、国内で使用される抗うつ薬の4割程度を占めるとされている。患者によっては治療に欠かせず、うつ状態や不安感などの症状が改善される場合は多い。

 抗うつ薬を服用した患者の誰もが自殺衝動を起こすわけではなく、自己判断による服薬中止は、症状を悪化させることにもつながる。田島さんは「SSRIなどの抗うつ薬は、人によって効果や副作用の出方が異なる。医師と相談し、慎重に服用することが大切だ」と話している。



 勝手に薬をやめないで下さい。勝手に薬を増やさないで下さい。この2点を守りつつ、医者と患者の2者で少しずつ、症状を改善していきましょう。医者のことを100%信じられないというのは分かりますけれど、医者は患者を100%治そうとしています。
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2007年09月13日

いのちの電話で相談員不足。かかってきた電話の4%しか話を聞けない状態

北海道いのちの電話 件数減少、背景に相談員不足

 社会福祉法人「北海道いのちの電話」((電)011・231・4343、事務局・札幌)の二○○六年の相談電話件数が、一万六千六百九十二件と、過去十年間で最低だったことが同法人のまとめでわかった。自殺防止のため二十四時間、悩みを受け付けているが、相談件数減少の背景には相談員不足がある

 相談件数は一九九七年から毎年、約一万七千件前後で推移していたが、○三年の一万九千二百十八件をピークに減少している。

 現在の相談員は百六十人で、全員ボランティア。一日を六コマに分け、各コマを二人で対応しているが、自殺者が増える中、深刻な相談が多く、いたずら電話が回線をふさぐなどで、つながりにくくなっている。

 湯本俊夫事務局長によると、現在の二十四時間体制を維持するには最低で二百人が必要。○五年の調査で、かかってきた一日平均千八十四件の電話のうち、相談員が話を聞けたのは四十七件でわずか4%だった

 いのちの電話相談員の不足は、全国的な課題。親の介護や、経済的にゆとりがなくなり、活動をやめざるを得ない人が増えているほか、「研修費も自己負担の無償ボランティアを敬遠する人も多い」(湯本事務局長)という。同法人が七月に始めた今年の相談員養成講座も、定員四十人に対し十四人しか集まらなかった。

 日本いのちの電話連盟(東京)の岡本正子事務局長は「自殺が増加する中で、いのちの電話の社会的責任を感じている。活動への理解を広め、相談員を確保したい」と話す。



 思った以上に不足していますね。アメリカの医療の凄く良い所は、暇な人は病院ボランティアを積極的に行っている点ですね。

 しかし日本では不足していると思います。ボランティアという概念そのものが日本には浸透していないという感じです。でも昔から日本では助け合いなどの、相手のことを考えて行動するという精神は養われていると思うんですよね。社会が巨大化してきたために、小さな助け合い、それも「黙して助ける」ことでは対応できなくなっているんでしょうか。そういう意味では、強く自分を主張するアメリカだからこそ、病院ボランティアは成功したという感じがします。

 日本も昔のように小さな村同士で助け合うことはなくなり、大きく成長した社会についていくので手一杯になってしまいました。病院も人手不足、赤字続きでボランティアが不足しています。病院で直接働かずとも、「いのちの電話」などのように話をすることをメインにしたボランティアもあります。やる価値、やる意義は十分にありますし、社会にとってこれからも必要な役割です。是非お願いします。

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気やカビの多い家の住民は鬱病にかかりやすい

カビが多い家ほど「うつ病」になりやすい

 ブラウン大医学部のエドモンド・シェナッサ医師らの調査で、湿気やカビの多い家の住民は鬱病にかかりやすいことが分かった。

 欧州の8都市に住む6000人の男女を対象に不眠、自尊心の低下、食欲不振、気力不足などの症状があるかどうかををたずねた。
 その結果、平均して57%が湿気やカビが少ない住宅に住んでおり、ポルトガルでは80%と高かった。逆にスロバキアでは25%にとどまった。

 鬱病と分かったのは全体の9%。シェナッサ医師は「カビの多い住宅では鬱病の人の割合が40%高くなる。欧州と米国のカビが同じ種類だと仮定すると、米国でも同じ比率で発病率は高くなるだろう。ただし、カビが多いことが鬱病の直接的原因かどうかはさらに調査が必要」という。

 米国では居住環境におけるカビの基準を定めていない。しかし、米疾病対策センター(CDC)は「生死にかかわらず、カビの胞子を体内に吸入すると、呼吸器系の障害の原因になり、最悪の場合は肺疾患に至る」と警告している。



 直接の関連はないと思いますが、うつ病基質の人がカビの部屋に入ると、気持ちが落ち込んでしまうためですかね。部屋は「増悪因子」の1つとしてみたほうがいいのでしょう。

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2007年08月07日

「自殺する」という人は、本当に自殺しないのか。

「自殺」、半数が偏見 内閣府調査

 「『自殺する』という人は、本当は自殺しない」。こうした自殺に対する「偏見」を5割以上の人が抱いていることが4日、内閣府が発表した「こころの健康(自殺対策)に関する世論調査」で分かった。

 調査によると、「自殺者は年間3万人を超え、交通事故死者の4〜5倍」という実態は、66.4%が知っているなど、自殺への関心は高い。

 しかし、世界保健機関(WHO)が指摘する自殺について広くいわれる偏見の典型例を示したところ、「自殺は覚悟の上の行為」58.3%、「自殺を口にする人は本当は自殺はしない」50.0%「自殺は何の前触れもなく突然起きる」46.0%などといずれも半数前後が誤って理解していた。

 自殺の要因である鬱病については、「気分が重い」「落ち着きがない」などの主な症状を84.1%が「知っていた」と回答。ただ、身近な人の鬱病の症状に気づいた場合、89.2%が受診を勧めると答える一方、自分が鬱病の症状に気づいた場合、受診するとしたのは56.5%に止まった。

 調査は自殺対策基本法施行を受け、今年5月に全国の成人3000人を対象に実施。回収率は57.6%だった。



 「自殺する」と口にする人は、数多くのパターンがあります。例えば本当に死んでしまいたいと悩んでいる場合。他には、相手の気を引きたいために言っている場合。

 しかし実際に自殺する人は、死にたいという欲求は勿論のこと、生きたいという欲求も強く、その間で揺れ動いているのが現状で、そこから搾り出された助けの声が、自殺するという言葉になっているのではないでしょうか。一概にそうだと決めるわけにはいきませんが。

 そう、「決め付けるわけにはいかない」のが自殺の難しいところです。しかし我々が、「自殺すると言うやつはみんなどうせ自殺しない」と偏見の目をもって見てれば、その人は自殺してしまうかもしれません。

 おそらくこうした誤解が広がった背景には、境界性人格障害などによる「自殺を利用した脅し」が増加したから、ではないでしょうか。確かに人格障害の場合、実際に自殺するというより狂言であるケースもありますが、だからといって鬱病の人が自殺しないと「決め付ける」のはお門違いです。

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2007年07月28日

うつ症状の早期発見・対応などの、効果的な自殺予防策を考える。

自殺の兆候早期発見へ−県対策連絡協会合

 官民が連携して効果的な自殺予防策を考える香川県自殺対策連絡協議会の会合が26日、県庁であった。香川県内の自殺者が増加傾向にある中、新たな取り組みとして、自殺の兆候の早期発見、早期対応ができるよう人材育成や連携強化に一層努めることなどを確認した。

 香川県によると、2006年の県内の自殺者は222人で、前年比21人増。人口10万人当たりの自殺死亡率は、前年の全国45位から34位と悪化している。

 会合には、臨床心理や精神看護、労働団体、県の関係部局などから約20人が出席した。

 新たな取り組みは、政府が6月に閣議決定した自殺総合対策大綱に沿った内容。同連絡協のメンバーそれぞれが、うつ症状の早期発見・対応に向け、各種相談窓口の担当者に対する研修、事業所の産業医と精神科医らとの連携強化などを推進。メンタルヘルス講習会なども充実させる。



 現実的にうまくいけばいいんですが、難しいですよね。一番簡単なのは周囲の人のうつ病に対する知識量を増やすことですが、それも日本では偏見などもありうまくいかない。具体的にどういうプランになるのか、興味あります。

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2007年07月16日

私立女子高の14.3%、公立中学の女子9.3%、男子8.0%が刃物での自傷経験

自傷:経験ある若者、写真集に テーマは「生きる」

 若者に広がるリストカットを撮り続けてきた写真家、岡田敦さん(27)が写真集「I am」(赤々舎、2940円)を出版した。「何か特殊な人たちの写真と思わないで。テーマの入り口は自傷でも、僕が撮りたかったのは生きることそのものだから」と岡田さんは語る。

 写真集に登場するのは高校生から20代前半までの約50人。インターネットを通して自傷経験者ら約100人から応募があった。「僕は中3で周りには誰もいなくていつもひとりぼっちで消えてしまいたいと思っています」「私は14歳。リストカット、社会不安、アルコール、薬物依存、不登校……。私は壊れた人形」。誰もが撮られることで変わろうとしているように見えた。

 多くの子が自傷を親や周囲に打ち明けられずにいた。撮影後、「隠してきた傷跡を光に触れさせてあげられてうれしい」「生きるための一歩になった」などのメールも届いたという。

 岡田さんと自傷との出合いは大学時代。友だちの自傷を身近なテーマとして自然と撮り始めた。02年には生気のない子どもの表情をテーマにした作品「Platibe」で第4回富士フォトサロン新人賞を受賞、評価を得た。しかし翌03年、自傷がテーマの写真集「Cord」を発表すると周囲の反応は一変。「イメージが悪くなる」と写真展開催やカメラ雑誌への掲載も断られた。

 自傷へのタブー視は今なお強いが、岡田さんは「外国の戦争の生々しい写真には関心を寄せるのに、なぜ国内の若者の現実から目を背けるのか。勇気と覚悟を持ってモデルになった若者の思いを黙殺しないで」と語る。

 写真集の最初には自傷経験のある妊婦を、最後には自傷跡だらけの腕の女性と固く手を結ぶ男性の写真を配した。表紙には、本を手に取る人の顔を映す鏡のような紙。「自傷者とあなたの顔とはそんなに違いますか。僕もあなたも彼ら彼女らも、同じように生きている」。そんな岡田さんの思いが込められている。

 ◇10〜20代に広がる自傷

 孤独や不安、怒りなどをやりすごすため身体の一部を傷つける「リストカット」などの自傷行為は10〜20代を中心に広がっている。

 国立精神・神経センター精神保健研究所の松本俊彦医師らのグループの調査(04年)では、ある私立女子高2年生126人の14・3%、別の公立中学校2、3年では女子238人の9・3%、男子239人の8・0%にそれぞれ刃物での自傷経験があった。



 リストカットは難しい問題です。特に、かなりの常習となってしまうと、治療も難しいのが現状です。背景にあるのは境界性人格障害がやはり多いんでしょうかね。

 今の日本の現状はとても危うく、世間の理解が乏しい反面、インターネットの普及で同じ「リストカッター」同士が強く結び付けあい、自傷行為をお互いに見せ合うケースが広がっています。彼らを理解しない社会にも問題があると思いますし、彼ら自身の行動にも問題があるとは思いますが、人格障害や統合失調症などが原因の場合、まずその病気の治療から始めないといけません。

 自傷という行為は自分のアイデンティティの「再確認」なので、自殺とは全く異なり、むしろ「生きたい」方向に働いているものだと思います。外へ発信することが苦手なだけの人を、我々が理解しなければ、自傷はなくならないと思います。
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2007年07月03日

主婦が台所で一日中食べ続ける「キッチンイーター」は摂食障害

中高年女性に広がる「摂食障害」 無理な減量ダメ

 中高年の女性の摂食障害「過食症」が最近、目立つようになってきたという。主婦が台所で一日中食べ続けて病気が進行することから、「キッチンイーター」とも呼ばれる。本人も周囲も病気だとは気づかないケースが多く、患者数すらつかめていない。しかし、次第に深刻化し、場合によっては命を落とすこともある。神戸女学院大学人間科学部心理・行動科学科の生野照子教授に、症状と早期発見の方法を聞いた。

 生野教授はまず、安易なダイエットが、過食症の発端になっている場合が多いと指摘。「無理な、過激な、誤ったダイエットはしてはいけません」と強調する。具体的には、ダイエットのために下剤を飲むなど薬を使うことと、「食べても吐けばいい」と考えて実行することだという。

 初めは1錠の下剤から飲み始めても、どんどん量が増え、一度に何十錠も飲む人もいる。一日中、食べ吐きをしている人もいる。「ダイエットだから、明日こそやめられる。大丈夫」と思っているのに、5年も10年も続いてしまう。

 「気持ちの持ち方でやめられるなら、病気ではありません。やめられないんです。でも、本人は病気だとは思っていない。そして、自分のしていることに罪悪感を感じているので隠し続けます。早期発見、早期治療が遅れてしまいます」

 中高年の女性がなぜ、過食症になるのだろうか。生野教授は「おばさんになりたくない。若く見せたい。太ってしまったら、女としておしまい、と思ってしまっているのでしょうね。若い女性の痩せ願望と比べ、この時期の女性の過食症の一因は肥満恐怖症です」と話す。

 とはいえ、簡単に食べ物が手に入り、食べると「快」状態になるから食べずにいられない。台所で、冷蔵庫の中のものを食べつくしてしまうほどの大食になってしまうが、食べたら非常に後悔して、吐いたり、下剤を飲んだりする。すべてを排出できないから、外見からは摂食障害だとは分からない。でも、栄養バランスは崩れているため、「血液検査などを受ければ、健康状態はガタガタ」だという。

 大量に食べて、一気に排出すると、また大量に食べたくなるという悪循環に陥る。そして、長期間続くと、電解質の異常、慢性の栄養失調状態になり、虫歯や食道炎、心不全など全身に影響が出てくるという

 「抑鬱が強くなり、イライラして集中力、記憶力が低下し、心の症状にも出てきます。食べ吐きに長時間費やしてしまい、育児や近所付き合いもできにくくなって、引きこもり状態になることもあります。体、精神、社会性に悪影響が及んでしまうんです」

 摂食障害にならないためには、外見に生きがいのすべてをかけないで、他に楽しみを見つけるよう心がけ、ダイエットのために下剤などの薬を使わず、ダイエットと病気との境を自己チェックリストで知って、賢くなってほしい、という。

 そして、もしかしたら摂食障害かなと思ったら、専門家に受診する。心療内科、精神科、心理相談機関などがいい。専門機関では、心理治療、栄養治療、生活指導のほか、場合によっては服薬も行う。生野教授は、仲間同士で励ましあいながら克服していく自助グループも立ち上げている。

 生野教授は「ダイエットの先には怖い淵があって、知らないうちにはまり込んでしまう。健康な美しさを大事にしてほしい」と訴えている。



 記事を読んでいて、疑問が一つ解消されました。よくダイエットと称して、頻回に嘔吐する人がいますが、あれは電解質バランス崩れないのだろうか、と思っていたものです。やっぱり、電解質異常が起きるんですね。胃液を吐くということは、体内の酸性物質が減るということですので、どこかで何らかの代償が働いているはずですし、その頻度が高くなれば代償も効かなくなって体の不具合として露呈する、ということです。

 若い人だけではなく、中高年にも多いようです。本人が異常と思っていない、または異常と思っていてもやめられないというのが問題ですね。他人が働きかけてどうのということではありません。専門医による治療が必要なレベルです。

 お近くに摂食障害の人がいたら、まずは病院へ。適切なケアを受けることで回復する可能性が高くなります。本人は病気だと思っていないので周囲の人の支えが必要だと思います。

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2007年06月30日

厚労省曰く、抗うつ薬「パキシル」使用後に自殺と自殺未遂が増えている

抗うつ剤「パキシル」服用後の自殺・未遂増 厚労省調べ

 抗うつ剤「パキシル」(一般名・塩酸パロキセチン水和物)の副作用の疑いのある自殺や自殺未遂の報告が増えていることがわかった。06年度は自殺・自殺未遂の報告が計39件あり、前年度の計13件から大幅に増えた。パキシルは国内の抗うつ薬全体の約4分の1を占めており、厚生労働省と製造販売元のグラクソ・スミスクラインは服用後の患者の様子を注意深く観察するよう求めている。

 厚労省と独立行政法人・医薬品医療機器総合機構によると、パキシルの副作用の疑いがあるとして報告された自殺の件数は04年度は1件だったが、05年度11件、06年度15件と増加。未遂となった「自殺企図」も04年度2件、05年度2件、06年度24件と増えた。

 米食品医薬品局(FDA)は昨年、服用者に自殺を試みる行動が増える傾向があると警告。同社は厚労省の指導を受け、昨年6月、国内向けの薬の使用上の注意に「投与中に自殺行動のリスクが高くなる可能性が報告されており、患者を注意深く観察すること」との文言を加えた。



 抗うつ薬で自殺リスクが増加することは以前から言われていましたが、パキシル限定なんでしょうか。日本ではパキシル使用率が多いというだけの話では。

 抗うつ薬を用いると、今までまるで動けないほど鬱状態だった人が、少し治り始めた段階の時に、「自殺するだけの力を得る」ために自殺が発症するといわれています。機序は不明なのでこの説があっているのかはわからないのですが。

 別のあれとしましては、それでも若年者の鬱状態には抗うつ薬を投与したほうがリスクは減る、というものも。まだ薬との因果関係がつかめていないので、どちらがリスクが少ないのかは分からないというのが現状です。

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2007年06月28日

光母子殺害で女児を押入れにいれたのはドラえもんに何とかしてもらう為

光母子殺害公判:夕夏ちゃんへの殺意を否認

 山口県光市で99年に母子を殺害したとして、殺人や強姦致死罪などに問われた当時18歳の元少年(26)の差し戻し審の集中審理2日目が27日、広島高裁(楢崎康英裁判長)であった。弁護側の被告人質問で元少年は、赤ちゃんの首を絞めた認識について「ありません」と述べ殺意を否認した。

 1、2審判決によると、元少年は99年4月14日、光市の会社員、本村洋さん(31)方で妻弥生さん(当時23歳)を強姦目的で襲い、抵抗されたため首を絞めて殺害。泣き続けていた長女夕夏ちゃん(同11カ月)を床にたたきつけ絞殺した。

 弁護側は差し戻し審初公判で「夕夏ちゃんについては、泣きやまないので首にひもをまいて、蝶々結びにしたら死んでしまった」などと主張。この日の被告人質問で元少年は「事件当初は赤ちゃんの首にひもを巻いたこと、蝶々結びにしたことすら分からない状態だった。取り調べの際、ひもを提示されて、蝶々結びにしたことなどを知らされた」などと述べた。

 また、「夕夏ちゃんを押し入れの天袋に入れた」と話し、理由について「押し入れはドラえもんの何でも願いをかなえてくれる四次元ポケットで、ドラえもんが何とかしてくれると思った」と説明。更に、死亡した弥生さんを姦淫したことについて「生き返ってほしいという思いだった。(以前に読んだ本を通じて)精子を女性の中に入れて復活の儀式ができるという考えがあった」と述べると、遺族はハンカチを目に当て、すすり泣いた。

 続いて検察側が、事件当時の状況や行為について質問。確認を求められる度に元少年は「最高裁に上申書を提出してから1年間、記憶を精査し探った。この法廷でお答えしたことがすべてです」と何度も繰り返した。

 27日午後と28日には心理鑑定をした学者の証人尋問がある。



 ありえん。

 今までこんなこと言ってなかったのに何故急にこんな証言をしだすんでしょうか。弁護士が「そう言え」と言ったのであれば救われない話です。遺族側の心情に全く配慮がなされていない。司法の場、弁護する立場とはいえこのようなことでいいんでしょうかね。

 学者による鑑定、とありますが、証言だけみれば明らかに異常者。しかも犯行時に異常ではなかったとするのは難しいでしょうし、弁護士側が入れ知恵をつけてしまえばテストをくぐりぬける可能性も。

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2007年06月23日

頻繁に悪夢を見て夜中に起きる辻希美さんの精神

辻希美が夜中に泣き出すワケとは? 辻ヲタも苦笑

 ドン引きの妊娠・結婚で大きな旋風を巻き起こした『モーニング娘。』の辻希美と、俳優の杉浦太陽。そんなふたりは夫婦一緒に寝るほど仲がよいそうで、その夫婦生活が某バラエティ番組で語られた。

 「彼女の部屋は全面イチゴミルクでディズニーだらけなんですよ! 僕もミッキーマウスのトランクスをはかされました」と杉浦太陽が番組内で暴露発言をしたのだ。それを聞いていた司会者は苦笑するしかない。杉浦太陽のオノロケトークは別のコーナーになっても続き、どんどんエスカレート!

 “妻が夜泣きする”というトークでは「夜中に急に起き出して、泣き出すんですよ。『わ、コワイ人がきたぁ〜!』って。そしてまた寝る。で、寝たかと思うとまた起きて『怖い、虫が、這い上がってくるぅ〜』とか言って寝る。3日に1回はあるんですよ」と笑いながらコメント。これには、司会者も「病気やで……」と、あきれるしかなかった。

 杉浦のおのろけトークは、その後もまだ続いた。「洋画観れないんですよ。字幕が読めないんですよ。漢字が読めないらしくてついていけない」と、字幕を読めないことまで暴露。ほかにも、「漫画も読めないんすよ。コマ割りがついていけない。どっから読んだらいいんやろうコレみたいな」など、夫婦生活の秘密を暴露した。



 病気ではないにしろ、何か疲れているのでしょうかね。結構悪夢って精神状態と関連あるみたいですからねぇ。芸能人は周囲の目とかストレスもかなりあるんでしょう。子どもに負担がかからないよう、周囲も穏便にしてもらいたいものです。

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2007年06月19日

子持ちの性同一性障害者、性別変更を認めない判決。

性同一性障害:子もちは性別変更ダメ 大阪高裁が抗告棄却

 性同一性障害(GID)と診断され戸籍上の性別を男性から女性に変更するよう申し立てた奈良県生駒市、森村さやかさん(46)=通称=の即時抗告について、大阪高裁(田中壮太裁判長)は11日までに棄却する決定を出した。

 GID特例法は変更要件の一つに「子どもがいないこと」を挙げているが、森村さんには離婚した女性との間に子どもが1人いる。田中裁判長はこの要件について「立法過程で最も議論になったことを思えば、維持すべきか、廃止すべきかなど具体的な議論が望まれる」と言及。04年7月に施行された特例法には付則で施行3年後の見直し規定があり、今後の議論に影響を与えそうだ。

 決定書などによると、森村さんは昨年11月、奈良家裁に性別変更を申し立てたが、家裁は今年3月、子どもがいることを理由に却下。高裁も家裁の判断を支持した。

 GIDの当事者団体は「子どもがいない」という要件について、憲法が定める法の下の平等などに違反しているとして削除を求めている。森村さんは「高裁が要件見直しに言及したことは一定の成果。国会に法改正を働きかけたい」と話した。



 この方はこちらの件の人ですね。

医学処:子供がいる性同一性障害者でも、性別を変更できるように

 詳しい内容はこちらを見ていただきたいと思いますが、別に子どもがいてもいなくても、性別を変更するのは自由だと思うんですけどね。悪用されることもないでしょう。GIDであると認められない限りは変更できないわけですし。

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