[循環]の記事一覧

2012年06月17日

ひきこもり外来で引きこもりをケアすることが今後の日本では必要

[ひきこもり外来]理想の人間でなくていい

 A男さんがひきこもるようになったのは20歳の時。大学に入学したのを機に一人暮らしを始めたが、友達ができずに外に出るのがだんだんおっくうになった。 深夜までテレビを見たり、インターネットをしたりして、昼過ぎに起きる生活が4年続いた。このままではまずいと、ホームセンターでレジ打ちのアルバイトをしたり、倉庫で品物の検査をする契約社員になったりしたが続かなかった。30歳で実家に戻ると、春と秋に農作業を手伝うほかは家に閉じこもった。「他人とかかわるのが怖かった」

 佐潟荘に通い始めたのは2011年3月。その日に入院を指示され、午前7時半に起き、午後9時にベッドに入る規則正しい生活が始まった。昼間はバドミントンなどのスポーツで汗を流した。週に1回、入院患者と課題を決めて話し合うミーティングも行った。

 正社員、高収入、やりがいのある仕事――。A男さんは中垣内さんの診察を受けるうちに、自分が偏った考えにとらわれていることに気づいた。「理想の人間でなくてもよい」という当たり前の現実を受け入れると、少しずつ人と話すのが苦でなくなった。同年の7月末に退院した。

 その後、コンピューターのソフトを作る職業訓練を半年ほど受講。今は仕事を探しながら、週に1回、外来に通っている。

 中垣内さんがひきこもり外来を始めたのは2001年。受診者は、学生時代の不登校から抜け出せない人や、職場での人間関係が原因となった20〜30歳代の元会社員が多いという。

 外来では、まずうつ病など精神的な病気か見極め、必要があれば薬を処方する。このほか当事者が院内のロビーで同じ苦しみや悩みを分かち合う「居場所」や、親たちが情報交換したり、励まし合ったりする「親の会」を作り、治療に役立てている。

 これまでに受診した人は約200人。このうち5割が接客アルバイトなどで働き、4割が高卒認定資格を取得したり、自動車学校に通ったりした。全体でも7割が何らかの社会復帰を果たしたという。

 内閣府が10年に発表した調査で、ひきこもりの若者は全国に70万人と推計されたが、「ひきこもりに的を絞った精神科外来が全国に広がっているとは言い難い」のが現状だ。長野県の会社員男性(50)は月に1回、ひきこもりの長男(21)と佐潟荘に通っている。車で往復6時間かかるという。「こうした外来が全国に必要ではないか」と話す。

 中垣内さんは「ひきこもる人は精神的な疾患を患っているケースが多い。無理に外に出したり、しかりつけたりせずに、まずは精神科の医療機関を受診してほしい」と指摘。「医療機関の側も根気よく支援を続けてほしい」と話している。



 まずひきこもりの原因が何であるのか、というのを考えないといけないですね。統合失調症やうつ病などが理由で引きこもりになる人を除くと、精神科が介入出来るひきこもりはおそらく発達障害でしょう。特にこのケースのように、高収入がどうとか、自分のプライドが云々っていうことで不適応を起こす場合は往々にして発達障害が考えられます。

 そしてこの発達障害がなかなか難しく。大人になってから診断されても、じゃあ何が出来るか、というと、日本にそういう疾患をサポートする場所がないんですよね。結局この外来のように、「その人がどういう性質で、どういうふうに生きれば生きやすいか」を教え続けるしかないです。まぁ本当のアスペルガー障害とかだと治療対象になるんでしょうけれど、ある程度の発達障害だと何もできないのが現状ですし、そういう人を障害者枠で就職出来ないのが難しいところです。

 今のアホな政治家だといつまでたってもそういうのは難しいんでしょうけれど、先日精神障害者も障害者枠で就職できるようになったみたいですし、次第にそういう人も何とかなるんでしょうねぇ。

 職業を選ばなければ、システムエンジニアとか農業とか、できることはあるんですけどね、と正直なところ思います。


posted by さじ at 02:46 | Comment(0) | 循環

2012年05月13日

脳死膵島移植を糖尿病患者に実施する方針。

糖尿病患者に脳死膵島移植、国内初の実施へ

 移植医らで組織する日本膵・膵島移植研究会(会長・後藤満一福島県立医大教授)が、重い糖尿病患者に対する国内初の脳死提供者からの膵島移植を準備していることが12日わかった。

 心停止後の膵島移植が6月から5年ぶりに再開されるのに伴うもので、厚生労働省も「家族の承諾が得られれば可能」としており、今年度中をめどに脳死膵島移植の実施体制を整える。

 膵島移植は、低血糖発作を起こす重度の1型糖尿病患者が対象で、膵臓移植よりも患者への負担が軽い方法として、国内では2004年に始まった。

 しかし、膵臓から膵島を分離する薬品(酵素)の製造過程で、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病を発症する可能性のある牛の脳の抽出物が使われていることがわかり、07年から中止されていた。動物由来の成分を使わない新手法が開発されたことに加え、新規の登録システムが整ったことから、研究会は膵島移植の再開を決め、国に高度医療の申請も行った。



 やはり血糖値というのは身体からの分泌で調整するのが一番ですからねぇ……。移植できることならするにこしたことはないでしょう。体中のバランスを司ることになりますから。
posted by さじ at 04:51 | Comment(0) | 循環

乳がん細胞のもととなる幹細胞が増殖する仕組みを解明

乳がん再発、完全防止の可能性…「幹細胞」解明

 乳がん細胞のもととなる「幹細胞」が、体内で増殖する仕組みを、東京大学の後藤典子・特任准教授と日野原邦彦・特任助教らが明らかにした。

 幹細胞を狙って根絶することで、乳がんの再発を完全に防げる可能性がある。米科学アカデミー紀要に発表する。がん治療は一般的に、抗がん剤や放射線治療でがん細胞を死滅させるが、がん細胞を生み出す幹細胞が残ってしまい、再発の危険性がある

 研究チームは、乳がんの組織に含まれる幹細胞が、塊を作って増殖することに注目。細胞表面に「HRG」というたんぱく質が結合することが、引き金になり、複数のたんぱく質が作られて、増殖に必要な環境を維持することを突き止めた。



 がん細胞になる大元を叩こうという治療ですな。うまくいけば確かに、癌を取り除いたあとの再発を極力減らすことができると。
posted by さじ at 04:07 | Comment(0) | 循環

自分のなかで作り出してしまう、虚偽の記憶について

「虚偽の記憶」を減らす方法

 人間の記憶における最も大きな虚偽は、それが偽の記憶であっても真実のように感じられてしまうということだ。われわれの記憶は、過去を切り取ったスナップショットのように見えるが、実際には想起するたびに常に書き換えが行われていく、事実とは異なるストーリーの集合なのだ。

 [冤罪問題に取り組む非営利国際的組織である]『イノセンス・プロジェクト』によると、後に覆される有罪判決の約75%は、誤った目撃証言に基づいて下されているという。

 偽証は重罪だが、事実と異なる目撃証言の大多数は、故意や意図的なものではない。過去の記憶を呼び起こすという行為そのものが記憶を変化させることが、明らかになっている。われわれの記憶は常に変化しており、過去の出来事の詳細は、現在の心情や知識によってゆがめられているのだ。ある出来事を思い出せば思い出すほど、その記憶の信頼性は低くなっていく。



 忘れる、とはちょっと違うんですよねぇ。ぼやーっと覚えていて、ふとした拍子に思い出そうとして、それがなかなかうまく出来ないときに、都合のいいように作ってしまうんですねぇ。

 普段だったらちょっとした物忘れ程度でいいんでしょうけれど、こういう裁判やら警察関連だと、何か有益なこと言わないと!って思っちゃうんでしょうかね。
posted by さじ at 04:04 | Comment(0) | 循環

2012年05月07日

急性腎不全の発症に関わるたんぱく質Gα12を発見する。

急性腎不全:発症にかかわるたんぱく質を発見

 急性腎不全の発症にかかわるたんぱく質を、米ハーバード大の根来秀行・客員教授(内科学)らのチームが発見し、米科学アカデミー紀要に発表した。急性腎不全の死亡率は約5割と高いが、人工透析などの対症療法しかない。このたんぱく質の働きを抑える薬を開発すれば、新たな治療につながると期待できる。

 急性腎不全は、ろ過した尿の元から水分やブドウ糖などを再吸収する腎臓の組織「尿細管」にある細胞同士の結合が血栓などがきっかけとなって壊され、発症することが知られている。だが、何が細胞をばらばらにさせているのかが不明で、新薬開発の妨げとなっていた。

 チームは、細胞表面にあって、細胞外からの信号を内部に伝えるスイッチ役のたんぱく質「Gα12」に着目。このたんぱく質が働くと、細胞同士の結合が壊れることを突き止めた。また、このたんぱく質の働きがいつも活発なマウスを人工的に作成。より細胞同士がばらばらになって、腎臓の機能が落ちていた。



 腎臓は臓器の中でも相当大事な箇所ですね。身体の異物を濾過して体外に排出してくれるので、腎臓が急にやられてしまうと、もう全身の活動を続けて行くことは不可能になってしまいますので、今の段階では透析するしかないですが…この蛋白がみつかったことで、ようやく今後の方向が定まりそうですね。
posted by さじ at 00:26 | Comment(0) | 循環

小池義孝著「ねこ背は治る!」で猫背の根本を徹底的に治す

ねこ背を治す正しい方法

 ねこ背を矯正し、ピンと背筋が伸びた正しい姿勢になるにはどうすればいいのでしょうか。

 よく言われているのは、足の重心の位置です。ねこ背になるときは正しい位置よりも重心がつま先側によっています。すると前屈みになってしまいますから、腰を後ろに引いてバランスを取り、倒れまいと上体が“くの字”に曲がるのです。

 逆に踵に重心を乗せてみると、後ろに体重がかかるため、腰が前に突き出て逆側に上体が曲がります。そうすると多くの人が考えている「胸を張って背筋がピンと伸びている」という一般常識としての良い姿勢の条件が満たされることになります。

 しかし、一般常識だから正しいという保証はないと警鐘を鳴らすのが『ねこ背は治る!』(自由国民社/刊)の著者である小池義孝さんです。

 小池さんは、一般常識だからそれが正しいと思われがちだが、必ずしもそれが公式に認定されたものではないといいます。この姿勢をただす際の重心の位置もそう。小池さんは実は重心を意識すべきは踵ではなく、スネのところにある2本の骨の内側の太い方、脛骨だといいます。

 そもそも骨盤と上半身は大腿骨によって支えられています。だから膝立ちの姿勢をしてみると身体を支える姿勢を作り、姿勢が安定します。骨が自然と立っている状態、膝立ちをしたときに楽にスッと伸びる背筋が、正しい姿勢となるのです。

 しかし、大腿骨から足の裏までは遠いため、その間にある脛骨がカギとなります。足を肩幅くらいに広げ、スネの太い骨(脛骨)を意識して体重を乗せます。場所は足の裏でいうとやや踵よりの内側ですので、少し内側に絞るイメージを持つとよいでしょう。そすると、背筋がピンと伸びているのではないでしょうか。

 小池さんは、ねこ背は「結果」ではなく、足の裏の間違えた重心のせいで倒れそうになっている身体を支えるための「手段」だと述べます。その「手段」を矯正して治そうと無理に一般的な“良い姿勢に見えるもの”をつくっても、身体がまたつらい思いをするだけです。

 小池さんは、この事実を伝える発信源として『ねこ背は治る!』を執筆し、一般常識を変えていってほしいと読者に期待します。ねこ背の他にも呼吸や腕力、歩行スピードについて述べられており、また小池さん自身が気功の先生であるため、精神的な部分の改善も期待できます。



 これは猫背の人には朗報…つか私もですけど…。

 『ねこ背は治る!』(自由国民社/刊) 小池義孝 今度本屋行ったら買ってみよう。確かに猫背を治すことに今まで躍起になっていて、何故猫背になったのか、という原因についてはあまり考えてませんでした…。
posted by さじ at 00:09 | Comment(1) | 循環

2012年05月06日

心房細動の原因遺伝子を6個発見する。

心房細動の新遺伝子6個発見=原因解明、新薬期待―日米欧チーム

 心臓の不整脈の中で最も多い「心房細動」の発症に関連する遺伝子を新たに6個発見したと、理化学研究所や東京医科歯科大などの日米欧研究チームが29日付の米科学誌ネイチャー・ジェネティクス電子版に発表した。欧米人の患者約1万2100人と健康な人のDNAを比較解析した成果で、関連遺伝子は過去に判明した3個と合わせ計9個となった。

 研究チームはさらに日本人患者約840人を調べ、9個中4個の遺伝子が日本人の場合でも発症に関与していることを確認した。この4個のうち新発見の「PRRX1」は胎児段階で心臓形成の司令塔的な役割を果たしている重要な遺伝子で、「CAV1」はマウス実験で働かなくすると拡張型心筋症につながることが知られる。



 心房細動が起きやすいかどうかを早期発見出来たり、その遺伝子にうまく作用する治療薬の開発なども出来るんでしょうかね。
posted by さじ at 23:58 | Comment(0) | 循環

遺体のペースメーカーを取り出すべきか否か、明確化する

遺体のペースメーカーの取り扱い明確化へ−不整脈学会

 日本不整脈学会は、ペースメーカーなどの医療機器を植え込んだ患者が亡くなった際の取り扱いの明確化に着手した。まず、ペースメーカーなどを植え込まれた遺体の火葬拒否がどれくらいの割合で起きているのかを明らかにするため、全国の火葬場を対象とした実態調査を月内にも開始する。

 不整脈の治療に使われるペースメーカーや植え込み型除細動器は、急激に加熱されると破裂する危険性があり、火葬場によっては、植え込まれた遺体の火葬を拒否しているという。一方で医師側でも、遺体からペースメーカーを取り出すかどうかは意見が分かれている。

 同学会では、実態調査の結果を踏まえて、火葬場を所掌する厚生労働省に要望書を出し、省としての指針を通知するよう働きかける。また、ペースメーカーなどを扱う企業団体と協力して、火葬や取り出しに対する考え方をまとめ、学会の会員医師らに周知する。



 悩ましいものですね。確かに火葬に問題が出るなら取り除いたほうがいいとは思いますが…うーむ。
posted by さじ at 23:55 | Comment(0) | 循環

何故夜はおしっこをガマンできるのか。コネキシンという蛋白が関与

<睡眠中>ぼうこう容量、体内時計が制御 京大など解明

 夜中にトイレに起きずに済むのは、尿をためるぼうこうの容量を体内時計が制御しているためだと、京都大などのチームが突き止めた。高齢者の夜間頻尿や子供のおねしょの治療につながりそうだ。1日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。

 睡眠時間帯にトイレを我慢できるのは、ぼうこうの容量が昼間より大きくなるためと分かっていたが、何が容量を制御しているのかは不明だった。

 チームはマウスで実験。ぼうこうで作られる「コネキシン」というたんぱく質が減ると容量が大きくなり、排尿回数が減った。睡眠時間帯のコネキシンの量は活動時間帯の約3分の2だった。体内時計を動かす「時計遺伝子」をなくしたマウスには量の変動はなく、時計遺伝子に制御されていると分かった。

 夜尿症や夜間頻尿は尿の産出量とぼうこうの働きのリズムが崩れると起きる。チームの兼松明弘・兵庫医大准教授(泌尿器科学)は「ぼうこうに原因がある人はコネキシンのリズムが狂っている可能性がある。新たな薬や行動療法などの開発につなげたい」と話す。



 ほうー。そうだったんですねぇ。ということは生活リズムがぐちゃぐちゃになるとコネキシンの分泌もわけわからなくなる、と。

 徹夜したあととか、やたらおしっこいきたくなるのはそういうことなんでしょうか
posted by さじ at 23:41 | Comment(0) | 循環

2012年05月05日

多発性硬化症、セマフォリン4Aを測定することで治療法を明確にする

多発性硬化症、血液検査で治療薬ピッタリ…阪大

 30歳前後の女性に発症例が多い神経難病多発性硬化症の患者に投与される代表的な治療薬が効かない症例を簡単に見分ける方法を、大阪大の中辻裕司講師らが発見した。

 治療薬を早期に切り替えることで症状の進行を効果的に抑えられる可能性がある。

 多発性硬化症の治療は、インターフェロンβを定期的に注射して症状の進行を遅らせる方法が主流だが、脳に病巣がある患者約60人を中辻講師らが調べると、約3分の1の患者で、この治療法では効果が確認されなかった

 これらの患者では、セマフォリン4Aというたんぱく質が血液中に高濃度で検出された。これは通常、細胞の表面にくっつき、周囲の免疫細胞を集めるなどしているが、何らかの原因で細胞を離れて血液中に大量に流れ出し、症状の進行を加速させるらしい。

 このたんぱく質を調べる血液検査は半日程度で可能。多発性硬化症には昨年、別の治療薬も承認されており、中辻講師は「早い段階で患者に合った薬を選べるようになる」と話す。3日の米免疫学会誌(電子版)に発表した。



 多発性硬化症は、ホント難しい病気で、何が難しいって、再発率が凄いところですわな。えらい勢いで再発してしまう。再発を予防するための注射薬もあるんですけど、効果が安定しなかったり、投与して1週間は風邪みたいな症状が出ることがあったりで、なかなか…。

 でも再発してしまうと神経が障害されて、動かなくなったりしびれたりしてしまうのです。今もなお完全な治療法がみつかっていませんが、今回のように一歩一歩すすめていけたらとは思いますね。
posted by さじ at 11:26 | Comment(0) | 循環

2012年04月28日

人体の不思議展に対し、日本医師会は反発する方針。

人体の不思議展、「人の尊厳に反し認められない」 日医の倫理懇が見解

 日本医師会は7日、人体を特殊処理した標本を有料展示する「人体の不思議展」について「遺体の扱いにおいて人の尊厳に反し、倫理的に認められない」とする生命倫理懇談会(座長・高久史麿日本医学会長)の見解を発表した。

 見解は、死後の人体の扱いについて「尊厳を冒すのはどのような場合か明確なルールを定める新たな立法を考える必要がある」とし、医師会として医師や医学生に人体展の営業にかかわらないよう求めることを訴えた。

 展示は平成に入り、各地で開かれ、一時は地元医師会が後援。しかし遺体を興味本位の見せ物にしているとの批判も浮上。京都と石川では医療団体などが主催者側を刑事告発したが、いずれも嫌疑不十分で不起訴処分となった。



 まぁあの展示会は人体というものを身近に感じるには良いものであったと思います。細部に至るまでの静脈や動脈の構造など、実際に身近で観ないと分からんですからねぇ。

 ただ、あの展示方法が正しいかというと、決してそうではなく、キャッチーではありましたけれど果たしてどうなのかという気はしました。特にあの展示されている遺体が、本当に本人の同意のもとであったのかというと、実際はかなり黒に近い形ということが分かりつつあったので、日本では反対されていくでしょうね。もっとクリーンでないと日本では難しい。

関連:
全国保険医団体が人体の不思議展の中止を求める。
法輪功学習者から臓器を摘出している中国政府に抗議デモ
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posted by さじ at 20:53 | Comment(0) | 循環

2012年04月22日

高アンモニア血症の治療を目指して臨床研究を行う。

ES細胞:高アンモニア血症の治療目指し臨床研究計画

 さまざまな体の組織になりうる胚性幹細胞(ES細胞)を使い、新生児の重い肝臓病の治療を目指した臨床研究を、国立成育医療研究センター(東京都世田谷区)が計画している。今後、マウスやブタの実験で効果と安全性を確かめ、数年後の実施を目指す。実現すれば国内初となる。

 同センターの阿久津英憲幹細胞・生殖学研究室長が17日、文部科学省の会合で報告した。計画では、有毒物質アンモニアを分解する酵素のない「高アンモニア血症」の患者の肝臓へ、ES細胞から作った正常な肝臓細胞を移植する。

 この病気は軽症を含め約1万4000人に1人の割合で発症し、重篤な場合には死にいたる。根治には肝移植しかないが、一般的に生後半年たたなければならず、それまでの間は人工透析で血液中からアンモニアを除去する対症療法を行う。ただ新生児は透析器具を付けるのが難しく、継続できないことも多い。ES細胞でも根治はできないが、阿久津室長は「肝移植までの間の『つなぎ』の治療にしたい」と話す。



 やっていることは人工的につくった肝臓細胞を少量ずつ移植するっつーことですね。結構有益だとは思います。これまで何度かこういったニュースがありましたけれど、そろそろ実用化にむけて動き出す年なのですね。問題点はいくつかありそうですけど、理屈としてはうまくいきそうなので、臨床研究頑張ってほしいと思います。
posted by さじ at 12:02 | Comment(0) | 循環

2012年04月21日

心臓細胞を培養してカテーテルで戻し心筋作用を増強する

心臓再生治療、乳幼児ら6人成功…岡山大学

 生まれつき重い心臓病を持つ子どもへの心臓の幹細胞移植に、岡山大学病院新医療研究開発センターの王英正教授(心筋再生医学)らのグループが成功した。

 既に6人で心臓機能の向上を確認、5月にも厚生労働省に高度医療の承認を求めて申請する。子どもの心臓移植が進まない中、新しい治療法として注目される。

 全身へ血液を送る左心室が小さい「左心低形成症候群」が対象で、患者の心臓から幹細胞を取り出して培養後、カテーテルで戻して心筋を増強する。自分の細胞を使うため、心臓移植のような拒絶反応もなく、手術の負担も軽いとされる。

 王教授らは、2010〜11年、中国地方在住の女児(当時1歳)に、18歳未満の子どもとしては初めて治療を実施、11年5月の検査で、心臓のポンプ機能が約10%アップしたことを確認した。

 その後、同じ病気の子ども6人(5か月〜3歳10か月)に実施。このうち、手術後3か月が経過した5人への超音波検査で、血液を送り出す心臓のポンプ機能が最大23%向上し、心筋が増えたことを確認した。

 王教授らは学内の倫理委員会に諮った後、7人目の結果が出る5月中旬にも厚労省に申請。認められ次第、2年かけて乳幼児40人に幹細胞移植を行う計画だ。



 培養して、拍動する作用のある細胞を、カテーテルで戻す。素晴らしい案ですね。前は大動脈にシート状にしてくるめば心臓の動きをサポートできるのでは、という研究を紹介したことがありましたけれど、こちらの手法が先の実用化されるとは。でも全身管理する上でとても有用になりそう。簡便そうですし。
posted by さじ at 08:57 | Comment(0) | 循環

2012年04月12日

アスペルガーやADHDなどの発達障害の大学生が増加中

ひきこもり 仲間と克服

 真新しいスーツを着た新入生でにぎわうキャンパス。保健管理センターの一角にある「アミーゴの部屋」では、学生らが陣取りゲームに興じていた。「こんなのありえない!」。男子学生が声をあげると、室内に笑いが満ちる。4月5日、和歌山大学(和歌山市)での光景だ。

 アミーゴは、スペイン語で「心を許せる仲間」の意味。同大の「アミーゴの部屋」は、ひきこもりを乗り越えて外出が可能になった学生の居場所のことだ。ゲームなどのレクリエーションだけでなく、対人スキルを磨く集団精神療法なども行われる。

 30年前から不登校やひきこもりの学生の支援に力を入れてきた同大では2002年、それまでの蓄積を基に、「ひきこもり回復支援プログラム」を開発した。その中心にあるのが自助グループ「アミーゴの会」の活動で、当時、問題となり始めていた発達障害による学生生活への不適応にも有効とされた。

 同じ悩みを乗り越えた先輩学生が、メンタルサポーター「アミーゴ」として、ひきこもる後輩を訪問し、修学や人間関係などの問題解決を支援する。「キャンパス内の居場所で仲間を作り、安心感に支えられて成功体験を重ねることが学業復帰への近道となる」と、プログラムの開発者で3月まで同センター所長だった精神科医の宮西照夫教授(当時)は説明する。

 こうした支援により、学生の9割が半年以内に外出可能になるという。大学を休学中のある男子学生(24)は、「アミーゴは、いてくれるだけでほっとする存在。前に進もうとしている人たちなので、元気ももらえる」と話す。

 10年には、3人の「アミーゴ」を非常勤職員として採用した。その一人、瀧口穂高さん(26)は、発達障害の診断はないものの、物事をできるか、できないかで決めつけてしまう部分がある。卒業研究でつまずいたのがきっかけで、3年の後期から授業に出られなくなった。

 就職活動も重なって精神的に落ち込み、体調を崩した。休学と復学を繰り返して中退したが、同センターに通うようになり、アミーゴの会に参加。少しずつ回復し、今では同じ悩みを抱える後輩たち約50人を支える立場に回っている。「悩みを抱えているのは自分だけではないと分かり、気持ちが楽になった」と振り返る。

 とはいえ、メンタルサポーターであること自体が、社会に出る前の猶予期間。別所寛人・同センター所長は、「ゆくゆくはここを巣立ち、社会に出てほしい」と話す。そんな期待に応えようと、瀧口さんは今、児童福祉の仕事を目指して大学の通信課程で学んでいる。

 発達障害がある学生が増えている。日本学生支援機構が全国の大学などを対象に実施した実態調査によると、2011年5月1日現在、発達障害の診断書がある学生は、298校に1179人が在籍していた。診断書がなくても、発達障害と推察されて教育的配慮が行われている学生も、2035人おり、診断書のある学生の約1.7倍に上った。

 大学入試センター試験では11年から、特別措置を申請できる障害種別に、発達障害が新たに加わった。申請が通れば、試験時間の1.3倍延長、拡大文字問題冊子の配布、別室受験などが認められる。11年は95人、12年は135人が特別措置を申請し、発達障害がある受験生への門戸は広がっている。

 07年度から特別支援教育が本格的に始まった小・中学校と高校では、特別支援教育コーディネーターの配置や、個別の指導計画の作成などを通して、一人ひとりの教育ニーズに応じた支援が進んでいる。「大学全入時代」の到来で入学生が多様化するなか、こうしたサポートを経て進学してくる学生をどのように支えていくか、大学の対応が急がれている。

 発達障害 知的発達の遅れを伴わない発達の遅れのこと。脳機能障害とされている。読み書きなどの習得が困難な学習障害(LD)、衝動的に行動しがちな注意欠陥・多動性障害(ADHD)、対人関係が苦手な高機能自閉症などがある。2007年に学校教育法が改正され、従来の特殊教育では含まれなかった発達障害の子も対象とする特別支援教育が本格的に始まった。



 必然、だと思いますね。

 日本で一番の難関といえば東京大学ですけれど、その中でも最高峰は東大理3と言われています。

 ですが、理3の学生の中に発達障害はかなりの割合でいます。何故?と疑問に思う方もおられるかもしれませんけれど、そもそも、ですよ、遊びたいざかりの小学校中学校時代に、勉強一筋で耐えられるってのは、ある意味異常だと思いませんか。

 もちろん理3の中には、本当に頭の回転が早くて、遊びながらでも余裕で受験を乗り越えられる人も大勢います。ですが、努力で勝ち取った人、というのは、本当に、涙ぐましいほどの努力をしているのです。

 まぁここは医学処なので医学部に関していわせてもらえば、医学部という医師養成機関であっても、ご多分に漏れず発達障害は多い。何故か。それは医学部が受験勉強の偏差値でいうと高いところに位置するからです。受験戦争を乗り越えよう、他者より点数を多く取ろうというのはまぁ受験生にとっては自然なことですが、それを小学生の頃からやり続けるというのは、良い言い方でいうと集中力が高い、悪い言い方でいうと1つのことに傾倒してしまい評価尺度がそこにしかなくなる。

 ですが、あえて言いたいのは、発達障害であっても、医学部にいくというのはある意味適応できるんです、そこがポイント。たとえば発達障害で、東大に入って、理1や文1に入って、エリートコースを進もうとしますよね。それで企業や官庁に入ると、今度は他者とのコミュニケーション障害が露呈してしまい、不適応を起こします。ですが、医師、特に麻酔科や放射線科のような「患者とあまり関わらない」「スキルさえあれば自分1人で何でもこなすことができる」職場というのは、発達障害にとっては不適応を起こさずに過ごせる快適な環境なのです。
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2012年04月08日

高尿酸血症に新タイプ判明。「腸管からの排泄機能が低下する」

高尿酸血症に第3タイプ=小腸での排せつ機能低下−東京薬科大など

 関節に激痛が走る痛風を引き起こす高尿酸血症はこれまで、腎臓からの尿酸排せつ機能が低下するタイプと体内で尿酸が過剰に生産されるタイプが知られているが、小腸など腸管からの排せつ機能が低下する第3のタイプがあることが分かった。東京薬科大や防衛医科大、東京大などの研究チームが3日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。

 大阪府高槻市のみどりケ丘病院と東京慈恵会医科大付属病院の男性患者約640人を対象として、尿酸を尿や便に排出するたんぱく質「ABCG2」を作る遺伝子を調べた成果。新タイプは「腎外(腸管)排せつ低下型」と名付けられ、患者の体質に合わせた治療薬や予防法の開発につながると期待される。



 今までの治療は、尿酸をつくらなくするか、うまーく排出するかのどっちかでしたけど、これが分かったことで、ここをターゲットにする新しい薬剤が開発されれば、痛風で苦しみ、かつ今うまくコントロールできない人を助けることができそうです。
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2012年04月07日

九大でボランティアを相手に面談実習をする研修医

【福岡】 患者と上手に接して 研修医対象の実習、九大病院でボランティアを相手に面談する研修医

 患者と向き合い、うまくコミュニケーションをとれる医師を育てようと、九州大学病院の研修医たちが3日、市民ボランティアを相手に医療面接の実習で学んだ。この実習は昨年から採り入れており、対話力の大切さを改めて学ぶ貴重な機会になっている。

 医学部生が「模擬患者」と向き合う実習は各大学で一般的だが、医療現場に立つ直前の研修医を対象にした「接遇実習」は全国的にも珍しいという。

 面談相手は新老人の会九州支部の会員が務める。医師で同支部世話人代表の原寛さんが九大病院の林純・臨床教育研修センター長と話し合い、高齢者の社会奉仕活動として「医療教育ボランティア」(MEV)を考え出した。

 原さんは「研修医は患者との接し方を学ぶことができ、ボランティアにとっても病歴や生活習慣を伝えることで、自分の生活を見直し、健康を考えるきっかけにもなる」という。

 ボランティアは健康診断の検査データなどを持参し、自らの病歴などを話した。机をはさんで向き合った25人の研修医の中には、当初は緊張した表情だったが、しだいに笑顔を取り戻す人もいた。

 保健師と看護師を通算で42年間も経験した南アサノさん(84)は「今の医師には聴診器を当てなかったり、患者の顔を見なかったりする人もいる」として、昔ながらの望ましい医師像を女性の研修医に伝えた



 これはいいですねぇ。まぁ本当に優秀な(学力という意味ではなくて総合的な人間力のある)医学生なら、別に実習しなくても、人とのコミュニケーションはうまいですけどね。最初は緊張するぐらいがちょうどいいです。初対面の人と会って緊張するのは、ごく自然なこと。やたらフレンドリーだったり、全く喋れないほうがオカシイのですから。

 色々な医学生がおりますが、たとえコミュニケーション能力に乏しい発達障害的な医学生でも、頑張っている人は患者さんと何とかなるものですからね。自分の不得手なところを認識して、臨むのが得策でしょう。頑張ってもらいたいところです。

 そしてこういう実習に付き合ってくださるボランティアの方々には感謝したい。各県に、こういった模擬患者ボランティアはあるので、ご協力してくださる方は是非。
posted by さじ at 22:24 | Comment(0) | 循環

2012年03月27日

血管が成長しやすい細胞を付着させたステントで早期治療を目指す

ステント治療、血管の早期修復を促す治療法開発

 心臓の血管内にステント(金属製の筒)を挿入する狭心症や心筋梗塞の治療で、血管の内皮に成長する細胞をステントに接着しやすくし、血管の早期修復を促す治療法を金沢大と金沢工業大の共同研究チームが開発した。

 血栓ができにくくなり、術後の投薬治療などの軽減が期待される。

 金沢大の山岸正和教授(59)と金沢工業大の松田武久教授(69)らのグループが、文部科学省の助成を受けて研究。特定のたんぱく質をステントに固定させることで、血管の内皮に成長する「血管内皮前駆細胞」(EPC)のステントへの接着率を高めることに成功した。これまで使われてきたたんぱく質は、血管内のEPC以外の細胞も呼び寄せる問題があったという。



 カッコいい。このステントならより身体にフィットする形で挿入しつづけられるのでは。

 心臓カテーテル検査・治療もかなり進歩してますからねぇ。あと数十年は循環器内科が花形の時代が続くでしょうかね。
posted by さじ at 02:41 | Comment(0) | 循環

2012年03月11日

動脈硬化を起こさなかっただけで、マウスの寿命を延ばすことに成功。

遺伝子操作でマウス寿命3割長く…東北大が成功

 東北大は6日、同大大学院の片桐秀樹教授(代謝学)らのグループが、遺伝子操作により平均寿命が通常より約3割長いマウスを作ることに成功したと発表した。

 人間の長寿化の研究に役立つと期待される。6日発行の米医学誌「サーキュレーション」に発表した。

 高血圧などで血管が傷つくと炎症を起こし、動脈硬化の要因となるため、研究チームは、血管の最も内側にある血管内皮細胞で炎症反応が出ないような遺伝子操作を行った。また、食事制限で活動を低下させることで寿命が延びることは知られているが、食事制限はしなかった。

 通常は寿命が約1年9か月のマウスに対し、遺伝子操作で作ったマウス約20匹を比較したところ、平均寿命が約2年3か月と3割程度延び、最長で約2年8か月生きたものもいた。筋肉内の血流と活動量が上昇したという。

 片桐教授は「血管内皮細胞の炎症だけを抑える新薬を作れば、直接人間の長寿につながる可能性がある」としている。



 やったのは血管の動脈硬化を防ぐだけでコレ?

 すごいねぇ。

 人間も同じですよね、今からでも、動脈硬化になりそうなことは止めた方が良さそう。寿命に直結してくるんでしょうね。
posted by さじ at 04:55 | Comment(0) | 循環

心臓手術後の生存率は、配偶者がいるほうが3倍高いらしい。

心臓手術後の3か月生存率、既婚者は単身者の3倍以上 米研究

 心臓手術から3か月後の生存率は、配偶者がいる人は単身者の3倍以上に上るという論文が、米社会学会の専門誌「Journal of Health and Social Behavior」に7日発表された。

 今回の調査を率いた米エモリー大の社会学者、エレン・アイドラー教授は「手術後の最も重要な回復期間の生存率に劇的な差が表れている。男女を問わず、結婚していれば生存率が大幅に高くなることが分かった」と述べた。

 結婚している人の方が長生きするという説は、古くは19世紀半ばのフランスでも提唱された記録がある。だが今回アイドラー教授の研究チームは、重篤な病気のケースに焦点を当てて調査を行った。
 
 今回の研究には、米疾病対策センターの死亡統計と、心臓バイパス手術経験者500人以上の聞き取り調査が使用された。

 同教授は、結婚している人は手術室に「より楽観的な気持ちで」入ると指摘し、「痛みや苦痛、手術への不安に耐えられるかどうかという質問に、配偶者がいる人のほうがイエスと答える傾向が強かった」と語った。



 へー、これもオキシトシンパワーなんでしょうかね

 確かに心臓手術を受けるぐらいの年だったら配偶者がいたほうが、精神的に楽になるんでしょうけれど、その「精神的に」ってところでどんなホルモンが作用しているのか探るのも面白いテーマだと思います。
posted by さじ at 04:44 | Comment(0) | 循環

卵円孔開存をカテーテルで治療する先進医療を岡山大が承認する

脳梗塞再発予防へ 心臓の穴に閉鎖栓 岡山大倫理委が研究を承認

 岡山大倫理委員会(佐々木順造委員長)は28日、血栓が脳に運ばれて脳梗塞を起こすのを防ぐため、心臓内部の壁に開いた「卵円孔」という穴を、特殊栓でふさいで治療する臨床研究を承認した。岡山大病院によると、欧州では脳梗塞の再発防止へ臨床応用されている。近く研究に着手して安全性や効果などを確認、治療費の一部が保険適用となる「先進医療」に申請する。

 同大病院によると、卵円孔は右心房と左心房間にあるトンネル状の直径数ミリの穴で、成人4人に1人が持つという。普段は閉じており、日常生活に影響はないが、力んだ時などに一時的に開くことがある。静脈にできた血栓がこの穴を通り抜けて左心房に入り、動脈を通って脳の血管を詰まらせ、脳梗塞を起こすことがあるという。

 今回の研究は、赤木禎治准教授(循環器疾患集中治療部)が申請。対象は卵円孔が原因で脳梗塞を発症した患者5人。太ももからカテーテルを挿入して心臓に送り、先端に付けた閉鎖栓(米国製)を直径2センチの二重の傘状に開き、両側から穴をふさぐ。治療時間は約1時間で身体への負担も少ない。

 赤木准教授によると、卵円孔による脳梗塞患者は30〜50代と若く、従来は血液を固まりにくくする薬物治療が中心だったが、副作用や毎月の検査などが負担だったという。

 同大病院では、卵円孔より重篤な「心房中隔欠損症」向けの閉鎖栓を使い、2010年から5例を治療。自由診療で保険適用されないため、治療費120万〜130万円が患者負担となっていた。



 ほう、これはいい手法。

 これはアメリカとかでは確かやられていたやつでしたっけね。卵円孔を塞ぐ手術をしなくてもカテーテルでやれちゃうっていう、循環器内科医の最新治療。今はもう弁形成とかもカテーテルでやる時代らしいですよ、ヨーロッパとかでは。

 記事にもありますけれど、卵円孔があいてると足とかで出来た血栓が心臓に飛んで、そこで卵円孔から左心のほうにいっちゃうと、動脈でギューンって押されて脳の動脈までいっちゃうのが恐いんですよねえ。
posted by さじ at 03:27 | Comment(0) | 循環
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