2006年05月19日

点滴が漏れて血管を圧迫し、壊死してしまった右足を切断

医療過誤:点滴ミスで女性の右足切断 三重・桑名市民病院

 三重県の桑名市民病院は18日、市内の女性患者(81)に投与した点滴が血管外に漏れる医療ミスがあり、血管を圧迫し血液の循環が悪くなったため、女性の右足のひざから下を切断したと発表した。女性に731万円を支払うことで示談が成立している。

 女性は昨年3月、肺炎などの症状で入院した。右足首からアミノ酸などの点滴を投与したが、翌日に点滴漏れで挿入部周辺のはれが見つかった。すぐに針を抜いたが、ひざ下の皮膚が水ぶくれ状態になり、入院3日後には右足の人さし指と中指の先端部分が壊死した。病院側はその半月後、壊死の広がりを食い止めるため、家族の同意を得て脚を切断した。女性はその後、退院している。

 足立幸彦院長は「点滴漏れの原因は分からないが、看護師が十分に観察していれば防ぐことができた。患者や家族、市民にご迷惑をかけた」と謝罪した。

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 点滴が漏れて腕がパンパンになった経験のある方もいるんではないでしょうか。この件では点滴が漏れたことより、酷くなるまで点滴漏れを見つけることができなかった管理体制が問題を呼びそうです。漏れるのはある意味仕方のないことだと思いますが、漏れていることを伝えられない患者(意識がない、寝たきりなど)へはもっと注意して看護しなければなりませんね。
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2006年05月18日

中国の注射液に不純物が混入してて死亡者続出

注射液に不純物 中国また5人死亡の惨事

 中国国営新華社通信などによると、黒竜江省のチチハル第2製薬が生産した注射液を使用した患者11人に異常が表れ、5人が死亡、6人が重症となる惨事が起きた。注射液の中に不純物が含まれていたことが判明した。

 広東省の中山大学付属第3病院で先月下旬、この注射液を使用した重症の肝炎患者が突然、急性腎機能障害になった。

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 中国こえー……。

 こんなことあるんですね。ご注意を…って気をつけようがないか。
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ニラは食べられますがスイセンは食べられません

スイセンをニラと間違え食中毒症状

 北海道食品衛生課は16日、北海道美瑛町で、スイセンをニラと間違えて食べた女性9人が、嘔吐や頭痛などの食中毒症状を訴え一時入院したと発表した。全員ほぼ回復しているという。

 同課によると15日午前6時半ごろ、美瑛町にある会社の寮の庭で栽培していたニラの近くにあったスイセンを、20代から30代の女性従業員が卵とじスープにして食べた。

 スイセンは球根の部分以外はニラと似ている。スイセンにはリコリンという腹痛や下痢などの中毒症状を引き起こす物質が含まれており、道が注意を呼びかけた。

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 リコリン(lycorine C16H17NO4)はヒガンバナ科の植物に含まれるアルカロイド群であるノルベラジンアルカロイドの範疇にある。催吐作用があり、多量に摂取すると死亡する。 水溶性が高く、ヒガンバナのアレロケミカルとして認識されつつある。

引用:wikipedia

 まぁ実際はそんなに強い毒ではないので大丈夫みたいですが。花のない状態では確かに似ています。これは両方一緒に植えないほうがいいでしょうね…。

画像:ニラとスイセン
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2006年05月17日

ヒマラヤで注射針や点滴袋などの医療廃棄物を発見

清掃登山隊がマナスル登頂 医療廃棄物も発見、回収

 ヒマラヤのマナスル峰(8、163メートル)で清掃登山を続けている登山家の野口健さん(32)の事務所に入った連絡によると、清掃登山隊員の谷口桂さん(33)が現地のシェルパ2人とともに日本時間の16日午後、マナスル登頂に成功した。

 一方、ベースキャンプに残った野口さんらは標高約4200メートル付近で放置されたごみの清掃を続けており、これまでに約150キロのごみを回収した。日本語や韓国語の書かれたごみも多く、缶詰やカップラーメンの容器、ビール瓶などのほか、注射針や点滴の袋など医療廃棄物もあったという。

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 ごみを処理するのが面倒だからといって目立たないところに捨てるんでしょうね。山を登る人は山を愛さねばなりません。狩人が、食べるために狩りをするのと同時に、生き物が暮らしていけるよう自然を大事にするのと同じように。
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2006年05月12日

カロライナジャスミンでハーブティーを作った祖母と孫娘が食中毒に

“毒”ジャスミンにご注意 誤飲した群馬の2人が入院

 群馬県食品監視課は12日、前橋市の55歳の女性と、孫の3歳女児が、観賞用植物「カロライナジャスミン」でハーブティーをつくって飲み、目の焦点が合わないなどの食中毒症状を訴えて入院したと発表した。

 カロライナジャスミンは黄色のラッパ状の花が咲き、ジャスミンと香りは似ているが全く別の科の植物めまいや呼吸機能低下を引き起こす毒を持ち、死に至ることもある。県は「絶対に食べたり飲んだりしないで」と注意を呼び掛けている。

 県によると、2人は11日、自宅で観賞用に栽培していたカロライナジャスミンの花に湯をそそぎ、誤ってジャスミンティーと思い込んで飲んだ。2人は快方に向かっているという。

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 もともと「全く違う植物だけど、匂いが似てるから」という理由でカロライナジャスミンと名づけられたんですね。

 しかし良い香りをさせ綺麗な花をつけるカロライナジャスミンは、有毒植物が多く含まれているリンドウ科やキョウチクトウ科などに近縁の、マチン科に属します。ご注意を…。

参考:カロライナジャスミン
    有毒植物 「カロライナジャスミン」
posted by さじ at 20:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | NEWS

山陰地方の患者は治療費を払わないでトンズラする

山陰両県の県立4病院 治療費滞納が増加

 山陰両県の県立四病院で、患者から支払われない治療代の未収金が増加し、昨年三月末で計一億七千百万円に上っていたことが、十日までに分かった。医療費の自己負担引き上げや、不況による所得減少が背景にあるとみられ、徴収担当者を配置するなど両県とも対策に頭を悩ませている。

 島根県立中央病院(出雲市、六百八十七床)、同湖陵病院(同、二百五十八床)、鳥取県立中央病院(鳥取市、四百三十六床)、同厚生病院(倉吉市、三百四床)の各病院について、毎年度末に計上される未収金のうち、一年間以上支払いが滞っている額を、両県に聞いた。

 四病院の総額は、二〇〇二年度末に一億四千八百万円だったのが、〇三年度末に一億六千五百万円に。〇四年度末には一億七千万円を突破した。

 理由については両県とも、〇三年度に窓口自己負担が二割から三割に引き上げられたことや、気低迷が長引き、低所得者層が増えていることの影響を指摘する。長期入院などで医療費が高額になり、支払いが滞るケースがみられるという。

 未収金の額が増えれば病院経営を圧迫する。対策として鳥取県は〇三年度、厚生病院に徴収担当の非常勤職員を配置。この結果、〇三年度の二千二百万円から二千二百万円、千九百万円へと二年間で、単年度の未収が三百万円改善された。効果が上がったことから〇五年度、鳥取県立中央病院にも置いた。

 島根県立中央病院でも対応マニュアルを策定、分割などの方法で少しずつでも支払うよう書面や訪問で督促している

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 低所得者の増加が果たして理由になるのか。要するに貧乏になればモラルまでなくなっていく、と、そういうことですかね?

 まぁ払ってない人が、心の中でどう思ってるのか知りませんけれど、「病院は儲けているんだから払わなくてもいい」って無意識に自己消化している部分はあると思いますよ。どこも赤字だというのに。マスコミの医者バッシングの煽りですね。日本人を軽視した教育をしている特定アジア諸国の人間が、日本人を騙したり殺したりするときに「悪いのは日本人」って言うようなものです。

 少しずつでいいから払いましょう。見せるべきは誠意だと思います。

関連:治療費を払わない人々と、損害を被る病院
posted by さじ at 02:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | NEWS

東大医科学研究所の河岡教授がドイツ最高の医学賞を受賞

河岡東大教授にコッホ賞 インフルエンザ研究

 ドイツのロベルト・コッホ財団は10日、同国最高の国際的医学賞であるロベルト・コッホ賞を、東大医科学研究所の河岡義裕教授ら2人に授与すると発表した。

 共同受賞したのは、米国の研究者。同財団は、先駆的なインフルエンザウイルス研究によって、特定のワクチンを短時間で製造することを可能にする手法を初めて開発したと評価。高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)が広がる中で特に重要な成果だとしている。

 賞金は10万ユーロ(約1410万円)で、11月3日にベルリンで表彰式が行われる。賞はコレラ菌を発見したコッホを記念し、感染症などの基礎研究に貢献した人物に毎年授与されている。

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 おめでとうございます!!

 河岡教授はエボラウイルスの研究もされているようです。こっちのほうでも期待しておりますぞ。これからも頑張って下さい。

すごく見たい:情熱大陸
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未成年の1/4「献血?何それ?」

献血「知らない」4人に1人…献血未経験の若者

 献血経験のない若者の4人に1人は、献血自体を知らなかったことが、厚生労働省の初の「若年層献血意識調査」でわかった。

 若者の献血離れが進む中、同省は「ここまで多いとは思わなかった」と、ショックを隠せない様子だ。

 調査は今年1月〜2月、16歳から29歳までの献血経験者と未経験者各5000人を対象にインターネットで実施。未経験者のうち「献血を知らない」と答えたのは、26・2%に上った

 日本赤十字社が開設している各地の献血ルームのイメージについて、「暗い」と答えた人は、経験者の8・3%に対し、未経験者は20・6%だった。

 献血者は1995年に629万人だったが、昨年は532万人に減少。中でも、16〜29歳の若年層は285万人から177万人に落ち込んでいる。

 こうした現状に、日赤は献血ルームで手相やネイルアートなど若者向けのサービスを展開、厚労省も若者への献血体験の推進などを掲げているが、有効な対策は見つかっていない。

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 いや、、、さすがにこれはネタでしょう。いくら日本人が自分のこと以外に興味がないと言っても、献血を知らないはずがありません。インターネット調査ということで、テキトーな結果になっていると思います。

 献血も同様ですが、病院ボランティアなども、日本では極端に少ないですよね。国民性ってヤツでしょうか。

関連:「ご主人様、献血お疲れ様でした。」in秋葉原
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2006年05月09日

リウマチが治ると、ネックレスを高額で販売し逮捕

徳島の薬事法違反:無許可でネックレス販売、製造元の取締役逮捕 /徳島

 徳島市内の医療機器等販売会社による薬事法違反事件で、県警生活環境課と徳島東署は8日、新たに東京都大田区上池台、医療機器製造販売会社「スペースセブン」取締役、森川幸彦容疑者(66)を同法違反(無承認医療機器製造・販売)の疑いで逮捕した。既に逮捕されている同社社長、森川道子容疑者(62)も同容疑で再逮捕。森川幸彦容疑者は森川道子容疑者の義兄で、2人は共謀して多数の卸売会社を経由させる手口で、商品の値段をつり上げていた。

 調べによると、両容疑者は、03年9月ごろから06年1月ごろにかけ、厚生労働大臣の製造及び販売の許可を受けていないネックレスを約140本製造し、大田区内の関連会社「シュール」に仕入れ値の約2倍の約9400万円で販売した疑い。

 「シュール」は仕入れ値の約4倍の価格で徳島市福島の医療機器等販売会社「プライマル・ビューティー」など全国約10社の代理店に販売し、「リウマチに効く」などとして客に売りつけていた。「スペースセブン」で仕入値約40万円だったネックレスは、最終的に「プライマル・ビューティー」を通じて販売される時には8倍の約330万円となっていた。

 県警は「プライマル・ビューティー」の社長ら3人と、「シュール」の社長だった森川道子容疑者を同法違反容疑で逮捕し、捜査を進めていた。ネックレスの製造元が「スペースセブン」だったことが明らかになり、製造を担当していた同社役員の森川幸彦容疑者を逮捕。「シュール」と「スペースセブン」の社長を兼任していた森川道子容疑者も再逮捕した。

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 リウマチがネックレスで治るわけがないと思うのですが…。高齢者は価値観が健康重視になってしまうのかもしれません。老後を良く、それでいて慎ましく過ごしたいとなれば、当然、健康を向上してくれるものにお金を費やしますよね。しかしそこには魔の手が。ご注意下さい。
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2006年05月06日

何で厚生労働省は医療費を誤魔化そうとしているの?

厚労省推計に疑問続出 与党は採決方針

 高齢者の負担増や入院日数短縮で医療費の伸びの抑制を目指す医療制度改革関連法案は、8日に福島、福岡両市で衆院厚生労働委員会の地方公聴会を行い、与党は週内にも委員会で採決する構えだ。

 ただ、これまでの質疑で、現行制度のままでは国民医療費が2004年度の32兆円(予算ベース)から25年度には65兆円に膨らむとの厚生労働省の推計値が過大だとの疑問が続出。改革の根拠となる数字だけに、情報公開が不十分だとの批判も出ている。
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 毎度毎度、厚生労働省は何故か医療費が増えることをアピールしています。

 具体的なデータを示してみましょう。

 平成9年時、厚生省は、「国民医療費は平成12年には38兆円に、平成22年には68兆円になる」と予想し、マスコミを通してじゃんじゃん医療費削減の必要性をアピールしました。

 しかし実際は、平成12年で30兆円と、8兆円も少ない結果になりました。8兆ですよ、8兆。どんなザルな計算をしたらこんな誤差が出るのか、不思議でなりません。

 その背景にあるのは、医療費が本当に増えるということに焦点を置いているわけではないということです。厚生労働省は、別の支出(例えば公共事業など)が減ることを心配しているものと思われます。経済界、土木関係者からの圧力でしょうかね。

 医療費が増えることは、人口増加に伴って言えば当然のことであり、そして必要な出費であることは言うまでもありません。それは日本という国が国民保険制度という世界一の医療サービスを提供しているからで、決して医者や看護師が不当に儲けているわけではありません。それなのに何故か厚生労働省は、医療費が増えているのを医療関係者のせいにし、医療費を減らそうとしています。公共事業費は減っていないのにもかかわらず、です。

 そろそろ国民も、正しい情報を知るべきではないでしょうか。官僚によって操られる時代はとうに過ぎたと思います。マスコミもできるだけ真実を伝えるようにしてもらいたいものです。
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2006年05月03日

北海道北斗市では、中学卒業までの医療費が全部無料!

<医療費>0歳〜中学3年までを無料に 北海道北斗

 北海道北斗市は、市内在住の0歳〜中学3年までの医療費を10月から、すべて無料にする方針を決めた。医療費の無料化を中学生まで対象にしている道内の自治体は、05年度で6町村あるが「市では北斗市以外に聞いていない」(道保健福祉部)という。

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2006年05月02日

経済制裁で医薬品が無くなり病人が死んでいくパレスチナの現状

パレスチナ 底つく医薬品、届かぬ人道援助 ガザ地区

 イスラム原理主義組織ハマスが主導するパレスチナ自治政府の発足から1カ月がたった。米欧諸国の支援停止やイスラエルの封鎖で「兵糧攻め」に遭うガザ地区では病院の医薬品が底をつきかけ、重病患者が生命の危機にひんしている。国際社会の人道支援物資は現場に届かず、選挙でハマスを選んだ人々は重すぎる「民主主義の代償」に悲鳴を上げていた。

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2006年04月27日

覚せい剤服用後、頭に釘を刺して自殺を図った男

米・オレゴン州で頭痛を訴えた男性の頭蓋(ずがい)骨から12本のくぎが見つかる

アメリカ・オレゴン州で、頭痛を訴え、病院に行った33歳の男性の頭蓋骨から12本のくぎが見つかった。

この男性は2005年、覚せい剤を服用し、およそ3〜5cmのくぎを1本ずつ、「ネイルガン」というくぎ打ち機で自らの頭に打ち込み、自殺を図った。担当した医師は「脳幹に刺さる直前にくぎがあるんです」と話した。

12本のくぎは、右目と耳の間に6本、右目の下に2本、頭の左側に4本あり、中には、主要な血管や生体機能をつかさどる脳幹付近まで達しているものもあったが、その直前で止まっていたため、死を免れたという。ドリルやペンチを使ってくぎを1本1本摘出するという大がかりな手術が無事成功し、男性は、後遺症もなく、通常の生活に戻っているという。
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2006年04月20日

人工透析に消毒液混入。

透析患者33人に消毒薬混入 岐阜、不調訴える

 岐阜市の村上記念病院(安藤隆院長)は19日、人工透析患者の透析液に機械の不具合から誤って消毒薬が混入する医療事故が15日にあったと発表した。一部の患者が不調を訴えたが、その後、全員が回復に向かっているという。

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2006年04月17日

内部告発者を守れ!遺族らが立ち上がる。

“良心の医師”を守って 医療ミスで遺族らが会設立

 医療ミスを内部告発しようとする医師や看護師らを支援しようと、遺族や医師、弁護士らが15日、「医療の良心を守る市民の会」(永井裕之代表)を設立、都内で開いたシンポジウムに約300人が集まった。

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2006年04月16日

医療制度改革反対を掲げ、医療従事者がデモ

医療制度改革:負担増反対訴え、白衣でデモ−−労組系団体、名古屋・中区で /愛知

 高齢者の負担増を盛り込む医療制度改革関連法案が衆院で審議される中、県医療介護福祉労働組合連合会(県医労連)など県内の医療機関の労組系3団体が15日、名古屋市中区の繁華街で「白衣のデモ行進」を行い、医療負担の増加反対や看護師の増員を訴えた。

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奉仕している医療従事者が叩かれている日本に医療の明日はない

医師の過重労働で質疑 厚労相「好ましくない」

 衆院厚生労働委員会は14日午後、高齢者の負担増や入院日数の短縮で医療給付費を抑制する医療制度改革関連法案の質疑を続けた。

 民主党の山井和則氏が、小児救急医療に携わる医師が長時間の時間外労働など過酷な勤務を強いられていると追及したのに対し、川崎二郎厚労相は「長時間に及ぶ過重な労働は、診療の質を保つ観点から好ましくない」との認識を示した。

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2006年04月15日

毛髪入りトローチを自主回収

「トローチ」に毛髪混入、2万3760箱回収へ

 製薬メーカー「興和」(東京)は14日、「新コルゲンコーワトローチ」の錠剤中に毛髪が混入しているのが見つかったとして、同時に製造した2万3760箱を自主回収すると発表した。

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2006年04月13日

無知は恥ではない。罪だ。

准看護師と看護長を書類送検 京都府警 業務上過失致死容疑で

 京都市伏見区醍醐川久保町の医療法人松寿会「共和病院」(小野講三院長)で昨年7月、入院中の区内の女性患者=当時(88)=の点滴用チューブに誤って栄養液を注入し死亡させたとして、京都府警捜査一課と山科署は12日、業務上過失致死の疑いで、同病院の女性准看護師(41)と男性看護長(47)=ともに宇治市=を書類送検した。

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もう免疫抑制剤はいらない。拒絶反応を抑える新技術

免疫抑制剤不要の新療法、京大グループが開発

 臓器移植後に起きる拒絶反応を免疫抑制剤を使わずに抑える新しい治療法を、小柴貴明・京都大医学研究科助教授らのグループが開発、ブタでの動物実験を開始したと、12日発表した。

 免疫機能をコントロールする制御性T細胞を活用し、移植臓器を保護する。2008年度の臨床試験開始を目指す。実現すれば、免疫抑制剤の副作用に苦しむ患者にとって朗報となる。

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