[NEWS]の記事一覧

2008年06月23日

脊椎動物の祖先はナメクジウオだった。

脊椎動物の祖先はナメクジウオ=ホヤは傍流と判明

 ヒトなど脊椎動物の祖先は、海底の岩に付着しているホヤ類ではなく、魚のように泳ぐことができる小さなナメクジウオ類であることが分かった。日米英などの国際研究チームがナメクジウオの全遺伝情報(ゲノム)を解読し、ヒトやホヤなどと比較した成果を19日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

 ホヤやナメクジウオには、脊椎の前段階の脊索と呼ばれる棒状組織があり、脊索動物と呼ばれる。脊索動物の中では、5億2000万年以上前に、従来は最初にホヤ類、次いでナメクジウオ類、脊椎動物が出現したと考えられていた。

 しかし、フロリダナメクジウオの約5億2000万塩基対のDNA塩基配列を解読し、たんぱく質を作る約2万1600個の遺伝子を特定したところ、ホヤより原始的であり、染色体上の遺伝子の並び順が脊椎動物と非常によく似ていた

 一方、ホヤは並び順が大きく変わっており、ナメクジウオ出現後に独自の進化を遂げた傍流と判明した。



 何億年も前の進化の過程までも、遺伝子を逆に辿ることで分かるというのは、凄いですよね。藤子F不二雄の短編で、人間1人生き残っていれば遺伝情報を逆に辿って地球上の生命を再生することも可能だというものがありましたが、何だか現実味を帯びてきたような気もします。
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2008年06月22日

鳩山法相を死に神と表現した朝日新聞。

抗議:朝日コラムの「死に神」に1800件

 死刑執行の件数をめぐり、朝日新聞夕刊1面のコラム「素粒子」(18日)が、鳩山法相を「死に神」と表現した問題で、朝日新聞社に約1800件の抗議や意見が寄せられていたことが分かった。

 21日夕刊の素粒子では、「法相は職務を全うしているだけ」「死に神とはふざけすぎ」などの抗議が千件を超えて寄せられたことを明かした上で、「死刑執行の数の多さをチクリと刺したつもりです」と説明。「風刺コラムはつくづく難しいと思う」とし、「法相らを中傷する意図はまったくありません」「表現の方法や技量をもっと磨かねば」と、おわびとも取れる内容になっている。

 朝日新聞社広報部は、抗議数を回答したが、「(21日夕刊の素粒子などについて)特にコメントはありません」と話した。



 知能の低い人がつくっても、風刺にすらならないものなんですねぇ。

 もはや子供の悪口レベルの低俗な表現を載せるなんて、朝日新聞も「残念な全国新聞」ですね。メディアのレベルが下がったら国としてどうしようもないと思いますが。トホホって感じです。

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谷本整形の院長の家には風呂がないらしい。

点滴患者死亡 谷本整形に捜査のメス 院長「もうけ主義ではない」

 点滴治療で多数の患者が体調を崩し、うち1人が死亡するという問題を起こした、三重県伊賀市上野車坂町の診療所「谷本整形」に12日、県警の家宅捜索という捜査のメスが入った。問題発覚から3日目のこの日も、同診療所には大勢のマスコミが詰めかけ、あわただしい雰囲気に包まれた。

 県警の家宅捜索は正午過ぎに始まった。診療所の外に車を止めた捜査員約15人が、報道陣の前をゆっくりと歩いて玄関から診療所内へ。その後、捜査員が出入りするものの、診療所の中での捜索の様子はカーテンでさえぎられわからない。

 捜索を終えて捜査員が出てきたのは、約4時間後の午後4時15分。押収資料の詰まった段ボール箱を抱えて1列になって出てくる捜査員に向け、再びカメラの放列から無数のシャッター音が響いた。これらの様子を、近所の住民たちが遠目に眺めていた。

 その直後、谷本広道院長(57)が報道陣の前に姿を現し、点滴によって発病(うち1人死亡)した患者らに対して「すべて院長の私の責任」と謝罪しながら「世間に迷惑をかけた」と頭を下げた。ヒゲをたくわえた谷本院長の表情は終始神妙で、ときおり声を詰まらせて、今回だけでなく以前から点滴を作り置きしていたことを認めた。

 一方で、「一部の報道で“もうけ主義”と伝えられたが、私の家には風呂がないどうしてこんな開業医が、もうけ主義に走らねばならないのか」と報道を批判するひと幕も。また、家宅捜索を受けたことについて、「私自身、腹をくくっている。若い職員がこれを教訓にして、強く生きてほしい」と語った。



 もうけ主義と、「谷本氏の家に風呂がない」のは関係ないのでは?と私の周囲でも笑い話のように話されていました。

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点滴した外来患者13人が入院、1人が死亡する。
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2008年06月15日

東大の吉川洋教授が医療費抑制には限界があると主張。

吉川洋・東大教授が講演「医療費抑制に限界との認識」

 政府の社会保障国民会議座長の吉川洋東大教授は13日、東京・大手町の経団連会館で開かれた読売国際経済懇話会(YIES)で講演し、医療費について「とにかく抑えるというのは正解ではない」と述べ、医療技術が進歩し、高額化する中で、医療費抑制には限界があるとの認識を示した。

 同時に、医療財政安定化のため、医療給付のあり方を検討する必要性を指摘。年金制度に関しては、「(給付水準を自動的に引き下げる)マクロ経済スライドが2004年改正で導入され、持続可能性が高まった」と評価した。

 また、政府・与党が改善策を決定した後期高齢者医療制度については「情緒的な議論が多く、残念だ。冷静に建設的に議論する必要がある」と述べた。

 吉川氏は社会保障制度改革全体の議論について「社会保障機能を強化する必要があり、財源を議論しないといけない」と強調した。



 有識者は皆、「医療費を抑制するのは正しいことではない」と言いますね。その裏の意味は「別の、無駄な公共事業費とかから捻出すべきだ」ということではないでしょうか。

 日本って戦争に負けて、民主主義になって、元々技術力とか応用力とかあったためにここまで大きく成長しましたけれど、急速に民主化したために政治についてはまだまだ未発達なんじゃないでしょうか。民意が反映されていないといいますか、結局自分の懐のことしか考えていない人によって国が動かされているような気がします。

 なんでもタクシー券の利用額が、1000分の1になったとか。問題が露呈した月だからというのもあるでしょうけれど、「やればできるんじゃん」という印象しかありませんね。

 例えば役人の給料を今の1.5倍にするかわりに、国のために献身的に働けといったらどうなんでしょうかね。というか国のために働いている人の給料(給料とは言わないんでしょうけれど)を下げろとかいう気持ちは毛頭なくって、天下りとか利権とかに関係なく動いてもらえるんだったら今の1.5倍ぐらいもらってもいいと思います。

 まぁそんなことは難しいんでしょうけれども…。最近多くの有識者が「このままだと医療はヤバイ」と言っています。今までもやばったのに、あえて露骨に言い出すってことは、本当に終息してしまうかもしれませんねぇ。危機感をもたず、自分の貯金額だけ増やすような人が大勢いるってのが哀しいことですが。

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医学処:医療従事者の努力のおかげで、医療費は前年度とほぼ同じ32兆でした。
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2008年06月12日

点滴した外来患者13人が入院、1人が死亡する。

点滴で1人死亡、13人入院=同じ病院受診後、体調不良−三重

 三重県は10日、伊賀市の整形病院で点滴治療を受けた外来患者が体調不良を訴え、うち1人が死亡、13人が入院したと発表した。いずれも鎮痛薬を静脈注射された後、腹痛や発熱などの症状が見られ、県は医療事故の可能性があるとみて調査を開始。県警捜査1課も事件、事故両面で捜査している。

 県健康福祉部によると、9日午後、伊賀市立上野総合市民病院から、市内の「谷本整形」を受診し、点滴治療を受けた患者らが、腹痛など同じ症状を訴えていると連絡があった。同市民病院では同日に6人、2日に2人が入院していた。

 伊賀保健所が調べたところ、谷本整形で同じ治療を受けた女性(73)が10日、自宅で死亡。さらに、岡波総合病院で5月23日に3人、今月6日と9日に各1人の計5人が同様の症状で入院していたことが分かった。



 なんde?

 静脈で注射の仕方を間違えて死亡してしまうケースはありますが、点滴で死んでしまうってのはなかなかないですね。これはもしかするととんでもない大ミスをやらかしてしまったのではないでしょうか。

 もしくは点滴側に問題があったとか・・・?体の中に液体を「入れる」んですから、ホント気をつけないといけません・・・。
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2008年06月10日

波動を水に伝えて病気を治すとかいうワケワカラン装置

根拠ないのに「波動水で病治る」、業者に業務停止命令

 根拠のない治療効果をうたって電子機器を販売したとして、経済産業省と九州経済産業局は27日、福岡市博多区の健康器具販売会社「バイオシーパルス」(阪本正寿社長)に対し、特定商取引法(不実の告知の禁止)に基づき、28日から6か月間業務停止とする命令を出した。

 同社は「波動エネルギーを水に伝達する」とうたった商品を1台約30万〜10万円で販売しているが、阪本社長は読売新聞の取材に対し、「波動が水に伝わる科学的な根拠はない」と認めている

 九州経産局などによると、同社は「パワーウェーブ」と称する商品を顧客に販売する際、科学的根拠がないにもかかわらず「アトピー、糖尿病は時間はかかるけれども波動水を飲み続けると改善される」などと虚偽の説明を行っていた。

 阪本社長は「一部の販売員が誤った説明をしてしまったことがあるが、その都度厳重に注意している」と読売新聞の取材に話したが、九州経産局は「虚偽の説明は複数回行われており、同社は販売員に対し積極的に是正を指導していなかった」とみている。

 九州経産局は、全国の消費者センターに同社の製品や販売方法に関する苦情が多く寄せられていたことから、同社に対し今年1月、立ち入り調査を実施。虚偽説明のほか、商品の性能や契約解除の条件を示した「概要書面」を購入者に交付していないといった特商法違反の事例を複数確認したという。

 同社は福岡市を拠点に全国で連鎖販売取引を展開し、年間に約40億〜30億円を売り上げている。購入者が「会員」として代理店契約を結び商品を販売。会員は約1万3000人という



 つまりマルチ商法か。

 こういう「100%効きっこない商品」って、マルチ商法にはぴったりですよね。普通見ただけなら「こんなバカなもの誰が買うんだよ」と一笑に付しそうな物でも、自分とつながりのある友人が力説し、更にそれが儲けに繋がると分かると、ついつい金を払ってしまうものです。

 いけません。いけませんよ。マルチ商法など儲かりませんし、力を注げば注ぐほど友人を無くしていきますよー。

 しかしこの商品、どうして売れたんですかね?上記のような理由があるとしても、さすがに馬鹿すぎて、むしろ呆れてしまいます。

 波動水。水に波動を加えることでアトピーや糖尿病が治るって、その科学的根拠もクソもなし、しかも治療効果の実績もなしで、何故買うのか、これを。恐るべきです。もう少し考えましょうよ。お金払って会員になった後で「騙されたー」じゃないですよ。ニュース見た全国の大多数の人間は「トホホ」な気分ですよ。

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医学処:酸素入りの水に効果があるというのならその研究データをよこせ
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2008年06月09日

勤務医が中心となる新団体「全国医師連盟」を発足へ。

勤務医中心の「全国医師連盟」発足へ、労働環境改善目指す

 医師不足や勤務医の過密労働が深刻化する中、現場に立つ若手医師ら約700人が参加する新しい団体「全国医師連盟」が8日発足する。

 新団体のメンバーは、勤務医と研究医が8割を占め、平均年齢は42歳。開業医を中心とする日本医師会など既存の団体とは違った視点から、労働環境の改善や、医師不足が誘発する医療事故、医療紛争の解消などを目指していく

 具体的には、個人で加盟できる労働組合の創設、医療現場の現状についての情報発信などを進めていく。

 昨年夏、現状を憂える若手医師ら4人が発起人となり、インターネットを通じて全国の有志を募った。今年1月には、約120人で準備集会を開き、新団体の設立を決めていた。

 発起人の1人で、愛知県の民間病院の精神科医である三輪高之さん(35)は、「『患者のために頑張りたい』という初心を抱きながら、過密勤務に悩まされている医師は多い。そんな現状を打開したい」と話している。

 8日に東京都内で、設立集会が行われる。過重労働問題などをテーマに医師らが講演する。



 医師単体では、たとえ薄給で地獄のような労働を強いられようとも、「医師である」ことや「患者のため」とか「かさむ医療費の抑制」とか、そういう理由で、誰にも何もいえない状態ですからね。こういう団体が設立されるのは当然の経過だと思います。

 よくアメリカの医療は最先端だと言われていますが、それは一部のお金持ちだけです。日本の医療は最先端基準の医療を誰にでもどこでも安価で提供できるという点で、まさに「世界最高の医療」だと思います。しかしそれは医療従事者の過労・薄給によって医療費を抑制することが可能であるがゆえのことです。しかし増えつづける医療費に対応できなくなっていることも事実。そのジレンマに苦しめられているのは、他ならぬ勤務医です。

 そろそろ根本的に改革をしないと、医師が育たなくなっていくと思います。患者のためにも、必要な改革なのです。
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サウジアラビア大使館で、留学生の代わりに献血をしよう!

サウジ大使館:「留学生の代わりに献血して」と呼びかけ

 「『世界献血デー』(14日)に、すべての自国民が滞在国で献血をするように」とのサウジアラビア政府の指示に従い、在日本サウジアラビア大使館(東京都港区六本木1)が留学生たちに献血をさせようとしたところ、多くは英国留学経験があるなどの理由で献血できないことが分かった。大使館は苦肉の策として、「大使館内でごちそうするので、代わりに日本人が献血して」と異例の呼びかけをしている。

 同政府は「世界各地のサウジアラビア人が献血し、相手国と友好を深めよう」との試みを各国にある大使館に指示。在日大使館も4月、日本の大学などで学ぶ約200人の留学生にメールなどで協力要請を始めたが、留学生のほとんどはヨーロッパへの滞在・留学経験があった。日本は変異型クロイツフェルト・ヤコブ病への対応で、「80〜96年に1日以上英国に滞在した人は献血できない」との献血制限を実施しており、多くの留学生が該当した。

 しかし、献血は本国政府の指示のため、日本だけ中止することはできず、大使館に日本赤十字社の献血車を呼び、日本人に献血してもらうことにした。その代わり、特例的に大使館の一部を開放し、昼にはサウジ風炊き込みに肉を乗せた「カプサ」など高級食材のお国料理を振る舞う。

 外務省によると、大使館がこうした事情で建物を開放するのは例がない。日本赤十字社によると、大使館で献血が行われるのも初めてという。

 ファイサル・ハサン・トラッド駐日大使(52)は「留学生が献血できないことには驚いたが、人類を救うことはイスラムの教え。1人でも多くの日本の方に協力いただきたい」と話している。大使たっての指令で、「金に糸目は付けず最高の素材」(大使館職員)の料理や菓子で礼を尽くすという。受け付けは14日午前10時〜正午と午後1〜4時。問い合わせは同大使館(03・3589・5241)



 サウジアラビアの学生の代わりに日本人学生が献血をするという代替案をよく思いついたもんだという気はしますが、こういう試みの大らかさは誠に称賛すべきで、非常にナイスだと思います。

 金に糸目はつけず最高の素材の料理や菓子を、大使館でご馳走するという点も素晴らしい。是非とも日本人学生は協力してほしいところです。サウジアラビアとの友好を示すチャンスでもありますし、こういう運動に参加するというのは日本人学生にとっても良い経験になるのでは。

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医学処:若者の献血離れが深刻。43%から25%へ減少。
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2008年06月08日

インドネシアの看護師174人が試験に合格し、来日する。

看護師174人が試験合格 インドネシア、8月来日へ

 インドネシアの首都ジャカルタで6日、日本がインドネシアと締結した経済連携協定(EPA)に基づき初めて受け入れる看護師の試験結果が発表され、180人のうち174人が合格した。

 周知期間が短かったこともあり、両国政府が今回想定した200人に届かなかった。合格者は今後、健康診断や面接を受けるが、ほぼ全員が8月上旬に来日できるとみられる。試験は5日行われた。

 ジャカルタ郊外の病院で看護師として6年近く働いているスワルティさん(30)は「高度な技術と伝統文化が調和し治安が良い日本は、私にとって夢の国日本語を一生懸命に勉強し、日本の看護師国家試験に挑戦したい」と喜びを語った。

 また、ジャワ島中部プルウォケルトから約10時間の長距離バスで試験を受けに来た男性サヒルンさん(31)は「2003年まで3年間、福岡県の鉄工所で研修生として溶接などをした経験があるが、今度は本業の看護師として日本に行ける。はるかにうれしい」と目を輝かせた



 やばい、何だろうこの気持ち。

 医療に携わることの誇りをもって、ハイレベルな職場で働くことを喜びとしている。やる気のある人が日本で活躍するのは大歓迎です。

 お互い問題を起こさず、良いチームワークで、病院を潤滑してくれるといいなぁ、と期待。

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医学処:外国人看護師、どの程度病院は受け入れますか。
医学処:インドネシア人の看護師と介護士を受け入れ準備開始。
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2008年06月05日

太陽発電ブラジャー登場。パットから飲料を飲める機能付き

ブラジャーで発電、パットはミニボトルに トリンプのすごい下着

 女性用下着の老舗メーカー、トリンプ・インターナショナル・ジャパンがスゴい下着を開発した。その名も「太陽光発電ブラ」。その名の通り、ソーラーパネルが腹部についており、着用して日光を浴びれば、配線を通じて電子機器に通電することが可能なブラジャーだ。しかも驚いたことにこのブラジャー、なんとパット部分が携帯ミニボトルとして使える仕様になっており、好きな飲み物を入れて、ストローで飲むことができるという。その様子を想像すると、かなりおもしろい状態になるのだが……。

 「これは私どもが半年に一回発表している、そのときどきで話題になっているトピックや、世相を反映したデザインの下着なんです。87年から始めて、過去には『投票率アップブラ』や『マイ箸ブラ』といった製品を作りました。今回は、洞爺湖サミットなどに向けて盛り上がりを見せているエコロジーをテーマにしています。製品を発表することで消費者の方に、その問題に目を向けてもらうことが狙いです」(トリンプ・インターナショナル・ジャパン広報室)

 とはいえ、パットがドリンクホルダーになっているというのは、いくらなんでもやり過ぎなのでは……。これはウケ狙いなんでしょうか。

「ペットボトルや空き缶といったゴミを減らす、エコロジーな生活をしよう、という提案が目的です。消費者の方に考えてもらうためには、インパクトが大事だと思うので、デザインの奇抜さは重視しています。『トリンプが面白いことをやっている』と思って見ていただければ」(同)

 確かに、女の子が洋服を脱いだときにこんな下着を着けていたら、インパクトは十分。しかし残念なことに実はこのブラジャー、非売品。是非とも商品化してほしいところだ。

「実際に商品にするには、製品テストをいくつも乗り越えなければいけません。洗っても壊れないとか、色落ちしないとか。なので、販売は難しいですね」(同)

 うーん、残念! せめてパット部分だけでも販売してくれたら、「ブラの脇からドリンクを飲む女の子」という新たな夏の風物詩が生まれると思うのですが……。



 これは是非実用化してほしい。いや、実用でなくても、販売してくれれば、ウケ狙いで使う女の子が結構いる、のでは。

 なんでしょうね、この太陽電池を使ったお助けメカ的な要素。男の子回路を刺激しまくりです。

 「太陽電池搭載パンツ扇風機付き」とかだったら、どんなに奇抜でも男の子なら買うと思います。そういう、ジョークグッズといいますかね、使うかどうかわからないけれど、何だか便利そうな代物って、そそりますね。特に意味はなくとも扇風機を可動させながら街をブリーフで濶歩すると思います。

 いえ変態じゃないですよ決して

ブラジャー関連
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医学処:ミニスカートとブラジャー15個を着用したまま死亡していた男性
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2008年06月04日

医療費を定額化した病床が、45万床を越える。

入院費定額病床が45万超/収入保証で5年間に7倍

 病気や治療方法ごとに1日当たりの入院医療費を定額にしている一般病床が2007年12月時点で準備段階を含め08年度は45万7000床に増え、定額制でない病床も合わせた全一般病床の半分を超えることが30日、厚生労働省の調査で分かった。

 医療費の定額化医療費抑制などが目的だが、09年度までは病院の収入を保証する措置が続けられる見通しで、定額病床数は制度が本格導入された03年度の約6万7000床から約7倍に急増する。

 病院数で見ると、入院費を定額としているのは準備中を含め1428病院。全国に約9000ある一般病院のうち16%を占めるにすぎないが、400床超の大病院が3割を占めており、結果的に入院費定額の病床数を増やす形となった。

 検査や診療を重ねるたびに報酬が増える現行の出来高払い制度は、医療費の無駄遣いを招きやすいとされており、医療費の定額化で増え続ける医療費を抑制し、併せて患者負担の軽減を図ることが期待されている。



 うーん、確かに「無駄遣い」をするところはあるでしょうけれど、、、大きな病院であればあるほど、患者さんのために赤字覚悟で検査や治療、アフターケアを行っているような気も。

 しかし無駄遣いを抑制する意味では全体的に科した上で、大手病院は何らかの形で補助金を出すのがいいのかなぁ。難しいところですね。
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2008年06月02日

採血器具の使い回し問題で、医療機関名を非公表にする?

医療機関名非公表に 器具使い回しで保険医協が要望

 厚生労働省通知に反した採血器具の使い回し問題で、島根県が医療機関名を公表することについて、県内の開業医ら約七百五十人でつくる県保険医協会は三十日までに、公表しないように県に要望した

 古沢正治会長が県庁で、山根成二健康福祉部長に要望書を提出した。協会は針以外の部分を複数患者に使うことについて「肝炎などが感染する危険性はほとんどない」と指摘。「県が厚労省通知を各医療機関に伝えるのを怠りながら、一方的に医療機関名を公表されては制裁になる」と主張した。

 院内掲示による自主公表や、患者への通知と結果報告を県が各医療機関に義務付けるべきだとした。県は「県民の不安解消のため」として公表に理解を求めた。



 まぁ気持ちは分かりますけどね。「島根県おちハートクリニックが採血用の針を使い回していた。」←これと違って、針はちゃんと取り替えて、周辺部を消毒していたのだから、大丈夫だと思うもんですから。

 しかし感染の可能性がある以上、公表するのは仕方ないことかも。勿論県にも責任はありますけどね。
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2008年06月01日

筋弛緩剤事件の守大助に5000万円の損害賠償。

筋弛緩剤事件で5千万円賠償命令、被害の少女は依然意識不明

 仙台市泉区の北陵クリニック(2002年廃院)で2001年に発覚した筋弛緩剤事件で、被害者で現在も意識不明の同市の大島綾子さん(19)と両親が、元同クリニックの准看護師、守大助受刑者(37)=殺人罪などで無期懲役確定=を相手取り、計5000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が27日、仙台地裁であった。

 潮見直之裁判長は「医療行為を装った凶悪な犯罪行為で、被害者の恐怖や苦しみ、絶望は計り知れない」として、請求通り守受刑者に計5000万円の支払いを命じた。守受刑者側は控訴する方針。

 潮見裁判長は、大島さんの症状は、守被告が筋弛緩剤を投与したことが原因だと認定した。

 判決によると、当時11歳だった大島さんは腹痛を訴えて同クリニックに入院した2000年10月31日、守受刑者に筋弛緩剤を混入した点滴をされた後、ろれつが回らなくなるなどして呼吸困難に陥った。大島さんは低酸素脳症となり、自宅で寝たきりの状態が続いている。



 あの事件からもう7年も経ったのですね。

 被害者も11歳から19歳へ。一番華やかな時期を1人の心無い医療者によって啄ばまれてしまいました。ご家族もさぞかし悲しんだことでしょう。

 5000万。久々に、請求どおりの額の支払いを命じられ、その点では評価できます。しかし5000万は安すぎますよね。クリニックもすぐ廃業して、責任逃れか。

 あってはならない事件として、今後も医療従事者の記憶に留めておかなければなりません。
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組長、情報提供と引き換えにアメリカで肝移植。

暴力団組長、米で肝移植 「情報提供と引き換え」と米紙

 米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は30日、山口組系暴力団「後藤組」の後藤忠正組長がC型肝炎を患っていた01年、カリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)の付属病院で肝移植を受けていたと報じた。後藤組長は当時、米入国を禁じられていたが、米連邦捜査局(FBI)が情報提供と引き換えにビザ発給を手助けしたと伝えている

 同紙によると、米国では外国人や犯罪歴がある患者への移植を禁じる規定はないが、報道は後藤組長が01年5月に渡米してわずか2カ月後に移植手術を受けた一方で、同時期に同病院の待機リストに載っていた患者のうち、3年以内に移植を受けられた人が34%にとどまっていたと指摘。執刀医が後に訪日して後藤組長の診察を行っていたことにも触れ、扱いの公平性に疑問を投げかけた。

 UCLAは「臓器移植機関ネットワークが定めるガイドラインを順守しており、移植患者の評価は米国人でも外国人でも同じ」との声明を出したが、後藤組長の手術を行ったかどうかはプライバシーを理由に明らかにしなかった。

 捜査当局筋の情報として同紙が報じたところによると、ビザ発給は、米国内での日本の暴力団の活動実態についての情報を提供することと引き換えだったという。また、00年から04年にかけて、後藤組長のほかに3人の日本人がUCLAで肝移植を受けた。3人ともその後、犯罪歴や犯罪組織との関係を理由に米国入国を禁じられた



 そういう「裏」の移植もあるのか・・・。

 しかも情報提供が、移植リストより優先されるとしたら、とんでもない話です。まぁ、アメリカならありそうな話ではありますけれどね

 さすがロサンゼルスタイムス。見事なスクープでした。
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2008年05月27日

後期高齢者医療制度を批判する民主党は代案を明確に示すべき

民主党の鳩山幹事長、後期高齢者医療制度の対案検討急ぐ

 民主党の鳩山幹事長は24日、沖縄県うるま市内で街頭演説し、後期高齢者医療制度について、「まず廃止すべきだが、廃止すればそれでいいと思っているわけではない。お年寄りに負担を求めない、国民全員で支えるような新しい仕組みを作っていきたい」と述べ、対案の検討を急ぐ考えを示した。



野党4党、後期高齢医療の廃止案提出…老人保健復活を要求

 民主、共産、社民、国民新の野党4党は23日、75歳以上を対象とした後期高齢者医療制度(長寿医療制度)を来年4月1日で廃止し、従来の老人保健制度に戻す法案を参院に提出した。4党の幹事長らは6月4日の参院通過を確認したが、与党の反対で成立は困難な見通しだ。野党は同法案に対する政府・与党の対応を見て、福田首相の問責決議案提出の是非を判断する方針だ。

 同法案は、後期高齢者医療制度の廃止に先立ち、〈1〉年金からの保険料天引きは遅くとも今年10月から行わない〈2〉遅くとも10月から保険料負担の軽減を図る〈3〉被扶養者からの保険料徴収凍結を10月以降も継続する――ことを盛り込んだ。

 ただ、後期高齢者医療制度に代わる制度は示さなかった

 民主党の直嶋政調会長は国会内で記者会見し、「後期高齢者医療制度は、75歳以上だけ切り離して別の制度にするという差別的な内容だ。まず廃止し、従来の制度に戻してから先のことを考えるべきだ」と述べた。制度の廃止に伴い新たに必要となる公費負担を「数千億円規模」とし、「特別会計の積立金などで対応できる」と説明した。

 民主党の鳩山幹事長は記者会見で福田首相に対する問責決議案の提出について「(法案が)衆院に回ってどのような審議になるかを見極めたうえで(提出する)ということもあり得る」と述べた。

 これに対し、自民党の伊吹幹事長は23日の記者会見で「元の制度に戻すことは、現役世代に青天井に負担を求め、世代間のぎくしゃくした関係を作り出す」と野党を批判。福田首相は23日夜、首相官邸で記者団に「状況によっては、(野党側と)協議する余地はある。まずは論拠をしっかりと双方で述べることが大事だ」と語った。



舛添厚労相が週末テレビ行脚…「後期高齢者」いい制度です

 舛添厚生労働相は、4月から始まった後期高齢者医療制度(長寿医療制度)への国民の理解を得るため、週末の24、25の両日に計五つのテレビ番組の出演をハシゴする。

 厚労相はテレビで持論を展開する論客で知られるが、最近は2か月近く、出演を見送っていた。

 初日の24日は、朝のTBS番組で、保険料の負担増などが指摘されていることについて、「制度のひずみは直すが、理念はしっかりしている。私が申し上げることが、首相の考えと思われても結構だ」と述べ、制度の骨格は維持する考えを強調。その上で、「私が介護していた時、歯医者は自宅まで来なかったが、今は来られるようになった。夜も看護師が来てくれる。医学的にはお年寄りにいい制度だ」と述べた。

 次の読売テレビの番組では、野党4党が提出した同制度を廃止する法案について、「元の老人保健制度に戻せば、高齢者を支える若者の負担が際限なく増える」と批判した。



 民主党って、ホント都合のいいことばかり言いますけど、現実的な代案を出しませんよね。そこらへんが底が浅いというか、未だに政権を取れない理由というか…。

 後期高齢者医療制度にした背景というのは、結局のところ医療費がかさむことによるものでしょう?じゃあその制度を廃止したら、一体誰が増え続ける医療費を払うのか。

 馬鹿な政治家は「税金を増やす」とか本気で思ってそうですけれど、無駄に使っているところを減らして医療費に当てようとは思ってないんですかね?

 野党が一丸となって、「公共事業費を大幅に削減し、その分を医療費に充てる」とすれば、国民の大部分は賛成すると思うんですけどね。そうすると道路族議員とか、土建屋からお金もらってる政治家が損するので、あえてそこを強くは押さないんでしょうけれども。

 ホント汚いですわ。

 舛添だって実際は、医者や看護師をやっすい労働力としかみてないんでしょうね。夜も看護師が来てくれるって、一体今の日本のどこに看護師が余ってるのかと。看護師が不足しすぎててんてこまいな今の状況を作ったのは厚生労働省でしょうに…。

関連
医学処:医療制度改革法が成立し、高齢者の負担が増大する
医学処:後期高齢者医療制度、案の定パニック状態に。
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2008年05月15日

「家庭医」になる研修医が増え始めている。

「家庭医」徐々に浸透 福島県立医大

 地域に密着し、患者の既往症や家庭環境なども把握した上で幅広い診療を担う「家庭医」の養成が福島県立医大(福島市)で3年目を迎えた。開始した2006年度、わずか1人だった家庭医を目指す研修医は14人に増え、県内各地の病院で研修を続ける。海外では初期診療を担う役割が確立している家庭医だが、臓器別の専門医が主流の日本では認知度も低い。関係者は「1人でも多くの医師が家庭医として地域に根付いてほしい」と期待する。

 現在の医師養成制度では医師免許取得後に2年間の初期研修、3―4年間の後期研修を受ける。後期では外科や内科など自分が志望する専門領域が対象となり、家庭医の研修プログラムがあるのは全国の大学では県立医大だけだ。

 初年度に1人だった研修医は、2年目が7人、本年度は6人。出身大学も全国に広がる。山形大医学部を卒業し仙台市内の病院での初期研修を経て研修医となった斎藤典子さん(26)は「地域で働く医師を目指してきた自分にとって家庭医はぴったりのイメージ」と話す。

 研修医は県内各地の病院で臨床に携わりながら研修する。県立医大の指導医が毎週、研修先の病院を訪問する仕組みだ。昨年度は十病院が研修医を受け入れた。初期研修を終えた研修医は当直や救急診療も行えるため、医師不足に悩む病院にとって貴重な戦力になる利点もある。

 課題は、育てた家庭医が福島に根付いてくれるかどうか。研修医14人のうち県立医大出身は4人だけで、他大出身者が将来県内に残ってくれるかは不透明。

 県立医大地域家庭医療部長の葛西龍樹教授は「家庭医には幅広い科目の知識だけでなく、地域に溶け込み患者や家族と付き合うことが求められる。認知度はまだまだだが、福島から全国に広まっていけばいい」と将来を見据え、今後10年で県内の家庭医を100人に増やす計画だ。



 家庭医の重要性・必要性が非常に高くなってきました。今まで地域にいた開業医の内科のようなものですかね。アレをもっと総合的に診るようになったのが、家庭医って感じでしょうか。地域を支える基盤です。

 必要な知識は医学全般。要するに健康か否かを見極める力が一番大事です。そして治療できそうなものは治療し、重度のものは総合病院や大学病院に紹介する。医療の分担ですね。だからこそ膨大な医学知識が必要です。逆に、総合病院や大学病院でひとつの科を専門とするような医師は、その科についての深淵のように深い知識を要求されます。広く浅くか、狭く深くか、といった違い。極論ですけどね。

関連
医学処:高齢者を総合的に診るジェネラリストが今後必要である。
医学処:会社帰りに立ち寄れるコンビニ病院、コラボクリニック新宿 ←なんか潰れたっぽい。
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看護師資格がないのに15年間病院に勤務していた偽看護師

ニセ看護師を15年、病院を転々…免許偽造容疑の女を逮捕

 看護師免許証を偽造して病院に勤務し、医療補助行為をしたとして、千葉県警は9日、同県船橋市栄町、介護関連会社員T容疑者(49)を保健師助産師看護師法違反と有印公文書偽造・同行使の疑いで逮捕した。

 T容疑者は1993年から、看護師の資格がないのに、船橋市の「セコメディック病院」「千葉徳洲会病院」や同県習志野市の「谷津保健病院」など10近くの病院に勤務していたとみられている。

 捜査関係者などによると、T容疑者は他人の看護師免許証の名前などを改ざんしたうえ、採用試験に偽造免許証のコピーを提出し、2005年5月〜昨年8月、船橋市の総合病院など3病院で、看護師として注射や点滴などを繰り返していた疑い。

 T容疑者が昨年10月まで勤務していた総合病院によると、T容疑者に対し採用後、再三にわたり原本の提出を求めたが「見あたらなくなった」と応じなかった。

 病院が市保健所に免許証の再交付を申請し、看護師になりすましていたことが発覚。高村容疑者を懲戒免職処分とした。

 同病院は「経歴書に複数の大手病院に勤めた経験が記載され、看護業務にも慣れていたようだったので、(本物の看護師と)信じ込んだ」と話している。



 医学知識はどこで身につけたんでしょう。身につけなくても採血や点滴などは出来ますけどね・・・いやはや恐ろしい話です。

 でも15年もすれば、おそらくウマい採血やら点滴やらもできるんでしょうねぇ。15年もはたらいていれば、医学知識も身に付きますし。

 しかし、このクソ度胸・・・。普通こんなリスキーな詐欺できませんって。
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2008年05月10日

コラム「麻酔科医の逆襲」

麻酔科医の逆襲

 最近、病院に所属しないフリーの麻酔科医が増えている。医療機関と個別に契約して、手術のときだけ麻酔を請け負うのだ。これだと自分の予定を優先できるし、休みも取りやすい。当直もないし、緊急手術にも応じなくていい。それで年収が5000万を超える者も少なくないという。

 先日、大阪府下の公立病院で、麻酔科の常勤医を募集したが、年収は3500万円だった。他科の医師の倍以上の額である。フリーの麻酔科医を基準にするとそういう額になるらしい。

 今、多くの病院で麻酔科医不足のために、手術の件数が制限されている。外科医も看護師も手術室も空いているのに、麻酔科医がいないために手術ができないのだ。

 このような圧倒的な売り手市場を背景に、麻酔科医はどんどんフリーとなり、好条件の勤務を続けている。病院に残って割安の収入で、当直も緊急手術もこなす奇特な麻酔科医はいないものか。

 いや、それはむずかしいだろう。なぜなら、この状況はいわば麻酔科医の積年の恨みによる逆襲だからだ

 私も麻酔科に所属していたからわかるが、外科医の中には麻酔科医を陰で軽んじる者も多いし、患者も直接病気を治さない麻酔科医にはめったに感謝しない。

 そういう歪んだ状況が、医療崩壊が進む今、麻酔科医の不足を招き、圧倒的な売り手市場を生み出しているのだ。その背景を知れば、フリーに転向する麻酔科医を、決して非難することはできない。



 全身麻酔を行う手術の場合、麻酔科医は不可欠です。消化器だろうと心臓だろうと、麻酔科医がいなければならないので、病院に属している麻酔科医のハードさはとてつもないものです。

 実際、昔は麻酔科医が軽んじられていた、という背景はあるのでしょう。しかし今は別にそこまでないのではないでしょうか。外科医からしてみれば麻酔をかけて患者の全身状態を管理する人、なわけで、軽視するというのは意味のワカラン行為ですしね。

 それに患者に感謝されない、というのは、麻酔科という特殊な科である以上、仕方のないことなのでは…?感謝されるような科ではなく麻酔科を選んだ理由を逆にお尋ねしたいですね、個人的に。どういったところに魅力を感じたのでしょうか。
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2008年05月02日

院内暴力に対する対策を施しているところは全体の2割。

院内暴力に対する体制整備は2割

 全日本病院協会(全日病)が会員医療機関に実施したアンケート調査で、院内暴力についての報告制度を実施している医療機関は全体の4割であることが分かった。しかし、組織的に対応する委員会などの場を設けているのは全体の2割にとどまっている。全日病の川島周常任理事は「患者からの暴力は、われわれにとって想定外のもので、対応のための組織体制は不十分。今後、シンポジウムなどで医療機関に対して啓発していきたい」と話している。

 調査は昨年12月から今年1月にかけて、会員の2、248病院を対象に実施。有効回収率は49.2%だった。

 調査結果によると、患者や家族などから職員が受ける暴力を把握するため、報告制度を「実施している」との回答は41.0%。「検討中」の18.3%を加えると59.3%で、6割近くの医療機関が院内暴力に対する体制整備の必要性を認識している様子がうかがえる。

 しかし、実際に委員会など組織的なリスク管理体制を「整備している」は22.0%、「検討中」は23.3%で、合わせても半数を下回っている。報告制度はあっても、問題に対応したり、改善策を検討したりする場が整っているとは言えないのが実情だ。

 所轄の警察と定期的に打ち合わせをしている医療機関はわずか2.3%で、45.7%が警察との特別な連絡体制を有していなかった。院内暴力に対するマニュアルやガイドラインを作っているのは16.2%、暴力を受けないようにするための研修などを実施しているのは12.7%にとどまった。

 院内暴力への保安対策(複数回答)としては、「防犯ビデオ・カメラの設置」が40.7%で最も多く、以下は「深夜の帰宅を避ける」21.1%、「ユニフォームの変更(スカートからパンツへの変更など)」20.3%、「過去に暴力行為のあった患者のスクリーニング」20.0%などの順だった。

 調査では、52.1%と過半数の医療機関が過去1年間に暴力を受けたことがあると回答した。患者やその家族から受けた暴力の件数は延べ6、882件で、殴るなどの「身体的暴力」が2、315件(34%)、暴言などの「精神的暴力」3、436件(50%)、「セクハラ」935件(14%)など。このうち、家族からの暴力は904件(13%)と1割を超えた。特に「精神的暴力」が784件(87%)と、「身体的暴力」の62件(7%)、「セクハラ」の35件(4%)に比べて圧倒的に多かった。

 川島氏は「女性医師が男性患者に殴られたり、患者の家族から『病院なのになぜ治らない』と詰め寄られたりするなど、以前には考えられないような暴力が起こっている。行政も、医療機関へのかかり方などを患者に啓発してほしい。こうした暴力は、病院だけでなく教育機関でも起きており、全国的な問題」と話している。

 全日病は院内暴力への対応マニュアルを既に作成しており、今年11月には啓発シンポジウムを開くなど、今後も啓発活動を続けていく考えだ。



 医者は治して当たり前だ、というような風潮が生まれつつあるんでしょうね。

 医療従事者も、患者に対しては敬語、丁寧、親切、と、まるでサービス業のような感じになってますし、学生にも同様の教育を施しています。○○させていただいても宜しいでしょうか?と非常に低姿勢。 まぁ患者に同意をとる、という、訴訟社会ならではのことなんでしょうけれどもね。

 難しいところですねぇしかし。折り合いがつくのかどうか、というところ…。

 しかも病院側は対策しようにも、患者のプライバシーが優先されるので、どうしても防犯カメラなどは制限されるでしょうし。今の日本では、患者に暴力をふるわれても「病気だからしょうがない」としてしまいそうです。逆に過敏な対策をとってしまうと、治療に支障がでるほど、患者と医者の間の溝が深まりそうな予感が。

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2008年04月28日

病院内でセアカゴケグモが大量発生する。

病院で毒グモが大量発生、一時閉鎖に

 ブリスベーン郊外バララバの小さな病院で、毒グモが大量発生し、一時閉鎖に追い込まれた。

 この病院はバララバ多目的健康サービスで、24日朝から24時間閉鎖され、関係者が燻蒸消毒を行い、院内で大量発生したセアカゴケグモの除去する。3〜4人の患者が別の病院に避難する。

 セアカゴケグモはオーストラリア全域に棲息する毒グモで、噛みついて相手に毒を注入する。解毒剤は入手可能だ。

 温かな天候のせいで、クモの卵が通常より大量に孵化したらしい。

 エレン・パーマー地域看護局長は「建物全体を燻蒸消毒してクモと卵を皆殺しにするのが、病院スタッフと患者にとって最も安全な選択だと思います」と声明でコメントした。



 アラクノフォビア(蜘蛛恐怖症)な私の、恐れるところを見事に突いたニュースです。

 病院内に毒蜘蛛が大量発生…想像すらしたくありません。たとえ益虫といわれている蜘蛛でも、大量発生したら卒倒モノです。

 そういえば日本にも、セアカゴケグモは輸入されてしまったんでしたね…。あの当時はフザケンナと思ったものです。いや、今でも絶滅することを願っていますけれど。

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posted by さじ at 21:05 | Comment(1) | TrackBack(0) | NEWS
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