2008年06月09日

10代の献血者は失神を起こしやすい。

十代の献血者は合併症を起こしやすい

 米国の血液センターが困難に直面している。現在および将来の重要な献血者である16〜17歳の若者は、献血により内出血や失神などの合併症を起こしやすく、今後、若者による献血が減少する恐れがあるとの研究結果が、米国医師会誌「JAMA」5月21日号で報告された。

 米国では2001〜2004年に、輸血量が2%増加したが、献血量は0.2%減少している。西ナイルウイルス感染症やシャーガス(Chagas)病のスクリーニングなど規制が増加しており、成人の献血適格者は全人口の推定38%のみである。幸い、感染症を有する可能性の低い若年者の献血は増加している。2005年には、米国赤十字社(ARC)の献血の14.5%を16〜19歳、8%を16〜17歳の献血者が占めており、その約80%は高校への巡回献血車によるものであった。専門家は、献血者が減少している状況で、この役割は大きいとしている。

 16〜17歳の若者での合併症発現率は20歳以上の献血者の3倍であり、初回献血者の合併症発現率は2回目以降の献血者のほぼ3倍、女性は男性のほぼ2倍であった。地域差もみられたという。また、16〜17歳の献血者では、失神に関連した傷害(脳振とう、縫合を要する傷、顎[あご]の骨折など)が18〜19歳の2倍以上、20歳以上の14倍以上認められた。

 これらの合併症は、若年者が再度献血をする意欲に影響を及ぼすことも判明した。16歳の献血者のうち1年以内に再度献血を行ったのは、合併症を生じなかった人では73%であったのに対し、軽微なものも含めて合併症を生じた人では52%であった

 Eder氏は「これらの安全性のデータを収集することで、基準がわかり、献血者の経験をモニターし、改善することができる」と述べている。なお、献血による合併症を減らすには、たくさん水を飲む、十分に睡眠をとる、献血前に栄養のある食事を摂るなどの方法がある



 日本で献血を行う際には、水分をガンガン摂取するように推奨されていますし、何よりその献血センターで無料ドリンクの自動販売機や、スポーツドリンクを手渡されたりしますからね。

 それでも針を刺す以上、失神を起こすことはなくすことはできません。合併症といってしまえばそれまでですけれど、献血が必要なことは代わりありませんので、是非とも、献血してもらいたいです。

関連
医学処:1年間の献血者数が初めて500万人を下回る。
医学処:659回目の献血を行った熊本市の本松さん
医学処:若者の献血離れが深刻。43%から25%へ減少。


広告
posted by さじ at 03:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 脳神
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。