2008年06月04日

エネルギー消費を増やすタンパク質、KLF5を発見する。

エネルギー消費の異常解明/東大、肥満薬開発に期待

 筋肉でエネルギー消費の異常が起きる仕組みを、東京大の永井良三教授らのグループがマウスを使った実験で解明し、25日付の米医学誌ネイチャーメディシン(電子版)に発表した。

 エネルギー消費の異常は肥満やメタボリック症候群の原因となることから、これらを治療するための新たな薬の開発につながると期待される。

 肥満は、食事によるエネルギーの摂取と消費のバランスが崩れた場合や、筋肉でエネルギーの消費がうまくできなくなった場合に起きるとされる。

 グループは、血管や心臓の病気に重要な役割を果たしているタンパク質「KLF5」に注目し、働きを弱めたマウスを使って実験した。

 その結果、このマウスは食べるえさの量が多いのに太りにくく、KLF5は筋肉で脂肪酸の燃焼(分解)やエネルギー消費を進める遺伝子の働きを調節していることが分かった。グループはさらに、遺伝子を働かせるメカニズムも突き止めた。



 いわゆる「やせの大食い」状態?

 褐色脂肪細胞の量とかで、痩せているのに多く食べ、しかも太らない状態になるとか。それとはまた違った、細かい機序での脂肪酸燃焼メカニズムですかね。

 でもやっぱり「沢山食べて運動しないで痩せる」のは夢物語だと思うので、健康体になるには運動することが第一だと思いますね。
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posted by さじ at 20:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 消化
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