自然科学研究機構・生理学研究所(愛知県岡崎市)の等誠司准教授らの研究グループは27日、そううつ病の薬に脳神経の再生を促進する働きがあることを世界で初めて見つけたと発表した。脳の万能細胞である神経幹細胞の働きを薬が活発にする。新型万能細胞(iPS細胞)が注目される一方、体内の万能細胞を薬で活性化する新たな再生医療としての可能性が出てきた。
神経再生の働きを見つけたのは、そううつ病患者の感情の起伏を安定させる薬として広く使われているリチウム、バルプロ酸、カルバマゼピンの3種類の薬。患者に投与するのに相当する量をマウスに3週間与え、変化を調べた。これまでの同様の研究に比べ、薬の投与量を10分の1程度に抑えて微細な変化を観察した。
薬を飲ませ続けると、神経幹細胞の働きを活発にする特殊なたんぱく質が増えて増殖が盛んになる。これにより幹細胞が5割程度増え、細胞全体の数も増える。
ほう。この発見は大きいのでは。
今までうつ病に効いていた薬。しかしその効果は、予想以上に優れていた。
ということは薬を飲み続けなくても、治すことは可能、ということでしょうかね。細胞全体がストレスなどで減少しているところに、薬を長期間投与して活性化してやることで、元の働きを取り戻すことも可能、か?現実的には難しいかもしれませんけれど、将来このメカニズムを使って治療することもできるかもしれません。
5月28日の日本経済新聞に「うつの薬、脳神経再生促す効果あり」という記事が目にとまりました。いままで飲んでいた、うつの薬が後遺症の治療効果があったのかなと思いました。
そこで、リチウム、バルブロ酸、カルバマゼピンの安定薬を飲みたいと思います。これで脳神経が再生して麻痺が治ればなあと思います。よろしく、ご助言お願いします。