2008年06月01日

リチウム、バルプロ酸、カルバマゼピンは脳神経の再生を促す

そううつ病の薬、脳神経再生促す効果・生理研が発見

 自然科学研究機構・生理学研究所(愛知県岡崎市)の等誠司准教授らの研究グループは27日、そううつ病の薬に脳神経の再生を促進する働きがあることを世界で初めて見つけたと発表した。脳の万能細胞である神経幹細胞の働きを薬が活発にする。新型万能細胞(iPS細胞)が注目される一方、体内の万能細胞を薬で活性化する新たな再生医療としての可能性が出てきた。

 神経再生の働きを見つけたのは、そううつ病患者の感情の起伏を安定させる薬として広く使われているリチウムバルプロ酸カルバマゼピンの3種類の薬。患者に投与するのに相当する量をマウスに3週間与え、変化を調べた。これまでの同様の研究に比べ、薬の投与量を10分の1程度に抑えて微細な変化を観察した。

 薬を飲ませ続けると、神経幹細胞の働きを活発にする特殊なたんぱく質が増えて増殖が盛んになる。これにより幹細胞が5割程度増え、細胞全体の数も増える



 ほう。この発見は大きいのでは。

 今までうつ病に効いていた薬。しかしその効果は、予想以上に優れていた。

 ということは薬を飲み続けなくても、治すことは可能、ということでしょうかね。細胞全体がストレスなどで減少しているところに、薬を長期間投与して活性化してやることで、元の働きを取り戻すことも可能、か?現実的には難しいかもしれませんけれど、将来このメカニズムを使って治療することもできるかもしれません。


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posted by さじ at 00:14 | Comment(2) | TrackBack(0) | 精神
この記事へのコメント
7年前60才のとき、脳出血をおこしてしまい後遺症で右半身痺れ麻痺で苦しんでおります。はじめの頃、うつ病になり6年ほど、うつの薬を処方してもらい飲んできました。うつは治りましたが痺れが強くて困っています。
5月28日の日本経済新聞に「うつの薬、脳神経再生促す効果あり」という記事が目にとまりました。いままで飲んでいた、うつの薬が後遺症の治療効果があったのかなと思いました。
そこで、リチウム、バルブロ酸、カルバマゼピンの安定薬を飲みたいと思います。これで脳神経が再生して麻痺が治ればなあと思います。よろしく、ご助言お願いします。
Posted by 根岸六郎 at 2008年09月02日 12:26
うーむ、研究段階なので何とも言えません。現段階の医学では、安定剤を飲んだからといって神経が再生するというのは難しいと思います。出血によって錐体路が障害された場合は、かなり大きな障害なので、神経の再生によって麻痺が治るかというと…。
Posted by さじ at 2008年09月02日 17:23
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