2008年05月27日

高齢者の交通事故死が過去最高に。

高齢者の交通死 3ポイント増最悪47.5%

 政府は27日午前の閣議で、2008年版「交通安全白書」を決定した。昨年の交通事故死者数は5744人(前年比608人減)で54年ぶりに5000人台にとどまったが、このうち65歳以上の高齢者は2727人に上り、全体に占める割合は過去最高の47・5%(前年比3・3ポイント増)となった。

 白書によると、昨年の交通事故件数は83万2454件、死傷者数は104万189人で、いずれも3年連続で減少。一方、自転車と歩行者の事故は2856件に上り、10年前の633件から4・5倍増。警察庁は自転車の通行ルールを再徹底するほか、自転車専用レーンの設置など自転車事故の防止対策に重点を置く方針。

 また、白書では、救急搬送について、福島県で昨年11月、交通事故の負傷者が医療機関4か所から受け入れを断られて死亡した例などを挙げ、「救急患者が何度も受け入れを断られる事案が発生している」と指摘した。



 交通事故というのは、自動車側が気をつけるべき、これは当然です。信号のないところでも、横断歩道を渡っている歩行者が優先されるべきで、そんな歩行者にクラクションを鳴らすなどもってのほか。一発免停でもいいくらいだと思います。でかい鉄の塊に乗っているからといって何様なのかと。

 しかし実際はそんなことすら分からないような運転者が多いので、自分の身は自分で守りましょう。特に高齢者の場合は、以前できたことでも出来なくなっていたりするので、ただ交差点を渡るだけでも、安全を第一に考えて下さい。

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posted by さじ at 23:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護
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