2008年05月13日

飲酒後に何故アイスやラーメンを食べたくなるのか?

飲酒後に食べたい物は?−ベスト3はお茶漬け・ラーメン・アイス

 日本アイスクリーム協会(千代田区九段北1)は4月30日、「アイスクリーム白書2008」を発表した。

 同協会は、1997年より一般消費者を対象としたアイスクリームに関する意識調査を実施・発表しており、今回は市販のアイスクリームを1年以内に自分で購入して食べた20〜50代の男女400人にアイスクリームと酒の関係について調査をした。

 調査の結果、飲酒後に食べたくなるもののランキングでは、「お茶漬け」(53.8%)、「ラーメン」(51.8%)、「アイスクリーム」(48.2%)が総合上位3位に。女性のみの結果では「アイスクリーム」(53.6%)が「お茶漬け」(40.1%)、「ラーメン」(33.8%)を大きく上回る結果となった。

 酒の後にアイスクリームを食べる理由として、男性は「アイスの冷たい刺激が心地よい」(80.5%)、「口の中をさっぱりさせたい」(73.2%)、「酔いを覚ましたい」(61.0%)、「クールダウンできる」(56.1%)とアイスの機能的価値を重視。女性は機能的価値に加え、「幸せな気分をより高めたい」(59.4%)、「楽しい時間の余韻に浸りたい」(46.9%)など情緒的な価値も重視していることがわかった。

 同協会は、飲酒後に食べて後悔するものの調査で「アイスクリーム」が最も「後悔」度の低い結果となったことや、麺類などと比較しても1食分のカロリーが低いことなどから飲酒後のアイスクリームを推奨している。

 アイスクリーム類と氷菓の衛生・品質の向上、知識の普及と消費拡大を目的に1966年に設立された同協会では、毎年5月9日の「アイスクリームの日」に、各地でのイベントやキャンペーン、施設へのアイスクリームの寄贈などを実施している。



 飲み食いした後なのに、ラーメンは入るものですからね。

 アルコールを摂取すると、それを肝臓で分解します。そのときに糖分が必要になるので、お酒を呑んだ数時間後は一種の低血糖のようなものになるのです。

 そこで身体は糖分をほしがるため、ラーメンやお茶漬け、アイスなどを欲すると思われます。

 またアルコールは利尿作用もあるため、水分と塩分を同時に摂取するためにラーメンやお茶漬けを食べたくなったりするようです。

 しかしいずれにしろ高カロリーを摂取しているのには変わりないので、30を過ぎたあたりから、気をつけるようにしましょう。

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posted by さじ at 21:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 消化
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