2008年04月27日

うつ病の4人に1人が治療を勝手に中断してしまう。

うつ病治療、4人に1人が中断

 うつ病や関連の疾患で受診した経験がある人のうち、症状が治まっていないにもかかわらず、治療を中断するケースが少なくないことが、ファイザーの調査で分かった。精神医療の専門家は「患者が疾患を理解し、安心して治療に専念できる環境を創出できるよう、医師側の意識をさらに高めていく必要がある」と指摘している。

 調査は、うつ病とその関連疾患で受診経験がある12歳以上の1、000人を対象に実施した。

 「治療を中断したことがあるか」との質問では、ほぼ4分の1に当たる252人が「ある」と回答。その際の症状については、「治まっていなかった」が104人(41%)で、「治まっていた」の76人(30%)を上回った。
中断の理由としては、「通院が面倒」「通院するほどの病気や症状ではないと思った」「症状が良くならなかった」が多かった。

 治療の満足度に関しては、「医師の説明」や「薬剤の効果」を重視する人が多かったが、専門医の場合には特に「医療施設の雰囲気、受診のしやすさ」が重視されていた。

 通院に当たっては、約半数が「普段、病気の際に利用している身近な医療機関」を最初に受診しており、ファイザーでは「うつ病を日ごろの診療の際にできるだけ早く発見して治療するには、かかりつけ医の役割が重要になる」と指摘している。

 調査結果について、鳥取大医学部の中込和幸教授(精神行動医学)は「せっかく受診したのに、治療や通院を中断してしまうという、うつ病医療に関する課題が示された」と指摘。「患者が最初に受診する可能性が高い、かかりつけ医による病気についての詳細な説明や診断、薬剤の正しい服用方法の指導などが患者の満足度を高める。かかりつけ医と専門医の連携が重要」と話している。



 精神科医のレベルにばらつきがあることがまず問題として挙げられます。適当に薬を渡して、はいオッケーとしてしまう医師がいては、治るものもなおりません。

 第二に薬の情報が出回ったこと。この薬はこの副作用がある、だから飲まない、というようになってしまいます。

 そしてネットの存在。気軽に同じ病気の人と知り合え、「誤った情報や価値観」を入手する格好のルートとなります。ワケのわからない薬指導や、わざと医師に対して悪意を持たせるような稚拙な会話がなされているのが現状です。

 疾患が疾患なだけに、その人にあった薬を、その人にあった容量で、落ち着いた後もぶり返さないように薬を減らしていくような計画を練らないといけません。医師がいくら熱意を込めても、「治ったようだ」として途中でやめてしまっては、元も子もありません。

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posted by さじ at 22:15 | Comment(1) | TrackBack(0) | 精神
この記事へのコメント
“あなたの体は、悲鳴を上げています”
たとえば、うつ状態が長く続くと、下のような「カラダの症状」が出てきます。
Posted by 時給百円未満 at 2008年05月23日 22:05
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