医師免許を持たずに医療行為を繰り返したとして、医師法違反罪などに問われた、瑞穂市野白新田、無職K被告(32)の論告求刑公判が24日、岐阜地裁(田邊三保子裁判長)で開かれ、検察側は「医師に対する信用を失墜させ、社会に与えた影響は大きい」として、懲役6年を求刑した。
検察側は論告で「医師として約2億5000万円得て、約1億円を消費した」と実質的な被害額を指摘。「高収入を得続けたい利欲的な動機に同情の余地はない」などと求刑理由を述べた。
論告によると、K被告は2005(平成17)年11月、偽造した医師免許証のコピーを各務原市の岐阜地域保健所に提出し、本巣郡北方町に眼科診療所「アイクリニック北方」を開設。05年12月から07年7月までの間、同診療所で患者約7500人を約1万2500回診察し、県社会保険診療報酬支払基金(岐阜市)と、県国民健康保険団体連合会(同)から診療報酬など立件分だけで約3700万円をだまし取った。
6年かー。結構厳しいかもしれないけど他の人に真似されると困るもんね。患者がたまたま健康的被害に合わなかっただけで、実際はとんでもないことになっていたかもしれないし。
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