2008年04月26日

体外受精での妊娠後の流産に、ストレスが関与している。

体外受精 流産にストレスが関係

 卵巣機能障害や体外受精後の流産には、ストレスが関与する可能性があると、ウィメンズクリニック神野(東京都調布市)の神野正雄院長が、日本産科婦人科学会で発表した。

 神野院長は、ストレスに関係するコルチゾールというホルモンに注目。卵巣機能障害の患者157人について、唾液に含まれるコルチゾール量の1日を通しての変化(日内変動)を調べた。

 コルチゾールの濃度は通常、朝が最も高く、夜寝る前に低くなる。ところが、卵巣機能障害がある人の48%は、コルチゾール濃度の日内変動に乱れがあった。

 一方、体外受精の成功率をみると、妊娠率はコルチゾールの日内変動と関係なかったが、妊娠後の流産率は、日内変動の乱れが激しいほど高くなった

 神野院長は「不妊患者さんのストレスを客観的に評価でき、予想以上に流産に影響することがわかった。ストレスへの配慮が、治療成績の向上につながる」と話している。



 ストレスって、漠然としてますよね。内分泌によるもの、ということは何となく分かるんですけれど、生活しているうえでの重圧がどういった機序で人間の内分泌を狂わせているのか、とか。

 生きていく上で、ストレスは無いほうが健康に暮らせるようです。しかし生きていくこと自体がストレスを感じさせる行為の連続であるような気もします。。
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posted by さじ at 02:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 内分
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