2008年04月23日

足の異常を自覚しても、ほとんどが病院に行かない。

足の動脈硬化、自覚しても病院に行く人は16%――J&J調査

 閉塞性動脈硬化症の自覚症状があっても病院に行く人は16%。ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が実施した「足に関する認識調査」で病気への理解が不十分なことが浮き彫りになった。

 「歩行中、足にしびれや痛みを感じ、少し休むとしびれや痛みが消える」という症状を感じた際の対処方法で、最も回答が多かったのが「安静にして様子を見る」の39%。次いで「何もしない」の22%だった。



 末梢のほうの、循環障害って、一番最初に出てくる警告です。

 糖尿病が進んでいるかどうかをみるときに、足の振動覚(震えを感じるかどうか)や、足が冷たくないかとか、アキレス腱反射や膝蓋腱反射を診ます。閉塞性動脈硬化症は糖尿病の合併としても現れやすいので注意が必要です。糖尿病でなくとも、動脈が硬化するリスクとなれば閉塞性動脈硬化症を来たしやすいです。例えば高脂血症とか。

 臨床では、よくABIなども用いられますね。ABIは、下肢と上肢の血圧の比で、正常では下肢が下にあるぶんやや下肢の方が血圧が高く、ABI>1となります。閉塞性動脈硬化症の患者では、この比が1未満、場合によっては0.5未満にまで低下することも。下肢の血管の硬化で血圧が低くなるのですね。

Fontaine分類

1度:下肢の冷感や色調の変化
2度:間歇性跛行(数十〜数百m歩くと痛みのため歩行継続不可能になる症状。)
3度:安静時疼痛
4度:下肢の皮膚潰瘍。糖尿病などによる末梢神経障害がない限り、患者は激痛を訴える。
5度:下肢の壊死。下肢の温存は不可能であり、切断の適応となる。

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posted by さじ at 00:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 循環
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