2008年04月13日

富士市立中央病院の産婦人科医が慈恵大に引き上げる。

産婦人科、閉鎖の危機 富士市立中央病院

 富士市立中央病院(同市高島町、山田治男院長)に医師を派遣している東京慈恵会医科大(東京都)が、産婦人科の医師を来年3月末で大学に引き揚げる方針を病院に伝えたことが、12日までに分かった。産婦人科が実質的に閉鎖になれば地域の産科医療に及ぶ影響は甚大。病院や市は大学に方針転換を要請するとともに、科の存続へ対応に追われている。

 同科は38床を備え、医師4人が所属する。18年度で554件の分娩を扱い、通常分娩とともに、主に異常が見つかった場合のハイリスク分娩の受け皿として、地域の産科医療の「最後のとりで」の役割を担ってきた。

 産婦人科の2次救急でも専門医が当直体制を組み、同年度、入院と外来878人の救急患者を受け入れてきた。

 大学の方針は今月に入り教授から病院に伝えられた。大学側の医師確保が難しい事情を説明し、病院の産婦人科医全員を本年度末で引き揚げる考えが伝えられたという。病院は市に伝えるとともに11日、院内連絡会で職員らにも伝達した。

 異常分娩の対応や当直を担う同科の運営は、最低でも医師4人の体制が必要という。病院や市は直ちに大学に方針の見直しを求め、1人でも引き揚げを少なくしてもらえるよう要請を重ねている。また、広く医師確保の可能性を探り、仮に4人体制の維持がかなわない場合も現行機能を存続できるよう診療体制の模索も始めた。

 従来から病院長とともに医師の確保に奔走してきた鈴木尚市長は「大学の方針を深刻に受け止めている。地域の産科医療にとって、中央病院の産婦人科は何としても欠かせない。状況は厳しいが、手がないとは思っていない。既に対策に動いている。存続のために最大限の努力をするつもり」と話している。 



 まぁ今はもうないと信じたいところですけど、

 昔は一般病院に大学病院から派遣される際に、教授らにお金がね、いったものです。結構な額で。勿論一部だと信じたいところですけどね。

 今はないでしょうねえ、さすがに。産婦人科医の不足は全国的なものですし、本当に大学側も深刻な事態なのでしょう。しかし引き上げられてしまっては、一般病院はどうしたらいいのか。お金を払っても医者が来るわけではありませんし・・・。

医師引き揚げ 

 平成16年度に導入された新医師臨床研修制度で、新人医師の研修先病院は、医師本人と病院双方の希望をマッチングして決める方式となった。同制度導入前は卒業生の大半は出身大学に残り、大学医局から地方の関連病院に派遣されていたが、導入後は医局に残る研修医が減少。このため人手不足に陥った大学病院も多く、関連病院から医師を引き揚げる動きが目立ってきている。


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posted by さじ at 22:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小児
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