2006年度に病気やけがで1カ月以上休んだ国家公務員は6105人に上り、このうち63%はうつ病や統合失調症など「心の病」が原因だったことが9日、人事院の実態調査で分かった。
長期病欠の理由で心の病が占める割合は、01年度の前回調査(34%)に比べ大幅増となった。人事院は「国会対応などによる恒常的な長時間勤務や職場でのストレスの増加が主な要因」とみて、同日までに各府省に対し、超過勤務の縮減など職場環境の改善を求める通知を出した。
06年度に病気やけがで1カ月以上休んだ職員は、全体の2%に当たる6105人(男性4702人、女性1403人)。前回に比べ割合はわずかに高くなっているが、全体の職員数が前回調査より少ないため486人減った。
原因別では、心の病が前回に比べ1631人増の3849人。次いで「がんなどの腫瘍や白血病」が604人、「心筋梗塞など循環器系疾患」が317人などで、心の病のほかはいずれも減少した。
国家公務員、いえ、公務員も、大変なところは大変でしょうねぇ…。
一部のバカな、私腹を肥やす系の公務員のせいでイメージは最悪に近いものになっていますけれど。
国家公務員の給料(給料とは言わないですけど)、上げてもいいと思うんですよね。ただし、天下りやら、不正やらはなくして、クリーンな方向で。タクシー券問題とか、わけのわからん保養施設とかやめるかわりに、給料をアップするのは構わないと思います。
でも実際はいかにしてお金もらうかとか考えてる人がいるので、難しいんでしょうけれど。公務員ももっともっと内部告発とかして、今の医療関係者みたいにクリーン路線にもっていけばいいのに。そしたら誰も叩きませんよ。
おそらくこのニュースも、「詐病だろ」とか「心の病なんぞ甘え」とかいう意見が一般の方から吹き出ると思うんですけど、そういうわけではないと思いますので。イメージって本当に大事。