2008年04月07日

牛の卵子と人の細胞核を融合したハイブリット胚作成に成功

融合胚作成に成功=英大学で3日間生存−BBC

 英BBC放送(電子版)は1日、イングランド北部のニューカッスル大学の研究者が、ヒトの細胞核を動物の卵子に注入する「ハイブリッド胚(融合胚)」の作成に同国で初めて成功したと報じた。

 BBCによると、ヒトの皮膚から採取した細胞核を、核を除去したウシの卵子に注入して作成した融合胚が、3日間生存したという。

 同胚作成をめぐっては、パーキンソン病やアルツハイマー病といった難病治療の研究に役立つことが期待される一方、人の種を脅かす危険性が高いとして、日本などでは法律で禁止されている。



 ちょっと怖い話ですけど、その可能性には期待せざるをえません。

 日本では禁止、その禁止理由も分かります。倫理さえなければ医療はまだまだ発展していくのでしょうけれど、倫理を守ることも1つの医学のかたちだと思います。若干矛盾してますけど…他の国で成功して、日本でも法整備が出来て、難病指定されているものの治療が出来れば…それでも良いかなぁ、なんて

 妥協ですかね。

関連:iPS細胞の生殖細胞製造は禁止の方向で


広告
posted by さじ at 21:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 移植
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック