2008年03月30日

第102回医師国家試験 学校別ランキング 新卒編

 お待たせしました!これをやらなきゃ医学処の3年目は始まらない!

 第102回医師国家試験大学別合格ランキング!!

 総計編はこちら

 まずは新卒編です。新卒ということは、「今年大学の6年生を無事卒業して、初めて医師国家試験を受ける資格を持った人たち」のことです。つまり大学のルーキー

 すなわち、今現在の大学の教育の質が反映されていると思います。○○大学は研究などに力を入れているから××大学よりも医師国家試験対策をしていない、だから合格率なんて関係ねえ!と言う人もいます。しかし、医師国家試験は合格してアタリマエです。6年間勉強してきて、医師国家試験に合格できない人は、ただ怠けていただけだと思います。

 勿論成績優秀で、禁忌問題でひっかかってしまった残念な人もいると思います。でもそれは仕方ないですし、イレギュラーのようなものです。来年は受かるでしょうから気を落とさずにいきましょう。問題なのは学力が足りなかった人たちです。

 そういう人を戒める意味でも、私は、医師国家試験の合格率で大学を評価したい。大学入学時の偏差値で大学を評価するほうがナンセンスだと思います。

 こんなこと言わなくてもお分かりいただけると思いますが、毎年、合格率なんぞ意味ない、とおっしゃる方がおられるので、前置きとして書きました。あくまでも大学の医学生にハッパをかける意味も含まれていますので、ご容赦下さい。


第100回医師国家試験 学校別ランキング 新卒編
第100回医師国家試験 学校別ランキング 総計編
第101回医師国家試験 学校別ランキング 新卒編
第101回医師国家試験 学校別ランキング 総計編
第102回医師国家試験 学校別ランキング 新卒編
第102回医師国家試験 学校別ランキング 総計編
第103回医師国家試験 学校別ランキング 新卒編
第103回医師国家試験 学校別ランキング 総計編



 前置きはこのぐらいにして、さっそくいきましょう!



第1位 自治医科大学 99.0%


 103人中102人合格という堂々の結果。おめでとうございます!!

・・・しかし何でしょう、自治医科大学は100%というイメージが強い、優れた学校なので、99%でも素直に喜べません。いや、褒め言葉ですよ。自治医科大学は全国の地方医療の要です。優秀な生徒を全国に派遣する、素晴らしい大学なのです。来年は是非、全員合格を目指していただきたい!非常に期待している大学なので頑張ってほしいと思います。


第2位 弘前大学医学部 99.0%

 惜しくも102人中101人合格ということで、1位を逃してしまいました。しかしパーセンテージでは自治医科大学と並ぶ大学です。本州最北の雄、本領発揮です。毎年悪い成績ではないのですが、99%という見事な成績を取ったのはここ数年ないのでは?「49位→27位→2位」です。育ってますねぇ。おめでとうございます!


第3位 熊本大学医学部 98.9%

 94人中93人合格。昨年の67位からググッと伸ばしてきました。大学首脳陣の喜びっぷりが伝わってきそうです。おめでとうございます!以前は熊本大学といえば「大学入学時に面接を科さない大学」として有名でしたが、今でもそうなんでしょうか。


第4位 順天堂大学医学部 98.9%
同4位 愛媛大学医学部


 92人中91人合格。ちょっと人数では上の3校に劣りましたね。まぁそれでも1人落としは立派なものです。おめでとうございます!順天堂は昨年も5位でしたからね。なかなか伸びてますよ。都内にでっかい病院が建ってますし、静岡などにも非常に優れた病院を作ってる、今伸びている大学です。おめでとうございます!


第6位 慶應義塾大学医学部 98.9%

 89人中88人合格。89人はちと少なすぎのような気も…。昨年は105人中102人合格していますし…。まぁそうはいっても第3位と同じ、98.9%です。1人落としはさすが慶應といったところ。私大の頂点に君臨し続けているのにはワケがある!おめでとうございます!


第7位 産業医科大学 98.8%

 83人中82人合格。産業医大は、産業医学振興や産業医養成を目的として設立された私立大学で、厚生労働省絡みの助成を受けている大学です。要するに自治医科大学の産業医バージョン。こちらも83人と少なすぎる気がしますが、うーん、何か事情があったんですかね。


第8位 福島県立医科大学 98.7%

 79人中78人合格。79ですけれど、元々定員が少ないので。今年から入学定員が増えたので6年後あたりから100人近くなるのでは。県立でも頑張ってます!おめでとうございます。


第9位 名古屋市立大学医学部 98.6%

 ここまでは全部1人落としなだけで、学年人数によって差がついてしまいました。しかし1人だけしか落ちていないのは快挙ですからね。おめでとうございます。ちなみに名古屋市立は70人中69人が合格。


第10位 北海道大学医学部 98.1%

 北大です。デッカイです。第10位以降は2人落としとなり、北大は106人中104人合格。人数も多いです。人数が多ければ、そりゃ落ちる割合も高くなると思います。それでも98.1%は誉れ。おめでとう!


第11位 神戸大学医学部 98.0%
同11位 九州大学医学部  98.0%


 またまた同着。100人中98人合格です。神戸も上げてきましたが、何より九大が。前回は63位という成績でしたからね。やっと魅せてくれました。おめでとうございます。


第13位 山形大学医学部 98.0%

 山形大医学部はいつもこのあたりのポジションですね。しかしそれだけ上位校として安定しているということでもあります。99人中97人が合格。ランキング入りです!



 以下14位からワーストまで!去年色々ご指摘頂いて、まぁ確かにパーセンテージで同じでも受験者と合格者の割合で出したほうがランキングとして良くなると思うので、同じ受験者数でなければ同着をなくしました。まぁそうすると大学入学時での1学年あたりの総数の関係などもあると思うのですが、そこは受け流して下さい。



14 三重大学医学部 97.9%
14 京都大学医学部 97.9%
16 香川大学医学部 97.8%
17 近畿大学医学部 97.7%
18 奈良県立医科大学 97.6%
19 岐阜大学医学部 97.5%
20 鳥取大学医学部 97.4%
21 浜松医科大学 97.3%
22 昭和大学医学部 97.3%
23 筑波大学医学専門学群 97.2%
24 北里大学医学部 97.0%
25 京都府立医科大学 96.9%
26 埼玉医科大学 96.8%
27 富山大学医学部 96.7%
27 佐賀大学医学部 96.7%
29 横浜市立大学医学部 96.6%
30 和歌山県立医科大学 96.6%
31 愛知医科大学  96.4%
32 杏林大学医学部 96.3%
33 大阪市立大学医学部 96.2%
34 札幌医科大学 96.1%
34 千葉大学医学部 96.1%
36 金沢大学医学部 96.0%
37 東京慈恵会医科大学 96.0%
37 名古屋大学医学部 96.0%
39 鹿児島大学医学部 95.7%
40 徳島大学医学部 95.5%
41 東北大学医学部 95.5%
42 久留米大学医学部 95.3%
43 東京医科歯科大学医学部 95.3%
44 大分大学医学部 95.2%
45 大阪医科大学 95.1%
46 岩手医科大学 95.1%
47 滋賀医科大学 95.0%
48 信州大学医学部 94.9%
49 防衛医科大学校 94.9%
50 関西医科大学 94.6%
51 岡山大学医学部 94.6%



----全国平均94.40%の壁----



52 獨協医科大学 94.2%
53 聖マリアンナ医科大学 93.9%
54 大阪大学医学部 93.9%
55 東京女子医科大学 93.8%
56 宮崎大学医学部 93.8%
57 日本医科大学 93.7%
58 広島大学医学部 93.7%
59 長崎大学医学部 93.5%
60 山梨大学医学部 92.8%
61 旭川医科大学 92.7%
62 東京大学医学部 92.6%
63 島根大学医学部 92.1%
64 高知大学医学部 92.0%
65 日本大学医学部 91.5%
65 新潟大学医学部 91.5%
67 秋田大学医学部 91.3%
68 群馬大学医学部 91.3%
69 琉球大学医学部 91.1%
70 川崎医科大学 90.9%
71 福井大学医学部 90.7%
72 福岡大学医学部 90.1%
73 金沢医科大学 89.8%
74 藤田保健衛生大学医学部 88.6%
75 兵庫医科大学 87.1%
76 東邦大学医学部 87.0%
77 山口大学医学部 86.5%
78 東京医科大学 85.7%
79 東海大学医学部 85.6%



 そしてビリは・・・。

80 帝京大学医学部 84.8%

 帝京は去年もビリです。。。噂では今年も留年が大量に出たとか。

 あ、ここで言っておきますと、医師国家試験合格率を上げるために、出来の悪い生徒を「卒業させない」、すなわち、医師国家試験を受けさせない手法が取られることもあります。まぁ大学としても、そんな馬鹿を野放しにできないというのもあるでしょうけれど…。

 大学によって受験者数が違うのは、そういう意味も含まれています。よって、このランキングだけでは正確ではなく、微妙に変動するものです。逆に留年者をほとんど出さずチャレンジさせるガッツある大学もあります。そこらへんは各自の判断に任せる、ということで。大まかではありますが、このランキングに間違いはないと思います。



 いかがでしたでしょうか。大学と生徒のリアルタイムでのやる気を感じていただければ幸いです。上位校の在校生の方は、そのランキングを維持するように勉強し、下位校の方は少しでも上に上げるべく、努力していただきたいと思います。

 以上、第102回医師国家試験学校別ランキング新卒編でした!

関連
医学処:第100回医師国家試験 学校別ランキング 新卒編
医学処:第101回医師国家試験 学校別ランキング 新卒編
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posted by さじ at 00:18 | Comment(35) | TrackBack(0) | 大学
この記事へのコメント
>>大学入学時の偏差値で大学を評価するほうがナンセンスだと思います

とありますが、(六年間ストレート合格者数)/(入学当時の人数)と入学当時の入学難易度との相関を見てみたいものです。

(六年間ストレート合格者数)/(入学当時の人数)のランキングを追加してほしいです。
Posted by 102回合格者 at 2008年03月30日 13:53
実際にストレート合格者の割合出したら
私大よりも地方国立のほうがめちゃくちゃ下がるだろうな。
Posted by   at 2008年03月30日 17:01
毎年留年出しすぎて結果的に飽和状態になってるところもあるみたいですね。
Posted by neko at 2008年03月30日 17:45
山口は毎年そうですが卒業留年0です。
卒留0で全員国試に突撃する勇気は称えて欲しい(笑)
Posted by at 2008年03月31日 18:26
今年 帝京行くんだけど、不安だなぁ
あんまりいじめないで(笑)
Posted by おう at 2008年03月31日 23:37
明快なご説明、有難うございます。
楽しく読ませてもらってます。
もう、受験回数制限は実施されたんですか?
医学士だけじゃ食えないので、気の毒な気もします。
高校で生物の教師にもなれない。受験技術を生かし予備校教官をしてる人は何人か知ってますが。
Posted by シャフクのリジチョー at 2008年04月01日 10:26
ついでに。
一般に、医学科の入試順位と卒試順位は相関がないようです。
もうご存知ですよね?
偏差値の高いとこにグチャっと固まってるからです。
どこの医学部にも入れない人が95%以上います。
帝京の学生さんも、自信を持って下さい!
青春の一時期に、点を取るスキルがほんの少し不足したからって、
貴方の人間としての能力に問題がある訳じゃない。
でも、国試に落ちたらただの人。頑張ってねー!!
Posted by シャフクのリジチョー at 2008年04月01日 16:53
おうさん、
帝京行ってもまわりに合わせずに授業しっかり聞いてれば大丈夫だよ。
変な友達持たなければおk
Posted by hih at 2008年04月01日 20:15
臨床実習に力を入れていて国試対策は個人任せの大学と、実習なんかそこそこ名ばかりで学校挙げて国試ごときの対策に奔走している学校を同列に語るのは非常識の勘違い。

特に、「大学の実力」と国試合格率が相関していると考えている医学生なんぞいないと思うぞ。知らない一般人が勘違いしたらどうする?

国試合格率と相関しているのは「どれだけ国試対策問題集を解いたか」だろ。実習に力を入れていないペーパー試験対策に沢山の時間を費やすような教育をしている医学部を出た医者に診てもらいたい患者がいるか?



Posted by 旧帝6年 at 2008年04月02日 14:48
最近は私大も国立と同程度の実習やってるよ?
そんな昔の理屈は通用しない。
実際、学校出た後は医者の「質」にそれほど差がない点からもそれは伺えると思うんだが。
Posted by   at 2008年04月02日 16:57
 生理、解剖にはじまり病理、薬理、免疫、微生物などでセンスをつけ内科を中心とした臨床医学を、自分の頭の中でデータベースとして構築していかないと。つまり、理解が暗記よりずーっと前にあるのです。こういう勉強を2-3年次から続けていたら落ちるわけがない。一学年100人のうち80人がこのレベルに達していれば、残りはボーダー上の暗記のみの学生で合格率半分として10人、合計90人の合格となる。高い順位で安定している大学はこのパターンでは・・。いつも、順位が低い大学は国試は暗記すれば合格するという感覚でいるのだと思う。紐の先に一つの知識みたいな感覚でいる大学の教官いないでしょうね。安定して合格する力は基礎医学の理解度しだいか・・・・。
Posted by おおとり at 2008年04月02日 23:36
医学は応用科学の「華」だから、理論と知識と経験が必要です。
最低限、国試は通らないとね。
臨床の能力と出身大学は少し相関するけど、必ずしも
入試時の偏差値が高い大学が良いわけではないでしょ。
卒業生の医学部教授就任率でも、初期の新設私立医大の中で、すごく高い大学もありますよね。
逆に、秀才を入れて、盆栽(凡才)にしちゃう大学もあるし。
超難関大卒の部下で、完全房室ブロックにイソプロを7日間も使い続け、VT・VFを起こした奴もいました。
母校では統計の専門家だったとか。おー怖。
国試に受かればみな同じ。落ちてしまえばただの人。
Posted by シャフクのリジチョー at 2008年04月05日 09:30
まぁ弘前ですら卒留0のようですが。。。

最低レベルを確認する(らしい)国試に通らないのは問題。 
Posted by ^^; at 2008年04月05日 14:37
医者は、なった後もモチベーションが大切。産科、小児科の医者が足りないといわれているけど、大変なのはどこでも同じ。むしろ選んだ科をしっかり習得して、その上で目的をもって他科に行くというほどのモチベーションがあればいいんだろうなぁ。実際はメジャー科で疲れた医師が比較的負担の少ない眼科、皮膚科、精神科などに流れる傾向があるようだが。この逆のパターンは聞いたことがないね....。残念だが。まぁ、俺も無理だけど...(明日から救急行けなんて言われたら医者辞めます。たぶん)。
Posted by とある内科医 at 2008年04月06日 13:35
国試対策のため5・6年生は座学が多い所があるとのことですが、望ましくはないでしょうね。
ポリクリやらないと、一人前になれません。
これでは、
中高一貫で5年までに授業を終わらせ、受験に無関係な日本史は教えず、
ひたすら受験対策ばかりやる高校と同じことです。
Posted by シャフクのリジチョー at 2008年04月07日 09:24
ここの管理人ってどういう人なんだろう
医師免許に関係の無い人間だったらかなり痛いな(笑)
Posted by 医学部在籍4年目 at 2008年04月10日 23:44
医師としての能力は、勉強の能力とは別次元です。もちろん、基礎的な知識がなければ、話になりませんが。はっきり言って”気力・体力・人間力”が必要です。すべての判断、処置に100%の完全さを要求され、戦場のような混乱状態の外来・病棟・手術室で、瞬時に正確に状況を把握して正しい判断をして、素早く正確に行動にうつす。ちょっとでも結果が良くなければ、ミスをしたのかと疑心暗鬼になり、うらまれたり、怒鳴られたれたり、訴訟はおろか、暴力を受ける危険すらある患者を相手に、48時間不眠で医療をする能力が必要です。高い知性が不可欠ですが、それは、いわゆる勉強して試験でよい成績を取るといった能力とは、全く別です。あと、自分に対する絶対的な自信が不可欠で、これには地道な日頃のトレーニングの積み重ねしかありません。この意味で、本当に頼りになる立派な帝京大の先生に沢山出会いました。皆さん、厳しい医療業界ですが、お互いにがんばりましょう。
Posted by 医師その3 at 2008年04月11日 08:23
医師その3さん

いやいや
医師の能力は気力・体力・人間力・勉強量・知識
どれも欠けてはいけないものだと思います。
微妙なニュアンスの違いでしょうけれど、気力体力をメインに置くという考え方ではなく、医師たるもの、「全て求められているんだ」という意志を失してはいけないと思います。

それに、確かに臨床と大学は別物ですが、だからといって大学での勉強をないがしろにしていいというものでもないのでは?医師が皆、「勉強しなかった自慢」みたいのを始めてしまって、医学生のモチベーションが上がるとは思えません。高い知性のある人、本当に医者に向いている人、実際臨床に出て良医になる人は総じて、単純な大学での勉強にも力を入れていたのではないでしょうかね。

その立派な帝京大の先生方も、おそらく大学では勉強していたと思いますよ。これは想像というか、僕の願望ですが。。。
Posted by at 2008年04月11日 10:44
ご指摘の通り、大学の勉強は当然必須です。”勉強しなかった自慢”なんか考えられません。というより、現在は、もし勉強不足のために、誤診や合併症が発生したら、確実に訴訟となるか、最悪では逮捕にまで至り、医師人生おしまいです。はっきり言うと、大学程度の勉強レベルでは、ごく浅く広い知識でしかなく、国家試験で100点でも、恐ろしくて、実際の臨床はできません。国試は最低レベルの内容であり、(失礼な言い方ですいませんが)果たして勉強と呼べるものか疑問です。小生も教科書や雑誌や試験問題を執筆することがありますが、これらに書いてあったり、正解とされていることは、無理に単純化した、現実にはありえないバーチャルな世界の事実です。すべての教科書には、疾患の定義や診断法はよく書いてありますが、その疾患の転帰や治療法についてはわずかにしか書いてないのではないでしょうか。あまりにも複雑な因子が絡んでいて、正解なんてないのです。状況に応じてすべての選択肢があるのです。その中から、アップデイトで正確な知識と経験を基に、正しい判断力で患者さんに合った最善の治療法を見出す力が必要なのです。しかも、長時間労働と睡眠不足で身体能力が低下し、かつ混乱した現場という悪条件下でやりとげる意思の強さと身体の強さが不可欠です。勉強することは当然です。ただ、勉強だけしかやらないと、研究者は別ですが、臨床家としてはだめなだということです。とくに女医に言えます。今の医療崩壊は、勤務医が、過酷な医療現場に耐えられなくなり、健診や開業へ転進しているためです。是非、明日の日本の医療のために、がんばってください。期待しています。
Posted by 医師その3 at 2008年04月11日 11:30
その最低レベルの国試に合格できないほどの学力しか持ち合わせず卒業してしまうというのが問題ということでおk?
Posted by 素人だけど at 2008年04月11日 19:00
つーか、管理人は自分の身分少しは明かすべきでは?(卒後何年目くらいは) 前述の通り、医師免許持ってないような人間だったら、こんな批評してること自体、思い上がりも甚だしい。
Posted by 一応、医師 at 2008年04月21日 14:26
このデータのソースは、どこなのでしょうか。
厚労省HPには出てないようなのですが。
もし厚労省HPにあるなら、
リンクをお願いします。
Posted by 質問 at 2008年04月21日 20:51
医師免許持ってないと思い上がりなんですか(笑)
 簡単ではありませんが、人並みに追い込んで勉強してれば落ちない国家試験に受かんないのが悪い、ってことで別にいいと思いますよ。一部の禁忌はまりさんを除けば努力不足は明らかです。

それと質問さん
http://www.tecomnet.jp/op/102/102gj01.asp

国家試験の学校別合格率なんて一瞬でヒットしますよ。
Posted by ^^; at 2008年04月22日 23:02
>一応、医師
その意見こそ思い上がりだと思うw
Posted by www at 2008年04月23日 22:02
私の知っている自治医大卒の先生は、頭が強いです。具体的には、@よく勉強しており、知識が豊富であるAその知識を必要な時に、必要なだけ瞬時に頭の引き出しから取り出して、自在に使うことができるB状況を的確に認識して、理論的に分析して結論を出すC例えば地図を5分間じっと見せた後、それを隠して地図上のA点からB点まで行く道順を言わせると非常に正確に答えられる。集中力、記憶力、分析力がとても優れているD修羅場でも逃げずに冷静に対処できる。E要領がよく仕事が早い。期限をきちんと守る。やはり、自治医大の先生は、優秀な人が多いのではないでしょうか。ただ、上記の特徴は、いわゆるテストで高得点が取れるといった意味で”頭が良い”とは違うと思います。
Posted by 医師その5 at 2008年04月25日 07:37
>>その最低レベルの国試に合格できないほどの学力しか持ち合わせず卒業してしまうというのが問題ということでおk?


おKです。
臨床に力を入れていても、ペーパーは解けるようになります。

極論すれば、国家試験はクエスチョンバンクやるだけですしね。

最低レベルの国試に合格できないほどの学力しか持ち合わせず卒業してしまうというのが問題ということ。
Posted by at 2008年04月27日 13:54
まだカキコが続いてるんですね。
自治医大のフォトメモDr.の記事、面白かった。
ウチの高校にもいましたよ。
あんな能力があれば、国試なんか簡単でしょうけどね。
でも、自分にその能力がないと悟ったとき、どうするのか?
私は「反復する」ということを学びました。
人一度、我十度ということです。
バカは努力で救われる・・・・
Posted by シャフクノリジチョー at 2008年05月02日 12:40
上記コメントの”努力”こそ、最も重要であり、尊いものです。マスターズのタイガーウッズを実施に見た人から聞きました。ウッズはトーナメント開始1時間前は、50〜60センチのパットを一心不乱にひたすら何百回も繰り返し練習していたそうです。その周りを数百人のギャラリーが一言も発せずに、その単調な繰り返しをじっと1時間見守っているそうです。天才であっても、凡人では気が遠くなるような地味で単調なトレーニングをやっているのです。彼らは”努力する天才”なのです。そして、自分に絶対的な自信をつけて、修羅場に臨むわけです。人命を左右する修羅場では、自分に対する絶対的自信だけが頼りです。そしてそれは、どんな天才であっても、地道なトレーニングをするしかありません。医師こそ、”努力する秀才”でなければなりません。”人の10倍努力する”本当に頭が下がります。
Posted by 医師その6 at 2008年05月06日 18:07
自治医大のフォトメモDr.の話題ですが、記憶力の面もあるのですがもっと重要なことは理解度でしょうね。例えば疾患分類は覚えるのではなく、理解することが最初にあるのです。なんのために作られたか、予後に関連するのか、治療が変わるのか等々。抽象的になりますが、自分の中で医学体系を構築するのです。そして、ポリクリでイメージトレーニング。ここまでの悟りが開ければ、自然に覚えておかなければならないことは自分の脳の活性化されたデータベースのなかにあるはずです。学生さんは毎日、どんなに飲んでも、遊んでも必ず1時間は学習する習慣をつけてください。これで、どれだけ何もしない人と差がつくか・・。おそらく、毎日勉強を欠かさずしてきたひとは5年終了時に国試問題を解けば初見で60%以上の得点率が期待できます。20代にどれだけ勉強したかで一生が変わります。こつこつと学問の悟りを開くよう努力していってください。不勉強は自慢になりません。
Posted by おおとり at 2008年05月11日 22:37
おおとりさん、発奮させていただけるコメントありがとうございます。
 現在国立の医学部でも、試験期間外に勉強することはただのもの好きがすること、といった風潮です。。。。
Posted by 医学生 at 2008年05月11日 22:53
獨協医大1−6年留年者0です100名の所
104人受験、100名以下の学校おかしいよ、そんなに合格率ばかり気にする学校へ、行かない事だね、堂々と6年進級したら国試受けさせるべし
Posted by at 2008年05月15日 09:42
獨協医大1−6年留年者0です100名の所
104人受験、100名以下の学校おかしいよ、そんなに合格率ばかり気にする学校へ、行かない事だね、堂々と6年進級したら国試受けさせるべし
Posted by 国試請負人 at 2008年05月15日 09:45
国試請負人さん
自分が卒試も国試もクリアできる能力あればどーでもいいやね。そんなこと。
Posted by at 2008年05月16日 07:04
昔から、100%合格が続く大学があることが、不思議でした。
勉学の問題だけでなく、心のケアができる環境があるんでしょうね。
皆さんの周囲にも、心の病でドロップアウトする方がいたはずです。
病気で集中力が高まると、ものすごく成績が上がることがあります。
医学部学生は、その疾患の頻度が高いのではないかと思ってます。
ノーエビですけど。
自殺したり退学した友人の印象が強すぎるから、バイアスがはいるのかな?
でも、みな「良いヤツ」だった・・・・
国試請負人さんの言う100/104は、妥当かも。
Posted by シャフクのリジチョー at 2008年05月22日 08:45
管理人さんは医学部出身ではないのに、ずいぶんお詳しいですね。

管理人さんのおっしゃるとおり、「自分が卒試も国試もクリアできる能力があれば」という考えなれば大学別の合格率は無意味でしょう。

私は、管理人さんが上位と評価している大学を4年前に卒業し、地方病院に勤務しております。
一部の大学が例年高い合格率なのは、「国試合格が疑わしい学生」を何度でも卒業延期にさせるからなんですよ。

国試請負人さんの意見がいちばんまっとうだと思いました。
受験者が100名未満の大学は、国試合格率のために卒業延期をさせることがあるということです。
そういう大学は、6年生全員が受験しているわけではないということは、その大学の国家試験合格率は実態を反映していない「参考値」になるはずです・・・。
Posted by よしかわ at 2008年07月01日 19:13
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