北海道室蘭市の日鋼記念病院の救命救急センターが、31日付で廃止となることが25日までに決まった。生命に危険のある救急患者を治療する救命救急センターの廃止は、全国で初めて。
日鋼記念病院は、昨年10月ごろから運営方針などをめぐって医師が相次いで退職。医師不足から救命救急センターの機能が維持できなくなり、12月に道に廃止を申し出ていた。
道は地元の3市3町や国と相談の上、近隣の医療機関で重症患者の受け入れが可能と判断し、廃止を決めた。
病院の運営方針と医師が対立…。具体的に何が争点だったのかは分かりません。しかし医師と病院の運営側が対立するとなると…おそらく病院側はより利益を出そうとし(それでも大赤字でしょうけれど)、対して医師は労働条件の改善を求めたというところでしょうか…。憶測ですが。
いずれにせよ今日本で起こっている問題の多くは、医師不足、医療費削減問題に絡んだものですからねぇ…。国ももう少し認識していただきたい。このままでは医療水準が…世界最高の医療が…。
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ホントにいらないな。