心臓病で移植を待ちながら、手術前に亡くなった患者の家族が19日、臓器移植法の早期改正を求めて、国会議員有志と面会し、厚生労働省内で記者会見した。
会見したのは、福岡県久留米市の石川祥行さん(35)、優子さん(36)夫妻ら3家族の4人。石川さんの長男丈一郎くんは拡張型心筋症で、ドイツでの渡航移植準備中の先月24日、9歳で亡くなった。優子さんは「法律の壁で無念の死を迎えなくてはならなかった」と、国内で15歳未満の子供から臓器提供が受けられない問題を訴えた。
実際のところ臓器移植法についてはようやく国会で審議入りしたようでして、今までは毎年毎年審議見送りとか。
この前国会中継見てて思ったんですけれど、お互いに揚げ足取りを繰り広げてるだけですよね。しょーもない叩きあいばかりで、お前ら小学生かよと思いました。
まぁ彼らにしてみれば如何にして相手の政党を落としていくか、いかにして今の内閣をバッシングするかが大事なのであって、そのためにはネタとならない臓器移植法などどうでもいいのではないですかね。
心底くだらないと思いましたが、まぁ国民も政治に関心がないようですし。所詮国民の平均レベル以上の政治家が選出されることなどないのです。そういう意味では我々一般人にも責任はあるかなという気がします。
今こうしている間にも移植が必要な子供は生まれてきています。しかし日本では受けられない。非常に哀しいことです。日本の医療レベルは世界有数であるにもかかわらず、議論が行われていない法律によって、移植が行われないなんて。
政治家の皆さんには是非早急な臓器移植法改正をお願いしたい、いや、少なくとも議論してほしいです。
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