2008年03月14日

ペースメーカーがハッカーに悪用される恐れが生じている

ペースメーカーにハッカー攻撃の恐れ、米研究報告

 米大学の研究チームは12日、心臓ペースメーカーなどのワイヤレス医療機器が送受信する患者情報がハッカーに悪用される恐れがあると指摘した。

 研究を行ったのは、コンピューター科学を専門とするマサチューセッツ大学(University of Massachusetts)のケビン・フー(Kevin Fu)氏とワシントン大学(University of Washington)のタダヨシ・コーノ(Tadayoshi Kohno)氏、ハーバード大学医学部(Harvard Medical School)の心臓専門医、ウィリアム・メイゼル(William Maisel)氏が主導する研究チーム。

 同チームが、ICD(植込み型除細動器)が発信する信号の傍受(インターセプト)テストを行ったところ、患者の氏名、生年月日、治療状況など医師が扱う患者情報を傍受できたという

 さらに、自前の機器を用いて不正に患者情報を書き換えることもできた。こうした技術が悪用されれば、患者の除細動ショックのタイミングを狂わせることも可能だとフー氏は懸念を示す。

 今日、医療に用いられるワイヤレス型のICDは、信号を送受信できる距離が限られているが、技術の進歩に伴い、送受信範囲は拡大する傾向にある。しかし、これは信号傍受の恐れが高まることも意味する。

 研究チームは、今までICDやペースメーカーをつけた患者がハッカーの攻撃を受けた例はないとしたうえで、「医療機器の高度化に伴い、ワイヤレス技術やインターネット接続が取り入れられ、周辺機器との接続機会も増える。こうした進歩に伴って引き起こされかねない事態が大いに懸念される」と危惧を示す。

 一方、メイゼル氏は研究の主要目的について、「医療現場でのワイヤレス技術導入が進むなかで、医療機器メーカーには患者情報の保護やプライバシーについてより慎重な対策を求めたい」と声明文のなかで語った。

 「幸いなことに、医療機器メーカーのなかには信号傍受に対する防御策をすでに導入している所もある。だが、まだ成されるべきことがある」



 いたずら好きなハッカー(クラッカー?)にとっては格好のターゲット?

 いやいや、人としてこんなことしたら殺人罪ですよ。

 対策が早くとられればいいんですが…怖いですね。

関連
医学処:iPodを使用すると、心臓ペースメーカーに悪影響が出る。
医学処:携帯の電磁波は天井や壁で反射するので優先席付近だけ警戒しても無駄


広告
posted by さじ at 02:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 循環
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。