かつて、人気漫画『ちびまるこちゃん』の著者であるさくらももこがエッセイの中で、「命に支障はないけど絶対かかりたくない病気」の1つに「痔」を挙げた。
しかし、いくらそういった病気が直接命に支障がないとは言え、楽観視してはいけない。中には「痔」で命を落としそうになった人もいるようだ。
「痔」で命を落としそうになった親戚を持つ人物は語る。「叔父が入院して危篤だと聞いて病院にお見舞いに行くことになりました。医者によるとのその日の夜が峠だと。医者に原因を尋ねたところ原因は『痔』だと言われ、一瞬笑いそうになってしまいました。
しかし、状態が状態なため皆神妙な面持ちでした。詳しい話によると、なんでも『痔』の手術を行った後に合併症で肺炎にかかり、危篤状態になってしまったんだそうです」
この男性によると、医療技術が進んだ現代において、一般的に1つの病気が命にかかわるようなことは少ないと医師から説明されたようだ。結果的に叔父の命は助かったものの、以後この一族の間では「痔」を舐めてはいけない、と戒めるようになった。
多くの場合、手術後の体力が衰えた時に肺炎などの合併症を起こすことが危険なのだという。つまり、「痔」であっても手術が必要なほど症状がひどいものであれば、かなり危険なのだ。どんな病気でも軽い症状の内に治すことが重要なようだ。
そりゃどんな病気でも、手術をすれば菌が入ることもありますし、侵襲性が高い手技であれば体力も衰え、肺炎になるでしょう。
え、何このニュース。
関連
医学処:痛くない痔の手術が、先進医療認定を受け躍進中。
医学処:痔の薬を目の腫れ治療に使わないで下さい。