米ニューヨーク州ロングアイランドのノースショア大学病院で5日未明、一卵性の三つ子が誕生した。確率は2億分の1で、非常に珍しいと注目を集めている。
母親のアリソン・ペンさん(31)とトムさん(46)夫妻は、4年前に結婚してから赤ちゃんの誕生を待ち望んでいたが、なかなか子宝に恵まれなかった。
そこで、体外受精で妊娠。受精卵を1個しか子宮内に戻さなかったため、生まれてくる赤ちゃんは1人だと思って、1人分の準備しかしていなかった。ところが、三つ子の妊娠が判明し、本当に驚いたという。
多胎出産の専門家であるビクター・クライン医師によると、子宮に戻した受精卵がまず2つに分かれ、そのうちの片方がさらに分裂したという。一卵性三つ子の確率は文献によって異なるが、6万分の1から2億分の1だという。
アリソンさんは米国魚類野生生物局(FWS)に勤務しており、現在は産休中だが、三つ子が生まれたことで、仕事に復帰するかどうかはわからないと話している。
1つの卵子から3つ子が。生物の神秘ですね、かならずしも一対一対応でないところが。
一卵性というと、この漫画を思い出します。「complex pool」
幸い(?)、この三つ子ちゃんはあまり似ていないということです。
・・・
だぁぁぁ、このサイト開くたびに何度も読んでしまうんですよね。この人の描く漫画はそれほど人間的な迫力がありますわ。
関連
医学処:高齢の双子を調査して、老化と環境の関連を調べる
医学処:1つの卵子に2つの精子が受精して生まれた「キメラ」