2008年03月04日

パーキンソン病治療薬の副作用で交通事故が多発。

前兆なく眠り、パーキンソン病薬に副作用…交通事故23件

 パーキンソン病の治療薬を服用した患者が、車の運転中に突然眠り込んだために起きた交通事故が、1996年からこれまでに23件あったことが、製造販売元2社のまとめでわかった。

 うち18件は、日本べーリンガーインゲルハイムが2004年1月に発売した「ビ・シフロール」(一般名プラミペキソール)で起きており、同社は、厚生労働省の指示で医療機関に文書を配り、注意を呼びかけている。

 患者が交通事故を起こした薬は、ビ・シフロールのほか、同社の「ドミン」(同タリペキソール)、グラクソ・スミスクラインの「レキップ」(同ロピニロール)で、両社は注意を強めるよう使用説明書も改定した。

 日本べーリンガーインゲルハイムによると、3年半にわたりビ・シフロールを服用していた40歳代の女性は、時速50キロ・メートルで走行中に眠り込んでガードレールに衝突し、車は大破してあごにけがをした。事故前から、前兆もなく突然眠ってしまうことがあり、事故後に薬を変えたところ症状は消えた。

 この薬の服用開始後、1か月未満で起きた事故は3件、1〜3か月では3件、6か月以上たってからも5件起きていた。承認申請のための臨床試験でも、1件報告されていたという。ドミンでは、1996年6月の発売後4件発生。レキップは、06年12月の発売以来、1件が確認されている。

 両社は「服用中には車の運転だけではなく、機械の操作や高い所での作業は控えてほしい」と話している。



 まるでナルコレプシーのような症状ですね。

 プラミペキソールは、ドパミン神経を作動させる作用のある薬です。これによってパーキンソン病の特徴である「ドパミン不足」を解消することで、パーキンソン病の症状を緩和しようというものですが、副作用として吐き気やイライラ、ほてりのような症状が出ることで知られています。

 今回の事故の原因となって「傾眠傾向」も、かなり有名な副作用です。しかし日常生活で必要だからこそ服用しているわけで、当然車にも乗らなければいけないこともあるでしょう。命優先で考えるなら、車には乗るべきではないと思いますが、難しいですね。

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posted by さじ at 03:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 脳神
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