今冬のインフルエンザの全国的な流行が、すでに2月上旬にピークを迎え、小規模な流行のまま終息局面に入ったとみられることが、国立感染症研究所の26日のまとめで分かった。
それによると全国平均のインフルエンザ患者数は2月17日までの1週間で1医療機関あたり9.51人となり、今冬のピーク値である2月3日までの17.62人から、2週間連続で減少した。
今冬のインフルエンザは、過去20シーズンで最も早く、例年に比べても1カ月以上早い、昨年11月下旬に「ソ連型(A型)」のウイルスによる流行が始まった。しかし、全国的に見た場合、流行は小規模な状態で推移したままだった。
ただ、地域別にみると九州地方では、2月17日までの1週間でも、1医療機関あたりの報告数が20人を超えたままの流行状態が続いている。
国立感染症研究所の安井良則主任研究官は「流行が小規模となった理由は分からないが、12月までに流行が始まった場合、1月後半〜2月上旬に流行のピークが過ぎることが多い。ただ、今月から来月にかけてB型インフルエンザが出てくる場合があるので注意が必要だ」と話している。
最近なかったAソ連型のインフルエンザが流行するということでしたので、今年は結構大規模な流行になるのかなと思っていましたが、予想に反して小規模なまま終息。
いやぁ良かった良かった。
私のまわりでもインフルエンザにかかる人はかなり早くからいたものの、その人から広がるわけでもなく、少数でしたね。症状もそこまで重くはなかったみたいです。
しかし油断してはいけないのがインフルエンザの怖いところです。4月に流行したりすることもありますので…気を引き締めていきましょう。