ルクセンブルク議会は19日夜、安楽死法案を可決した。今後、第2読会でも可決されれば、今夏にも成立の見込み。安楽死を認める国としては、欧州連合(EU)ではオランダ、ベルギーに次ぎ3番目となる。
オランダは2002年、世界で初めて安楽死を合法化。ベルギーも安楽死を認めている。ルクセンブルクの安楽死法案は、患者本人の意思表明を条件とするなど、適用を厳しく制限しているが、安楽死に反対のキリスト教社会党を母体とするユンケル政権には打撃となった。
えーと、中学校の社会的にはベネルクスっていうんですか?(まだベネルクスって言うんですかね)。ベルギー、オランダ、そしてルクセンブルク。見事に三国で安楽死法案が可決ということです。
倫理で考えると、安楽死は人為的な死ですから、どうなのか、というところはあるんでしょうけれど、倫理はそのときの社会で決まるものでもありますからね。私個人としては賛成の立場です。それはその人の人格をより高いものと考えた場合には、生きるよりも大切なことがあるのではないか、と思うからです。
欧米の国って、イメージですけど、結構ゆるやかというか、人生をゆるやかに謳歌している感じがあります。だからこそ、安楽死の重要性、必要性も認められるのでしょうね。
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