1日の労働を終え、就寝前のリラックスタイム。何気なくパソコンに向かったところ、mixiやらYouTubeやら次から次へと気になるページを掘り当ててしまい、ついつい夜更かし…。「あぁ、あと3時間しか寝られない!」なんて嘆いた経験、誰でもありますよね?
そんな寝不足の翌朝、1度鳴った目覚まし時計を止めて、再び布団の中でうとうと…。あとで慌てるハメになるのは毎朝のことだけど、この刹那の快感、なかなかやめられるもんじゃありません。
それにしても、どうして二度寝ってやつはあれほど気持ちいいのだろう。専門家に聞いてみました。
「二度寝の際は眠りが浅くなるため、外部からの刺激がマイルドに感じられるのが原因でしょう。起きている時でも、日なたでまどろんでいるような状態って気持ちいいですよね。あれと同じで、半覚醒の状態では光や物音、布団の触感などが、ほんわかとした信号としてキャッチされるという説が有力です」(オールアバウト「睡眠・健快眠」ガイドの坪田聡さん)
確かに、就寝時には気になって仕方がなかった車の騒音が、二度寝の時にはむしろ心地よく感じることもあるような。けど、二度寝って健康に悪いという説もありますよね?
「短時間の浅い睡眠なので、疲労回復の効果としては弱いです。二度寝に割かれる分、総体的に深い睡眠の割合は減るわけですし、だらだらと寝床にいるのは時間の無駄ともいえますね。だったらパッと起きて、そのぶん昼寝の時間を設けるなどした方が効率的でしょう」(同)
二度寝は時間の無駄! そうまで言われると、遅刻や寝坊のリスクをおかすのはバカバカしい。よし、明朝からは心を入れ替え、時間に余裕をもって優雅なモーニングコーヒーでもいただこうではないか。…けど、自信ないなぁ。
「結局のところ、“もっと寝ていたい”という欲望が強いから二度寝をしてしまうわけです。だから睡眠よりも魅力的な、満足度の高い楽しい行動を起床後に組み込んでおくといいかもしれませんね」
満足度の高いもの…なかなかないですね。好きな人に会えるとかそういうのでしょうか。なかなか思いつかない・・・。
私も二度寝にかけては他の追随を許さないぐらい寝てます。寝てる瞬間は気持ちよくて、起きたときは余計に後悔すると分かっていても、やめられないんですよねぇ。寝るということは何故あんなに強制力が強いのでしょうか・・・。
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