2008年02月22日

赤ちゃん言葉のデータベースづくりを開始する。

NTTが赤ちゃん言葉研究に本腰 “翻訳”できる携帯電話も開発へ

 NTTが次世代の育児支援サービス開発を視野に赤ちゃん言葉のデータベース作りを始めた。母親からの情報提供をもとに「こども語辞書」を構築し、将来的には赤ちゃん言葉を翻訳できる携帯電話や、見守りロボットの開発などにつなげたい考えだ。

 「こども語辞書」は乳幼児語の意味や、その言葉を習得する平均時期などを検索・閲覧できる試験サービス。NTTレゾナントが運営する「goo(グー)ベビー」で約5000の乳幼児語が、何を意味するものかなどを調べることができる。

 NTTで言語研究を手がけるNTTコミュニケーション科学基礎研究所(京都府精華町)が、レゾナントに協力を呼びかけ実現した。

 同研究所はこれまでも、検索エンジン向けの日本語解析技術や、音声をコンピューターで認識する技術の開発などを手がけているが、インターネットでブログやソーシャル・ネットワーキング・サービスなどの参加型サービスが浸透してい現状を受けて、ネットで生きた情報を収集することを思いついた。「育児支援サイトを介して情報を集めれば、全国の母親が研究員になってくれる」(同研究所の小林哲生氏)と、こども語辞書の開設につながった。

 辞書は、利用者が次々に新しい言葉を追加できる仕組みで自律的に成長する。NTTはこの辞書を通信機器などに組み込み、育児支援分野の新サービス開発につなげる意向だ。



 何も情報のない状態から、耳を介して言葉を覚えていく、何という高度な行為なのでしょう。

 赤ちゃん言葉がデータベースになるということは、どの親が育てても大体共通している発音になるということですかね。ということは日本語のどれかが聞き取りやすく、聞き取りにくいかが分かりそうなものですね。または発音しやすい、しにくいも。

 例えば宇宙人が地球に来て、生まれて間もないお互いの子供を、毎日時間を決めて育てたとすると、どうなるのでしょうか。声帯の違いなどは抜きにしたら、即バイリンガルとなるのでしょうかね。それとも情報があまりにも違いすぎて混乱してしまうのでしょうか。昔から抱いている空想の1つです。コレ。

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posted by さじ at 22:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小児
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