2008年02月17日

徹夜をすると下垂体の細胞が死滅する。

不眠不休続くと一部脳細胞が死滅、大阪市大がラット実験

 ラットをほとんど眠らせないようにして5日間活動させると、脳内にあってホルモン分泌にかかわる下垂体の細胞の一部が死んでしまうことを、大阪市立大の木山博資教授らが16日までに実験で確かめた。

 強いストレスが過剰なホルモン分泌を呼び、細胞が働きすぎて死んでしまうらしい。木山教授は「人間にも同じホルモン分泌細胞がある」と指摘。「徹夜勤務が続くなど過労が原因で起きる病気に関係しているかもしれない」としている。

 木村教授らは、ラットが水を嫌うのに着目。浅い水を張った箱に入れて興奮状態にし、ほとんど眠れない状態で5日間放置した。すると脳下垂体の中央付近で特定のホルモンを分泌する組織のうち数%が細胞死を起こしていた

 ただラットを2、3日休ませると、分泌細胞は元通り近くに再生。木山教授は「早めに休み、疲れをため込まないことが肝心だ」と話している。



 徹夜してもいいことはありません。確実に身体や脳にダメージを与えているでしょう。

 特に仕事や勉強において、徹夜をすることに対するメリットはありません。勿論どうしても仕上げなければならないことはあると思いますが、時間ごとの能率の面からしても、お得とは言いがたいですね。

 何事も毎日少しずつやるのがいいようです。まぁそれが無理なのは他ならぬ医者が分かっていると思いますが。笑

関連
医学処:徹夜することでうつ病を治療する「断眠療法」
医学処:学習するなら、時間帯は午前中のほうが効果的である。
医学処:睡眠は記憶の強化に利益をもたらす。試験前はしっかり寝よう。
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posted by さじ at 20:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 内分
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