世界保健機関(WHO)は13日、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染し今年1月26日から入院中の38歳母親の14歳の娘も同じくH5N1型に感染していることが判明したとウェブサイトで報告した。
娘は首都ジャカルタの病院に入院中だが、重体だという。WHOが詳しい感染経路を調査中だが、母親から移った可能性もあるとしている。ただ、母娘の自宅周辺では鶏、他の鳥類も飼育する環境にあった。
人から人への感染が確認されれば極めてまれで、ウイルスの変質も懸念される事態となる。インドネシアにおける鳥インフルエンザ死者は世界最多の計103人だが、感染した家禽類との接触が大多数の原因となっている。
ジャカルタでも。人から人へ感染するウイルスは確実に広がっているのかもしれません。変異しやすい分、人から人へうつるウイルスも作られやすくなっているということでしょう。
しかし2008年になっても治療といえるものは出来ておりません。ワクチン作りがどこまで早急に行えるか、難しいところです。
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