2008年02月17日

NPOと厚生労働省でタミフルの異常行動発生率が異なる不思議

タミフル異常行動、NPOが独自分析

 インフルエンザ治療薬「タミフル」の服用と異常行動を巡る厚生労働省研究班の疫学調査について、NPO法人「医薬ビジランスセンター」は14日、「タミフル服用者は非服用者に比べて異常行動の発生率が高い」とする独自の再解析結果を発表した。

 研究班は昨年12月、1万人を対象とした調査の暫定結果を公表し、服用者に比べて非服用者に異常行動が多く現れたと結論付けた。しかし同センターの浜六郎理事長によると、研究班解析には偏りがあり、分析し直すと、服用者の異常行動が非服用者に比べて1・37倍多かったという。

 同センターと患者団体「薬害タミフル脳症被害者の会」は、厚労省に調査結果を訂正して、タミフルと異常行動の因果関係を認めるよう要望書を出した。



 どちらかが嘘というか、真実を捻じ曲げているということですかね。

 分かってるんだけど、ソレを出すと不利益になるから出さないようにしているといいますか…それならば嘘をついたことにはならないから、と…

 それでも世間にとっては「嘘」以外の何者でもありませんけれど。

関連
医学処:転落死した中学生を調べたところ、タミフルは脳で検出されず。
医学処:タミフル服用後20分で、0.15%が脳に移動することが判明
医学処:10代患者に対するタミフル治療に混乱も。


広告
posted by さじ at 01:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 薬理
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック