舛添厚生労働相は8日の衆院予算委員会で、国立の病院が発行している検査や投薬など診療点数の全項目を記した明細書について、「患者が求めた場合に限る」とする条件をなくし、すべての患者に発行する考えを示した。阿部知子氏(社民)の質問に答えた。
明細書発行は、2006年度に医療機関の努力義務とされた。現在、国立高度専門医療センターと国立病院機構所管の計154病院が、患者が求めた場合に限り無料で発行している。
厚労相は「明細書は医療に対する患者の不信感を取り除く解決策の一つだが、(実際には)患者は欲しくても医療側に要求できない。(一律発行を)国立の病院で試行的に、ほとんど義務的にやってみる。弊害があれば見直せばよい」と述べた。
明細書の発行は、厚労省が4月から、オンラインで診療報酬を請求する体制が整った400床以上の病院に義務づける。
まぁいいんじゃないですかね、これは。言い方は悪いのかもしれませんが、そういう時代、としか。
しかし不信感をそういうことでしか取り除けないというのも世知辛い世の中です。医療に対する不振なんて、一部のメディアが作り出したにすぎなかったりしますけど、実際にダメな医者もいるわけですから、抑止力として必要なのかも、なぁ。。。
よく、読ませてもらってます。
お願いです。患者不信にならないでください。
明細付き領収証発行は、何も、医師の不正を暴こうと言う考えだけで進められるものではないと思います。
何に対して支払いが生じているのか、患者が知ることは、医療制度改革に国民が参加するため、重要だと思います。
診療報酬の内訳を知れば、むしろ、医師たちに、感謝するようになることも大いにあると思うのです。
大抵の医師は、患者さんの感謝を何よりもありがたいものだと感じていますし、だからこそ疲れていても頑張ろうという気になれると思います。
おそらく今の医療システムでは、医師が不正に儲けるようなことはできないようになっていますが、こう、領収書が発行されるということは、1つ壁が設けられてしまうのかなぁという気がしてしまいます。患者不信になっているわけではありませんよー。お気遣いありがとうございます。
確かに受診した患者さんが金額を知るのは、むしろ当たり前ですからね。どれくらい医療費がかかっていて、全体ではどれくらいになるのか、その現実的な側面を垣間見てもらえれば、とも思うのですが、「わずか5分で千いくらとか、高すぎじゃない?」という負の感情を持ってしまわないか、と。。。