2008年01月27日

ひきこもりの子供をもつ家族の心構え

精神科医が家族の心構え説く

 引きこもりと不登校について考えるシンポジウムが26日、京都府舞鶴市伊佐津の市西駅交流センターであった。精神科医の斎藤環さんが講演し、家族の心構えを説いた。府の主催で、当初の定員を大幅に超える約220人の家族らが参加した。

 冒頭、斎藤さんは不登校について「家族は学校に行かせることにこだわらず、どうすれば子どもが元気になれるかを第一に考えるべき」と助言。「マニュアルはなく、だれかに丸投げせずにかかわりを持つことが大切」と説明した。

 ひきこもりについては厚生労働省の定義を引用して「精神疾患など以外の理由で6カ月以上、家族以外と交流できない状態。外出できない、という意味ではない」と説明した上で、「長期化するので根気と粘りが大切。軽い会話で関係を保つように」とアドバイス。その際に▽就労を促す言葉は避ける▽あいさつする▽外出や旅行に誘う▽頼み事をする−といったポイントを紹介した。

 ひきこもり長期化による家族の高齢化を想定。自立支援制度を知ることや、本人に家庭の資産状況を具体的に数字で示すことが必要と訴えた



 学校は大事ですが、「学校へ行かない」ことを「体裁を保てなくなる」というニュアンスで捉えてはいけません。

 引きこもりのような状況の子供をサポートできるのは、家族しかいません。その家族が子供を精神的に追い込んでしまっては、子供はどうすることもできなくなってしまいます。少しずつ良くなることを期待しつつ、まったりと前に進んでいくしかない、としか。

関連
医学処:ひきこもり学生を和歌山大学がサポートする。
医学処:過敏性腸症候群が低年齢化。不登校の原因に


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posted by さじ at 06:26 | Comment(2) | TrackBack(0) | 精神
この記事へのコメント
マスコミ等による啓蒙が進んだため登校を無理強いするケースは
減ったといってもまだまだ多く事態を悪化させたり事件になってしまう
ことも少なくないと思います。日本人は空気を読むのに長けていると
自負しているようですがどうして子供の心理を客観的に見れないん
でしょうね?
肉体に負荷を掛け過ぎれば壊れてしまうことは認識できても心は大丈夫
だと勘違いしてるのではと思います。
学歴に関しては大検や通信制により名目上クリアできますが就職は
受け入れる側の器の狭さが問題です。ひきこもりまでいかなくても
職歴がない状態で2〜3年経過するとまともな仕事に就けないという
現状では本人も家族も希望が持てないと思います。少子化の影響で
労働力不足が深刻になりつつあるといいながらニートを含めた引きこ
もりを放置することは社会の怠慢だと思う。
Posted by イクラ at 2008年01月27日 21:51
親と子供のつながりに、他者が入るのが難しくなってきたんですかね。親と子、そして教師、とか、親と子、そして小児科医、とか。親は子供を思うあまり、なのでしょうけど、どうにも空気が読めていない親が多いと思います。

現実としてニートや引きこもりが存在するわけですし、社会的にも何とかしないといかんわけですが、「本人に働く気がない」というのが一番大きいかなと思います。企業が枠を用意したとしても、そこにおさまるかどうか、というと…。失業して働く意欲のある人を入れたいという気持ちは分かりますし…。
Posted by さじ at 2008年01月29日 16:48
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