2008年01月27日

膵臓のβ細胞の元になる幹細胞を発見する

糖尿病に「効く」幹細胞発見

 血糖値を下げるインスリンを分泌する膵臓のベータ細胞のもとになる幹細胞を、ベルギーなどの研究チームがマウスで見つけた。

 幹細胞が人間でも見つかれば、ベータ細胞の破壊で起こる1型糖尿病の治療の可能性も広がる。科学誌セル最新号に発表された。

 肝臓や血球など体の様々な細胞は、それぞれに特有の幹細胞から作られるが、ベータ細胞の幹細胞は見つかっていなかった。研究チームは成熟したマウスを使った実験で、傷ついた膵臓ではベータ細胞が増えることを発見。その仕組みを詳しく調べ、分泌物を運ぶ導管の近くに幹細胞を見つけた。ベータ細胞を含む「ランゲルハンス島」(膵島)の様々な細胞を生み出すらしい。

 糖尿病の治療では、膵島移植が行われるが、膵島を培養して増やさなければならない。幹細胞の発見で膵島移植が効率よく実施できると期待される。



 これは新たな糖尿病治療となりうるかも。

 手術をしなければいけない膵臓移植と異なり、膵島移植はβ細胞のある膵島を注射して肝臓に蓄積させることで、肝臓でインスリンを分泌できるようにしてやろうという技術です。

 幹細胞の発見で、その手法をよりやりやすくすることができるようになるかもしれません。1型糖尿病の治療が進歩すれば、全国に数多くいる糖尿病患者のQOLも大幅に向上すると思われます。

関連
医学処:1型糖尿病の治療としてES細胞を膵臓細胞にして移植する技術
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posted by さじ at 04:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 内分
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