舛添要一厚生労働相は十九日、長野県飯田市での国民対話集会で、医師不足問題について、「医者は十年後にしか育たない。仮に、いま足りない医師をばーんと増やしたら、十年たったら余って医者のホームレスが生まれることになる」などと述べました。
参加者から出された「地域から産科医がいなくなってしまう」「医師の過酷な勤務をなんとかしてほしい」という要望に答えるなかで、発言したもの。日本の人口千人当たりの医師数はOECD(経済協力開発機構)加盟三十カ国のなかで二十七位という低い水準にあり、国際的にみて、十二万―十四万人も足りないのが現実です。舛添氏の発言は、厚労行政の責任者としての資格を疑わせるものです。
舛添要一、少しというか、かなりヤバいですね。
今、現状として産科医だけでなく全ての科、全ての病院で医師が不足しているというのに、10年後に医師がホームレスになるぐらい増えるというのは、全く現状を把握していないとしか言いようがありません。
こんなに医療の現場を知らない人が厚生労働省の大臣なんかやってていいんでしょうか。日本の医療が舛添要一のせいで崩壊へ向かってしまうかもしれません。
今の医師数を1.3倍に増やしても全然大丈夫ですから、思い切ってやっちゃって下さいよ。
舛添厚生労働相「産科医増員対策!」
少数でも、人格者の方が良い。
舛添氏の発言は、また別の話。
高齢化で、若年層の患者が減るかもしれないから何とも言えないけどね。
以前米国のDSMを勉強した時ホームレスのかなり
の部分が精神疾患のような記述があった記憶がある
のですが日本でもそうなのでしょうか?
もしそうなら療養施設に保護入所させるべきだと思う
のですが・・・
その通りですね。医師が増えればたらいまわしなんてこともなくなりますし、徹夜明けで疲労困憊状態にある医療従事者が医療ミスをすることもなくなるでしょう。
>>名無しさん
んー、確かにそれはそうかもしれませんが、その人格者を酷使しすぎてボロ雑巾のようにしてしまっているのが、今の日本の医療の現状だと思います。
高齢化に伴って、治療できないような疾患、例えば認知症などが増加すると、それに従事する医師の増加が要求されてきますが、現状だと厳しい気もしますね。認知症ですと家族も医師に要求するものが凄く増えますが、それが満たされるためには現状では正直厳しいような気も。
>>イクラさん
どうなんでしょう。ホームレスの一部は精神疾患を持っていても不思議ではないと思いますが。ニートや引きこもりを精神疾患とするのかどうか、という感じですかね。「親」がおらず、寝ていてもお金が降ってこない状況に彼らが陥ったら、それはホームレス状態になるわけですし。日本ではただ働く場所がなく家賃がないという人がホームレスになるような気もします。あまり詳しくないので断定的なことは言えませんが。アメリカは、戦争後の退役絡みでホームレスが増えているのかもしれません。その場合ですと、精神疾患の一部に該当するかもしれませんね。
そうしたら人件費もそんなに増えないかもしれない。
業務分担もよく考えたほうがいいでしょうね。
事務仕事は医師はしないとか無資格者でも出来ることはやるとか事務方がえばっているような時代も終わったんではないのかな。
看護師の数も恐ろしいほど足りていないのが現状です。今はどこの病院でも看護師大募集中です。まさに空前絶後の人手不足・・・これも厚生労働省のお達しのせいなんですけどね。あと助産師、産婦人科医の不足で、看護師に内診をやらせたらどうだという意見もあったんですが、ダメであると却下されたっぽいです。命を扱う場だからこそ、資格の分業に慎重なんでしょうねぇ・・・。