大韓韓方医協議会は、今月2日と3日、MBC(文化放送)で放送されたドラマ『ニューハート』で韓方薬(韓国式の漢方薬)を投げ捨てるなどの内容に対し、該当ドラマ番組の関係者を韓方医師の信用棄損罪でソウル南部地検に告訴状を提出したと14日、明らかにした。
協議会側は「医学ドラマの場合、信頼できる資料と検討を重ねて制作、放送されるべきにも関わらず、視聴者に対し、根拠もなく韓方医が扱う韓方薬に対する否定的な認識を植えつける内容を放送し、韓方医師の信用を大きく傷つけた」と説明した。
特に協議会は同ドラマの制作チームがドラマ放送後に告訴人をはじめとする韓方医らの強い抗議を受け、6、7話で問題になったシーンについて再放送の際に削除することを約束までしたのに、インターネットサービスのiMBCを通じた再放送では問題のシーンがそのまま放送されたとも指摘した。
一方、チェ・バンソプ協議会会長は、ドラマで問題のシーンが放送された翌日からMBCに謝罪を促す1人デモも行っている。
まぁ、日本でも同じことがあったら猛烈に抗議するでしょうね。日本の漢方は中国の漢方と異なり、日本人向けに特化されています。更にその効果も、知識のある医師が処方すれば相乗効果が期待できるものです。
勿論、漢方薬にも間質性肺炎を起こすものとか、副作用があったり、疾患によっては禁忌となるものもあります。ですので漢方の専門家(もちろん医師。特に総合診療内科などのジェネラリストに多いです!)の指導が必要です。
日本は西洋医学と漢方の融合が見事に成功しているので、全身を整える目的の人や、何だか原因が分からないけど身体の不調(熱っぽい、咳が出る、鼻、耳、息苦しい等)がある人など、漢方を処方してもらうのも手だと思います。下手に素人判断するより、お近くの大学病院等の漢方外来に行かれてはいかがでしょう。
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この文からは判り兼ねるのだが。
特に韓国人なんて理にかなっていなくても感情で騒ぐから、
このようなブログ主の意見は如何なものか。
ブログ主が問題のシーンを見たのならわかるけども。
理にかなっていなくても感情で騒ぐのは対日感情とか、一般市民のようなもので、流石に韓国の医師会が抗議しているようなことが「感情で騒ぐ」程度のものではない、と思いました。
日本の健康医学番組でも、医療従事者にとっては単なる決め付けでしかなかったり、苦笑いするしかないような内容を放送しているのが現状です。お昼の「思いっきりナントカ」で司会者が紹介した疾患ではないかと、翌日になって大勢病院に訪れたりもしますし。番組と医学は、慎重にミックスされなければいけないように思います。